外国人はチーズがあったら何を作る?世界で愛されるチーズレシピを外国人と日本人に聞いてみた!

外国人はチーズがあったら何を作る?世界で愛されるチーズレシピを外国人と日本人に聞いてみた!

Update: 2017/09/15

近年、日本は空前のチーズブームと言っても過言ではありません。それを裏付けるのが、農林水産省が発表している「チーズ需給表」。過去25年の間に、日本のチーズ総消費量は倍以上になっており、昨年度も過去最高を更新中。ちなみに、世界一の消費量を誇るのはフランスで、日本の約10倍です。まだまだ足元にも及びませんね。

そこで、今回は「好きなチーズ料理&チーズ料理と言えば何?」というテーマで、外国人と日本人を対象にアンケートを実施しました。「そんな料理が定番?」なのか、「やっぱりこれだよね」なのか、果たしてどのような結果になったのでしょうか!?

チーズ消費国世界第一位のフランスは「ラクレット」

チーズ消費国世界第一位のフランスは「ラクレット」

「ラクレットは冬の定番チーズ料理。フランスの家庭には、だいたいラクレット用の鉄板があると思う」(フランス/男性/40代)

日本ではあまりなじみがありませんが、「ラクレット」とは、ラクレットチーズの表面を温めて溶かしたものを削って、ジャガイモなどにつけて食べる料理。アニメ『アルプスの少女ハイジ』の中で、おじいさんが焼いてパンにつけてハイジが食べていたのがまさにコレ。もとはスイスが原産のチーズで、チーズフォンデュと並んでスイス料理としても有名。フランスでも家族や友人たちを招いて食べる定番料理のようです。

スペインでは焼いたチーズを味わう「山羊チーズinサラダ」

スペインでは焼いたチーズを味わう「山羊チーズinサラダ」

「チーズの定番と言ったら、山羊のチーズを焼いてのせたサラダ(Ensalada de queso de cabra)だよ。あとは、チコリとブルーチーズのサラダ(Envidas Con Roquefort)!」(スペイン/男性/40代)

スペインでチーズといえば、牛よりも羊や山羊のほうが一般的だそう。さらに焼いたチーズをサラダに乗せるとは、なんともおしゃれな感じがします。山羊のチーズの濃厚な風味は、生の野菜と合わせてサラダとしていただくのがぴったりでしょう。また、さっと焼くことで食べやすくなるそうなので、一度は挑戦したいレシピです。

また、独特の苦みとシャキシャキした歯ざわりで、ヨーロッパではサラダの定番野菜がチコリ。チコリは癖の強いブルーチーズとの相性が抜群だとか。調理法ではなく、素材そのものの味や個性を生かして組み合わせるというヨーロッパならではのサラダです。

チーズは「そのまま」が一番!なイタリア

チーズは「そのまま」が一番!なイタリア

「チーズはいろんな種類を買ってきて、そのまま食べるのが一番。強いて言えば、シンプルにハムとチーズのサンドイッチかな」(イタリア/男性/30代)

チーズは調理せずにそのままがベスト、というご意見もごもっとも。
また、サンドイッチもシンプルにチーズのみ、チーズとハムだけというのもヨーロッパではよく見かけますよね。これもまた、素材を生かす組み合わせです。

インドは「パニール」をカレーと一緒に楽しむ

インドは「パニール」をカレーと一緒に楽しむ

「チーズと言えば、パニール。パニールのカレーが定番です」(インド/男性/30代)

インドのチーズは、パニールというもので、私たちが普段食べている西洋のチーズとはちょっと違います。食感はポロポロとしたカッテージチーズのようで、見た目はまるでお豆腐インド料理屋さんなどでは、ほうれん草とパニールのカレーがよくみられます。チーズ料理でもカレーが出るとは、さすがインドです。このパニール、作り方も簡単だそうなので、手作りチーズに挑戦してみたい方におすすめ。

台湾ではチーズ入りの台湾風クレープ「タンビン」がポピュラー

台湾ではチーズ入りの台湾風クレープ「タンビン」がポピュラー

「台湾ではクレープみたいな、玉子焼きみたいなタンビンというものがあって、チーズ入りはすごくおいしいよ」(台湾/男性/20代)
 
タンビン(蛋餅)は、台湾では朝ごはんの定番のひとつでもあるそうで、クレープの生地のなかに、焼いた玉子やネギなどの野菜を入れて皮で包んで食べるもの。ブリトー(トルティーヤに具材を包んで巻いたもの)に近いですが、生地はよりモチモチとした食感で、見た目は玉子焼きのようです。これにチーズを入れたら、間違いなくおいしそうですよね。タンビンそのものは、家庭でももちろん、屋台でも手軽に食べられるそうなのでぜひ一度、本場で食べてみたいものです。

日本人はイタリア料理全般でチーズを堪能!

日本人はイタリア料理全般でチーズを堪能!

「チーズと言ったらピザが一番!」(日本/男性/30代)

ピザトーストが一番好き」(日本/男性/20代)

「家にあったら、とろけるチーズをグラタンかドリアにして食べるのが多いかな」(日本/女性/20代)

「モッツァレラチーズをカプレーゼにして食べるのが好き!」(日本/女性/30代)

チーズ=イタリア料理というのが、多くの日本人のイメージ。イタリア人は「そのまま食べたい」という回答にもかかわらず、なんとも面白い結果です。
ちなみに、インドネシア、ベトナムの方も、自国の料理でチーズを使うことはあまりなく、チーズといえばピザパスタといった回答でした。やはりチーズ消費が多いヨーロッパ圏に比べると、アジア圏でオリジナルのチーズ料理というのはなかなかないようです。

ただ、変化球のアレンジレシピとして、「豆腐にチーズをかけて焼いた豆腐グラタン風」、「カレーにチーズトッピング」、「スライスチーズを電子レンジでチンしたチーズせんべい」、「玉子焼きにチーズ」、「トーストに味海苔とスライスチーズ」という、和風アレンジも挙がりました。

日本独自のオリジナルチーズにも注目!

日本独自のオリジナルチーズにも注目!

「日本のチーズって、とろけるチーズ、ひとくちチーズ、さけるチーズとか、食べ方や調理法で種類がたくさんあるよね」(日本/女性/30 代)

「さけるチーズがあれば、何もいらない」(日本/女性/30 代)

「柚子胡椒のチーズと梅しそ味のチーズが好き。ビールと合う!」(日本/女性/30 代)

たしかに、日本ならではの素材を加えて加工したチーズも多くみかけます。逆に、これらは本場ヨーロッパにはないめずらしいチーズですから、ぜひ外国の方にも食べていただきたいですね。

そのまま食べても調理でアレンジしてもおいしい万能アイテムのチーズ、ぜひいつもの食卓に一品加えてみてはいかがでしょうか?

Written by:

ヤジマミユキ

ヤジマミユキ

1983年生まれ。社会人教育関連会社で企画編集&事業開発~営業を経て、現在は趣味と仕事を兼ねたマルチキャリアを目指し、ライター×ヨガ講師×旅人の三足のわらじで活動中。ファッションや日本文化、音楽など、カルチャーの分野も大好物。

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