
業務内容や勤務地が明確に決まったうえで採用する「ジョブ型」雇用の欧米諸国とは異なり、「年功序列」「終身雇用」を前提とし仕事内容や勤務地を明確に定めない「メンバーシップ型」雇用の場合が多い日本の企業では、入社後にギャップを感じる人が多いといわれています。では実際、日本で働く人々は入社後にどのようなギャップを感じているのでしょうか?
アンケート調査や過去のインタビューから、日本人と外国人それぞれの実態&意見を紹介します。(コメントは回答者の個人的な意見です)
日本人は入社後「悪い意味で違った」と感じる人が多い

ベースメントアップスが2019年11月、日本の社会人200人を対象に行ったインターネット調査では、「現在勤めている会社は入社前のイメージとギャップはありますか?」の設問に対し、64%が「悪い意味で違った」、12%が「イメージ通り」、10%が「良い意味で違った」、14%が「分からない」と回答しました。
入社後に感じたギャップについては「仕事内容や配属」「社風」「ワークライフバランス」「人間関係」「給与や待遇」などさまざまな意見が挙げられました。
「給与や待遇」に関連して、同じくベースメントアップスが2019年11月、日本の社会人217人を対象に行った「ボーナスの支給額」に関する調査では、18%が「ボーナスの支給はない」、30%が「1カ月分」、26%が「2カ月分」、26%が「4カ月分」と回答しています。
外国人が日本で働いてショックを受けたことは?

過去にLIVE JAPANが日本で働く外国人数名に行ったインタビューによると「交通費や各種手当などの福利厚生が充実している」といった肯定的な意見がある一方、残業や飲み会、ルーズな会議など、「話が違う!」と感じるポイントも多々あるようです。
「アメリカでは基本、交通費は自己負担なので支払ってくれる日本の会社はすばらしい」(アメリカ人)
「定時があってないような気がする。サービス残業をする人も多いし。アメリカ人は時間になったら、当たり前に絶対に帰るよ」(アメリカ人)
「日本で働いていて特に不思議だったのは、残業したあとに同僚たちと遅くまで飲んでいること!ただ、そういう飲みの席だからこそ普段関われない人と話せたり、違う一面が見えるのはうれしい発見だったわ」(台湾人)
「働き方改革」が叫ばれている昨今の日本企業。外国人たちの意見も参考に、あらゆる立場の人が働きやすい環境の会社が増えるといいですね。
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