自炊をしていると、余った材料で何を作ろうか悩むことはありませんか? 今回は過去に公開した記事の中から、「トースト1枚」「チーズ」が家にあった場合の外国人おすすめ料理をご紹介します。
アメリカはクリーミーなアボカドが主役
まず、アメリカ人女性が教えてくれたトーストにのせるものとは?
「アボカドがベストでしょ!塩をちょっと振ってチリソースをかけるの。チーズがあってもいいかもね」(アメリカ/女性/20代)
アボカド&チリソースってカフェにもありそうな組み合わせ。メキシコや中米を原産地とするアボカドはアメリカ人にとって身近な食材のようです。濃厚な味わいとクリーミーな食感がトーストになじんで美味しそう。ピリッとしたチリソースは食欲をそそりますね。
シンガポールの「カヤトースト」がひどくウマいらしい!
「カヤというココナッツから作られたスプレッドをのせるかな。甘いものが好きで、特にカヤトーストは子どもの頃から食べてきたローカル料理だから!」(シンガポール/女性/20代)
「カヤ」は「カヤジャム」とも呼ばれ、ココナッツミルクと卵と砂糖を煮詰めて作られるもの。シンガポールに行けばお土産として売られているらしく、「カヤトースト」を食べられるお店も多いそう。ココナッツミルクの優しい味わいにハマってしまう日本人も続出しているとか。死ぬ前に一度は食べてみたい!
政治家もトリコにする台湾のピーナッツバター
「台湾の甘じょっぱいピーナッツバター。前の総統が愛用していて、当選したら大人気になったの!」(台湾/女性/30代)
台湾では政治家の馬英九氏もお気に入りのピーナッツバター「福源花生醬」が大流行中とのこと。ピーナッツの濃厚な味と香りが美食家たちをうならせているそう。お土産としてもポピュラーな商品。こちらも、いつか台湾に行った際にはぜひ購入を。
チーズ消費国世界第一位のフランスは「ラクレット」
続いてはチーズを使った料理です。まずはチーズ消費国世界第一位のフランスから!
「ラクレットは冬の定番チーズ料理。フランスの家庭には、だいたいラクレット用の鉄板があると思う」(フランス/男性/40代)
日本ではあまりなじみがありませんが、「ラクレット」とは、ラクレットチーズの表面を温めて溶かしたものを削って、ジャガイモなどにつけて食べる料理。アニメ『アルプスの少女ハイジ』の中で、おじいさんが焼いてパンにつけてハイジが食べていたのがまさにコレ。もとはスイスが原産のチーズで、チーズフォンデュと並んでスイス料理としても有名。フランスでも家族や友人たちを招いて食べる定番料理のようです。
チーズは「そのまま」が一番!なイタリア
「チーズはいろんな種類を買ってきて、そのまま食べるのが一番。強いて言えば、シンプルにハムとチーズのサンドイッチかな」(イタリア/男性/30代)
チーズは調理せずにそのままがベスト、というご意見もごもっとも。また、サンドイッチもシンプルにチーズのみ、チーズとハムだけというのもヨーロッパではよく見かけますよね。これもまた、素材を生かす組み合わせです。
台湾ではチーズ入りの台湾風クレープ「タンビン」がポピュラー
「台湾ではクレープみたいな、玉子焼きみたいなタンビンというものがあって、チーズ入りはすごくおいしいよ」(台湾/男性/20代)
タンビン(蛋餅)は、台湾では朝ごはんの定番のひとつでもあるそうで、クレープの生地のなかに、焼いた玉子やネギなどの野菜を入れて皮で包んで食べるもの。
ブリトー(トルティーヤに具材を包んで巻いたもの)に近いですが、生地はよりモチモチとした食感で、見た目は玉子焼きのようです。これにチーズを入れたら、間違いなくおいしそうですよね。タンビンそのものは、家庭でももちろん、屋台でも手軽に食べられるそうなのでぜひ一度、本場で食べてみたいものです。
見ているだけでも、お腹が空いてきました! トーストとチーズが家に余っている人は、今回外国人が教えてくれた料理を作ってみませんか?
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。
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