施設説明

東京駅の近く大手町の一角に、平安時代の武将、平将門の首を祀った首塚がある。西暦10世紀に関東地方に比類なき武芸を誇った平将門は、関東地方を制覇した後、朝廷に反逆し討死をした。死後、彼は罪人として京都でさらし首となったが、その首が遠く離れたこの首塚に祭られるまでの経緯にはいくつか説がある。1つ目は京都でさらされた後、天皇が住む皇居の近くの観音堂に埋葬されたという説や怨念で首が京都からこの地に飛んできたものを祀ったという説だ。その他に13世紀に、荒廃した首塚に怒った将門の亡霊が江戸の民に祟りをもたらしたので、手厚く供養したという伝説も残る。塚そのものは関東大震災後大蔵省再建の際に撤去された。東京メトロ地下鉄線「大手町」駅C5出口より徒歩すぐ。三井物産ビルの東側。

施設基本情報

  • 住所

    100-0004

    東京都千代田区大手町1-2-1

  • 最寄駅
    大手町 駅
    ・ 東京メトロ丸ノ内線
    ・ 東京メトロ東西線
    ・ 東京メトロ千代田線
    ・ 東京メトロ半蔵門線
    ・ 都営三田線
    徒歩1分
  • 電話
    03-3556-0391

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