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在日外国人向け 「ワクチンパスポート/新型コロナウイルスワクチン接種証明書」基礎知識(2021年9月現在)

在日外国人向け 「ワクチンパスポート/新型コロナウイルスワクチン接種証明書」基礎知識(2021年9月現在)

公開日: 2021/09/27

最近、テレビなどで耳にすることもある「ワクチンパスポート」。「新型コロナウイルスワクチン接種証明書」や、接種会場でもらえる接種済証とはどう違う?いつ使うの?申請場所や条件は?勘違いしやすいポイントとともに、ワクチンパスポートの基本情報を徹底紹介します。
※ 2021年9月記事公開時の情報です

1.海外渡航を予定している人に対してのみ発行される「ワクチンパスポート」

1.海外渡航を予定している人に対してのみ発行される「ワクチンパスポート」

新型コロナウイルスワクチンの接種が済んでいることを証明する書類としては、接種後に接種会場でもらえる「接種済証」、「接種記録書」(いずれもワクチンのロット番号シールが貼付されているもの)があります。

一方、ワクチンパスポートは、正式には「新型コロナウイルスワクチン接種証明書」とよばれるもので、これらとは異なり、海外渡航を予定している人に対してのみ、発行するものです。提示すれば、入国時、隔離やPCR検査の免除など、防疫措置の緩和を受けることができます。
詳細は、以下のサイトや駐日大使館のサイトを参考にしてください。

記載内容
姓名、生年月日、国籍・地域、旅券番号といった基本情報のほかに、1回目および2回目の接種時のワクチンの種類、メーカー、製品名、接種年月日といった接種情報、最後に、証明書発行者である所属の自治体、証明書IDが記されます。
発行形式
2021年9月現在、書面のみ。デジタル化に向け、準備を進めており、2021年12月には、オンラインで発行でき、スマートフォンQRコードを表示・利用できるようになる予定です。

2.渡航予定国・地域すべてがワクチンパスポートを利用できるわけではない!

2.渡航予定国・地域すべてがワクチンパスポートを利用できるわけではない!

ワクチンパスポ―トは渡航先のすべての国・地域で有効なわけではありません。渡航先で、ワクチンパスポートを提示することにより防疫措置の緩和等が認められる国・地域かどうか、またどういった緩和があるのか、事前に確認を。

また、「搭乗前3 日以内に検査したPCR 検査陰性証明書の提出」、「入国後、一定期間、政府指定施設での隔離」など、入国時の諸条件は各国さまざま。また、そもそも、入国制限をしている国・エリアもあります。

事前に以下のサイトおよび駐日大使館などのサイトを確認してくださいね。

3.自治体ごとに異なる!申請方法や必要書類

3.自治体ごとに異なる!申請方法や必要書類

申請対象
新型コロナウイルス感染症のワクチンの接種を受けた人、そして海外渡航のために必要な人。この2点がクリアになっていることが条件です。

申請先
ワクチンの接種券を発行した市町村へ。通常は住民票のある市町村です。

必要な書類
(1)申請書。各自治体で配布しています。
(2)海外渡航時に有効なパスポート。注意点は接種証明書に記載されるパスポート番号と海外渡航時、使用するパスポートの番号が一致していること。パスポート申請中の場合、パスポートが交付された後、ワクチンパスポートを申請しましょう。
(3)接種券のうち「予診のみ」部分。もしない場合、マイナンバーやマイナンバーが記載された住民票の写し等が必要。接種を受けた時の住所が記載された本人確認書類でもOK。

出典:厚生労働省ホームページ

(4)接種済証又は接種記録書。紛失した場合、予診票の写し(本人控え)でもOK。

申請手続き方法
申請の手続き方法は、各自治体により異なり、郵送でのみ受付・交付している場合、自治体に出向き、窓口で即日交付している場合などさまざま。交付までの所要日数は、郵送の場合は、5~20日間かかることも。窓口申請の場合、事前予約が必要なこともあるので各自治体のHPなどを確認してくださいね。
また、郵送の場合、必要書類として、切手が貼られた返信用の封筒が必要となります。

申請費
原則無料。住民票写しを取得する場合の費用や、返信用封筒・切手は申請者の自己負担。

Q出国する予定がないのに申請できる?

いいえ。海外渡航を目的とした場合にのみ申請できます。

Qどのメーカーのワクチン接種でも申請できる?

日本国内で接種したのなら、製造元がどれであっても申請可能です。

Q1回目のワクチンのみでも申請できる?

1回でも証明書の発行は可能ですが、海外渡航に際し、相手国から有効な接種証明と認められない可能性があります。
2回目接種を終えてから申請したほうがベター。

Q海外で接種した人も申請可能?

いいえ。日本の予防接種法に基づいた接種でない場合、申請はできません。

Q2か国以上訪れる場合、複数枚申請できる?

訪問先の国では、あくまで「提示」するだけのため、複数枚必要ではありません。1度の申請につき1部のみ交付可能です。

Q日本帰国時、帰国後も活用できる?

接種証明書は日本への帰国時には利用できません。海外から日本へ入国する場合は、渡航先を出国する前72時間以内に受けた検査結果の証明書の提出が必要です。また、検疫所が確保する宿泊施設での待機、その後、14日間の公共交通機関の不使用、自宅等での待機、位置情報の保存・提示等が求められています。

4.デジタル化?日本国内でも活用する?今後の「ワクチンパスポート」

4.デジタル化?日本国内でも活用する?今後の「ワクチンパスポート」

日本の行政機関のひとつであるデジタル庁は、接種証明書の電子交付を2021年度内にスタートさせる方針を明らかにしています。海外渡航目的だけではなく、国内での利用も想定したもので、スマホアプリから申請と取得を行い、二次元コードによる電子交付とAPIの提供を検討しています。

フランスでは、飲食店や映画館、長距離交通機関などで提示義務がある「衛生パス」の使用が始まっていますが、日本ではどう運用していくかはまだ検討段階です。

2021年9月23日現在、日本国内で必要回数のワクチン接種完了した人の割合は人口の55.8%で半数を超えました。
どの感染症に対するワクチンでも、その効果は100%ではなく、新型コロナウイルス感染症のワクチンも、接種後でも感染する「ブレークスルー感染」の可能性もあります。接種後も、3密(密集・密接・密閉)を避けるといった感染症対策を継続することが大切です。

また現時点日本では任意接種であり、健康上の理由で打ちたくても打てない人、副反応などが心配な人もいます。未接種の方に不利益を与えることにならないようにするなど課題も多いと言われています。

5.接種証明書の一般的・制度的事柄に関する質問 問合せ先

厚生労働省 新型コロナウイルスワクチンコールセンター
電話番号:0120-761770(フリーダイヤル)

対応言語・受付時間(土・日曜、祝日も実施)
・日本語
・英語
・中国語
・韓国語
・ポルトガル語
・スペイン語:9~21時
・タイ語 :9~18時
・ベトナム語 :10~19時

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