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【2025年】関東で秋の花々が楽しめる公園スポット10選

【2025年】関東で秋の花々が楽しめる公園スポット10選

  • Written by: 寄稿ライター
更新日: 2025/08/07

秋といえば紅葉が定番の楽しみですが、関東では「秋バラ」、「コスモス」、「彼岸花(曼殊沙華)」といった秋の花々も見逃せません。華やかな彩りとともに、季節の移ろいを感じられるのが魅力です。今回は、こうした秋の花を楽しめる東京近郊の公園や庭園を厳選してご紹介します。なかでも茨城県にある「国営ひたち海浜公園」では、真っ赤に色づいたコキアと可憐なコスモスが一面に広がり、まるで絵画のような絶景を堪能できます。秋の散策にぴったりのスポットばかりですので、ぜひお出かけの参考にしてみてください。

※ 見頃の時期等はその年によって変動します

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1. ビジネス街のオアシスを彩る、秋バラとコスモスが見事【日比谷公園】

1. ビジネス街のオアシスを彩る、秋バラとコスモスが見事【日比谷公園】

「日比谷公園」は1903年に日本初の近代的な洋風公園として開園。霞が関や銀座などに接し、ビジネス街のオアシスとして親しまれています。

秋バラが楽しめるのは、第一花壇と第二花壇。鮮やかな黄色の「伊豆の踊子」や、第16代アメリカ大統領の名前を冠した「ミスターリンカーン」など500本が植えられていて、ピンクやオレンジ、黄など色鮮やかな花を咲かせます。

(画像:PIXTA)
(画像:PIXTA)

コスモスは、第一花壇に咲いており、秋バラとの共演が楽しめます。

基本情報
  • 秋バラの見頃:10~11月
  • コスモスの見頃:10月中旬~11月上旬
  • 入園料:無料(一部有料施設あり)
  • 開園日:常時開園
  • 公式ホームページ
  • 日比谷公園
    • 住所 100-0012 東京都千代田区日比谷公園1-6
      地図をみる
    • 最寄駅 日比谷 駅 (東京メトロ日比谷線 / 東京メトロ千代田線 / 都営三田線)
      徒歩3分
    • 電話 03-3501-6428

2. 秋バラや彼岸花と、新宿の高層ビルが織りなす絶景【新宿御苑】

2. 秋バラや彼岸花と、新宿の高層ビルが織りなす絶景【新宿御苑】

新宿御苑」は、1906年に完成。面積は約58万3000平方メートルと広大で、園内は開放的な風景庭園や左右対称に整えられた整形式庭園、落ち着いた雰囲気の日本庭園といった多様な庭園エリアがあります。

見事な秋バラが咲き誇るのは、整形式庭園。約110種500株のバラが咲き競うさまは華やかです。人気は「ダブル・デライト」や「フリージア」など。

彼岸花は、玉藻池近くの植込み、日本庭園、管理事務所近くの植込み、母と子の森などで咲いています。

※酒類持込禁止、遊具類使用禁止

基本情報
  • 秋バラの見頃:10~11月
  • 彼岸花の見頃:9月中旬~9月下旬
  • 入園料:一般:500円、65歳以上:250円、学生 (高校生以上):250円。小人 (中学生以下):無料
  • 開園時間:
    10/1~3/14: 9:00~16:00(閉園は16:30)
    3/15〜6/30、8/21〜9/30は~17:30(閉園は18:00)
    7/1〜8/20は~18:30(閉園は19:00)
  • 休園日:毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)
  • 公式ホームページ

3. キバナコスモスや秋バラが咲き誇る、自然豊かな都会の公園【砧公園】

(画像:PIXTA)
(画像:PIXTA)

「砧(きぬた)公園」は、東京都世田谷区にある面積約40万平方メートルの広大な公園です。園内には芝生広場、バードサンクチュアリ、美術館など、多彩な施設がそろっています。
バラ園は、アスレチック広場の東側斜面に位置しており、プリンセスアイコ(ピンク)やブルーバユー(淡い紫)など、約27種・約290本のバラが植栽されています。毎年10月中旬の土・日曜には、2日間限定で「バラを観る会」が開催されます。バラの管理を担うボランティア団体のスタッフによる解説を聞きながら、通常は立ち入りできないバラ園内を見学することができます。

(画像:PIXTA)
(画像:PIXTA)

また、夏から秋にかけては、公園西側のバードサンクチュアリ観察窓周辺にキバナコスモスが咲き誇り、訪れる人の目を楽しませてくれます。

基本情報
  • 秋バラの見頃:10月中旬~11月中旬頃
  • キバナコスモスの見頃:8月~9月
  • 入園料:無料(一部有料施設あり)
  • 開園日:常時開園
  • 公式ホームページ

4. 洋館と秋バラが織りなす美しい景観。紅葉との共演も楽しめる【旧古河庭園】

4. 洋館と秋バラが織りなす美しい景観。紅葉との共演も楽しめる【旧古河庭園】

武蔵野台地の小高い丘の上に洋館が立つ、「旧古河庭園」。元は明治時代に外務大臣として活躍した陸奥宗光の邸宅があったことで知られています。
丘の斜面には洋風庭園、低地には日本庭園を配しているのが特徴です。洋館を彩るように咲くバラは、初恋、プリンセスミチコ、インカなど100品種199株。秋バラの最盛期である10月中旬頃には「秋のバラフェスティバル」が開催され、「秋バラの音楽会」などのイベントも楽しめます。

また、11月になると日本庭園の紅葉も美しく色づき、園内は鮮やかな秋色に包まれます。まさに、和の趣と洋の華やかさが調和する、この場所ならではの秋の風景を堪能できます。

基本情報
  • 秋バラの見頃:10月中旬から11月下旬
  • 紅葉の見頃:11月中旬~12月上旬
  • 入園料:一般:150円、65歳以上:70円(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
  • ※洋館は別途入館料がかかります。
  • 公式ホームページ

5. 秋バラに加え、ダリアやキクも見どころ。都内屈指の花の名所【神代植物公園】

5. 秋バラに加え、ダリアやキクも見どころ。都内屈指の花の名所【神代植物公園】

「神代植物公園」は東京の街路樹などを育てるための苗圃でしたが、1961年に都内唯一の植物公園として開園。関東屈指のバラの名所で、2009年には「世界バラ会連合優秀庭園賞」を受賞しました。
シンメトリックに設計された沈床式庭園には約300種5,000本のバラが植栽され、最盛期には華やかな装いに。ガイドツアーやコンサートなどのイベントが開かれる「秋のバラフェスタ」が10月上旬から末まで開催されています。

(画像:PIXTA)
(画像:PIXTA)

また、ダリア園では、大輪の花から可憐な小輪まで、さまざまな品種が咲き誇り、その豪華さに目を奪われます。

(画像:PIXTA)
(画像:PIXTA)

さらに、伝統的な日本の秋を感じさせるキクも見応え十分で、懸崖作りや盆栽仕立てなど、熟練の技が光る展示が魅力です。
これら花々の見頃には、写真愛好家や園芸ファンが多く押し寄せ、人気のスポットとなっています。豊かな自然とともに、秋ならではの美しさを堪能できるのが神代植物公園の魅力です。

基本情報
  • 秋バラの見頃:10~11月
  • ダリアの見頃:9月下旬~10月
  • キクの見頃:10月下旬~11月上旬
  • 入園料:
       [一般・大人]500円
       [65歳以上]250円
       [中学生]200円(都内在学、在住の中学生は無料)
       [小学生以下]無料
  • 開園日:9:30-17:00(入園は16:00まで)
  • 定休日:月(祝の場合は翌日)、年末年始(12/29-1/1)
  • 公式ホームページ

6. 真っ赤なコキアと可憐なコスモスが秋空に映える【国営ひたち海浜公園】

6. 真っ赤なコキアと可憐なコスモスが秋空に映える【国営ひたち海浜公園】

東京から電車などの公共機関を利用して約2時間、茨城県ひたちなか市にある「国営ひたち海浜公園」は、開園面積約200ヘクタールという広大な公園です。
チューリップやスイセン、ネモフィラなど四季折々の花々を楽しめるスポットで、10月上旬〜下旬には約200万本ものコスモスが咲き揃います。

太平洋を望む「みはらしの丘」に植えられた約3万2000本ものコキアの紅葉は圧巻。例年10月上旬から徐々に色づきはじめ、10月中旬には丘一面を鮮やかな赤に染め上げます。
園内には大観覧車やジェットコースターなどのアトラクションを備えた「プレジャーガーデンエリア」(有料)もあります。

(画像:PIXTA)
(画像:PIXTA)

コスモスは、みはらしの丘のふもとや大草原フラワーガーデンで約200万〜300万本が咲き誇り、日本の秋を代表する風景です。赤・白・ピンクのコスモスが、真っ赤に紅葉したコキアと美しいコントラストを描きます。品種改良による多様な品種や色彩も魅力です。

基本情報
  • コキアの紅葉の見頃:10上旬~下旬
  • コスモスの見頃:10月上旬〜下旬
  • 入園料:大人(高校生以上)450円、シルバー(65歳以上)210円
  • 開園時間:
    3月1日〜7月18日 9:30〜17:00
    7月19日〜8月31日 9:30〜18:00
    9月1日〜10月31日 9:30〜17:00
    11月1日〜2月末日 9:30〜16:30
  • 休園日:
    毎週火曜日(火曜日が祝日にあたる場合は直後の平日)
    12月31日、1月1日
    2月の第一火曜日の前日から直後の金曜日まで
  • 公式ホームページ

7. 高層ビル群とコスモスが同居する都会的な風景を、歴史ある庭園で堪能【浜離宮恩賜庭園】

(画像:PIXTA)
(画像:PIXTA)

秋の浜離宮恩賜庭園では、可憐なコスモスと背景にそびえる高層ビル群が織りなす、都会ならではの風景が広がります。広大な花畑には黄色や白、ピンクのコスモスが風に揺れ、一面に秋の彩りを添えています。その向こうには近代的なビル群が立ち並び、歴史ある庭園とのコントラストが独特の美しさを生み出します。都会の中心にいながら、四季の移ろいを感じられるこの庭園では、時がゆっくりと流れ、訪れる人の心を穏やかにしてくれます。江戸の伝統と現代の都市風景が調和する、秋の浜離宮ならではの風情が魅力です。

基本情報
  • コスモスの見頃:9月中旬~10月中旬
  • 入園料:一般:300円、65歳以上:150円、小学生以下:無料、都内在住・在学の中学生:無料
  • 公式ホームページ

8. 一面に広がるコスモスの花の丘と、秋色に染まるイチョウ並木を同時に楽しめる【国営昭和記念公園】

(画像: PIXTA)
(画像: PIXTA)

国営昭和記念公園では、秋になると園内が鮮やかな色彩に包まれます。特に見逃せないのが、一面に広がるコスモスの花の丘と、黄金色に輝くイチョウ並木。約400万本のコスモスが咲き誇る「花の丘」では、ピンクや白、オレンジなど多彩な花々が秋風に揺れ、まるで絵画のような景色が広がります。

(画像: PIXTA)
(画像: PIXTA)

一方、かたらいのイチョウ並木(98本・300m)と立川口カナール沿い並木(106本・200m)と呼ばれる並木道では、秋になると黄金色のトンネルとなり、足元には黄色いじゅうたんが敷かれたかのよう。コスモスとイチョウ、異なる秋の表情を一度に楽しめるのが昭和記念公園の魅力です。

基本情報
  • コスモスの見頃:9月上旬~11月上旬
  • イチョウの紅葉見頃:10月下旬~11月下旬
  • 入園料:大人(高校生以上)450円、シルバー(65歳以上)210円、小人(中学生以下)無料
  • 開園時間:
    みどりの文化ゾーンを除く公園施設(有料区・無料区)
    3月:9:30~17:00
    4月~9月:9:30~17:00(4~9月の土日祝日18:00閉園)
    10月:9:30~17:00
    11月~2月:9:30~16:30
    4~9月の土日祝日18:00閉園
    みどりの文化ゾーン
    3月:8:30~17:00(春分の日~3月末まで17:30閉園)
    4月~9月:8:30~18:00
    10月:8:30~17:00
    11月~2月:8:30~16:30
  • 休園日:年末年始(12/31・1/1)、1月の第3月曜日から金曜日
  • 公式ホームページ

9. 那須連山を望む高原の秋色花畑を満喫【那須フラワーワールド】

(画像: PIXTA)
(画像: PIXTA)

那須フラワーワールドは、那須高原の大パノラマを背景に、秋にはコスモスやサルビア、ダリアが咲き誇る花の楽園です。標高約600メートルの澄んだ空気の中、広大な花畑が色鮮やかに広がり、その先には雄大な那須連山の姿が映えます。

(画像: PIXTA)
(画像: PIXTA)

コスモスはピンクや白、黄色など多彩な色合いで風に揺れ、サルビアの赤や紫とのコントラストが見事です。季節の移ろいを肌で感じられます。園内は緩やかな傾斜になっており、歩くごとに景色の変化が楽しめるのも魅力です。広々とした空間は混雑感が少なく、写真撮影にも最適です。都市部から離れた静かなロケーションで、秋の花と高原の風景をじっくり堪能することができます。

基本情報
  • コスモスの見頃:10月
  • サルビアの見頃:8月~9月
  • 入園料:大人500円~10000円/中高校生300円/小学生200円
  • 開園:4月下旬~10月下旬(降霜まで)※開花状況により変動あり
  • 開園時間:9:00~17:00
  • 休園日:開園期間中は無休
  • 公式ホームページ
  • Nasu Flower World
    • 住所 5341-1, Nasudoshita, Toyoharahei, Nasu, Nasu District, Tochigi 329-3225

10. 花と光が織りなすあしかがの秋を楽しむ【あしかがフラワーパーク】

(画像: PIXTA)
(画像: PIXTA)

あしかがフラワーパークは、四季折々の花を楽しめる人気スポットで、秋にはバラ、アメジストセージ、コスモスなどが華やかに咲き誇ります。特に秋バラは色や香りが濃く、深みのある赤やオレンジが園内を彩ります。

(画像: PIXTA)
(画像: PIXTA)

アメジストセージの紫色の花穂が風に揺れる様子は、秋らしい落ち着いた風情を演出します。昼間は花を楽しみ、夕方からは日本三大イルミネーションの一つにも数えられる光の祭典が始まります。花壇や庭園を彩る数百万球の光が夜空に映え、昼とは全く異なる幻想的な景色が広がります。花と光を同日に楽しめる贅沢な体験は、秋のデートや観光にぴったりです。

基本情報
  • 秋バラの見頃:10月上旬~11月中旬
  • アメジストセージの見頃:10月上旬〜11月中旬
  • コスモスの見頃:10月上旬~11月下旬
  • イルミネーション開催時期:10月中旬~2月中旬
  • 入園料:
    1/1〜3/31 大人500〜900円/子供300〜500円
    4/1〜5/31 大人900〜2,300円/子供500〜1,200円
    6/1〜6/30 大人800〜1,300円/子供400〜700円
    7/1〜12/30(昼の部) 大人400〜800円/子供200〜400円
    10/18〜2/16(夜の部) 大人1,400円/子供700円
  • 開園時間:10:00~17:00(季節により異なる)
  • 休園日:2月第3水、木と12月31日は休園
  • 公式ホームページ
  • Ashikaga Flower Park
    • 住所 607 Hasamacho, Ashikaga, Tochigi 329-4216

※ この情報は2016年初掲出のものを2025年7月に更新したものです。最新の情報は公式サイト等をご確認ください
※ 紅葉の見頃は、天候・気候等の状況により変わる場合があります

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