HOME 東京・東京周辺 東京 銀座 「銀座一蘭」の銀座重箱を味わったら、一蘭が日本人に支持されるワケが見えてきた
「銀座一蘭」の銀座重箱を味わったら、一蘭が日本人に支持されるワケが見えてきた

「銀座一蘭」の銀座重箱を味わったら、一蘭が日本人に支持されるワケが見えてきた

公開日: 2019/12/25
更新日: 2020/06/19

豚骨を用いた濃厚なスープが特長の豚骨ラーメンは、福岡県を代表するラーメンです。一蘭は、福岡県で創業した天然とんこつラーメンの専門店。職人が作りあげた極上のスープと麺が多くの人の心を掴み、国内外に店舗を構えています。

今回は、東京の銀座にある店舗「銀座一蘭」でしか味わえない特別ラーメンを紹介しましょう。一蘭独自の注文方法や一風変わった座席についても解説します。

一蘭にはラーメンの他にも特長がある

一蘭にはラーメンの他にも特長がある

一蘭の看板メニューは天然とんこつラーメンだけ。醤油ラーメンや味噌ラーメンはありません。日本人の多くが一蘭を好む理由はいくつもあります。まず、一蘭の豚骨スープは、豚骨特有の臭みが無いので、誰でも美味しく味わえること。

それから、スープのだしや油の量、辛さのレベル、ネギの有無などを細かく注文できるオーダー用紙があること。いつでも自分好みのラーメンを味わえるのです。

そしてもう一つがカウンター席。隣の席との間に仕切り壁を設けた「味集中カウンター」と呼ばれる席です。外国の方は「どうして仕切り壁を設けるの?」と思うでしょう。実は、日本人にとっても不思議です。

一蘭が「味集中カウンター」を作った理由の一つは、お客さんがラーメンを食べることに集中できるようにするためです。昔、ラーメン屋は男性が入るお店で、女性には入りづらかった。そのため、周りの目を気にしないでラーメンを食べられる一蘭の「味集中カウンター」は、女性の心を掴みました。

また、人の味覚は作り手の情報によって変わってしまうため、情報に左右されない”大将のいない店”をつくるというのもコンセプトになっているそうです。豚骨スープにはコラーゲンがたっぷり入っているので、それも一蘭が女性から支持される理由です。

銀座一蘭でしか味わえない銀座重箱とは

取材のため、筆者は銀座にある「銀座一蘭」を訪れました。一蘭の魅力についていろいろ教えてくれたのは、一蘭の広報を務める佐々木さんです。

銀座一蘭は、他の一蘭のお店とは少し違うようです。看板メニューは、このお店でしか味わえない「銀座重箱」という名前の天然とんこつラーメン。日本の伝統的な容器「重箱」にラーメンが入っているところに特長があり、容器だけではなく、麺とチャーシューにも他のお店との違いがあります。

麺には、丁寧に磨くことで水晶のように透き通った小麦を使用。なめらかでモチモチした食感に仕上がり、とても美味しいです。また、材料に純米大吟醸の酒粕を加えているためフルーティな香りもほのかに感じられます。チャーシューには、上質な豚バラ肉を使用。ジューシーな味わいと豚肉の甘みが口の中に広がり、幸せな気分にさせてくれます。その他のスープや秘伝のタレには他の店舗と同じものが使われています。

銀座一蘭はJR「新橋」駅から徒歩3分ほどの場所にあります。銀座から歩いても行ける距離です。

地下へ降りる階段の壁には、有名人の色紙がたくさん飾られていました。日本人のアーティストや芸人はもちろん、海外の有名人の色紙もあります。

韓国出身の男性アイドルグループ「SEVENTEEN」のメンバーの色紙もあります。サインと一緒に、その人のオーダー用紙も貼られているので、参考にしてみてもいいかも。

店内は古いテレビが置かれ、暖色系の照明で照らされ、1960年頃の日本をイメージしたレトロな雰囲気に包まれています。日本人でも少しワクワクするので、外国の方にも異国情緒を楽しんでもらえそうです。

チケット購入から着席までの流れ

チケット購入から着席までの流れ

ここからは、初めて銀座一蘭を訪れた人が困らないように、チケット購入から着席までの流れを紹介します。他の一蘭のお店でも、流れはだいたい同じです。

まず、券売機でチケットを購入します。お札とコインの両方が使えます。

お金を入れたら、「ラーメン」のボタンを押します。そのボタンの右には、「ICHIRAN5選」と書かれたセットメニューのボタンがあり、筆者はそちらが好き。詳しくは記事の後半で紹介しましょう。

チケットが出てきます。お釣りを忘れないように気を付けましょう。

チケットを持ったら席に向かいます。

ここで注目!一蘭独自の「空席案内システム」が壁にかかっています。空いている席の番号を表示して教えてくれているのです。ボタンを押す必要はないので、空席を確認したらその席に向かいましょう。

そして、一蘭の最大の特長と言っても過言ではない「味集中カウンター」があります。初めての人にとっては、とても不思議な光景かもしれません。

席と席の間には仕切り壁があり、これが噂の「味集中カウンター」です。テーブルの上に番号が貼ってあるので、「空席案内システム」で確認した席に座りましょう。

テーブルの上にはオーダー用紙とボールペンが置いてあります。席に着くとすぐに、店員がすだれを開けて「いらっしゃいませ」と挨拶をしてくれます。あえて、店員の顔は見えません。

オーダー用紙で選ぶ自分好みの一杯

オーダー用紙で選ぶ自分好みの一杯

オーダー用紙について解説しましょう。日本語の他、英語と中国語、韓国語のオーダー用紙も用意されています。一蘭の他のお店でも注文の仕組みは同じです。

オーダー用紙は、7つの項目ごとに自分の好みを選べるようになっています。「味の濃さ」「こってり度」「にんにく」「ねぎ」「チャーシュー」「秘伝のたれ」「麺のかたさ」の7つ。どれを選べばいいか分からない人は、全ての項目で点線で囲まれた「おすすめ」を選びましょう。

筆者は、濃厚なスープが好きなので「味の濃さ」の項目では「こい味」を選びます。ネギが嫌いなので「ねぎ」の項目では「なし」を選び、辛い物が苦手なので、「秘伝のたれ」の項目では「1/2」を選びます。最後の「麺のかたさ」の項目では、「基本」か「かため」を選ぶことにしています。

オーダー用紙を書き終えたら、テーブルの上にある「呼び出しボタン」を押しましょう。すると、店員がオーダー用紙を取りに来ます。これで注文は完了!

しばらくすると、銀座一蘭でしか味わえない「銀座重箱」が運ばれてきます。重厚な器が高級感を演出しています。

蓋を開けたら、スープが熱いうちに食べましょう。写真を撮ることに夢中だと、時間が経過して麺が伸びてしまい美味しさが半減するので気を付けてください。

スープをすくうレンゲはテーブルの上の棚に置いてあります。ここに、お手拭きとコップもあります。

水は、テーブルに備え付けの水道から自分でコップに注ぎます。

楽しみ方① 豚骨ラーメンといえば替玉

楽しみ方① 豚骨ラーメンといえば替玉

一般的な豚骨ラーメンには「替玉」という楽しみがあるのでぜひ知っておいてください。替玉とは、追加で注文する麺のこと。スープを半分ほど残しておき、そこに作りたての替玉を入れて、もう一杯のラーメンを楽しむのです。

替玉を注文する方法は2つあります。券売機で替玉のチケットを購入するか、席で現金で支払うか、どちらかです。替玉には、普通の量と半分の量があります。

券売機で替玉のチケットを購入した場合、席に座るとスタッフがチケットを替玉プレートに交換してくれます。この替玉プレートの使い方は簡単です。1杯目のラーメンの麺が無くなりかけたころ、替玉プレートを注文ボタンの上に置くだけ。センサーが反応してチャルメラ音が鳴り、店員に伝わります。しばらくすると替玉が運ばれてきます。

替玉が運ばれてきたら、その麺を器に入れるだけ。これで2杯目も美味しく味わえます。替玉を注文する人は、先にスープを飲み干してしまわないように気を付けましょう。

楽しみ方② 「ICHIRAN5選」で胃袋も大満足

楽しみ方② 「ICHIRAN5選」で胃袋も大満足

セットメニューの「ICHIRAN5選」は、筆者のおすすめです。ラーメンはもちろん銀座一蘭でのみ提供される特製チャーシューが追加で2枚、さらに、半熟卵ときくらげ、海苔が付いてきます。お腹一杯になるだけではなく、一蘭のラーメンを最大限に味わえる極上の組み合わせです。

楽しみ方③ お土産にラーメンは喜ばれる

楽しみ方③ お土産にラーメンは喜ばれる

入口の棚にはお土産のラーメンが並んでいます。銀座一蘭の店長の山内さんがおすすめしてくれたのは、「一蘭ラーメン 博多細麺ストレート」です。臭みの無いスープで一蘭の味を自宅で再現できることから、外国の方にもお勧め。その他、期間限定の商品も販売されています。ぜひ記念に買ってみてください。

入口の棚にある古びたテレビでは、お土産のラーメンの作り方が動画で流されています。

店長山内さん(左)、広報佐々木さん(右)

美味しい一蘭の豚骨ラーメンの評判は海外にも広がり、台湾と香港をはじめ、アメリカにも一蘭のお店が出店しています。世界中のどのお店で食べても、一蘭のラーメンの味に違いはありません。しかし、「銀座重箱」はここ銀座一蘭でしか味わえないメニューです。他の一蘭のお店に行ったことのある人にとっても、ワンランク上の麺とチャーシューを味わうために銀座一蘭を訪れてみる価値はあるでしょう。

  • 銀座一蘭
    • 住所 東京都中央区銀座8-3-11 和恒ビルB1
    • 最寄駅 各線「新橋駅」のA5出口より徒歩3分、都営地下鉄三田線「内幸町駅」より徒歩4分、都営地下鉄「銀座駅」より徒歩9分
    • 電話 03-3574-5758
    • 営業時間:10:00~27:00
      定休日:年中無休

Written by:

いとう ゆうすけ

いとう ゆうすけ

ライターとカメラマンの仕事をしています。毎月、都内の飲食店を10店舗以上は取材しており、出される料理を全て平らげているので最近は太り気味。最近になって始めたランニングのダイエット効果はまだ表れてくれません。

※記事掲載時の情報です。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。

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