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イタリア人の男女が日本に来てショックを受けた4つの理由

イタリア人の男女が日本に来てショックを受けた4つの理由

更新日: 2020/08/27

おしゃれで陽気で楽観的、細かいことなど気にしない、というイメージも多いイタリア人。海に恵まれた環境と細長い地形、外国からも評価の高い食文化など、意外と日本とイタリアには共通点が多くみられますが、国民性はどうでしょうか?

そこで今回は、過去にインタビューした、日本で留学経験のあるイタリア人男性と、来日2年目のイタリア人女性に日本に来てショックを受けたことをまとめてご紹介します!(以下はアンケートに応じてくださった方の個人的な意見です)

何があったの!?「いらっしゃいませ」にビックリ!

何があったの!?「いらっしゃいませ」にビックリ!

まずは、男性からの意見。

「日本では、お店に入った瞬間に必ず『いらっしゃいませ!』と声をかけられる。日本人にとっては当然のサービスかもしれないけど、外国人はビックリしているよ。特に日本語を理解していないとなにを言われているのかわからないから、「なにか悪いことでもしちゃったか!?」とビクビクしているはずだよ。私も初めて『いらっしゃいませ!』と言われたときには、『なにがあったんですか?』って尋ねてしまったんだ(笑)」

コンビニでも食堂でもどこでも、お店に入ると「いらっしゃいませ!」。お店を出るときには「ありがとうございました!」と声をかけるのはマニュアル化していますが、これも「おもてなし」の心からきています。

それだけでなく、実は犯罪防止の効果もあるのを知っていますか?警視庁の発表によると声をかけられると、悪いことをしようとする気持ちが薄れるのだそうです。

果物はイタリアの方が安い!けど、質では負ける……

果物はイタリアの方が安い!けど、質では負ける……

「イタリアでは果物をどれだけ多く生産できるかが重要なんだ。しかもたくさんあるから安く手に入るんだよ。一方で、日本ではいかに美味しくて質の良いものを生産するかがポイントのようだね。日本に来て初めて有名なリンゴを食べたときの衝撃は今でも忘れることができないよ!だけど、やっぱりトマトはイタリアが一番だよ!!」

日本のリンゴは美味しいだけでなく、大きくて見た目も美しい。世界に誇れるリンゴですが、日本人の果物の消費量は減少傾向にあるのが問題となっています。こんな素晴らしい果物があるのに、もったいないですよね。

ちなみに果物ではなく野菜の話になってしまいますが「黄金のリンゴ(ポモドーロ)」と呼ばれるイタリアのトマトは、イタリア人一人あたり年間で50キログラムも消費されているとのこと。イタリアでは各家庭でトマトソースを作る習慣があるからですが、果物の消費量が落ち込んでいる日本も見習いたいですね。

続いては、女性の意見を聞いてみましょう。

お味噌汁、最高!具は「あさり」が一番ね

お味噌汁、最高!具は「あさり」が一番ね

日本の料理が好きだという彼女。特に好きなのは、なんとお味噌汁だそう。

「お味噌汁はだしの味があっさりしていておいしい。特に好きなのは、あさりのお味噌汁!あさりはイタリアで『ボンゴレ』といわれていて、なじみがある食材なの」

ボンゴレのパスタは、日本のイタリア料理店でも定番メニュー。おしゃれな「ボンゴレ」と「あさり」がどうも同じもののように感じないのですが、母国の味にほっとするのは万国共通なんですね。

四季折々、各地の「お祭り」がとてもユニーク!

四季折々、各地の「お祭り」がとてもユニーク!

「春夏秋冬、いろんなお祭りが日本中にあるのがおもしろい。花の祭り、夏の盆踊り、そして雪祭り。いつどこへ旅行しても楽しい!イタリア人もお祭りが大好きだから、にぎやかな雰囲気を味わえるのはとてもうれしいの」

音楽祭、芸術祭が年じゅう開催されているイタリアと同じく、日本も歴史ある季節のお祭りが各地で行われています。お祭りでワクワクする気持ちは日本もイタリアも一緒でした。


指摘されて改めて日本の良さを感じられました。日本人があたり前と思ってやっていることの一つひとつが、日本を訪れてくれた外国人を感動させられているなんて嬉しいですよね。これからも、春夏秋冬の日本文化を楽しんでもらえますように!

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