日本の料理店では、味だけでなく、調理していく過程の様子を見せて楽しませたり、料理以外の見どころを店に設けて客をもてなす文化がある。それらは日本独特のスタイルとなっており、旅行中に一見する価値がある。
エンターテインメントのバリエーション

食のエンターテインメントは、日本の食文化に欠かせない要素といえる。その内容は大きく2つあり、ひとつは調理する様子を見せて楽しんでもらうもの。料理人の技を間近で見せることで、その料理の価値を感じてもらったり、あるいは客みずからが調理の一部分を行って盛り上がったりする。また、料理とは別のエンターテインメントが提供される事もあり、マジックや歌やダンスのパフォーマンスなど、そこで用意されるエンターテインメントはさまざまで、料理を食べながら日本ならではの文化に触れられる。
エンターテインメントとしての調理

日本を代表する料理の「寿司」は、調理におけるエンターテインメントの代表といえる。カウンターに座って職人と向かい合い、職人は注文された寿司を目の前で握って出し、お客は握るテクニックを目の前で見ることができる。「天ぷら」も同様だ。また、できた寿司を皿ごとベルトコンベアに乗せ、店内中のお客の前を巡っていく「回転寿司」も日本ならではの光景ではないだろうか。さらに、鉄板で食材を焼く「鉄板焼き」や「お好み焼き」も、客の前に鉄板があり、職人が焼く様を見せる。あるいは、客が自分で焼く店もある。
エンターテイメントとしての接客

料理以外の付加価値をつけたエンターテインメントの代表は「メイド喫茶」。メイド喫茶は、食べ物のメニューに加えて、メイド服を着た女性店員と話したり写真を撮ったりできる。東京都赤坂には、店員がメイド服ではなく、昔の日本にいた「忍者」の格好をしている店もある。また、東京都新宿には、さまざまななロボットのショーを見ながら料理を楽しめる店もある。日本では有名な歌手や俳優などを真似て笑わせるコメディアンが多いが、彼らのショーを見ながら料理を楽しめる店も東京都に見られる。
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