日本でバーベキューを楽しむためのヒント

日本でバーベキューを楽しむためのヒント

Update: 2017/09/07

日は長くなり、気温も上がる夏は、友人や家族と団欒のひとときを過ごすには最適の季節だ。しかし、東京には自宅でバーベキューができる庭を持つ家はほとんどない。もし、バーベキューができるようなスペースを持っていても、家と家が密集して立ち並ぶ都心では、近隣住民の迷惑になりかねない。こうした環境から、東京では独特のバーベキュー文化が導き出され、定着した。では、東京の人々はどのようにしてバーベキューを楽しんでいるのだろうか。

東京のBBQスポット

東京のBBQスポット

東京では自宅でバーベキューを楽しむことは難しいが、公園でなら心置きなくバーベキューが可能だ。バーベキュー機材の持ち込みを許可する公園も多く、中にはバーベキューに必要なものを全てレンタルできる公園もある。つまり、手ぶらでバーベキューが楽しめるということで、電車やバスなど公共交通機関での移動が多い都心部では非常に便利なシステムだ。常に多くの人々でごった返す東京で大きな荷物を持ち運ぶのはやはり大変。そんな都心の環境に応じたシステム体系である。

(なお、以下で紹介するスポットのウェブサイトは日本語版しかないが、Chromeの翻訳機能やGoogleのiTools Web Translatorからアクセスすれば英語でも読むことができる。あるいは日本語ができる友人を誘い、予約などを手伝ってもらうのもいいだろう。バーベキューは親交を深める最高の場だ!)

葛西臨海公園

葛西臨海公園

東京ディズニーリゾートや旧江戸川を臨む「葛西臨海公園」は東京23区内で最も広い公園。ここには様々な遊具のほか、広々としたバーベキュー広場がある。また器材や食材など、必要なものすべてが揃ったパッケージプランも用意されている。4名からの利用で最安プランは大人1人2980円。またパッケージプランではなく、必要な器材だけレンタルすることも可能。利用には公園のウェブサイトでの予約が必要で、非常に人気なので、早めの予約がおすすめ。

  • 葛西臨海公園
    • 住所 〒134-0086 東京都江戸川区臨海町6丁目2

国営昭和記念公園

国営昭和記念公園

都会の喧騒から離れた閑静な佇まいが人気の「昭和記念公園」。東京都心部から電車で約30分の場所に位置し、美しい日本庭園と西洋庭園が有名なこの公園にも、手ぶらでバーベキューができる施設が備わっている。バーベキューガーデンでは器材のレンタルはもちろん、お肉や魚介類、野菜、麺などの購入も可能。料金は、器材一式と食材の盛り合わせ(炭火焼ライトコース2400円、レギュラーコース3400円、デラックスコース3900円の3コース)がセットになっている。人数に合わせてメニューを調整できる。また、器材一式が6700円、炭の入ったグリル単品が3600円のレンタルプランもある。ここも予約必須の非常に人気バーベキュースポットなので、早めに昭和記念公園ウェブサイトまたは電話にて予約を。

  • 国営昭和記念公園
    • 住所 〒190-0014 東京都立川市緑町3173

多摩川緑地バーベキュー広場

多摩川緑地バーベキュー広場

二子玉川駅から徒歩5分、多摩川のすぐそばに位置する「多摩川緑地バーベキュー広場」。こちらでは器材はレンタル可能だが、食材は各自持参が必要となる。料金はバーべキューコンロが2,100円のほか、人数に合わせ、大きめのコンロで3,000円、9,000円のプランもある。ここの魅力は何といっても川に入って遊べること。うだるような暑さの日には、川遊びにバーベキューは最適だろう。利用料金として、500円が必要となるので、予め用意をしておこう。レンタルに関する問い合わせ・予約は、公園のウェブサイトまで。

  • 多摩川緑地バーベキュー広場
    • 住所 〒213-0003 神奈川県川崎市高津区瀬田先

そなエリア東京バーベキューガーデン

そなエリア東京バーベキューガーデン

レンタル費用は一切不要で入場料(中学生以上1030円、小学生520円、未就学児無料)のみで利用できる「そなエリア東京バーベキューガーデン」。テーブルコンロや炭・着火剤、プレートなどバーベキューに必要な器材はすべて無料で、また食材は単品メニューのほか、セットメニュー(1050円~/1人)の購入が可能。予約は公式ウェブサイトまで。

  • そなエリア東京バーベキューガーデン
    • 住所 〒135-0063 東京都江東区有明3丁目8番35号

日本のバーベキュー食材

日本のバーベキュー食材

さあ、気になるバーベキュースポットはあっただろうか。続いて、日本のバーベキューではどんな食材が人気なのか見てみよう。

ソーセージやとうもろこし、お肉など、諸外国のスタイルと基本的にはそれほど変わらない日本のバーベキュー。しかし、島国・日本では魚介類が豊富に獲れる。バーベキューでも海の幸はふんだんに楽しまれ、なかでもイカは定番食材のひとつ。甘い醤油の香りが香ばしいイカの丸焼きは、見た目にも味にも日本のバーベキューを象徴するものなので、その味わいを思わず友人や家族に自慢してしまうこと請け合いだろう。そのほか、エビやハマグリ、ホタテなども人気の食材としてお馴染み。

焼き鳥焼肉もバーベキューの定番。日本のバーベキューでは野菜も多く使われ、キャベツにニンジン、もやし、ピーマンなどを直接グリルで焼くことで栄養豊富な野菜を簡単に美味しく食べられる。とにかくバーベキューの食材にルールなんてない。美味しく楽しく食べられればOKだ。

バーベキューが終わったら

バーベキューが終わったら

バーベキューが終わったら、使用した場所の片付けをお忘れなく。次の利用者のために、綺麗にしておくのも大切なマナーである。ごみの分別のために、ごみ袋も持参しておこう。
ご覧いただいたように、東京でも手軽にバーベキューを楽しめる方法はたくさんある。友人と親交を深めるのにはもちろん、初対面の人と交友するのにもぴったりなバーベキューは、年齢問わず楽しめるので世代間のギャップも関係なし。とにかく東京でバーベキューの際に心得ておくべきは早めの予約。あなたもぜひ楽しいバーベキューのひとときを過ごしてみては。

※記事掲載時の情報です。

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