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PR ムーミンバレーパーク体験レポート | 楽しみ方、グルメ、お土産、お得な交通パスも

ムーミンバレーパーク体験レポート | 楽しみ方、グルメ、お土産、お得な交通パスも

更新日: 2025/09/12

埼玉県飯能市宮沢湖畔にある「ムーミンバレーパーク」。ムーミンの物語の世界観を追体験できる日本初の
ムーミンのテーマパークとして、親子連れはもちろん、友達同士やカップルで訪れる人で賑わっています。実際にどんな楽しみ方ができるのか、人気スポットやアクセス、ぜったい食べたいグルメやおすすめのお土産、さらにはお子様連れに嬉しいキッズスペースまで、LIVE JAPAN編集部による体験レポートです。

入場がお得になる「ムーミンバレーパークおでかけパス(デジタル)」の詳しい使い方もご紹介します。

■自然豊かな湖畔に広がる「ムーミンバレーパーク」

■自然豊かな湖畔に広がる「ムーミンバレーパーク」

「ムーミンバレーパーク」は、都心からおよそ50km、埼玉県の南西部に位置する自然豊かな飯能市にオープンしました。電車では西武鉄道 池袋駅から発着の池袋線「飯能駅」北口からバスで13分ほどと、アクセス良好な位置にあります。

■いざ、ムーミンの物語の世界へ!「はじまりの入り江エリア」

■いざ、ムーミンの物語の世界へ!「はじまりの入り江エリア」

バスを降り、メッツァビレッジを抜けると、ムーミンバレーパークの入り口です。今回はLIVE JAPAN編集部のスタッフ・ヨハンナが体験レポートします。ヨハンナは北欧・スウェーデン出身。ムーミンは幼い頃から親しんできた、なじみ深いキャラクターだったそうです。「ムーミンバレーパークがオープンしたときから、ずっと行ってみたいと思っていたので、今日は念願が叶って本当にうれしいです!子どもの頃から親しんできた物語と世界を、日本という私が大人のほとんどを過ごした場所で探訪できることにワクワクしています。まさに美しい組み合わせです!」と語るヨハンナ。入り口に立った瞬間から、その胸の高鳴りが伝わってきました。

4種類の本が並ぶウェルカムゲートをくぐって、いざ物語の世界へ! 本の先には「はじまりの入り江エリア」が待っています。入園の際は、「ムーミンバレーパークおでかけパス(デジタル)」のムーミンバレーパークの1デーパスの画面をエントランスのスタッフに提示してください。チケットブースでは当日チケットの購入も可能です。

「はじまりの店」では、お土産にぴったりなグッズが販売されています。

入園する際にここでムーミンのぬいぐるみを購入して、園内の色んな場所で写真を撮って楽しむ人も多いのだとか。

今回は、体やバッグなどに付けられる「クリップ付きぬいぐるみ」と一緒に過ごすことにしました。ムーミン、リトルミイ、スナフキン……誰にしようか迷っている様子。

最終的にヨハンナはリトルミイを選びました。「リトルミイは小さい頃からずっとお気に入りのキャラクターです。少し自分と重ねて見ていたからかもしれません…だからこそ、パークを探検するなら「それは彼女に決まり!」でした。なので、リトルミイは今日の相棒です。一緒に探検に出かけましょう!」クリップで挟むだけで持ち歩けるので、手がふさがらないのが嬉しいところ。

向かい側には、「レットゥラ ラウンジ」があります。ここでは自然あふれる宮沢湖をのんびり眺めながら、 パンケーキやパスタを楽しめます。“冒険”の途中で疲れたときに、ふと戻ってゆっくり過ごせるラウンジです。

ムーミン谷エリアへ向かう道のりも、森の雰囲気に包まれていて癒されます。「森の感じが北欧に近いですね」と話すヨハンナ。実は、ムーミンバレーパークがある埼玉県飯能市は、市内の約76%を森林が占めており、フィンランドも国土の約70%が森林という共通点があります。

パークは、宮沢湖とその周辺に広がる自然の地形を生かして開発されたもので、「パークのために自然を“作った”のではなく、もともとある自然をそのまま活かしているところが、自然を大切にする北欧の考え方に通じていてとても良いと思います」と、ヨハンナも感激の様子でした。

2025年はムーミン80周年。それを記念して、ムーミンの物語の原点『小さなトロールと大きな洪水』の表紙をイメージした色彩豊かなアンブレラ回廊が登場。ムーミン谷エリアまでの道のりもフォトジェニックな空間になりました。※「ムーミン谷とアンブレラ 2025」は7月6日(日)で終了し、アンブレラ回廊のみ、引き続き展示されています。(終了日未定)

■ムーミンパパが作った「水浴び小屋」

■ムーミンパパが作った「水浴び小屋」

はじまりの入り江エリアからさらに進むと、「水浴び小屋」が見えてきました。ムーミンパパが作ったこの小屋で、夏の間にムーミンたちが泳いだり釣りをしたり休んだりします。冬は別の住人、トゥーティッキの住処になります。

小屋の中を覗いてみると、ムーミンの水着や浮き輪が置かれていました。冬になるとトゥーティッキ仕様に変わるのだとか。「この小屋の形や屋根の色、昔の典型的なスウェーデンのおうちで懐かしい!」とヨハンナも釘付けです。

パークの中には、ムーミンバレーパークだけでしか見ることのできない、オリジナルショートムービーが流れている「ストーリーの扉」があります。「ストーリーの扉」は、「水浴び小屋前」や「ヘムレンさんの遊園地」など園内の5ヶ所で見られます。※エンマの店のストーリーの扉は2025年7月現在修理中です。

ここから「ムーミン谷エリア」に突入します。

■ムーミンバレーパークのシンボル「ムーミン屋敷」

■ムーミンバレーパークのシンボル「ムーミン屋敷」

ムーミンバレーパークのシンボル「ムーミン屋敷」は、ムーミンパパが自分で設計図を書いて自分で建てた理想の家。ムーミンの物語の世界観を堪能するには外せません。中に入ると、それぞれの部屋からムーミン一家の暮らしぶりが見えてきます。

ヨハンナは「子どもの頃から、本物のムーミン屋敷に来てみたかったんです!今日、その夢が叶いました。子どもの頃アニメで見たあの世界が、実際にどんな風に再現されているのか早く見てみたいです。」と大喜び。それでは早速、中へ入ってみましょう!

地下室は貯蔵庫、1階はキッチンとダイニング、2階はリビングとムーミンパパ・ムーミンママの部屋、3階はムーミントロールの部屋とリトルミイの部屋とゲスト部屋、屋根裏にはムーミンパパが執筆を行う書斎があります。

ムーミンママの裁縫道具やムーミントロールのレントゲン写真なども展示されていて、ムーミン一家や仲間たちの存在をたっぷり感じられます。

子どもの頃からの夢だったこともあり、ヨハンナは一つひとつの展示をじっくりと見つめます。部屋のランプやキルトなど、小物類にも目が留まり、「確かにムーミンの家なんですけど、なんだかおばあちゃんの家に来たみたい。インテリアや置き時計が、少し前の北欧の家にそっくりで、いろんな思い出がよみがえります」と目を細めて話してくれました。「ムーミンの世界観を、多くの人が子どもの頃に親しんだイメージそのままに見事に再現していると思います。私のようにムーミンと一緒に育った大人たちも、実際に訪れてその世界を楽しめるはずです。」

さりげなく置かれている軽食も、ヨハンナ曰く「北欧そのもの!ここを訪れたら、きっと誰もがムーミンママの料理を試してみたくなるはずです。」。ムーミン屋敷は、ムーミンの暮らしを体感できるだけでなく、少しレトロな北欧の生活風景も感じられる展示となっています。

ベランダや庭にはムーミンたちが現れるので、一緒に記念撮影を撮って楽しむこともできます。

■ムーミンたちと一緒に踊ろう!「エンマの劇場」

■ムーミンたちと一緒に踊ろう!「エンマの劇場」

ムーミンの物語のエピソードの1つである、ムーミン谷が洪水に見舞われたときに流れてきた「エンマの劇場」では、ムーミントロールやリトルミイたちがリードする歌とダンスに参加できます。

ムーミンたちが踊り方を教えてくれるので、初めてでも大丈夫! 子どもから大人まで幅広く楽しめるショー「ダンス・ダンス・ウィズ・ムーミン」の上演時間は季節によって異なるため、ホームページ をご確認ください。
混んでる日は、ベンチに座りたいならちょっと早めに並ぶのがおすすめです。

エンマの劇場の近くには、「アーケードゲーム」が楽しめる場所もあります。ハンマーで魚を飛ばして釣り上げるゲームや、彗星に見立ててボールを転がす“おさびし山チャレンジ”など、1回700円で体験できるゲームにチャレンジすると景品がゲットできます。

また、エンマの劇場近くには、テイクアウト専門のメニューが揃ったフードスタンドがあります。おすすめは「骨付きチキン」(650円)と、「ニョロニョロアイス(ミルク味)」(500円)です。

■ハラハラドキドキの体験が楽しめるシアターアトラクション

■ハラハラドキドキの体験が楽しめるシアターアトラクション

ムーミンの物語を追体験できる施設の1つ「海のオーケストラ号」は、“勇気”、“挑戦”、“友情”、“家族の絆”をテーマとした、体感モーフィングシアターです。

全編日本語上映ですが、英語のシナリオを読むことができます。待機スペースでQRコードを持っているスタッフがいるので、スマホで読み取りましょう。

ムーミンの物語に登場する「海のオーケストラ号」に乗って、若き日のムーミンパパ、スナフキンのお父さんとなるヨクサル、スニフのお父さんとなるロッドユールたちと一緒に冒険を楽しむことができます。

所要時間15分で、光と風を体いっぱいに感じられるアトラクション。体感モーフィングによる空間演出は圧巻です。

■ムーミン谷の映画館

■ムーミン谷の映画館

2024年3月1日にリニューアルオープンした「ムーミン谷の映画館」では、ムーミンの物語の世界を楽しめる映像作品を上映しています。

■ムーミンの物語の世界観と歴史を知れる「コケムスエリア」

■ムーミンの物語の世界観と歴史を知れる「コケムスエリア」

ムーミン屋敷とエンマの劇場に隣接する「コケムス」は、ムーミンの物語を体感できるフォトスポットも満載な展示施設です。入り口にあるムーミン像と一緒に記念撮影をする人もたくさんいます。

1階にはランチにおすすめの「ムーミン谷の食堂」とお土産を買うのにぴったりな「ムーミン谷の売店」、2階にはちょっと一休みするのにちょうどいい「ライブラリー カフェ」や「キッズスペース」があります。

2階と3階には、ムーミンの物語の世界観や歴史を学ぶのに最適な展示がたくさんありました。

フォトスポットも満載です。

映える角度を探りながら、スナフキンと一緒に撮影。ムーミンバレーパークを訪れた良い記念になりそうです。「このハンサムな友だちと写真撮りたいって思ってるの、きっと私だけじゃない!(笑)」

トーベ・ヤンソンのムーミン絵本『それからどうなるの?』の世界に入り込める展示もありました。

各ページにあけた穴をくぐって物語が展開する絵本をそのまま体感できます。

ここにも写真映えするスポットが満載。ムーミンたちと一緒に、絵本の住人気分で記念撮影ができます。「園内のある場所では、作者トーベ・ヤンソンがムーミンの物語を原語(スウェーデン語)で朗読している音声が流れていました。訪れる人の中で実際に理解できるのはごく少数かもしれませんが、このエリアにとってとても素敵な演出だと思います。訪れた際はぜひ耳を傾けてみてください!」

物語の横にあるQRコードを読み取れば、英語訳を読むことができます。

コケムス内にはムーミン谷のジオラマも展示されています。ジオラマはゆっくりと回転していて、ムーミン屋敷の内部が見える瞬間もあります。

■ランチにおすすめの「ムーミン谷の食堂」

■ランチにおすすめの「ムーミン谷の食堂」

ムーミンバレーパークで一番大きな飲食店が、コケムス1階にある「ムーミン谷の食堂」です。北欧を感じる親しみやすいメニューの数々にお腹も心も満たされること間違いなし!たっぷり学び遊んだ後は、ゆったりグルメを堪能しましょう。

こちらは「おさびし山のハヤシライス」1,680円。ご飯を「ムーミン」に登場する岩山であるおさびし山に見立てている、きのこの風味が食欲をそそる人気メニューです。

こちらは「ヤーコブさんの空飛ぶシチュー」1,680円。北欧の家庭料理として有名な一メニューです。バナナやピーナッツの甘さとチリソースのピリ辛さ、意外な組み合わせがくせになる味です。

実は、ヨハンナが真っ先に選んだのがこちらの料理。「日本のレストランで見るのは初めて!給食でも出ていたメニューなので、とても懐かしいです」と、嬉しそうに思い出を語ってくれました。「ほんのり甘みがあって、本場の味に近いです。ピーナッツとバナナの組み合わせが絶妙でおいしい!味の組み合わせがかなりユニークなので、好き嫌いは分かれるが、ぜひ挑戦してみてほしいです。」と、大満足の様子。本場の味を楽しみたい方には、ぜひおすすめの一品です。

こちらは「ご先祖さまのタコミート」(1,680円)。ムーミンの物語に登場するご先祖さまをモチーフにしたタコミート(タコスに使われるお肉の具材)で、しっぽの部分にはごぼうスナックが添えられています。

メキシコ発祥のタコスは、北欧とは一見無縁に思えますが、ヨハンナ曰く「スウェーデンではタコスはとても身近な料理」とのこと。「スウェーデンでは“フレーダースミィース(まったりフライデー)”という習慣があって、金曜の夜はタコスを食べながら週末の始まりを過ごすんです。フィンランドではこの習慣はないかもしれませんが、こうした北欧の食文化が感じられるのは嬉しい」と、目を輝かせていました。

こちらが「スナフキンの帽子カレー」(1,680円)。帽子に見立てた山盛りのライスに、ほうれん草ペースト入りのシーフードカレーがたっぷりとかけられています。見た瞬間に「スナフキンの帽子だ!」とわかる、ユニークなカレーです。

お子さんには「キッズプレート」1,380円がおすすめです。ハンバーグやハッシュドポテト、ごはん、ミックスベジタブルなど、人気メニューがセットになっています。

■ちょっと一息つきたいときは「ライブラリー カフェ」へ

■ちょっと一息つきたいときは「ライブラリー カフェ」へ

歩きまわってちょっと一息つきたいな、という時におすすめなのが、コケムス2階にある「ライブラリー カフェ」です。

ムーミンやフィンランドに関する約400冊の書籍を、自由に手に取って机で読むことができるほか、フィンランドの図書館のようにボードゲームも楽しめます。

店内では美味しいパンやオリジナルブレンドのコーヒーも販売されています。

カフェの奥へ進むと屋外スペースがあります。ムーミン屋敷を背にほっと一息。

コーヒーやカフェラテなどの定番ドリンクはもちろん、ここでしか味わえないユニークなメニューも見逃せません。ブルーハワイゼリーとシトラス風味のパチパチキャンディが刺激的な「ニョロニョロの雷パチパチドリンク」(800円)や、スノークのおじょうさんの飾りが目を引く「太陽のソーダ」(700円)など、見た目も楽しいドリンクがそろっています。

カフェタイムにぴったりなのが、ムーミントロールをモチーフにした「好奇心旺盛なタルト」(770円)もおすすめ。かわいらしさとおいしさの両方を楽しめるスイーツです。

※2025年7月現在の商品です。イベントごとにフード・ドリンクは変更になります。

■キッズスペースや授乳室も完備

■キッズスペースや授乳室も完備

コケムス2階には、子どもと一緒に学べて遊べる「キッズスペース」があります。幼児向けの北欧風おもちゃやソフトブロック、絵本などが取り揃えられています。

また、コケムスエリアの入り口付近には授乳室もあります。

■緑の豊かさに触れられる「おさびし山エリア」

■緑の豊かさに触れられる「おさびし山エリア」

ムーミン谷エリアからさらに奥へ進むと、「おさびし山エリア」に到達します。

小説『ムーミン谷の仲間たち』にある“しずかなのが好きなヘムレンさん”のストーリーをモチーフにしたアスレチックが楽しめます。

こちらは、かつて遊園地で働いていたヘムレンさんが自ら遊園地を作ってしまったというエピソードをイメージして造られたツリーハウス。6歳~12歳向けです。

子どもは思いきり体を動かして、大人はのんびりと森林浴をするのが「おさびし山エリア」の楽しみ方です。

おさびし山エリアをさらに進むと、ムーミンバレーパークの最奥にあたり、「スナフキンのテント」があります。中を覗くと、積み上げられた箱とスナフキンのシルエットが見られます。「ここは園内の奥まった場所にあり、物語の中でスナフキンが実際に住んでいるように、森の小径を歩いてたどり着きます。そんな風に公園を体験できるのはとても素敵で、散策もとても綺麗でした。」

おさびし山エリアには『ムーミンパパ海へ行く』に登場する「灯台」もあります。ムーミン一家が移住した灯台の中を覗くと、ムーミン屋敷での生活が恋しくなったムーミンママが描いた絵が残されています。日が沈むと灯台に明かりが灯り、昼とはまた違った表情を楽しめます。

■種類が豊富&限定品も!お土産が買えるショップ

■種類が豊富&限定品も!お土産が買えるショップ

入園してすぐにある「はじまりの店」をはじめ、ムーミンバレーパーク内にはお土産が買えるスポットがたくさんあります。

「ポスティ」では、壁一面に様々なムーミン谷の仲間たちのポストカードが並び、手紙を書くのに便利な文房具も充実しています。

「ニブリングの店」では、ボールを転がしてビンゴを狙うアーケードを楽しむことができます。ゲームに成功すると、ニョロニョロのぬいぐるみがゲットできます。外れても参加証がもらえるので、ぜひ挑戦してみては?

「リトルミイの店」はリトルミイ専門店。ぬいぐるみ、雑貨、日用品など様々な種類のリトルミイグッズが販売されています。

ムーミンバレーパーク内で最も多くの数と種類のお土産を置いているのが、コケムス1階にある「ムーミン谷の売店」です。売り場面積・商品数は世界最大級となる同店は、お気に入りの品物と出会えるメインショップです。

■「ムーミン谷の売店」で買える人気&おすすめのお土産

■「ムーミン谷の売店」で買える人気&おすすめのお土産

ムーミンバレーパークでもとくに人気が高いのが「ぬいぐるみ ムーミントロール ナーバスフェイス」3,800円。「はじまりの店」でも購入できるので、入園時に買って園内で撮影する人も多いというアイテムです。

こちらもパークおすすめの「ハウス型キャニスター缶チョコインクッキー」2,000円。ムーミン屋敷をモチーフにした缶は、クッキーを食べ終わった後でも入れ物として使い続けられるのが嬉しいお土産です。

ヨハンナもこちらのお土産が一番のお気に入りに。「憧れのムーミンハウスがそのままクッキー缶になっているのがかわいい!自分の家にちっちゃなムーミンハウスを置くのって、すごくいいですよね。」と一目ぼれのようです。

こちらは「キャラクター湯呑」各1,700円。キャラクター名がフィンランド語と日本語で刻まれています。「日本ならではの湯呑に、ムーミンをはじめとしたキャラクターがいっぱい刻印されているのがおすすめ」とヨハンナ。

こちらは「ガラス瓶砂糖菓子(キャラメルラズベリーカシュー)」1,300円です。こちらも容器がそのまま小物入れやインテリアに使えそうです。

ムーミンバレーパークへのアクセス

電車で移動する場合(おすすめ)

ムーミンバレーパークへ行くなら、西武鉄道を利用した電車移動が最もスムーズです。池袋駅から西武鉄道 池袋線に乗れば、最寄りの飯能駅まで乗り換えなし。駅からは路線バスを利用して約13分で到着します。

観光客の方には、さらにお得な「ムーミンバレーパークおでかけパス(デジタル)」の利用がおすすめ。
このパスは、西武線全線の1日乗車券、飯能駅北口〜メッツァ間の往復バス券、ムーミンバレーパークの1デーパスがセットになっています。

料金は大人(18歳以上)4,500円、中高生(12~17歳)2,300円、子ども(6~11歳)1,600円。 
※5歳以下の子どもは電車とバスが無料です(4~5歳:パークの入園券のみ購入してください / 3歳以下:電車・バス・パーク入園料がすべて無料)

パークの1デーパスが大人4,300円、子ども(4歳~高校生)1,300円であることを踏まえると、わずかな料金追加で電車とバスの移動もまかなえるこのパスは、非常に割安です。※入園料は季節・イベントにより異なります

チケットはすべてデジタルパスとして発行され、発券の手間や紛失の心配もありません。電車、バスの往路、入園、バスの復路と各パスは個別に分かれており、当日の利用直前にアクティベイトするだけでスムーズに使えます。

「ムーミンバレーパークおでかけパス(デジタル)」の利用方法

ムーミンバレーパークへの旅は、池袋駅からスタート。通勤・通学や観光で多くの人が行き交うターミナル駅で、乗り換えや買い物にも便利な駅です。

構内には「西武ツーリストインフォメーションセンター(TIC)」があり、多言語に対応しています。英語は常時、中国語や韓国語についてはスタッフの状況により対応が可能です。電車の乗り方から、ムーミンバレーパーク周辺の観光情報まで、旅のあらゆる相談に応じてくれる頼もしい存在です。後述する特急券もこちらで購入可能です。

電車のパスを使う場合は、QRコード対応の自動改札機を利用します。池袋駅では、正面から見て一番右側の改札機が対応しています(※2025年8月現在)。電車のパスをアクティベイトするとスマートフォンにQRコードが表示されるので、そのままかざすだけでスムーズに入場できます。

改札を通ったら、電光掲示板で行き先と発車ホームを確認して、いざ出発!

行き帰りをさらに快適に過ごしたい方には、西武鉄道 池袋線の特急「Laview(ラビュー)」がぴったりです。池袋駅から飯能駅まで約45分、途中2駅のみ停車するスムーズなルートで、移動時間も有効に使えます。

車内は、明るいイエローの座席に広々としたリクライニングシートを完備。特に印象的なのが、縦135cm×横158cmの特大サイズの窓。車窓から広がる景色を眺めながら移動するだけでも、旅気分がぐっと高まります。

特急料金は片道で大人600円、子ども300円。事前予約はオンラインで対応可能で、多言語対応サイトも用意されているため、外国からの旅行者にも安心です。

特急券は、乗車日当日に「西武ツーリストインフォメーションセンター(TIC)」や駅の特急券うりば・券売機からも購入が可能です。

飯能駅に到着したら、北口を出て、1番のりばから発車する「メッツァ」行きの直行バスに乗車します。所要時間は約13分です。 通常、バスの運賃は片道220円ですが、「ムーミンバレーパークおでかけパス(デジタル)」にはこのバス料金も含まれているのが嬉しいポイント。乗車中にスマートフォンでバス用のパスをアクティベイトし、降車時に運転手に画面を提示しましょう。

帰りのバスは、ムーミンバレーパークの敷地「メッツァ」入り口付近にあるバス停から発車します。復路のパスも、行きと同様に使用直前にアクティベイトして下車する時に運転手に提示すればOK。

「ムーミンバレーパークおでかけパス(デジタル)でめぐる、沿線のおすすめスポット

「ムーミンバレーパークおでかけパス(デジタル)」の魅力は、ムーミンバレーパークの入園とバス移動だけにとどまりません。西武線全線の1日乗車券がセットになっているため、沿線の観光スポットもあわせて訪れることができます。ここでは、パークの前後に立ち寄るのにぴったりな、おすすめの3スポットをご紹介します。

トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園(入曽駅)

画像素材:飯能市
画像素材:飯能市

ムーミンの生みの親・トーベ・ヤンソンの名を冠した、北欧童話の世界観が広がる公園。森に囲まれた敷地には、まるでフィンランドを思わせる建築物や風景が広がります。土日祝日の夜にはライトアップも実施され、幻想的な時間を過ごせます。

  • トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園
    • 住所 埼玉県飯能市阿須893-1

三井アウトレットパーク入間(入間市駅)

画像素材:三井不動産商業マネジメント
画像素材:三井不動産商業マネジメント

国内外の有名ブランドやセレクトショップが約200店舗集まる、大型アウトレットモール。ファッションから雑貨、飲食店まで幅広く揃っており、1日中ショッピングを楽しめます。パークの余韻に浸りながら、お買い物やカフェでひと息つくのもおすすめ。

ひだか巾着田(高麗(こま)駅)

画像素材:日高市
画像素材:日高市

清流に囲まれた約22ヘクタールの自然公園。春には菜の花、秋にはコスモスや曼珠沙華(彼岸花)など、季節ごとの花々が咲き誇ります。特に9月中旬〜下旬にかけて咲く500万本以上の彼岸花の群生は、日本一とも称される圧巻の景色です。

  • ひだか巾着田
    • 住所 埼玉県日高市高麗本郷125−2

バスツアーを利用する場合

主要駅からムーミンバレーパークへの直行バスも運行されています。東京駅や新宿駅から、バスツアーが出ています。

北欧と日本、ふたつの景色に包まれて。ムーミンの物語に触れる旅へ!

北欧と日本、ふたつの景色に包まれて。ムーミンの物語に触れる旅へ!

湖畔の豊かな自然に囲まれたムーミンバレーパークでは、ムーミン一家やその仲間たちの存在を体じゅうで感じられました。体験レポートを終えたヨハンナは、「ムーミン好きも北欧出身の人も満足できる素敵なパークで楽しかった!」と大満足の感想でした。「ムーミンバレーパークの魅力は、ムーミンの世界観を楽しめるだけでなく、日本ならではの自然を間近で体感できることです。静かな宮沢湖のほとりに位置し、秩父山地の一部である奥武蔵の豊かな森とやさしい丘陵に囲まれています。この自然環境を最大限に活かして作られた園内では、風景を遠くから眺めるのではなく、森の小径や湖畔を歩きながら物語の世界に入り込むような体験ができます。春夏は鮮やかな緑が広がり、秋には日本が誇る紅葉があたり一面を彩ります。一年を通して訪れたくなる特別な場所で、北欧と日本、二つの文化や雰囲気を一度に味わえる美しい機会です。」子どもから大人までそれぞれの楽しみで堪能できること間違いなしです。

  • ムーミンバレー パーク
    ムーミンバレー パーク
    • 住所 357-0001 埼玉県飯能市宮沢327-6
    • 最寄駅 飯能 駅 (西武池袋線)バス13分
    • 電話 0570-03-1066

©Moomin Characters™

*Information from March 2022 has been updated in August 2025. Please check the official website for the latest information.

Written by:
LIVE JAPAN編集部
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