卵かけご飯(TKG)や出巻き卵など、卵はアレンジ次第でさまざまな料理ができますよね。今回は過去に公開した記事の中から、外国人数名に聞いた「卵を使ったおすすめ料理」をご紹介。卵から見えてくるお国柄とは!?
チリソース&ガーリックで濃厚スクランブルエッグ
アメリカではオムレツやスクランブルエッグが卵料理の定番。答えてくれたアメリカ出身の女性は、「メキシコ風スクランブルエッグ」がお気に入りとか。
「卵にガーリック、マッシュルーム、アボカドを混ぜてフライパンで焼いたら、最後にチリソースをかけて出来上がり!簡単に作れるし、美味しいから大好き」(アメリカ/女性/30代)
スクランブルエッグはざっくり混ぜて焼くだけだから、確かに簡単。チリソースの辛味がメキシコ風に仕上げてくれるようですね。ガーリックも入っているし、ふわふわ卵にガツンとした味が期待できます。
日本とは違う味わいのオムレツ
フランス人男性は「オムレツ」と回答してくれました。
「シンプルに塩だけで作るオムレツが最高!」(フランス/男性/20代)
オムレツはフランスが発祥。バターをたっぷり使ってふんわりと塩のみで仕上げる本場のプレーンオムレツは、想像するだけでほっぺたが落ちそう……。
台湾の屋台料理のひとつである煮卵
台湾人女性は、もしも卵が家にあったら「滷味(ルーウェイ)」という台湾風の煮卵を作るそうです。
「日本より濃いめの醤油味が美味しいんです」(台湾/女性/30代)
これまた白いご飯が合いそうな料理ですね。
卵黄が入ったプリンのような後味「カイザーメレンゲ」
オーストラリアでは、コーヒーを「カイザーメレンゲ」と呼ばれる方法で飲みます。オーストリアでハプスブルク家の皇帝(カイザー)、フランツ・ヨーゼフが好んだ飲み方なのだそうで、材料は、ブラックコーヒーの中に牛乳、ハチミツ、そして卵黄を使います。
気になる味は……卵黄の効果で味がまろやかになり、ほんのりとろみも感じます。ハチミツと牛乳で苦味も抑えられるので、コーヒーが苦手な人でも楽しめそう。飲み終えてから口の中に残る卵黄と牛乳の風味は、まるでプリンのような後味です。
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