ホテル3階に位置する「シャンパン・バー」で楽しめるのは、25種のスイーツと15種の軽食、全40種類の抹茶メニューを90分堪能できる「抹茶スイーツブッフェ」。店内は青竹や笹、パンダで演出され、エンターテイメントの要素も強く、見るだけでも楽しい工夫がされています。

席に着くとまず初めに提供されるのが、「特選抹茶ティラミス」のウェルカムスイーツ。

ほかにも、抹茶の濃さによって味わいの違いを楽しめるパンダ型のチョコレートやチョコレートファウンテンなども設けられています。

中でも筆者が注目したのは、小瓶に入ったメニュー。抹茶のパンナコッタの上に、それぞれシソ、ユズ、山椒、ゴマなど、日本ならではの調味料が使われたソースがかけられているものなどがありました。

ほか、15種類の軽食もあるのもうれしいポイント。

蕎麦やところてん、サンドイッチなど……甘いスイーツの合間に食べられるので、いくらでもスイーツが食べられる気がします。

ちなみにドリンクは、緑茶、玄米茶、ほうじ茶のほか、コーヒーや紅茶など全15種類から選べる仕様。オプションでシャンパンなどのアルコールをオーダーすることも可能です。

狙い時は、平日。土日祝日よりお手軽なほか、比較的空いていると予想されます。

【抹茶スイーツブッフェ】
開催店舗：シャンパン・バー（ホテル3階）
開催時間：11：30～／13：30～／15：30～ 各1時間半・3部制
※但し、土曜は 17：30・19：30～の部を 加えた5部制、日祝日は17：30～の部を加えた4部制
料金：平日4,600円／土日祝日 5,600円（消費税・サービス料別）

一方2階、ロビー中央にあるくつろぎ空間「アトリウムラウンジ」では、「抹茶アフタヌーンティーセット」を提供。12種類のプチガトーと、4種類のセイボリー（塩味のメニュー）を楽しめます。

テーブルには小さな盆栽も飾られていて、とても優雅な雰囲気。

そんな中、ウェルカムドリンクではお抹茶と、なんと茶筌が……！なんと、自分でお茶を点てることができるのです。

聞くに、初心者でも点てやすい仕様のお抹茶とのこと。「前後に50回ほど茶筌を動かして、少し泡立ったら飲み頃のサインです」ということでした。素敵な雰囲気の中での、お点前体験。なんて贅沢……！

そして肝心なスイーツと、セイボリーが運ばれてきます。スタイリッシュな3段のセットに乗せられてきたスイーツは、やさしい甘さと抹茶のほろ苦さが美味しい仕上がり。

マカロンやガナッシュ、タルトなど……一口に抹茶スイーツといっても、いろいろな食感が楽しめる工夫がされています。口直しにうれしいセイボリーは、「ワカモレタルト」や「枝豆エクレア」など、趣向を凝らしたメニューがラインナップです。

抹茶ブッフェ同様フリードリンクで、こちらは全22種類の飲み物から選ぶことができます。オプションでシャンパンを飲むこともできますよ。

【抹茶アフタヌーンティーセット】※お抹茶付き
開催店舗：アトリウムラウンジ（ホテル2階）
開催時間：平日12：00～18：00 土日祝日11：00～13：00／13：30～15：30／16：00～18：00　3部制
料金：4,900円（消費税・サービス料別）

「抹茶スイーツブッフェ」「抹茶アフタヌーンティーセット」のほか、施設内の各店舗では、以下のような抹茶メニューも提供しています。

例えば2階の「ピエール・ガニェール パン・エ・ガトー」では、3つ星シェフ・ピエールが、抹茶や緑色の食材を使った14種類の独創性あふれるテイクアウト商品を用意。

ほかにもホテル内では、各店舗で以下のような抹茶メニューを提供しています。

●カスケイドカフェ（2階）のブッフェにて、抹茶デザートを提供
●ザ・ステーキハウス（3階）の「抹茶とタラバ蟹フライのバーガー」
●MIXXバー＆ラウンジ（36階）のランチブッフェにて、抹茶デザートを提供
●鉄板焼赤坂（37階）のデザート「パルフェ グラッセ オ テ ヴェール」

ANAインターコンチネンタルは、東京の中心部にあり、ビジネスやレジャーどちらの拠点としても機能する立地の良さが定評のホテル。しかし単なる宿という使い方だけでなく、ホテルの中での時間も楽しみたいもの。そんな時には、この「抹茶コレクション」を堪能してみるというのも、素敵ではないでしょうか？