
神楽坂エリア一帯は江戸後期から花街として栄えており、数多くの芸者が活躍し、数えきれないほどの料亭や茶屋が軒を連ね、賑わいを見せていた。歴史情緒が残る一方、今はモダンなフレンチレストランと老舗料亭が隣り合わせに。そんな街並みをゆっくり歩けば、賑やかな大都会とは異なる一面を覗ける。新宿区の大久保通り交差点から外堀通り交差点までの「神楽坂」をのんびり散策するお散歩コースをご紹介!東京で古今混在の雰囲気を感じてみて!
スタートは飯田橋!古き良き時代の街並みを歩く


神楽坂散歩を楽しみたいなら、「飯田橋」駅を出て徒歩で「神楽坂下」から「神楽坂上」へのぼるルートが一番おすすめ。特に週末や祝日の午後は交通規制が実施されて歩行者天国となる場合が多いので、両側にずらりと並ぶお店をゆっくり見て楽しめる。神楽坂は車などの進行方向が午前と午後で逆転する、日本で唯一の逆転式一方通行道路であることにも注目!
老舗甘味処「紀の善」で伝統の味を堪能


1948年オープンの「紀の善」は、神楽坂へ行くなら必ず訪れたい老舗甘味処だ。京都の高級抹茶を使用した看板メニューの「抹茶ババロア」874円(税込)は、しっとりとした食感と口に広がる濃厚なお茶の香りが特徴。生クリームが添えられ、自家製の上質な粒あんと一緒にいただくと、絶妙なバランスで幸福感に包まれる。他にも、様々な釜飯料理や秋冬限定の栗ぜんざい950円(税込)、春限定の苺あんみつ950円(税込)などが人気。
時間:11:00〜20:00(日曜、祝日11:30~18:00)
休み:月曜(祝日の月曜は営業)
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紀の善
- 住所 1-12, kagurazaka, Shinjuku-ku, Tokyo 162-0825
「la kagu」でひと休みし、素敵な小物探し♪



「衣食住+知」がコンセプトの新形態複合ショップ「la kagu」。テラス席があるカフェで一息ついたり、スペシャルなギフトを探したりしたいときにもおすすめだ。ファッション、生活雑貨、家具、本などの商品が揃う店内には、カフェも併設されている。建物はもともと1965年に建てられた文芸書大手の出版社、新潮社の本倉庫で、設計デザインを担当したのは世界に名を馳せる隈研吾建築都市設計事務所だ。倉庫の雰囲気は今もそのまま活かされている。コーヒーShort500円(税抜)や行列のできる玉子サンドイッチ(※)などの軽食はもちろん、斬新なデザインの食器や雑貨もよりどりみどり。「la kagu」へ行けば、きっと心もお腹も満たされるはず!
※コロナの玉子サンド:イートイン850円・テイクアウト950円(税抜)イートインとテイクアウトで玉子の製法が異なる。テイクアウトは1日10食限定。
時間:11:00〜20:30
休み:不定休
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la kagu
- 住所 67, Yaraicho, Shinjuku-ku, Tokyo 162-0805
石畳を歩き、古今混在の風情を感じる


夕方5時以降になると、神楽坂の路地裏に佇むお店が次々と開店。明かりが灯った神楽坂は昼とは異なる表情を見せる。石畳の芸者新道、みちくさ横丁、見番横丁や熱海湯階段などを散歩してみよう!高級料亭が散在する閑静な小路を歩いてみると、地元住民の生活感が伝わってくると同時に、タイムスリップしたかのような雰囲気を味わえる。


優雅な石畳の小路の奥へ進むと、歴史情緒あふれる景色が広がっている。夕方、料亭へ出向く芸者さんに出会えるかもしれない。
「離島キッチン」で日本の島の美食を楽しもう!

神楽坂駅近くの路地に位置する「離島キッチン」は、都会にありながら、離島のようなのんびりした雰囲気。ここに来れば、日本全国の島料理を味わえるほか、島直送の特産物も手に入る。産地直送で約50島の料理・食器・食材が提供されている。お客様に島々の魅力を存分に伝え、離島の経済活性化につなげていくことを目指している。

ランチタイムでは単品料理やどんぶりのほか、月ごとにテーマが変わる「島めぐりランチ御膳」2000円(税抜)がおすすめ。一度に約10種類の島料理を楽しめる。島料理ばかりでなく、兵庫県・淡路島の地ビール890円(税抜)、新潟県・佐渡島の日本酒650円~(税抜)や愛媛県・岩城島のレモンサワー550円(税抜)など、島特産の地酒も一緒にいただける。島の美味しい料理を満喫しに離島キッチンへ足を運んでみよう。
時間:11:30~14:00、18:00~22:00(月曜日はディナータイムのみ営業)
休み:不定休
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離島キッチン
- 住所 6-23, kagurazaka, Shinjuku-ku, Tokyo 162-0825
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。
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