煌めくネオン、ド派手なコスチュームに身を包んだダンサー、ロボットとのバトル・・・ここは東京の夢の国・・・?!
テーマレストランともよばれるユニークなロボットレストランへGO!
- ロボットレストランは2020年に閉店しました。現在、同じ場所で新しいショー「サムライ・レストラン」が開催されています。
レストランはこうして生まれた!
2012年7月、総工費100億円をかけてオープンしたロボットレストランは、名前は「レストラン」だが、いわゆるレストランではなく、エンターテインメントショーを提供するナイトスポットだ。
当初は日本のビジネスマンをターゲットとしていたが、「日本にしかない」ユニークなレストランとして世界中で人気をよび、いまやお客の大半は外国からの旅行者で子供連れも多いそうだ。
歌舞伎町にロボットの家?!
ロボットレストランは東京随一の歓楽街である新宿・歌舞伎町にある。周辺は大人の街だがロボットレストラン周辺だけは、国や世代を問わず多くの人で賑わう。アクセスはJR新宿駅東口から徒歩5分、丸ノ内線新宿駅B11・B12から徒歩4分と便利な立地だ。
「ロボット、ロボット、レストラン・・♪」という音楽に誘われ、お店に到着すると入口に鎮座する「ロボコ」という巨大な女の子のロボットがお出迎え。足元にあるベンチに座ればロボットを操縦している気分に。またすぐそばにはボディガードのような小さなロボットもいる。
チケット購入カウンターは英語表記があるのでご安心を。チケットを購入したら、人ひとり通れるほどの狭いネオンゲートを通りぬけ、煌びやかなエレベータに乗り、ロボットワールドへ・・・。
ゴージャスなラウンジ
3階のラウンジに到着。エレベーターの扉が開くと、別世界に迷いこんだかのよう。
ラウンジはミラーやカラフルなライト、シャンデリア、ビデオスクリーンで飾られ、何とも煌びやか。ロボットによるギターの生演奏を聴きながら、王座のようなゴージャスなイスに座り、リッチにウェイティングタイムを過ごした。
ジャミーというロボットがそばにいるドリンクカウンターでは、お土産、ソフトドリンク500円、日本酒500円、ビール600円、メガバーガー1400円などを用意。
(フラワー模様の、キラキラ金色のトイレもぜひチェックを)
「まもなく開演」と放送があり、甘いポップコーンの香りに包まれるステージのある地下1階へ向かう。ステージが真ん中にありその両脇に客席があること、また客席からステージが近距離であることに驚く。
開演前には、売り子さんがスナックやドリンクを販売していた。寿司1000円やお弁当など、しっかりごはんを食べたい人は事前に要予約。
「女戦による和太鼓の演奏」
スナック販売が終わると、会場での注意事項の説明が流れ、いよいよショーの始まりだ。ワイルドな衣装に身を包み太鼓を力強くたたく女性を乗せた3台のフロートがステージを練り歩く。一つ目のショーでは御神輿、ロボット達磨、超巨大な寿司のフロートなど日本の伝統文化をテーマにしておりエレクトリックギター演奏者、三味線を弾く巨大な鬼の饗宴も見ごたえ抜群。
このショーのストーリーは、「女戦(女性戦士の略)」が、平和や幸せを揺るがすロボットとの戦いだ。女戦や忍者などのダンシングショーなど盛りだくさん。ロボットドラゴンが煙を吐き出す演出の後、レインボーカラーヘアーのダンサーたちが会場を盛り上げた。
ブレイクタイムに入ったが、私は、「今一体何が起こったのか」混乱してしまうほど、このショーに圧倒され、「消化」するのに時間がかかるほどだったのだ。
「ロボット対戦」
薄暗い雰囲気の中、ステージと客席を仕切るチェーンが張られ、何か危険なことが起こるのか?と、緊張感がただよう。
会場にあるスクリーンには、ユニコーン、妖精、マーメイドやゼウスが映し出され、平和だった森が、悪いロボットにより破壊されたというストーリーが語られた。
すぐに幕が上がったが、叙事詩的で、言葉に表現できるものではなかった。
女戦のダンスの後、武器となるロボットに乗ったライバルとの戦いが続く、そして、黒い革の衣装に包まれたカーニバルスタイルの犯人が「美しい森を破壊するぞ!」と言い放った後、次幕へ・・・?!
恐竜、猿、マーメイドが悪魔と戦う!
牛に乗ったアニメ風忍者パンダのショー、グリフィン(伝説上の生物)が口から煙を吐いた後、クライマックス。ネオンに装飾された蜘蛛に乗った戦士、鮫に乗ったマーメイド、空飛ぶモンスター猿などが登場し、悪魔のロボット侍との戦いが始まる。
戦いがクライマックスにさしかかったとき、悪魔は恐竜に食べられ、戦いが終わる。
「ELダンス」&「ロボットパレード」
ステージには入らないようにとアナウンスがあった。「さあ、いよいよ始まります」というアナウンスとともにファイナルステージスタート!
先のショーとは一転、サーカスのようなポップな雰囲気のEL(Electro-Luminescence)ダンスが始まった。ブレイクタイムの時に観客全員に配られたペンライトの効果で、会場一体が大盛り上がり!
フィナーレは巨大なロボットや派手な衣装に身を包んだシンガー、虹色の衣装を着たダンサー、ロボットレストランのマスコットである、ロボコが次々と登場し、会場を盛り上げた。
ぜひロボットレストランへ!
入場料は1人8000円、お寿司1000円(要予約)など食事をしながも楽しめる。ショータイムは約75分、1日3~5公演行われているがスケジュール詳細はHPを参照。前売り券もあるので確認を。
ショーは、大きな音、きらびやかな装飾などもあるため、お子様には耳をケアするためのヘッドフォン(無料)を借りてくださいね。
アメリカのマサチューセッツで育ち、新たな冒険と、おいしい緑茶を探しに日本へやってきました。様々なことを追求し、そして書くことを通じて、大都市・東京で私だけの生き方をみつけることができました。
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