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ヨドバシAkibaで買うべき注目家電は? 秋葉原&家電マニアが絶賛する炊飯器など注目商品まとめ

ヨドバシAkibaで買うべき注目家電は? 秋葉原&家電マニアが絶賛する炊飯器など注目商品まとめ

更新日: 2020/10/26

今やアニメゲームの街として世界的に知られる秋葉原ですが、もともとは電気街として発展してきた場所。大型家電量販店もたくさんあります。日本人はもちろん、訪日外国人観光客も日本製の家電を購入するにはうってつけの街でもあるのです。

「中でも品揃えがピカイチなのが、敷地面積約24,000平方メートル、9F建ての超大型家電量販店『ヨドバシAkiba』です。各国の文化や外国語に詳しいスタッフも在籍しているのもポイントが高いですね」というのは、家電ライターとして活動、テレビなどのメディアにもたびたび登場する、家電マニアの藤山哲人さん。

そんな彼が訪日外国人におすすめする家電とは……!?

家電マニア・藤山さんが語る、日本で家電を購入するときの注意点

家電マニア・藤山さんが語る、日本で家電を購入するときの注意点

子供の頃から秋葉原に通いつめていたという、筋金入りのアキバマニア&家電マニアの藤山さん。現在はあらゆる家電を使い込んで比較して、性能を数値やグラフにする技術系ライターとして活動しており、「家電おじさん」や「体当たり家電ライター」の異名も。

仕事で海外の方と接する機会も多いそうで、「日本旅行で家電を購入する際には注意が必要」と話します。

「日本の家電を購入するときにまず注意してほしいのが、電圧です。日本の電圧は100V。海外諸国は110~240Vと、日本とは異なるため、『国内使用限定製品』を海外で使用するためには電圧を変換する『変圧器』が必要です。また、プラグの形状も国によって異なるので、『変換プラグ』が必要になることも。できれば、持ち帰ってそのまますぐ使える「海外使用対応製品」を購入するのがおすすめです」(藤山さん)

それでは、訪日外国人が秋葉原で買って、絶対ソンしないオススメ家電のポイントをズバズバ解説していただきましょう!

炊飯器のおすすめ製品は3つ!ポイントは「加熱方法」

藤山さんがおすすめする家電のひとつめは、高級炊飯器。海外でも炊飯器は売られていますが、高機能でおいしくご飯を炊きたいなら、世界でも抜きんでた日本製の炊飯器を、ぜひ旅行のついでに購入してもらいたいものです。

「炊飯器は、大きく分けるとマイコン式とIH式の2タイプがあり、加熱方法が異なります。マイコン式は安価なのが魅力。おいしさを求めるなら値段ははりますが、断然IH式のものがおすすめです。炊き上がりの軟らかさを調整できる製品を選ぶと使いやすいですよ。

ちなみに、3~4人分の調理をしたいなら『5合炊き』。さらに大人数分の調理をしたい場合は、『1升炊き』というサイズのものを選んでください」(藤山さん)

藤山さんのポイントを押さえた、ヨドバシカメラ秋葉原店で購入できる炊飯器は以下の通り。どれも海外仕様モデルで、ボタン表示や取扱説明書などは英語・中国語に対応。電源プラグは中国やヨーロッパなどで主に使用されているSEタイプになっています。

①象印マホービン「豪熱羽釜圧力IH炊飯ジャー(NP-BQH10)」

象印マホービンの「豪熱羽釜圧力IH炊飯ジャー(NP-BQH10)」は海外使用対応の炊飯器。対応電圧は220~230Vです。

「しゃっきり・ややしゃっきり・ふつう・ややもちもち・もちもち」と5つの食感から炊き方が選べるこちらの製品。このほか、長粒米・稠粥(濃いお粥)・稀粥(薄いお粥)にも対応しています。

内釜は、日本の伝統的な炊飯用の釜である「羽釜」の形状をしており、その効果でおいしくお米を炊くことができるのだそうです。

②タイガー魔法瓶「土IH炊飯器(JPX-W10W)」

▲JPX-W10W  19万9,797円(税抜)
▲JPX-W10W  19万9,797円(税抜)

2つめに紹介するのが、タイガー魔法瓶の「JPX-W10W」。こちらの炊飯器の内釜には、遠赤外線効果で甘みのある美味しいごはんがたけると評判の土が使われています。特に中国からの旅行客に人気のよう。対応電圧は220Vです。

③タイガー魔法瓶「クッキングプレート付きIH炊飯器(JKT-W10W)」

▲JKT-W10W  5万9,797円(税抜)
▲JKT-W10W  5万9,797円(税抜)

同じくタイガー魔法瓶の「JKT-W10W」。こちらは、付属のクッキングプレート(写真右のオレンジのプレート)を使うと、炊飯しながら蒸し料理も同時につくることができます。こちらもアジアの方を中心に人気のある炊飯器で、対応電圧は220Vです。

一眼デジカメは、地域別におすすめが2タイプ

日本が世界に誇る家電といえば、カメラ。キヤノン、ニコン、ソニーなどは海外でもデジカメの定番ブランドとして知られています。

「中国の方は大きくて高価でも、より本格的なものを好む傾向があるように思います。したがって、フルサイズのデジタル一眼カメラがおすすめ。幅広くいろんなものを撮影できるように、28~300mm程度の望遠ズームレンズも一緒に購入するといいですね。

一方、欧米やオセアニアの方は、手軽さを重視するのか、コンパクトカメラを使っていることが多く、日本が得意とする小型化、スリム化された製品に魅力を感じているようです。なので一眼レフよりも小さくて軽い、ミラーレス一眼をおすすめしたいですね」(藤山さん)

①キヤノン「EOS 5D MARK Ⅳ」

▲EOS 5D MARK Ⅳ ボディ単体35万850円、高倍率ズーム(キヤノンEF28-300/3.5-5.6L IS)29万3,080円(いずれも税込)
▲EOS 5D MARK Ⅳ ボディ単体35万850円、高倍率ズーム(キヤノンEF28-300/3.5-5.6L IS)29万3,080円(いずれも税込)

藤山さんのおすすめポイントを踏まえて、中国人旅行者の方に紹介したいのが、キヤノンのデジタル一眼カメラのハイエンドモデル「EOS 5D MARK Ⅳ」です。あらゆるジャンルの撮影をしたい中級者や上級者にぴったり。

レンズは、キヤノンの高性能レンズの象徴である、白の塗装(白レンズ)の「EF28-300mm F3.5-5.6L IS」がおすすめ。広角から望遠まで、これひとつでほとんどの被写体に対応できる高倍率のズームレンズです。

ただしこちらの商品は、取扱説明書や画面表示は日本語のみになります。

②ソニー「α7Ⅲ」(海外仕様)

欧米やオセアニアの人にオススメしたいミラーレス一眼は、ソニーの「α7Ⅲ」。

コンパクトで軽いのに、一眼レフ並みの高性能を誇る「ミラーレス一眼」です。フルオート、プログラムAE、絞り優先、シャッター優先など多彩なモードが搭載されており、シャッターを切ってからのタイムラグもなく撮影できます。

▲α7Ⅲレンズキット26万380円(税抜)
▲α7Ⅲレンズキット26万380円(税抜)

カメラメーカーとしては後発だったソニーですが、他社に先駆けてフルサイズのミラーレス一眼を発売。「α7Ⅲ」は、そんなソニーのミラーレス一眼の中でも人気の高い製品です。最速、秒間10コマの連写が可能で、4K動画撮影にも対応しています。

海外仕様モデルは、操作メニューが英語、中国語、韓国語、ドイツ語、フランス語、ポルトガル語、ロシア語など、多彩な言語に対応。世界52の国や地域で保証が適用されるため、帰国後に万が一のことがあっても安心です。

「カメラの充電器は、どのメーカーも100~240Vに対応のワールドワイド設計なので、変圧器などは不要です。ちなみにカメラを購入する際は、一緒に予備の電池も買っておくと旅行時にも便利ですよ」(藤山さん)

美容家電ならドライヤーと美顔器がイチ推し!

日本での思い出に、ユニークな美容家電を買って帰るのもおすすめです。

女性ならイオンを放出するなどして、髪のダメージを軽減してくれる高機能ドライヤーや、肌の調子を整える美顔器が良いのではないでしょうか。大型家電量販店では、美容家電のフロアに化粧品売り場も併設していることが多いので、化粧品を一緒に買うのもいいですね。

美容家電のうち、「ぜひ日本で買って行ってほしい!」と藤山さんが推薦する製品は、以下のとおり。

①パナソニック「ナノケアドライヤー(EH-CNA5A/EH-TNA9J)」

▲ナノケアドライヤー EH-TNA9(左2つ)2万6,780円、EH-CNA5A(右2つ)1万4,490円(いずれも税込)
▲ナノケアドライヤー EH-TNA9(左2つ)2万6,780円、EH-CNA5A(右2つ)1万4,490円(いずれも税込)

パナソニックの「ナノケアドライヤー」は、日本国内でも人気の美容ドライヤー。風と一緒に放出される「ナノイー」が、つややかでまとまりのある髪に導きます。右の2つは「EH-CNA5A」。100-120V/200-240Vに電圧が切替えられるので、海外でも使用可能です。韓国やインドネシア、ヨーロッパなどで使われているC-2プラグがついています。

左の2つは上位機種の「EH-TNA9J(海外向け・220V用)」。カッパーゴールドは日本限定カラーです。

②テスコム「コラーゲンイオンヘアドライヤー(TCD5100)」

▲コラーゲンイオンヘアドライヤー 本体 2万1,470円、詰め替え用コラーゲンボックス1,080円(右、いずれも税込)
▲コラーゲンイオンヘアドライヤー 本体 2万1,470円、詰め替え用コラーゲンボックス1,080円(右、いずれも税込)

テスコムの「コラーゲンイオンヘアドライヤー(TCD5100)」は、専用のコラーゲンをセットして使う仕組み。髪の毛をしっとりさせ、うるおいを与えるのはもちろんですが、肌にドライヤーの風を当てればスキンケアにもなります!

コラーゲンは詰め替え式。2年程度で交換が必要なので、予備を一緒に購入しておくとよいでしょう。

こちらもワールドワイド設計で、100-120V/200-240Vと切り替えて使用できます。


③MTG「リファカラット(PEC-L1706)」

▲PEC-L1706  2万3,920円(税込)
▲PEC-L1706  2万3,920円(税込)

MTGのローラー式美顔器「リファカラット」も人気の商品。なんとこちら、電源は不要。ハンドルに設けられたソーラーパネルから光を取り込み、微弱電流を発生させます。

④ヤーマン「フォトプラス EX eye pro(HRF-20P-EYE)」

▲HRF-20P-EYE 5万4,000円(税込)
▲HRF-20P-EYE 5万4,000円(税込)

こちらは、EMS、振動、温感、冷却、イオン導出入など、エステのメニューを1台に詰め込んだ高機能美顔器。年齢の出やすい目元のトリートメントにも対応しています。電圧は100~240V対応です。

男性モノなら…パナソニックのシェーバー「ラムダッシュ」

「男性向けならシェーバーもいいですね。『肌にやさしくかつ、深剃りできる』のは、日本のシェーバーのみ。アジア人に比べると欧米人は肌が弱いため、海外製のシェーバーは肌にやさしいということを主眼に置いて開発されています。深剃りするため、お風呂でかみそりを使っている方にはメイド・イン・ジャパンのシェーバーをぜひおすすめしたいです。シェーバーは、ほとんどのものが充電式かつワールドワイド電源対応なので、その点でも購入しやすいと思いますよ」(藤山さん)

▲ラムダッシュ全自動洗浄充電器付きセットES-CLV7D 3万3,260円(税込)
▲ラムダッシュ全自動洗浄充電器付きセットES-CLV7D 3万3,260円(税込)

パナソニックの「ラムダッシュ」は独自の5枚刃システムで、肌にやさしく、深剃りできるメンズシェーバー。本体のみでの販売もありますが、洗浄、除菌、乾燥、充電ができる全自動洗浄充電器付きのセットがおすすめです。

日本の「おもてなし」がつまった温水洗浄便座もおすすめ!

日本で体験して感動する人も多いという、温水洗浄便座も藤山さんおすすめ家電のひとつ。

「座ったときに便座が暖かく、お尻を温水ですすいでくれたり、リズミカルな水圧でマッサージもしてくれます。女性は、ビデとしても使えます。人を感知してフタが自動で開閉するなど、ジャパニーズ・テクノロジーと『おもてなし』の心が感じられる便座は、1回使ったらやみつきになるはず。購入時には電圧だけでなく、水道管・便器の形状やサイズにも注意してください。合わないと使えませんから」と藤山さん。

温水洗浄便座には、内蔵のタンクに温水を貯めておく「貯湯式」と、使用時に瞬間加熱して温水をつくる「瞬間式」の2種類があります。

貯湯式よりも瞬間式の方が本体価格は高いですが、電気代が安く、湯切れをおこすこともないのでおすすめです。

①INAX「CW-EA24」

▲INAX「CW-EA24」15万8,000円(税抜)
▲INAX「CW-EA24」15万8,000円(税抜)

INAX「CW-EA24」は、瞬間式の温水洗浄便座。不快なニオイを残さない、強力脱臭機能を搭載しています。使用後は銀イオン水でノズルを洗浄し、菌の繁殖を抑制。また、便座に近づくと自動でフタが開き、離れると閉まる「フルオート便座」も搭載しています。

なお、スイッチパネルは中国語と英語の表記があるので、外国人にも使いやすいデザインです。


今回ご紹介した商品は、全てヨドバシカメラ秋葉原店の3Fで購入することができます(※2019年5月現在)。このフロアでは主に海外使用もOKの家電製品を扱っています。もし日本国内向けの商品を購入し、自国で使用したい場合には、スタッフに相談してみてくださいね。


※ 価格は2019年5月取材時の店頭価格です。変更になる可能性があります
※ 店舗の在庫は常に変動しています

  • ヨドバシAkiba
    • 住所 101-0028 東京都千代田区神田花岡町1−1
    • 最寄駅 JR、東京メトロ日比谷線、つくばエクスプレス線「秋葉原」駅から徒歩1分
    • 電話 03-5209-1010
    • 営業時間:9:30~22:00
      定休日:無休

Written by:
株式会社 メディアム
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