2023年1月31日、羽田空港第3ターミナル直結の複合施設「羽田エアポートガーデン」がついに全面開業。その「羽田エアポートガーデン」内に、2022年12月21日、先行オープンしたホテルが「住友不動産ホテル ヴィラフォンテーヌ プレミア/グランド羽田空港」です。
日本最大のエアポートホテルとなった「ヴィラフォンテーヌ 羽田空港」の全貌を探るべく、LIVE JAPAN外国人編集スタッフが潜入レポート!「ヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港」と「ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港」、異なる2つのホテルブランドの違いや特徴、羽田空港ならではのサービスや特色、さらには外国人目線での利便性や魅力について紹介します。
ヴィラフォンテーヌ 羽田空港とは?
「ホテル ヴィラフォンテーヌ」は、東京23区、大阪、神戸に21館を展開(2023年3月現在)している、住友不動産のホテルシリーズブランド。“都会に癒しとやすらぎを提供できる「泉」のような存在でありたい”という想いからつけられたネーミングで、同ブランドでも利用する人や場所にあわせて
すべて異なるテーマとコンセプトを設定しています。
今回、羽田空港直結のエアポートホテルとして新規オープンしたのが、ラグジュアリーホテルブランドの「ヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港」(以下:プレミア)と、ハイグレードホテルブランド「ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港」(以下:グランド)の異なる2つのブランドのホテルです。いずれも第3ターミナルからの連絡通路でつながる羽田エアポートガーデン内にあり、トータルの客室数は全1717室と、エアポートホテルとしての規模は国内最大となっています。
プレミアとグランド、2つのブランドの違いは?
プレミアは、エアポートホテルでありながらもラグジュアリーでおもてなしあふれる上質な滞在を求めている方向き。グランドは、ビジネスや観光の拠点として利便性や機能性を重視しながら快適な滞在を求める方向き。
プレミア、グランド、いずれのホテルの入り口も4階のロビーから。通常、エアポートホテルというと単に「空港に近い」「アクセスがいい」といった利便性だけが注目されがちですが、それ以上の快適さや旅の思い出になるような心に残る滞在を目指しているのが、ヴィラフォンテーヌ 羽田空港。
「このホテルを宿泊だけの場所でなく、旅の中継地にして欲しい」という想いが込められており、両館共通して内装にはさりげない和のテイスト、細やかなサービスと、日本らしさを感じることができます。
LIVE JAPAN編集スタッフがおすすめポイントをご紹介
今回、リポートしてくれるのはLIVE JAPAN外国人編集スタッフ・ベラさん。
「日本に来た外国人が嬉しい&気になるポイント、空港ホテルならではのポイントなどをリサーチしていきたいと思います!」
「ヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港」の特徴は?
ヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港=プレミアは、快適性を追求した癒しの空間がコンセプト。客室は全160室、館内や客室の内装や装飾品は上品で高級感があり、おもてなしを感じるワンランク上のサービスが受けられます。
チェックインは、開放感あるロビーでスタッフによる着席での案内。また、コンシェルジュによるサポートやルームサービス(有料)も利用できます。
プレミアならではの上質でゆとりある快適な客室
コンセプトが異なる全6タイプの客室(フォンテーヌスイート、プレミアスイート、エグゼクティブキング、エグゼクティブツイン、デラックスキング、デラックスツイン)は、すべてゆとりある広めの空間でリバービューです。
こちらは、「Premier Suiteプレミアスイート」の客室。
海や川が近い羽田空港らしく、海をイメージしたブルーが印象的なカラーリングです。
テーブルには老舗銘菓のウェルカムスイーツが用意されています。「こうしたちょっとしたサービスは、日本の宿らしい心配りが感じられてうれしいですね」とベラさん。
スイートの部屋は、すべてバスルームから空港の景色が眺められるビューバスになっているのとのこと。滑走路が目の前で、空港ならではの臨場感たっぷりです。
こちらは、「エグゼクティブキング」。東京をイメージした夜景があしらわれた壁紙、実際の東京の地図がデザインされた絨毯など、「東京」がモチーフになっている部屋です。
プレミアの全客室は、独立シャワールーム付き(バスタブ別)。また、客室に用意されているアメニティには、プレミアオリジナルのアイテムもあります。
グラスやカップなどの食器類は完備、冷蔵庫の飲み物はすべてフリードリンクです。
プレミアの客室のウォークインクローゼットは、通常よりもスペースが広めに取られています。そのため、大きなスーツケースを広げるのに便利なことはもちろん、和服の着付けなどスペースが必要な場合にも使い勝手がいい造りです。
「ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港」の特徴は?
ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港の特徴は、なんと言っても客室が12タイプもあるという点。ビジネスや観光の拠点と滞在目的に合わせて、また一人利用からカップル、友人同士、ファミリーなど、人数やメンバーに合わせて対応できる豊富な客室タイプが揃っています。
さらにエアポートホテルで全1557部屋という客室の多さも、安心のひと言です。
チェックインには専用マシンを導入しており、手続きもスムーズ。ベラさんも「言語が選べるので安心ですね」
アメニティはバイキング形式を採用してCO2削減に積極的に取り組むなど、機能性や環境にも配慮されています。
出張や長期滞在に便利なランドリー設備もあります。
グランドだからこその快適さと利便性、シーンによって使い分けられる豊富な客室タイプ
グランドの客室は、ダブル、ツイン、トリプル、レディース、ファミリー・和洋室、ユニバーサルの6種類、全12タイプ。
こちらは、ファミリーに嬉しい「和洋室デラックス」。赤ちゃんや子ども連れでも安心して宿泊できる設備やサービスを備えたホテル・旅館に認定されるミキハウス子育て総研「ウェルカムベビーのお宿」認定対象客室です。段差の少ないバリアフリー&畳敷きは、お子さんはもちろん、年配の方も安心な設計です。
「靴を脱いで過ごせるところ、また桜の壁紙や障子が和の雰囲気を感じられていいですね」とベラさん。
ちなみに、こちらは6階に位置しており窓の外はちょうどモノレールの線路の目線。鉄道好きにはイチオシしたいお部屋です。
2台あるベッドの他、布団も2組用意されているので最大4名宿泊できます。
木製のアメニティボックスやごみ箱など、部屋内のちょっとした小物にヒノキ製品を使っているので、空間全体にほんのりと和の香りが漂っているのも癒しポイントです。
日本の要素を取り入れた創作イタリアンがいただける「イル・リストランテ トーキョー」
プレミア側にあるレストラン「イル・リストランテ トーキョー」では、日本の四季折々の食材を使用し、和のひと手間を加えたオリジナルのイタリアンが味わえます。アラカルトとコースで対応しており、宿泊者以外も利用できます。
お料理だけでなくグラスも江戸切子を使用するなど、カトラリー類やインテリアにも日本のテイストが感じられるこだわり。昼はリバービュー、夜は夜景と展望もばっちりです。
日本でこれが食べたかった!が揃う「オールデイダイニング グランドエール」
1階にあるレストラン「オールデイダイニング グランドエール」では、ラーメンやうどん、すき焼きなど定番の日本グルメを中心に、和洋折衷オールマイティーなメニューをアラカルトとビュッフェ形式で楽しめます。
日本に入国してすぐの外国の方、日本に帰国したばかりの日本人などが、日本を感じられるメニューが用意されているのが嬉しいポイント。「日本に着いたらすぐに日本食が食べたい!」というニーズにぴったりです。
こちらもホテルレストランでありながら、宿泊者以外でも利用できます。
リバービューと夜景が一望できる「バー&ラウンジ ザ・スローン」
4階には、リバービューと夜景を眺めて過ごせるバー&ラウンジも。日本のウィスキーやオリジナルカクテルなどを嗜みながら、優雅な時間が過ごせる大人の空間です。
特長その① 外国人必見!ホテル直結の天然温泉「泉天空の湯 羽田空港」
さまざまある施設の中でもベラさんのイチオシが、ホテル直結12階にある天然温泉「泉天空の湯 羽田空港」。24時間営業※1の羽田空港直結の温泉施設で、地下1500mから汲み上げた温泉を利用している日本全国の空港で唯一の展望天然温泉です。
飛行機や「富士山」を一望できる展望露天風呂、2種類のサウナ、岩盤浴、食事処、休憩室、ボディケアを備えており、空港内の一施設とは思えないほど充実しています。そんな温泉施設が、プレミア宿泊の場合は無料で、グランドに宿泊の場合は1600円という割引き料金で利用できます※2。
※1 大浴場・サウナは13:00~翌10:00、岩盤浴は13:00〜翌9:00の営業。
※2 通常入館料4800円。AM1:00~5:00は別途深夜料金4000円が必要。
特長その② スポーツ好きも満足する高級マシンが並ぶ宿泊者専用「フィットネスジム」
宿泊者専用フィットネスジムは、イタリアのメーカーであるテクノジム社の高級トレーニングマシン(11種類)を設置。本格的なトレーニングを習慣にしている人も満足できること間違いなし。こちらも、プレミアの宿泊の場合は無料で、グランド宿泊の場合は¥2,200(税込)で利用できます。
特長その③ お土産、生活必需品に困らない!商業施設内ならではのグルメ&ショッピング
エアポートホテルというだけでなく、羽田エアポートガーデンという商業施設内にあるという点で、滞在の利便性は抜群。ショッピングエリアには生活必需品が手に入るコンビニエンスストアやドラッグストアはもちろん、日本らしいアイテムや羽田空港限定品など充実の品揃えで、ショップが約60店舗。最後にお土産を買い忘れてしまった!という時でも安心です。また、ホテルレストランをはじめ、フードコートなどのレストランも約20店舗あり、多彩なグルメが味わえます。
館内や周辺の案内等をしてもらえるインフォメーションセンター「Omotenashi Center」もあるなど、ホテル滞在、旅のスタートや終わりに便利な店舗やサービスはモレなく揃っています。
日本の旅の「やりたい!」が叶うエアポートホテル
宿泊だけではなく、温泉や食、など日本の旅のすべてが叶うオールインワンホテルを目指すのが「ヴィラフォンテーヌ プレミア/グランド羽田空港」も含めた「羽田エアポートガーデン」です。
「空港直結で便利ということ以上に、外国人が日本で経験してみたいおもてなしや温泉、食べたいグルメといったたくさんの『旅の体験』が揃っているところがとても魅力的ですね」とベラさん。
これまでのエアポートホテルの概念が大きく超えた、新しい旅のスポットとして訪れてみてはいかがですか?
【住友不動産ホテル ヴィラフォンテーヌ プレミア/グランド羽田空港】
●対応可能言語
日本語、英語
●施設情報
・部屋数:合計1717室(プレミア160室/グランド1557室)
・営業時間:チェックイン15:00〜29:00、チェックアウト11:00
※プランによって異なる
・料金:プレミア\50000台~(1室あたり)/グランド\20000台~(1室あたり)
※料金は変動制
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住所
144-0041 東京都 大田区羽田空港2-7-1
地図をみる -
最寄駅
羽田空港第3ターミナル 駅 (京急空港線 / 東京モノレール羽田線)
徒歩13分
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144-0041 東京都 大田区羽田空港2-7-1
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144-0041 東京都 大田区羽田空港2-7-1
旅ライター×海外ツアーコンダクター。社会人向け教育コンテンツの企画開発・編集担当として11年従事。プライベートでは学生時代から旅に魅了され、これまで世界約50カ国150都市以上をめぐってきた大の旅好き。世界中、日本中のグルメを味わい、自然を感じ、世界遺産や歴史的建築を見て、温泉めぐりをするのが生きがい。そんな旅好きが高じて、会社員から旅ライター×海外添乗員へと転身。現在は、年間100日以上海外を飛び回りながら、旅ライターとしても活動。旅の楽しさ、日本の魅力、世界の多様な価値観をより多くの人に広めるべく、インバウンドの添乗や旅ライターの取材等で、日本各地を訪れて情報発信をしている。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。
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