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はじめての谷根千はこう回ろう!

はじめての谷根千はこう回ろう!

更新日: 2020/07/10

昔ながらの下町風情を色濃く残す「谷中」「根津」「千駄木」。この3エリアは頭文字をとって「谷根千」(やねせん)とよばれ、商店街や史跡、路地裏などに多くの人が魅了されている。そんな谷根千の見どころを厳選して紹介する。

歴史的情緒あふれる「谷中霊園」を散策

歴史的情緒あふれる「谷中霊園」を散策

日暮里駅から少し歩くと谷中霊園が見えて来る。ここは1874年に公営墓地として開設され、約10ヘクタールにもおよぶ広大な敷地内には、学者や芸術家など数多くの著名人が眠る。近隣に点在する寺院も見どころ。春には園内の中央園路の桜並木が美しく咲き誇る。谷中霊園の散策で小腹が空いたら次は商店街へ。 (C)Tokyo Metropolitan Park Association

  • 谷中霊園
    • 住所 東京都台東区谷中7-5-24

商店街「谷中銀座」で食べ歩き

商店街「谷中銀座」で食べ歩き

霊園から御殿坂を10分ほど歩くと、谷中銀座に到着。商店街へ降りる階段は「夕やけだんだん」と呼ばれ、ここからきれいな夕やけをみることができる。全長170メートルほどの短い通りに70軒ほどの個人商店が軒を連ねる。メンチカツやイカ焼き、和風スイートポテト、カキ氷など美味しそうなものばかり。ひとしきり食べたら次は和雑貨ショッピングへ。

  • 谷中銀座商店街
    • 住所 110-0001 東京都台東区谷中3
      地図をみる
    • 最寄駅 日暮里 駅 (京浜東北線 / 山手線 / 常磐線 / 上野東京ライン / 日暮里・舎人ライナー / 京成本線 / 京成成田空港線(成田スカイアクセス))
      徒歩5分

日本の伝統工芸品なら「いせ辰」

日本の伝統工芸品なら「いせ辰」

谷中銀座から「よみせ通り」を5分ほど歩くと大通りにぶつかる。交番の方向へ進むと角に「いせ辰」がある。創業1864年。当時は錦絵と千代紙の版元だった。ここで購入したいのが「江戸千代紙」。江戸千代紙は絵柄が彫られた木版で和紙に刷りこまれた華やかな色彩が特徴の紙で、当時の江戸の風土に根ざした粋なデザインが多い。江戸千代紙で作られた小物をはじめ、日本の伝統文化を色濃く映し出したアイテムを購入できる。買い物が終わったら次は昼食へ。

  • 菊寿堂いせ辰
    • 住所 東京都台東区谷中2-18-9

こだわりのうどん「讃岐饂飩 根の津」

こだわりのうどん「讃岐饂飩 根の津」

いせ辰を出たら不忍通りを目指し南西に10分ほど歩くと「讃岐饂飩 根の津」に到着。とにかくうどんを楽しみたいなら冷たいうどんを注文しよう。同店のうどんはツルツルでもちもち、強い弾力のある食感が特徴。運ばれてくる時に香ってくる香ばしい匂いは小麦粉の香りだ。温かいうどんなら「釜めんたいバター」を。明太子、バター、シソ、ノリ、コショウがのっており、これをよく混ぜて食べる。粉チーズをかければ食べる手が止まらなくなる美味しさ。鴨肉とねぎがのった「鴨ねぎうどん」も人気がある。お腹が満たされたら次は根津神社へ。

  • 讃岐饂飩 根の津
    • 住所 東京都文京区根津1-23-16

由緒ある荘厳な「根津神社」を参拝

由緒ある荘厳な「根津神社」を参拝

「根の津」を出て、右へ進むと赤い大きな鳥居が見えて来る。根津神社は1900余年前に創祀したと伝えられている。見どころは1706年に完成した御社殿で、第二次世界大戦でも被災せず、社殿や唐門など7棟が国の重要文化材となっている。境内にある「乙女稲荷神社」の幾重にも続く鳥居が圧巻。また4月中旬から下旬にかけて、つつじ苑では約3千株ものつつじが咲き乱れる。帰路は千代田線・根津駅へ。途中の不忍通りでは、たい焼きや大学芋など和スイーツのお店に立ち寄るのもおすすめ。

※記事掲載時の情報です。
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※特記以外すべて税込み価格です。

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