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「星のや東京」で非日常体験! 天然温泉&幻想的な客室…大手町にこんな極楽旅館があったなんて

「星のや東京」で非日常体験! 天然温泉&幻想的な客室…大手町にこんな極楽旅館があったなんて

公開日: 2020/01/31
更新日: 2020/12/28

日本の首都・東京は、高層ビルがひしめき合う大都市です。ここで今、話題になっている日本旅館が「星のや東京」。東京駅から徒歩圏内にありながら、都会の喧騒を忘れさせるリラックス空間を実現し、世界各国の宿泊客を魅了しています。今回は星のや東京を訪れ、客室、温泉、ダイニングなど隅々までご紹介します!

圧倒的非日常感――「星のや」は日本人の憧れホテル

「星のや」は、開業106年目を迎える「星野リゾート」が運営するラグジュアリーホテルブランド。京都、軽井沢、富士など日本に5施設あるほか、インドネシア、台湾にも展開しています。

星のやに共通するのは“圧倒的非日常感”。極上のサービスとやすらぎの空間を提供しています。日本では「一度は泊まりたい憧れのホテル」として知られ、ホリデーシーズンは常に予約でいっぱいです。

2016年に開業した星のや東京は、地下2階、地上17階建てと、縦長の空間に旅館の要素を組み込んだ“塔の日本旅館”。日本旅館といえば木造の平屋が伝統的ですが、星のや東京は都心になじんだ現代的な日本旅館です。

星のや東京は玄関先からリラックス空間が広がる

星のや東京は玄関先からリラックス空間が広がる

樹齢300年以上といわれる「青森ヒバ」の大きな木扉をくぐると、左手に高さ5.5mにもなる下駄箱と畳の空間が目に飛び込んできます。星のや東京では和のしきたりに倣い、館内を裸足で過ごすために、ここで靴を預けます。足の裏から伝わる畳の感触とイグサの香りが、旅で疲れた体をやさしくほぐしてくれます。

縁台の室礼は歳時記に合わせて月1回変更。お正月飾りや桜、七夕など、日本の四季を玄関先から感じられます。

24時間利用できる「お茶の間ラウンジ」

24時間利用できる「お茶の間ラウンジ」

エレベーターで客室階に降りて最初に通されるのが、「お茶の間ラウンジ」。ここでチェックインの手続きや館内の説明を受けます。一般的なホテルのように入り口で立ったまま受付するのではなく、一呼吸ついた状態で話せるので、リラックスしてスタッフの方と会話ができるはず。

お茶の間ラウンジはフロアごとにあり、その階の宿泊者しか利用できない、セミプライベートなオープンスペースです。もちろん無料で、しかも24時間利用可能!備え付けの茶器でコーヒーやお茶を淹れたり、四季折々の老舗のお菓子やお夜食をいただいたりと、自由に過ごせます。お菓子には味や特徴、アレルギーの説明がされているので、安心して食べられます。

朝には米どころの銘米で結んだおむすびとお味噌汁を食べられるサービスも。日本人らしい朝食を体験できるのはうれしいですね。

お茶の間ラウンジを中心として、左右に客室が並びます。各フロアに、全6室しかないぜいたくな構造です。お茶の間ラウンジから客室まで畳で地続きでつながっているので、居間からベッドルームに向かうような感覚で移動できます。

窓からの景色が幻想的な客室

窓からの景色が幻想的な客室

定員2名の「百合(約50平米)。太鼓張りの障子を開けると、幻想的な都会の風景が。この風景を作り上げているのは、「麻の葉くずし」柄の格子です。

実は、星のや東京は、遠くから見ると普通の黒いビルですが、近づくと和柄の格子で覆われているのが分かります。障子を開ければ客室からは都会の景色がしっかり見えますが、遠くからは中の様子が分かりません。都会の中心にいながら非現実的な空間に浮かんでいるような、不思議な心地よさを体感できます。

テーブルやソファなどは家具の重心を全体的に低くすることで、畳の空間らしい和室の雰囲気に。畳に慣れていない方も過ごしやすいように用意された「畳ソファ」は、正座をしたときと同じ目線になるようにとつくられています。

水回りはガラス張りで開放感たっぷり。利用するときは、ボタンひとつでガラスが白く曇るので、プライベート空間はしっかり確保できます。

続いて紹介するのは、定員3名の「菊」(約80平米)。各フロアに1室しかない、星のや東京で最も広い客室です。ダイニングテーブル、ウォークインクローゼットなどが備え付けられ、別荘気分で過ごせます。

ここまでの写真で気づいた方もいるかもしれませんが、星のや東京の客室には時計がありません。それは、日常の忙しさを忘れて、リゾートにどっぷり浸ってほしいという想いから。

どの部屋にも、お茶の間ラウンジを利用したい時、わざわざ鍵を持つわずらわしさがないように、ドアにはオートロックを解除できるツマミがあります。ゲスト目線で過ごしやすさを追求されていることが、細部からも伝わりますね。

また、滞在中に快適に過ごせるよう、ジャージ素材の着物を完備。こちらは館内だけではなく、東京駅や皇居周辺などへのお散歩着としても利用可能。英語で着付けの方法が案内されているので、ぜひ挑戦してみたい!

15mの壁に囲まれた露天風呂が圧巻!

15mの壁に囲まれた露天風呂が圧巻!

日本旅館の醍醐味といえば、温泉。星のや東京にも、もちろん温泉が完備!しかも、地下1500mから湧き出る天然温泉「大手町温泉」の湯を引いており、露天風呂だけではなく内風呂でも温泉に浸かれます。

最大の特徴は、15mの壁に囲まれた露天風呂。高い天井の先に東京の空が広がります。都心の中心に、まさかこんな素敵な露天風呂があるなんて、周囲からは誰も想像できないはず。

温泉からあがったあとには、湯冷ましのスペースでのんびり。実は、星のや東京の温泉は、15~翌11時半までオープンしているため、旅館としては珍しく夜中にも入浴できます。時差ボケで早朝に入りたい、あまり人と会いたくないから夜中に入りたい、といった要望も叶うのがうれしいですね。

最高級の料理を洗練された空間で味わえるダイニング

最高級の料理を洗練された空間で味わえるダイニング

美術館のような洗練された空間。ここは、星のや東京のダイニング入口です。宿泊者のみをご案内しており、騒がしさは一切ありません。

浜田料理長は、本場フランスの料理コンクールで日本人初の総合3位に輝いた実績の持ち主。出汁や薬味をエッセンスとして表現されるフレンチは、日本でしか味わえない特別な料理です。コース料理は1名1万8000円(税・サービス料10%別)。

目の前の食材に集中できるように、個室はシンプルさを追求。もちろんここでも裸足のままなので、堅苦しくなく食事の時間を過ごせそうです。

朝食は7~11時の間に提供。朝食はレストラン会場へ行くことなく、自分の部屋でくつろぎながらいただけます。竹製のお重に入っていて特別感たっぷり。和朝食と洋朝食のどちらかから選べます。また、お部屋にお届けをしているご朝食とインルームダイニングのメニューにはベジタリアンのメニューがあります。

SAKEラウンジに伝統芸能。2階ラウンジで和の文化体験

SAKEラウンジに伝統芸能。2階ラウンジで和の文化体験

チェックアウトは、2階のフロントで。紙吹雪をイメージした越前和紙の壁は、訪れる時間帯によって印象ががらりと変わります。

2階はフロントだけではなく、江戸・東京の情緒を感じさせるプログラムを体験できる空間になっています。夕方17~19時に開催しているのは、SAKEラウンジ。日本酒、日本ワイン、こだわりのおつまみが振舞われます。

日本酒はいくつかの種類から飲み比べ可能。味の好みを伝えて、お気に入りの日本酒を見つけてみましょう。

また、2Fの畳ステージでは時間によってさまざまな日本文化や伝統芸能の鑑賞プログラムを用意。SAKEラウンジの時間に開催するのは、太神楽。傘の上で湯のみや枡をまわす「傘回し」を曲芸師が披露します。運が良ければ、あなたも一緒にチャレンジできるかも?

200年ほど前の日本では、町人たちがお酒を飲みながら曲芸を見ていたはず。少し昔の日本にタイムスリップしたような感覚で、昔ながらの伝統芸能に触れてみてくださいね。

日本の経済の中心地である大手町に居を構えながら、都会であることを忘れるようにくつろげる星のや東京。現代的に進化した日本旅館で、一味違う東京体験を味わってみては?

  • 星のや東京
    • 住所 東京都千代田区大手町1-9-1
    • 最寄駅 東京都丸の内北口出口より徒歩10分、東京メトロ大手町駅A1、C2c地下出口より徒歩2分
    • 客室:84室
      利用時間:チェックイン15時~、チェックアウト~12時

Written by:

田中ラン

田中ラン

東南アジアが拠点のライター。安いビールが生きがい。

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