日本には文化や歴史を記念したランドマークやモニュメントが全国各地にある。それらは日本にとって重要な歴史を象徴するだけでなく、日常生活に欠かせない施設となっている。その上、どの建造物も建築的な技術という観点から見ても素晴らしいものなのだ。
日本の代表的なランドマーク
東京の芝公園にある「東京タワー」、正式名称「日本電波塔」が、日本の代表的なランドマークといっていいだろう。高さは333メートル。関東エリア半径100キロメートル圏の電波をカバーしながら、耐風、耐火、耐震を考えて設計された高さだ。日本は地震が多い国のため、建築物は耐震を一番に考えている。今では、年間300万人が訪れる観光名所だ。
また、2012年には東京の新しいシンボル、東京スカイツリー(R)が開業した。高さは634メートル、展望デッキは高さ350メートルで東京の街並みを一望することができる。現存する電波塔の中で高さは世界一だ。
日本最速のエレベーター
横浜にある「ランドマークタワー」は70階建てで、高さは296.33メートル。「横浜みなとみらい21」は多くのオフィスが入っているが、このタワーはその中でも中核を担う超高層ビルだ。69階には地上273メートルから景色を見渡せる展望フロア「スカイガーデン」が。
エレベーターは日本最速で、分速750メートル。上りは中国の「上海タワー」が世界最速だが、下りの速度は今でも世界最速だ。またスピードだけではなく、騒音や振動にも配慮しており、乗り心地のよいエレベーターとなっている。
大阪のシンボル、通天閣
現在の通天閣は1956年に完成した二代目。塔自体の高さは100メートルだ。初代の通天閣は、近くにあった映画館からの延焼で焼失してしまったが、地元の人々の強い願いで再建されたのだ。2014年10月から8カ月間、地震の影響を免れるための工事が行われた。その工事は日本の技術を駆使しており、展望塔としては世界で初めて、その技術を取り入れた。工事中も営業を中断することなく行われた。
広島の原爆ドーム
1915年に、チェコ人の建築家によって設計された。1945年に広島に原爆が投下された際、ドームの一部が崩れたり吹き飛ばされるなどの被害を受けた。後に歴史的価値なども考えられ、補強しながら現在まで残っている。訪れる人に平和の尊さを無言で伝える象徴として大切に保存されている。日本の技術を詰め込み補修しているおかげで、耐震の面で問題はない。
長崎の平和祈念像
1945年8月6日に広島に原爆が投下され、長崎にはその3日後に投下された。平和記念公園の中にある、北村西望作の「平和祈念像」は、原爆の脅威と平和の尊さを伝えている。高さは9.7メートル、重さは30トン。神の愛と仏の慈悲を表しているといわれており、天に向けられた右手は原爆の脅威を、水平に伸ばした左手は平和を表している。
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