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一度はおさえたい!日本酒と日本酒バーの基礎知識

一度はおさえたい!日本酒と日本酒バーの基礎知識

公開日: 2018/10/01
更新日: 2019/10/11

小さな米粒から生まれる日本の国酒、日本酒。
ライスワインとして知られ、近年は日本国外でも味わうことが可能になってきたが、やはり日本にこそ多くの日本酒が揃っている。ぜひ日本酒バーへ足を運び、日本酒の神秘と奥深さに存分に触れてみたい。前編・後編にわけて紹介する。

日本酒とはどのような酒か?

日本酒とはどのような酒か?

日本酒は米と水が原料であり、微生物の働きと発酵技術により生み出されるお酒である。アルコール度数は、加水をしてあるもので15%程度、加水をしない原酒が16~19%程度である。飲みやすく5%に加工したものや、原酒であっても15%未満の酒もある。
ラベルの原材料の欄に「米、米麹、水」と書かれたものを純米酒、さらに「醸造アルコール」が記載されているものを「アルコール添加酒」と呼ぶ。醸造アルコールは糖蜜やとうもろこしが原料の無味無臭の液体で、純米酒に比べるとどこかナチュラルではない印象があるが、これを使用することによって必ずしも質の良し悪しが決まるわけではなく、添加することで味わいを軽快にしたり、香りを引き出す効果がある。

日本酒は全般的に甘いといわれる。甘いといってもジュースのような甘さではない。これは米に含まれている糖分に由来しており、米そのもの旨味、味わいゆえともいえる。造り手の技術と製法によってドライに仕上げられたもの、甘く感じるもの、淡い味わい、どっしりした味わい、さまざまである。そのバラエティの豊かさに、日本酒ファンはとりこになるのだ。

初心者こそ日本酒バーへ

初心者こそ日本酒バーへ

厳密な定義はないが、日本酒に精通したプロが日本酒の管理を行い、提供する飲食店を日本酒バーとよぶ。そこでは全国各地の酒が揃い、さまざまな風味の酒を飲み比べできる。
もしかすると、日本酒についてマニアックな話がされる特殊な場所に思われるかもしれないが、心配は無用だ。初心者にとって利用するメリットは大きい。
日本人にとってさえ、日本酒はわからないことだらけの飲み物だ。専門店やスーパーで手に取ったこの酒は、甘いのか辛いのか?冷たい方がいいのか、温めると美味しい酒なのか。冷蔵保管が必須なのか、賞味期限はあるのか?扱いがわからないために買うことを躊躇ったり、飲食店で日本酒のメニューを見かけてもオーダーしにくいという事情がある。
専門家が日本酒を扱う日本酒バーであれば、複数の日本酒を試したり知識を教えてもらいながら自分に合うものを探すことができる。なにより、コンディションのよい日本酒を味わうことそのものが楽しい。日本酒文化を絶やしてはならないと危機感と情熱をもった蔵元(日本酒の製造元)が、材料や造り方にこだわった日本酒を送り出し、日本酒バーがきちんと管理をしているからだ。

日本酒バーの見つけかた

日本酒バーの見つけかた

日本酒バーは都市の飲食街、複合商業施設などにある。東京であれば新宿渋谷池袋といったターミナル駅の周辺に多く、さまざまな客層が店に行き交う。
初めて訪れる一軒を探すには、ホテルのコンシェルジュに訊ねたり、SNSで「sakebar」のキーワード、ハッシュタグで検索するとよいだろう。日本酒バーの多くは小規模であり、それゆえ手軽に発信ができるFacebookやInstagramを使って告知している。 また、日本酒愛好家のアカウントを見つけて、彼らの投稿をチェックするのもよい。
日本酒は一本一本、適した管理方法が異なる繊細な飲み物である。単に取り扱い銘柄の知名度や種類の数にとらわれずに、従業員に日本酒のプロがいる店、回転の早い店をお勧めする。そのような店は日本酒の状態を常にチェックしており、また客数が多ければなおさら味が落ちないように提供できるからだ。
そして店主や客と仲良くなれば、とっておきの店を教えてくれるかもしれない。

さて、後半の記事では実際に日本酒バーを楽しむ上で押さえておきたいシステムやエチケットについて紹介する。日本酒バーのスタッフにオーダーするためのフレーズ集も載せているので是非見て欲しい。

ライター:みどりかわ えみこ

※記事掲載時の情報です。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。

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