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2023年最新スポット「東急歌舞伎町タワー」!国内最大級エンタメ一色施設の全貌を紹介

2023年最新スポット「東急歌舞伎町タワー」!国内最大級エンタメ一色施設の全貌を紹介

公開日: 2023/04/11

近年、東京近郊ではさまざま場所で再開発が進められ、新名所となるような大型スポットが続々開業しています。そのひとつが、2023年4月14日に開業する「東急歌舞伎町タワー」。日本人のみならず、外国人観光客にも人気の新宿エリアで、いまだかつてない新しい複合施設として話題を集めています。

一体どんな特徴があって、何ができるところなのか?どんなところが新しいのか?外国人に魅力的なスポットはあるのか? そんな気になる全貌を探るべく、オープン前の東急歌舞伎町タワーへひと足先に潜入してきました。

ついに明らかになった東急歌舞伎町タワーの全容と見どころ、そしてLIVE JAPAN編集スタッフ・ティモシーさんが外国人目線で気になるポイントについても紹介します。

2023年4月14日開業!東急歌舞伎町タワーとは?

2023年4月14日開業!東急歌舞伎町タワーとは?

東急歌舞伎町タワーとは、2023年4月14日にオープンする地上48階・地下5階・塔屋1階、高さ約225mの超高層複合施設。ホテル映画館、劇場、ライブハウス、レストランが集まった国内最大級であり、新しいホテルXエンタメ施設複合タワーです。オフィスフロアはなく1棟まるごとが商業施設という新宿歌舞伎町の新たなランドマークとして、注目されています。

西武新宿線「西武新宿駅」から徒歩1分、JR各線・⼩⽥急線・京王線「新宿駅」からは徒歩7分の立地です。ひと際高いビルが目を引きます。

大型ビジョンが目印。タワー前のスペースでは、今後さまざまなイベントも開催される予定です。

39~47階:地上200m!天空プライベートヴィラもある「BELLUSTAR TOKYO, A Pan Pacific Hotel」

39~47階:地上200m!天空プライベートヴィラもある「BELLUSTAR TOKYO, A Pan Pacific Hotel」

18階・39~47階(最上階)は、「BELLUSTAR TOKYO, A Pan Pacific Hotel」。全97室(うちペントハウス5室)、都会や地上の喧騒から離れたラクジュアリーホテルとなっています。(2023年5月19日オープン)。

18階のエレベーターから一気に上昇し到着した45階、地上200mからの圧巻の眺めがこちら。東京スカイツリー®、都庁ビル、あらゆる東京のビル群が眼下に広がります。

45~47階はバー&レストランとなっており、宿泊者以外でも利用できます。
「これはすごい!東京に来たら必見の景色です。きっと夜景も素晴らしいでしょうね」とバーエリアでくつろぐティモシーさん。

レストランもこの開放感!この景色だけでも一見の価値ありです。

個室(定員8名/1室のみ)もあるので、特別な機会やプライベートな会食での利用もおすすめです。

客室は、日本文化を感じるアイテムを随所に織り交ぜ、全体的にシックで落ち着いた内装。大きな窓からは、パノラマビューが楽しめます。

「リビングエリアからもベッドルームからもこの眺望は最高です!僕は日本に住んでいるけれど、一度は泊まってみたいですねぇ!」

東京の夜景を一望しながらお風呂に入る、そんな夢のような贅沢な時間が過ごせそうです。

  • BELLUSTAR TOKYO, A Pan Pacific Hotel
    • 住所 160-0021 東京都 新宿区歌舞伎町一丁目29番1
      地図をみる
    • 最寄駅 西武新宿 駅 (西武新宿線)
      徒歩1分

    空室検索・予約

    最新の料金や料金詳細、客室の条件は異なる場合がありますので、提携先のサイトをご確認ください。

18~38階:歌舞伎町ならではのエンタメ感満載「HOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL Hotel」

18~38階:歌舞伎町ならではのエンタメ感満載「HOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL Hotel」

20~38階もホテルフロア(ロビーは18階)。上層階のホテルとはまた違った、エンターテインメントの町・新宿らしく、アートや音楽、文化をコンセプトにした「HOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL Hotel」。使い勝手の良さや快適さを考えられた、よりカジュアルなホテルです。

「HOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL Hotel」の客室も、大きな窓が備えられており、実際の部屋の面積以上に広さを感じる開放感。

全538室と客室数が多く、コンパクトなベットルームから、ミニキッチンや洗濯機付きの部屋、畳敷の小上がりがある部屋まで、さまざまな客室タイプが用意されています。

「一人旅からファミリーまで、幅広い層に使い勝手がよさそう。また、短期滞在から長期滞在まで対応してくれていますね」

現在は期間限定で、エヴァンゲリオンとコラボレーションした「LIFESTYLE HOTEL EVA」が1フロアをジャック中。

作品に登場するキャラクターをイメージした内装、グッズ、ムービーなどが特典のプランがリリースされています。

「これはエヴァ好きにはたまらないですね!」2023年7月20日までの限定プランなので、気になった方はお早めに。

17階:ジャムセッションのように多様性が混ざり合うフロア「JAM17 DINING & BAR」

17階:ジャムセッションのように多様性が混ざり合うフロア「JAM17 DINING & BAR」

17階の「JAM17」は、バー、レストラン、ジェラートショップ、ルーフトップテラスやイベントスペースがあるフロアです。

カフェ、おしゃべり、飲食、イベントなど、それぞれの好みや目的に合わせてさまざまな使い方ができます。

9~10階:日本初!全席プレミアシートの映画館「109シネマズプレミアム新宿」

9~10階:日本初!全席プレミアシートの映画館「109シネマズプレミアム新宿」

通常の映画館とは異なる、上質な鑑賞環境とおもてなしをテーマにしているのが「109シネマズ」の新ブランド「109シネマズプレミアム新宿」。日本初、全席プレミアシートのシネコンです。

こちらは、映画館のラウンジ。通常の映画館のイメージが一掃されるような、まるで高級ホテルのロビーのような、上品で落ち着いた空間です。

プレミアというだけあって、鑑賞環境が別格。一般的なシネコンの座席の最大約2.3倍の座席、3面ワイドビューシアター「ScreenX」、全シアターには、坂本龍一氏が監修した音響システムを搭載しています。

プレミアシートもA席/S席の2種があり、こちらはS席。自動リクライニング、荷物置きスペース、充電設備までついています。

S席利用の際は、鑑賞後専用ラウンジが利用でき、ワンドリンクサービスも受けられます。見る前や見た後の時間も映画の世界に浸ることができる設備が満載で、ここなら「ただ映画を見に行く」だけでなく、映画鑑賞そのものが「旅」のような、特別なイベントになりそうです。

6~8階:演劇、音楽、映像が楽しめる「THEATER MILANO-Za」

6~8階:演劇、音楽、映像が楽しめる「THEATER MILANO-Za」

もとは映画館新宿ミラノ座」があった跡地に建てられたのが、東急歌舞伎町タワー。その名前を継承した劇場が「THEATER MILANO-Za」です。

席数は約900席ありながら、舞台との距離が近く、演者と観客が一体になって楽しめる造りになっています。

5階:「美と健康」がテーマの会員制ウェルネスクラブ「EXSTION(エクジション)」

5階:「美と健康」がテーマの会員制ウェルネスクラブ「EXSTION(エクジション)」

5階は、心身の健康、よりよい生活を目指した、さまざまなサービスを展開するウェルネスエンターテインメント施設「EXSTION」。

ウェルネスというキーワード通り「美と健康」をテーマにした施設で、トレーニングジム、プライベートサウナ 、テラスプール、アートコンジェルジュなど、会員だけが利用できる施設と、一般利用可能なレストランが併設されています。

4階:体験型アトラクション!ダンジョン攻略体験施設「THE TOKYO MATRIX」

4階:体験型アトラクション!ダンジョン攻略体験施設「THE TOKYO MATRIX」

さまざまな最新技術を駆使した新しい体験型アトラクションが「THE TOKYO MATRIX」。プレイヤーである自分がアバターとなってリアル仮想空間に入り、色々なミッションや冒険に挑戦して、ダンジョンを攻略していきます。

この日は、ほんの一部だけ体験。自分の動きとアバターの動きが連動しているので、思った以上に全力で、全身使って夢中で取り組んでしまったティモシーさん。「これは面白そうですよ!」

ちなみに攻略するのはなかなか大変だそうで、行くたびにミッションも変わるとのこと。何度来ても楽しめるアトラクションです。

3階:アミューズメント、フード、イベントが融合した最新のゲームエンターテインメント「namco TOKYO」

3階:アミューズメント、フード、イベントが融合した最新のゲームエンターテインメント「namco TOKYO」

3階は、アミューズメントコンプレックス「namco TOKYO (ナムコトーキョー)」。アミューズメントコンプレックスとは、アミューズメント(マシンやゲームなど)、フード、イベントなどが融合したバンダイナムコグループの新業態のことです。

海外で人気のカプセルトイ「ガシャポン」の設置面数は、なんと250面!また、世界に1台しかない(2023年4月現在)、立体映像を搭載した最新型ガシャポン「ガシャポンオデッセイ」も設置されます。

大小さまざまなクレーンゲームは、ぬいぐるみや小物から、缶詰まであります。

MUSIC&PLAYLOUNGE「ASOBINOTES」では、キャラクターのAIDJによる音楽空間の中で、お酒やフードが楽しめます。

ゲームの合間に休憩がてら利用するのも良し、仲間と気軽にお酒を楽しむ場として活用するも良し。お酒に加えて、めずらしいご当地缶詰をおつまみとして購入できます。

日本のゲームセンターではおなじみの「ワニワニパニック」「マリオカート」「太鼓の達人」など、誰もが心躍るマシンがたくさん!

「ここは一晩中遊べますね!」と言いつつ手元が怪しいティモシーさん、太鼓はあまり得意ではない様子!?

また通常、ゲームは現金(コイン)しか使えないのが当たり前でしたが、ここnamco TOKYOではゲームから飲食まで会計はすべてキャッシュレス対応。観光客にとって嬉しいポイントのひとつです。

2階:早朝から深夜まで!エンターテインメントフードホール「新宿カブキhall~歌舞伎横丁」

2階:早朝から深夜まで!エンターテインメントフードホール「新宿カブキhall~歌舞伎横丁」

日本の祭り、屋台をイメージした朝6時〜翌朝5時営業のフードホール「新宿カブキhall~歌舞伎横丁」。

フードホールには、北海道~沖縄まで各地のご当地グルメを提供するバラエティ豊かな10店舗が出揃っており、席数はなんと1300席もあります。

フードホール内のステージでは、DJ、マジック、カラオケなど毎晩さまざまなイベントを開催予定。食事をしながら、エンターテインメントを満喫できる空間です。

「あの高層ビルの中とは思えない、どこか別の地域に来たかような世界観があっていいですね。」

地下1〜4階:エリア最大級ライブホール「Zepp Shinjuku (TOKYO)」&ナイトエンターテインメント施設「ZEROTOKYO」

地下1〜4階:エリア最大級ライブホール「Zepp Shinjuku (TOKYO)」&ナイトエンターテインメント施設「ZEROTOKYO」

地下1~4階は、ライブホールとナイトエンターテインメント施設で構成されています。まずは新宿エリア最大級である1,500名のキャパシティをもつライブホール「Zepp Shinjuku (TOKYO)」。

国内外に展開するコンサートホールZeppの東京都内3館目のオープンです。既存の大規模なスタンディング形式のライブホールは都心から離れていることが多いので、新宿という立地は大きな特徴です。

そして、3フロア+5エリアで構成された国内最大級のナイトエンターテインメント施設「ZEROTOKYO」です。

「ENTERTAINMENT JUNCTION」をコンセプトとし、音楽、 DJ 、空間演出、パフォーマンスなど、あらゆるエンターテインメントコンテンツを集め、交差させることで、これまでにない新たなエンターテインメント体験を生み出し、さまざまな人の“好きを極める”場となることを目指しています。

1階:飲食店や観光案内所、生花店などのエンターテインメント&レストランフロア

1階:飲食店や観光案内所、生花店などのエンターテインメント&レストランフロア

1階には、日本の食文化が感じられるレストランやショップ、観光に便利な施設が並びます。

世界に誇る日本のグルメの一つ、和牛。そんな和牛一頭買いの焼き肉チェーン店として有名な‟和牛専門集団”である平城苑が運営する新業態のレストランがビーフダイニング「和牛特区」です。和牛のおいしさを最大限引き出した、様々なオリジナル料理が味わえます。

その他、「和牛バーガー&ワールドタコス KABUKI BURGER & TACOS」「スターバックス コーヒー」といった飲食店や、演劇やミュージカル、伝統芸能のチケットが購入できる「TKTS」の販売ブース、生花店などがあります。

さらに、ヤマト運輸の配送カウンターも常設。「大きな荷物がある、買い物をたくさんした後でも、手軽に配送ができてとても便利ですね」。こちらは海外発送も対応してくれます。

観光インフォメーションはこちら。東急歌舞伎町タワーについてはもちろん、周辺観光で気になることがあったら気軽に利用できます。

また、空港連絡バスの乗降場も設置され、観光客にとってのアクセスもばっちりです。

館内の各所に施されたアートプロジェクトも必見!

館内の各所に施されたアートプロジェクトも必見!

東急歌舞伎町タワーは、新宿歌舞伎町の文化を体験できる施設としてアートプロジェクトにも取り組んでいます。

そのため、エントランスやロビー、各施設のラウンジやホテルの客室など、館内のあらゆるポイントで様々な作家のアート作品を目にすることできます。

新しい歌舞伎町を世界へ発信する「東急歌舞伎町タワー」

新しい歌舞伎町を世界へ発信する「東急歌舞伎町タワー」

世界に向けて「エンターテイメントシティ・歌舞伎町」としての発信に力を入れ、インバウンドの集客も大きな狙いとしている「東急歌舞伎町タワー」。日本のおもてなし、最新技術、エンターテインメント、カルチャーやアートを感じられる場として、東京では必須の観光スポットになるのではないでしょうか。
海外に比べて、夜の時間を楽しめるスポットが少ないと言われる日本においては、ナイトタイムの楽しみの一つとしても注目されそうです。

新しい歌舞伎町、そして「東急歌舞伎町タワー」へぜひ足を運んでみてください。

  • 東急歌舞伎町タワー
    • 住所 〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1-29-1
    • 最寄駅 西武新宿線「西武新宿駅」から徒歩1分/JR各線・⼩⽥急線・京王線「新宿駅」から徒歩7分/都営大江戸線「新宿西口駅」から徒歩6分/東京メトロ 丸ノ内線/副都⼼線 ・都営新宿線「新宿三丁⽬駅」から徒歩8分
    • 営業時間:各施設による

Written by:
島田みゆ
島田みゆ

旅ライター×海外ツアーコンダクター。社会人向け教育コンテンツの企画開発・編集担当として11年従事。プライベートでは学生時代から旅に魅了され、これまで世界約50カ国150都市以上をめぐってきた大の旅好き。世界中、日本中のグルメを味わい、自然を感じ、世界遺産や歴史的建築を見て、温泉めぐりをするのが生きがい。そんな旅好きが高じて、会社員から旅ライター×海外添乗員へと転身。現在は、年間100日以上海外を飛び回りながら、旅ライターとしても活動。旅の楽しさ、日本の魅力、世界の多様な価値観をより多くの人に広めるべく、インバウンドの添乗や旅ライターの取材等で、日本各地を訪れて情報発信をしている。

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