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在日外国人向け新型コロナウイルスワクチン接種基礎知識(2021年6月現在)

在日外国人向け新型コロナウイルスワクチン接種基礎知識(2021年6月現在)

公開日: 2021/07/05

日本国内でCOVID-19(新型コロナウイルスワクチン)のワクチン接種が急速に広まっています。日本に住んでいる外国人は摂取できる?お金はかかる?在日外国人が知っておくべき「ワクチン接種の基礎知識」をQ&A方式でご案内します。

目次
  1. ■日本のCOVID-19ワクチンについて
  2. Q.現在の摂取状況は?
  3. Q.「大規模接種」とは?
  4. Q.大規模接種会場の予約状況は?
  5. Q.接種は日本に住む全員が必須?
  6. Q.「職域接種(職場接種)」とは?
  7. ■COVID-19ワクチンの種類や副作用について
  8. Q.日本が使用しているCOVID-19ワクチンの種類は?
  9. Q.摂取するワクチンの種類を選択できますか?
  10. Q. どんな副反応がありますか?ワクチンの種類によって違いますか?
  11. Q. アナフィラキシーの症状や対策はありますか?
  12. Q.接種を受けた後に副反応が起きた場合は?
  13. ■日本在住の外国人のワクチン接種について
  14. Q.日本に住んでいる外国人は接種を受けられる?
  15. Q.費用はかかりますか?
  16. Q.日本でワクチンを打つためには?
  17. Q.ワクチン接種したことをどのように証明する?
  18. Q.ワクチン接種について自分の国の言語で情報を知りたいときは?
  19. Q.ワクチンに限らず、COVID-19全般について外国語で相談できる窓口が知りたい
  20. Q.ワクチン接種のことでハラスメントを受けたら…

■日本のCOVID-19ワクチンについて

■日本のCOVID-19ワクチンについて

Q.現在の摂取状況は?

A.2021年6月17日から、接種券を持っている18歳以上の一般の方々も、東京と大阪に設置するCOVID-19の大規模接種会場の予約が可能になっています。

日本政府は1日あたりの接種回数が目標としていた100万回を超え、2回の接種を終えた人が1000万人を超えたと発表しています(6月24日現在)。

Q.「大規模接種」とは?

A. 自衛隊が東京と大阪に設置したCOVID-19の大規模接種センターのこと。電話、webサイト、専用LINEで予約ができます。

東京会場は東京都、埼玉、千葉、神奈川の1都3県、大阪会場は大阪府京都府兵庫県の2府1県に住む65歳以上の高齢者を対象に運営していました。

6月10日からは居住地の条件をなくし、接種の予約対象者を全国に広げ、17日からは64歳以下の人の接種が始まっています(18歳以上で自治体から届く接種券を持ち、今回が1回目の接種であることが条件)。

Q.大規模接種会場の予約状況は?

A.  防衛省・自衛隊の「大規模接種センターの概要 予約サイト案内(予約・受付案内)」ページで東京センター、大阪センターそれぞれの予約可能状況が確認できます。

キャンセルが出た場合に都度その枠が解放され、前日23時59分まで予約できるので、キャンセル待ちをする方は予約専用Webサイトの状況を確認してください。

Q.接種は日本に住む全員が必須?

A.接種を受けることは強制ではありませんが、厚生労働省は接種を勧めています。本人への同意がないまま、強制的に接種することはないので、安心しましょう。

Q.「職域接種(職場接種)」とは?

企業や大学などの職域単位でワクチンの接種を行うものです。6月21日から開始しており、モデルナ社製のワクチンが接種されます。

手元に接種券が届いていない場合でも受けられますが、本人確認書類が必要です。

また、会場は会社が用意するため、国や自治体が用意した会場では接種しません。もし、勤め先の会社や通っている学校が職域接種を始めても、通常の摂取同様、本人の意思によって接種を決めることができます。

※厚生労働省は6月25日から職域接種に係る新規の申請の受付を一旦休止しています

■COVID-19ワクチンの種類や副作用について

■COVID-19ワクチンの種類や副作用について

Q.日本が使用しているCOVID-19ワクチンの種類は?

A.現在、日本国内で供給されているワクチンは、ファイザー社と武田/モデルナ社のワクチンの2種類があります。好きなワクチンを選べるのではなく、ファイザー社は12歳以上、武田/モデルナ社のワクチンは18歳以上(ともに接種日時点)と決まっています。

Q.摂取するワクチンの種類を選択できますか?

A.基本は選択ができません。また、1回目と2回目で異なるワクチンを接種することもできないのを覚えておきましょう。

現在、供給されているワクチンの種類については、ひとつ上の質問「日本が使用しているCOVID-19ワクチンの種類は?」を確認してください。

Q. どんな副反応がありますか?ワクチンの種類によって違いますか?

A.現在、日本で接種が進められているワクチンには、次のような副反応がみられことがあると発表されています。

・接種後に注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢、発熱など

そして、これらの症状のほとんどは数日以内に回復しているそうです。

Q. アナフィラキシーの症状や対策はありますか?

ニュースなどで聞かれる「アナフィラキシー」とは、急性のアレルギー反応のことです。これまでに、ごくまれな頻度でアナフィラキシーが発生されています。ただし、重大な懸念は認められないとして、ワクチン接種体制には現在変更がありません。

もし、アナフィラキシーが起きたときには対応ができるよう、接種会場や医療機関では医薬品などの準備がされています。接種後、会場で15~30分程度、副反応が出ないか観察するため、即座に帰宅することは通常できません。

Q.接種を受けた後に副反応が起きた場合は?

A.救済制度が設けられています。接種により、健康被害が生じた場合には、厚生労働省が定める「予防接種法」に基づいた救済が受けられます。具体的な給付の種類は、厚生労働省「予防接種健康被害救済制度」を確認しましょう。

■日本在住の外国人のワクチン接種について

■日本在住の外国人のワクチン接種について

Q.日本に住んでいる外国人は接種を受けられる?

A.原則として、日本国内に居住中の外国人は、接種の対象となります。外国人向けに、外国語や簡単な日本語でワクチン接種の案内をWebサイトで掲載している自治体もあるので、摂取状況や接種方法が気になる場合は調べてみてください。

Q.費用はかかりますか?

A.全員、無料で受けられます。

Q.日本でワクチンを打つためには?

A.地方自治体から、住んでいる住所宛に接種券と案内が届きます。自治体によっては、他所より接種が遅くなる場合もありますが、厚生労働省は「やがて接種できるようになるためしばらく待つように」とWebサイトで呼びかけています。

Q.ワクチン接種したことをどのように証明する?

A.ワクチン接種後に必要情報が記入された接種済証が発行されます。万が一、この証明書を紛失しても、自治体に申請ができます。

また、英語版が必要な場合、お住まいの自治体で発行手続きをしてもらえる場合があります(事前に確認が必要です)。自治体によっては、医療機関に確認するため申請から2~3カ月かかる場合もあるので、必要な人は早めの申請がおすすめ。

政府は将来的にスマホで管理する「ワクチンパスポート」発行を進めていて、氏名や国籍、旅券の番号のほか接種した日付などを明記する予定です。

Q.ワクチン接種について自分の国の言語で情報を知りたいときは?

A.厚生労働省のWebサイト「新型コロナワクチンについて」に、ワクチンの説明書と接種のお知らせがあります。

Q.ワクチンに限らず、COVID-19全般について外国語で相談できる窓口が知りたい

A.厚生労働省のWebサイト内にある、COVID-19に関する外国語対応ページの一覧から、各国言語のページにアクセスできます。21の国と地域の言語から選択可能です(6月24日現在)。

Q.ワクチン接種のことでハラスメントを受けたら…

A.厚生労働省による「総合労働相談コーナー」には、外国語での相談窓口があります。無料、予約不要、秘密厳守なので、勤め先で相談しづらいことは気兼ねなく聞いてみましょう。総合労働相談コーナーの所在地は、Webサイトから確認できます。

外国人だとしても、日本在住であれば、日本人と同じように摂取対象者となります。国や自治体から、外国語での情報発信も盛んに行っているので、ぜひチェックしてみましょう。

※本記事は2021年6月24日時点の情報です。最新情報は、厚生労働省またはお住まいの地域のWebサイトをご確認ください。

参照:
新型コロナワクチンQ&A/厚生労働省(日本語)

Novel Coronavirus (COVID-19)/Ministry of Health, Labour and Welfare

COVID-19 Multilingual Guide/Ministry of Health, Labour and Welfare

Telephone Consultation Service for Foreign Workers/Ministry of Health, Labour and Welfare

コロナワクチンナビ/厚生労働省

Written by:田中 ラン

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