東京タワーでは、「端午の節句（5月5日）」の特別企画として1階正面玄関前にこいのぼりを掲揚します。こいのぼりとは、端午の節句に男の子の健やかな成長を願って庭先などに飾る鯉の形に模して作ったのぼりのことで、東京タワーの高さ333メートルにちなみ、333匹ものカラフルなこいのぼりが掲げられます。風になびかれて元気に泳ぐ姿は壮観です。
ぜひ探してほしいのは、1匹だけ紛れ込んだように掲げられている、全長6mもの長い「さんまのぼり」。東京タワーと友好関係にあり、さんまの水揚げ量全国屈指の岩手県大船渡市にちなんで、掲げられ、東日本大震災からの復興にエールを送っています。東京タワーと澄み切った青空をバックに、雄大に泳ぐ333匹のカラフルな鯉のぼりお見逃しなく。

【イベント概要】
会場： 東京タワー　1階正面玄関前
開催日程：2024年3月20日(水)～5月6日(月・振休)
開催時間：終日掲揚
料金：無料 東京タワーメインデッキ、トップデッキ入場には別途料金がかかります
定休日：開催中無休
電話番号： 03-3433-5111（代表）

東京スカイツリータウンではゴールデンウィーク期間にかけて様々なイベントが開催されますが、5月5日 (日・祝)のこどもの日を記念し「東京スカイツリータウン(R) こいのぼりフェスティバル 2024」を開催されます。東京スカイツリー(R)の足元にある広場「ソラマチひろば」など東京スカイツリータウン内の各所にこいのぼりを掲揚します。隣接する北十間川（きたじっけんがわ）でも、こいのぼりが掲揚され、合計約1,500匹ものこいのぼりが掲げられ、スカイツリーをバックに元気に泳ぐ姿を眺めることができます。

また、東京スカイツリータウンにあるすみだ水族館では、チンアナゴの姿が数字の「1」に似ていることから、11月11日を「チンアナゴの日」としていて、今年で制定11周年になるそう。今回は「チンアナゴのぼり」と「ニシキアナゴのぼり」を11匹ずつ追加し掲揚し、さらに「ホワイトスポッテッドガーデンイール」の外見をモチーフにしたのぼりも11匹仲間に加わることに！　たくさんのこいのぼりにまぎれ、スカイツリータウンのどこかにあるので、ぜひ探してみて。

【イベント概要】
会場： 東京スカイツリータウン各所
開催日程：2024年4月12日 (金)～5月6日 (月・振休)
※一部のこいのぼりは掲揚期間が異なります。
定休日：開催中無休
電話番号：
東京スカイツリーコールセンター0570-55-0634(10:00~18:00)
東京ソラマチコールセンター 0570-55-0102(10:00~18:00)

東京港は、1941年に国際貿易港として開港しました。その開港を記念し開催される行事で、東京国際クルーズターミナルをメイン会場として、さまざまな催しが開催されます。普段入ることのできない船舶などの珍しい船の一般公開や、レストラン船のランチやディナークルーズ券が抽選で当たる謎解きクイズラリー＆アンケート抽選会、キッチンカーの出店、ポートステージでのキャラクターイベントなど、ユニークな企画が盛りだくさん。

【イベント概要】
会場： 東京国際クルーズターミナル
開催日程：2024年5月18日（土）・19日（日）
開催時間：10:00～17:00
料金：無料
定休日：開催中無休
電話番号： 03-5379-1336（平日10:00～17:00）

原宿エリアにありながら、大きな森に囲まれている都内有数の明治神宮にて、毎年開催される「春の大祭」。祭典としては、昭和天皇が世界平和を祈って作られた御製（詩文・和歌）から作られた神楽「浦安の舞」が舞われます。また、奉納行事としては、日本の伝統芸能の最高峰とされる人々が、「舞楽」、「能・狂言」などを奉納します。ほかにも、東京都弓道連盟による「弓道大会」、TIAKO-LAB青山などによる「和太鼓」といった伝統芸能も披露されます。祭典では、2024年は、4年ぶりに神前舞台を設置し、奉納します。また、本殿前の回廊には生け花や、お酒などご奉納されたものが展示されます。行事が開催されるころは、アヤメやミズキ、フジなど春の花々が咲き、散策も楽しめます。

【イベント概要】
会場： 明治神宮
開催日程：2024年5月2日（火）～3日(水・祝)
開催時間：行事により異なるので公式サイトを参照
料金：無料
定休日：開催中無休
電話番号： 03-3379-5511(代表)

戦国時代、小田原市を拠点に関東エリアを治めた北条氏。2024年5月3日、その北条氏の5代にわたる歴史を偲び、たたえる行事「小田原北條五代祭り」が開催されます。武者隊、鉄砲隊を中心として、市内学校の吹奏楽部、バンドチームや音楽隊、神輿などあわせて約1700人が小田原市内を練り歩きます。パレードのほかにも、11時10分からの出陣式では、小田原北條太鼓の会による和太鼓の演奏、城址公園や街角では小田原ちょうちん踊りなどのパフォーマンスも行われます。中でも、市内の各所で行われる、鉄砲演技は必見。「撃て！」というかけ声とともに、火縄銃が一斉に発砲されます。パレードでは、馬に乗ったり、旗や刀、槍（やり）などを掲げたりと、迫力満点。甲冑など、身に着けている衣装にも注目です。

【イベント概要】
会場： 小田原城址公園周辺　
開催日程：2024年５月３日（金・祝）
開催時間：行事により異なるので公式サイトを参照
料金：無料
定休日：開催中無休
電話番号： 0465-20-4192（小田原市観光協会）

浅草にある浅草神社で開催される例大祭。3日間合わせて180万人もの人出が見込まれ、浅草エリア全体が熱気に包まれます。クライマックスは最終日。早朝から「本社神輿各町渡御（ほんしゃみこしかくちょうとぎょ）」が行われ、3基ある本社神輿がそれぞれ別のコースをたどりながら路地を進んでいきます。三社祭で担がれる御神輿は本社神輿と町内神輿の2種類があり、2日目に担がれる町内神輿は約100基。浅草寺本堂裏広場に参集した神輿が浅草神社でお祓いを受けた上で、各町会へ渡御。御神輿をわざと上下に降ったり、荒々しく揺らす「魂振り(たまふり)」は、神様の力を強めるといわれるもの。担ぎ手たちのエネルギーを目の当たりにできます。浅草神社や浅草寺の境内には屋台が並び、食べ歩きも楽しめます。

【イベント概要】
会場： 浅草神社
開催日程：2024年5月17日（金）～19日(日)
開催時間：行事により異なるので公式サイトを参照
料金：無料
定休日：開催中無休
電話番号： 03-3844-1575

徳川家康の江戸幕府（1603年）以前から新宿を守る総鎮守として知られる「花園神社」の例大祭。毎年5月28日に一番近い金～月曜日に行われます。2024年は偶数年のため、5月26日日曜日に「神幸祭」が行われます。獅子頭や島田囃子を乗せた山車を先頭に、本社神輿と雷電神輿の二基の宮神輿が花園神社から靖国通り、新宿通り、明治通りを練り歩くというもの。掛け声とともにきらびやかな御神輿が担がれ、新宿は活気に満ち溢れます。神幸祭は、偶数年だけ、つまり2年に一度だけ開催される行事で、奇数年は、花園神社氏子八カ町の八基の神輿が神社に集合し、連合で明治通り、靖国通り、新宿通りを練り歩きます。
境内には焼きそばやたこ焼きなど食べ物の露店など約100の露店が並び、賑わいます。露店は25(土)、26日（日）をメインに出店されます。

【イベント概要】
会場：花園神社
開催日程：2024年5月24日（金）～27日（月）
開催時間：日により異なるので公式サイトを参照
料金：無料
定休日：開催中無休
電話番号：03-3209-5265

「ネモフィラ」とはムラサキ科ネモフィラ属の一年草で澄んだブルーの小さな花を咲かせ、愛らしい様から英語で「Baby blue eyes（ 赤ちゃんの青い瞳）」とよばれることもあります。茨城県ひたちなか市にある「国営ひたち海浜公園」の「みはらしの丘」では、4月中旬から5月上旬にかけて、約4.2平方メートルもの敷地に約530万本ものネモフィラが咲き誇り、「青の絶景」として国内外から注目を集めています。品種は、「インシグニスブルー」という品種1種で、空と海、そしてネモフィラ境目がわからなくなるほど、⻘一面の絶景が広がります。みはらしの丘で咲いていたネモフィラを使ったキーフォルダー、ネックレスなどネモフィラグッズも販売されます。

【イベント概要】
会場： 国営ひたち海浜公園
開催日程：例年5月上旬が見ごろ（2024年は～5月4日が見ごろ）
開催時間：9:30〜17:00（5月ゴールデンウィーク期間中は7：30開園）
料金： 450円（ネモフィラの見頃時期（2024年4月6日（土）～5月6日（月・振休））は季節料金350円を加算）、5月12日（日）・19日（日）は無料
定休日：無休
電話番号： 029-265-9001

総面積180haを誇る一大レクリエーション施設・昭和記念公園で開催される「フラワーフェスティバル2024」。2024年は開園40周を記念して、園内にある「花の丘」に180万本のネモフィラを植栽。あたり一帯が爽やかな青色に染まります。開園40周年記念特別企画として、花の丘の花畑にシャボン玉を飛ばす「ネモフィラ×シャボン玉のフォトジェニックタイム」（5月11日（土）、12：00～12：30、参加費無料）も開催されます。花木園売店ではネモフィラソーダ650円、原っぱ南売店ではネモフィラソフト450円を販売します。
5月は、ネモフィラのほかに、原っぱ南花畑のブーケガーデンも見ごろを迎えます。ほかにも、ハーブの丘にカモミールを植栽するなど、今年ならではの企画がたくさん。

【イベント概要】
会場： 国営昭和記念公園
開催日程：2024年3月16日（土）～5月26日（日）
開催時間：9：30～17：00（4～5月の土・日曜、祝日は～18：00）
開園料金：450円
定休日：開催中無休
電話番号： 042-528-1751

餃子の祭典。クラフト餃子とは、餃子の製造過程や食材選びにおいて、皮、餡、タレなど、ひとつひとつにこだわり抜いて完成させたもので、日本独自にアレンジが加わった餃子です。今年はバラエティに富んだ28種の餃子メニューのうち18種類が新メニュー。焼き餃子だけでなく、水餃子、揚げ餃子、蒸し餃子、小籠包まで、さまざまなバリエーションの餃子が一堂に集結。「チーズのせ爆汁丸餃子」、「パクチーくるみ餃子」など餃子の概念をくつがえされそうなユニークなものから、「小江戸黒豚羽根付き餃子」、「十勝産濃厚味噌バター牛カツ餃子」などその土地の食材を使った餃子まで各店それぞれのこだわり要素や個性を取り入れたクリエイティブな餃子が勢ぞろいします（いずれも一皿700円）。
フェス限定フルーツビール 「ナイアガラハニー」、「富士桜高原麦酒ピルス」などクラフトビールもあります。

【イベント概要】
会場： 駒沢オリンピック公園 中央広場
開催日程：2024年4月26日（金）〜5月6日（月・祝）
開催時間：10:00〜20:00（平日は11:00〜）
料金：入場料無料　※飲食代別途（食券、電子マネー利用可能）
定休日：開催中無休

ドイツのバイエルン州ミュンヘン市で開催されている世界一のビール祭りオクトーバーフェストをお台場で開催します。
ドイツのビールのメーカーは約 1500 メーカーあると言われていますが、今回はその中で特に人気の13 メーカーが集結。1Lのジョッキのほかに、巨大な3Lのビールグラスなど、各メーカー、独自のデザインのビールグラスを用意しており、グラスの違いを楽しみながらビールを飲むのも楽しみのひとつです。
ソーセージやシュニッツェル、SNS 映え抜群の巨大なプレッツェル、丸ごとスチームロブスターや丸ごとチキンなどのドイツ料理が味わえるほか、会場では、ドイツ・ミュンヘンのオクトーバーフェスト公式バンド「DIE KIRCHDORFER®」による演奏なども行われ、ビールを片手に本場の雰囲気を楽しめます。

【イベント概要】
会場： シンボルプロムナード公園 セントラル広場
開催日程：2024年4月26日（金）～5月6日（祝・月）
開催時間： 11:00～21:30　（L.O. 21:00）、初日のみ：16:00～21:30　（L.O. 21:00）
※雨天決行（荒天時は中止）
料金：500円　オリジナルリユースカップ付き
定休日：開催中無休
電話番号： 050-1807-3588

石畳の路地など江戸情緒が今も残る神楽坂エリア全体を舞台にした伝統芸能フェスティバル。
魅力は、石畳の路地や路上、寺社境内、そして能楽堂など屋外で三味線、箏、尺八などの演奏、能や日本舞踊などの舞台、そして講談、浪曲、落語など、さまざまな伝統芸能を気軽に楽しめること。三味線を奏でながら路地を歩く「新内流し」や、芸者衆との「お座敷遊び体験」など、神楽坂ならではのコンテンツも人気です。また、5月18日(土)、19日(日)は毘沙門天善國寺境内のこども広場で、ベーゴマやけん玉などの伝承遊びや積み木、19日(日)は江戸糸あやつり人形や昔懐かしい紙芝居など日本ならではの遊びを楽しめます。19日(日)には、SEION TOKYOで日本の箏と三味線の「構え方」と「音の出し方」を分かりやすく指南する「弾いてみよう！日本の楽器」が開催されます。

【イベント概要】
会場： 神楽坂エリア（毘沙門天善國寺、赤城神社、矢来能楽堂、白銀公園、神楽坂通りエリア内路上、歴史的名所旧跡　ほか）
開催日程：2024年5月18日（土）、5月19日（日）　※雨天決行・荒天中止
開催時間：イベントにより異なる
料金：無料
定休日：開催中無休
電話番号： 03-5478-8265（平日10時～18時）

毎月１・2回「有楽町・東京国際フォーラム」で開催されている、日本最大規模のアウトドア骨董市。江戸開府400年を記念する2003年9月からスタートしたイベントで、現在、毎月第1 ・第3日曜日に開催しています。古美術品や骨董品、生活骨董など、約250店舗が出店します。約300年前の日本のアンティークもあれば、最近のアメリカンヴィンテージものもあって、品揃えはとても豊富。日本の歴史や文化に触れる機会にもなります。有楽町駅から横断歩道を渡るだけ、東京駅から、徒歩5分でアクセスできるのも魅力です。

【イベント概要】
会場： 有楽町・東京国際フォーラム
開催日程： 2024年5月12日(日)・18日(土)
開催時間：9:00～16:00
料金：無料
定休日：開催中無休

※ スケジュールは変更になる可能性もあります

プロ・アマチュア問わず「自由に表現できる場」を提供するアートイベント「デザインフェスタ」。年齢や国籍・ジャンルを問わず、1万人以上のアーティストが参加し、出展ブース数約6,500ブース、2日間で約10万人もの来場者を見込んでいます。
プロ・アマなどのボーダーは一切なしの「明るいブースエリア」、会場の照明を落とし、映像作品や照明を効果的に使用した表現が集結する「暗いブースエリア」、「ワークショップエリア」、音楽やファッション、ダンスなどのショーが繰り広げられる「ショーステージ・パフォーマンスエリア」、そして世界各国のフードを提供する「フードエリア」など、合計7エリアに分かれ、多種多様な表現に出会うことができます。
作り手の想いが込められた作品や一点ものの雑貨、ライブパフォーマンスや世界のグルメなど、年齢、国籍を超えた表現を体験したり鑑賞できるのが魅力です。

【イベント概要】
会場： 東京ビッグサイト西＆南ホール全館
開催日程：2024年5月18日(土)・19日(日)
開催時間： 10:00 〜 18:00
料金：1日券：前売り800円、当日1,000円、両日券：前売り1,500円、当日販売なし
定休日：開催中無休
電話番号：―

今年の東京とその周辺の5月のイベント情報、いかがでしたか。野外で伝統芸能に触れられる注目イベントや話題のグルメフェス、そして毎年開催される歴史ある祭事まで、爽やかな青空のもと、のびのび楽しめるイベント・行事などが盛りだくさん。ぜひ足を運んでみて！

※本記事の情報は2024年４月時点のものです。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。