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[MOVIE] 日本の夏といえば!かき氷を食べてみた!

[MOVIE] 日本の夏といえば!かき氷を食べてみた!

更新日: 2018/06/13

太陽がアスファルトに照りつけ、ミーンミーンとセミの鳴き声が響き、とにかく蒸し暑い日本の夏。日本では夏の暑さを吹き飛ばすために、氷を削ってシロップをかけた氷菓「かき氷」を食べる。私は今まで興味はあったがチャンスがなく食べたことがなかった。「おばあちゃんの原宿」とよばれる巣鴨のかき氷専門店を取材で訪れた。

単なる氷ではない!

単なる氷ではない!

今まで、冷たいデザートといえば、アイスクリームやシャーベット、氷を使ったデザートといえば、スノーコーン(アメリカ風かき氷)を思い浮かべていた。かき氷も同じように氷を使ったデザートなのだと思っていたが、今回取材してみて発見したことは、かき氷の神髄は「氷の削り方」にあるということだ。

有名人も訪れる居心地のよい雰囲気

有名人も訪れる居心地のよい雰囲気

今回取材したお店は「かき氷工房 雪菓(せっか)」。店名を聞くからに、ひんやりする。約2年半前にオープンしたばかりだが、テレビなど多数のメディアで取り上げられ、夏期シーズンの週末は2時間待ちの行列ができるほどだという。
入店すると、木製のあたたかみのあるテーブルが配置され、デッキコーナーに座ると、夏のオープンテラスにいるかのような気分になる。
 ブラックスミス(日本語訳:刀鍛冶)から名付けた「スミス」というかわいいウサギのマスコットが置かれ、リラックスできる雰囲気だ。

まるでアート作品のよう!

まるでアート作品のよう!

入店するとすぐ、キッチンのカウンターに2台の「かき氷機」が置かれているのが目についた。氷を削る様子をお客さんが見られるのだ。

いよいよ、かき氷作り開始。店長さんが冷凍庫からブロック氷を取り出し、かき氷機に置いてハンドルを回すと…氷がふわふわに削られていく!
 途中何度かシロップをかけ、あっという間に氷の山に。最後に形を整え、上からシロップをかければ、アート作品のようなかき氷の完成♪
 このお店では、富士山の天然水を使用。水道水から作った氷と異なり、触感はふわふわに、そして溶けにくいという。シロップは新鮮な果物など素材からこだわり、手作りするという。

甘い甘~い「氷山」!

甘い甘~い「氷山」!

最初にいただいたのは「抹茶」700円のかき氷。最初の一口は、ほのかに苦味があるが、同時に抹茶フレーバーが口に広がり、氷が口の中でふわっと溶けていった。まるで綿あめのようだ。
次は「いちごミルクVer.1.10(生いちごミルク)」800円。中に、角切りのイチゴとミキサーでつぶして作ったフレッシュなイチゴソースが入っている。

イチゴソースが入れられたピッチャーとともに提供され、ソースを自分で回しかけいただく。練乳(無料)が欲しい人は申し出よう。お好みにあわせて練乳とイチゴソースをミックスしてみて。

こだわりを貫く

こだわりを貫く

かき氷は人の手を使わず「機械」で簡単に作ることもできる。またシロップソースも市販のものを使うこともできる。しかし、どちらもあえて手作りにこだわる雪菓。季節限定メニューもあり、店長は常に新しい味を考案し提供している。私は人気の理由はココにあるのだろうと感じた。また年間を通じて営業しているところもうれしい。
もし巣鴨を訪れたなら、雪菓へ!巣鴨駅からすぐだ。
時間)11~17時(土・日曜、祝日は10~17時)
休)月曜日

  • かき氷工房 雪菓
    • 住所 3 Chome-37-6 Sugamo Toshima-ku, Tōkyō-to 170-0002
Written by:
Alex Kobayashi
Alex Kobayashi

アメリカから日本に来て6年、動画ブログやイラスト、アニメーション制作が得意です。日本のサブカルチャーも大好きで、アニメ、漫画、ゲームなどに興味津々。

※記事掲載時の情報です。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。

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