2010年春、東京・丸の内に開館した「三菱一号館美術館」。JR東京駅から徒歩5分の場所にあり、19世紀後半から20世紀前半の近代美術を主題とする企画展を年3回開催しています。

赤煉瓦の建物は、三菱が1894年に建設した「三菱一号館」（ジョサイア・コンドル設計）を復元したもの。コレクションは、建物と同時代の19世紀末西洋美術を中心に、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック、オディロン・ルドン、フェリックス・ヴァロットン作品等を収蔵。館内には、ミュージアムカフェ・バー「Café1894」、ミュージアムショップ「Store1894」、丸の内の歴史体感スペース「歴史資料室」を併設しています。

「東京キャラクターストリート」は、東京駅八重洲北口地下1階にある、キャラクターショップが多数集合したキャラクターストリート。NHKや在京キー局5局の人気テレビ局のオフィシャルショップなどが並んでいます。

世界的にも人気の高いハローキティのグッズを扱う「ハローキティショップ」をはじめ、「リラックマストア」や「ポケモンストア」「JUMP SHOP」などが集結し、日本のキャラクター好きには夢のような空間となっていいます。

1888年以降、宮城と称されていたものが1948年に廃止され、現在の皇居と呼ばれるようになりました。皇居内には天皇皇后両陛下の住居である御所や宮殿をはじめ、宮内庁関係の庁舎などの建物があり、その一角に桃華楽堂などの皇居東御苑があります。

皇居内を参観できる一般参観コースがあり、建物内には入れませんが、宮殿や宮内庁庁舎などを見ることが可能。建物以外にも夏季には大輪の蓮の花が見られる蓮池濠や皇居の中でも静かで緑の多い山下通りなど、自然にも触れることができます。

所要時間は1時間15分で事前に申込みが必要。桔梗門（一般参観コースの集合場所）へのアクセスは、東京メトロ千代田線「二重橋前」駅6番出口、都営地下鉄三田線「大手町」駅D2出口より徒歩約10分。

「東京ラーメンストリート」は東京駅八重洲南口地下1階にある東京屈指のラーメン店が集まるエリア。2009年に「東京で真っ先に食べたいお店」をコンセプトにオープン。オープン当時は東京・大崎で行列を作るほど人気だった「六厘舎」をはじめとした4店舗だでしたが、2011年には1週間通っても飽きないことを目指して、新たに「東京駅 斑鳩」など選りすぐりの4店舗を加え」てグランドオープンしました。

その後も仙台牛タンねぎ塩ラーメン「㐂蔵」、とんこつらーめん俺式「純」、「ソラノイロ・NIPPON」など、これまでになかった様々なジャンルのラーメン店を加えて、日々進化を続けています。日本有数の味をひとつの場所で味わえる、東京の新グルメスポットです。

「KITTE」は、東京駅前にある日本郵便が運営する商業施設。旧東京中央郵便局の局舎を一部保存・再生し、2013年3月にオープンしました。コンセプトを「Feel JAPAN」とし、日本の心地よさ、奥深さ、愉しさを伝えるため、全国各地の銘品やこだわりの品を扱う約100店舗のショップ・レストランが出店しています。

館内は、地下1階・地上6階建ての7つのフロアからなり、フロアごとにテーマを決め、それぞれのテーマに合わせて素材や内装にもこだわっています。4階には旧郵便局長室が残っていて、当時の様子を窺い知ることができます。

屋上には「KITTEガーデン」があり、東京駅丸の内駅舎を一望できる憩いの場所です。丸ノ内線「東京」駅地下道より直結、JR「東京」駅丸の内南口より徒歩約1分。

東京駅に直結しているグラントウキョウノースタワーの、地下1階から13階に位置する「大丸東京店」。館内には話題のグルメやファッション、時計やアクセサリーなど、多くの店舗が軒を連ねています。12階・13階には、和洋中のレストラン約20店舗を併設。各フロアにはカフェもあり、ゆっくりと買い物を楽しむことができます。

10階の美術画廊では、様々な展示会を開催。買い物と芸術を一緒に楽しめる百貨店でもあります。また、外国人観光客向けのサービスが充実しているのも魅力。USドルや中国元など18通貨の両替対応や割引クーポン券の配布（諸条件あり）、輸出免税手続きサービスも行っています。各種クレジットカードや銀聯カードの利用も可能。JR「東京」駅八重洲北口より徒歩すぐ。

「日本を賑わす、日本橋」をコンセプトに、コレド室町1、2、3の3棟からなるコレド室町。江戸時代の賑わいを再現する商業ゾーンを持つ「コレド室町1」には、日本橋の歴史が宿る老舗店舗から、人気店の新業態など新しさを取り入れた店舗までが揃います。5～6階の「日本橋三井ホール」は日本橋地域最大級の多目的ホールです。

日本橋初のシネマコンプレックスを擁する「コレド室町2」は、ショッピング＆フードエリアで創業100年を超える老舗や人気有名店が、斬新な発想から生まれた新たな味や技を競います。全国からとっておきの「うまいもん」も紹介しています。

「食と暮らし」を軸に、質の高いライフスタイルを提案する「コレド室町3」は、ファッション小物、生活雑貨、インテリアなど、すぐれた技術や知識に裏打ちされたメイドインジャパンと世界の逸品を選りすぐってご紹介しています。

「科学技術館」は、身近な科学や技術の原理・応用を、ハンズオンスタイルの展示や実験ショーなどで紹介しています。展示のテーマは約20におよび、そのほとんどを見て・触って・体験できるのが特徴。20種類以上ある実験ショーや映像上映は毎日開催しています。

その一つ、3Dドームシアター「シンラドーム」では、専用のメガネをかけてドーム全体から飛び出してくる科学映像を楽しめます（要時間確認。定員62名）。当日のチケットで再入館ができるのでお弁当を持参の場合は北の丸公園で食事をとることも、館内の休憩コーナーを利用することもできます。

また250席の地下レストランでゆったりと食事をとりながら休憩することも可能。現代から近未来の科学技術をこどもから大人まで幅広い年齢層の方が楽しめるよう工夫されています。アクセスは東京メトロ東西線竹橋駅より徒歩7分または東京メトロ東西線・半蔵門線、都営地下鉄新宿線九段下駅より徒歩9分。

「日本橋三越本店」は、日本を代表する老舗百貨店。ルネッサンス様式の建物は東京都選定歴史的建造物に選ばれ、なかでも大理石を敷き詰めた中央ホールは見事。また本館正面玄関には三越の象徴であるライオン像が構えていて、待ち合わせの場所として有名です。

建物は本館と新館があり、ファッションや雑貨、食料品、レストランはもちろん、新館2階の免税カウンターでは外国人客に対応してくれるサービスがあります。1927年に世界初の「百貨店にある劇場」として本館6階に三越ホール（現：三越劇場）ができました。

場内は大理石仕上げ、ステンドグラスの天井や石膏彫刻のアールヌーボー調で豪華な雰囲気。落語会やコンサート、演劇などを開催し、多くの人に親しまれています。銀座線・半蔵門線「三越前」駅より徒歩1分。

皇居前広場から正門を経て、宮殿へ至る濠に二つの橋が架かっています。この二つの橋を総称して、二重橋といいます。手前の橋が正門石橋、奥の橋が正門鉄橋。厳密にいうと二重橋とは奥の橋を指しています。

名前の由来は、その橋がまだ木造であった頃、橋の架けられていた部分の濠が深く、橋桁を支えるため、途中に台があり二重構造となっていたことから二重橋と呼ばれています。現在の橋は1964年に鉄の橋に架け替えられたもので、皇居内の一般参観コースに含まれていて、橋を通ることが可能です。しかし通常は使用されず､新年の一般参賀や外国賓客の皇居訪問等宮中の公式行事の際に利用されます｡

桔梗門までのアクセス（皇居、一般参観コースの集合場所）は、東京メトロ千代田線「二重橋前」駅6番出口、又は都営地下鉄三田線「大手町」駅D2出口より徒歩約3分。