HOME 東京・東京周辺 その他の県 島根 日本一の温泉やグルメも!? 日本海と中国山地に囲まれた水産都市「島根県浜田市」1日観光
日本一の温泉やグルメも!? 日本海と中国山地に囲まれた水産都市「島根県浜田市」1日観光

日本一の温泉やグルメも!? 日本海と中国山地に囲まれた水産都市「島根県浜田市」1日観光

公開日: 2023/08/22

島根県にある浜田市をご存じでしょうか? 水産都市でありながら温泉やグルメと多数の観光スポットを有している、自然豊かな景勝地です。広島からも高速で約1時間半と日帰りにも十分な距離となっており、旅の行程にもプラスしやすいのも魅力です。そんな浜田市で日帰りでも楽しめるオススメのスポットをご紹介。グルメに観光に…どうせ行くならあれもこれも楽しみたい!そんな方に訪れて頂きたいスポット目白押しです。

<11:00>旅のはじまりは美人の湯を気軽に味わう足湯スポットから!

浜田自動車道・金城スマートICまたは旭ICから約10分。知る人ぞ知る名湯が自慢の美又温泉があります。実はここ、日本の優良な温泉を顕彰する「温泉総選挙2021」の「うる肌部門」で全国1位になった実績のある名湯なのです。川のせせらぎを聞きながら、まずはのんびりと源泉かけ流しの足湯でリラックスタイム。浜田市内到着の前にスベスベお肌に しておきましょう。

▲美又温泉の入口にある足湯。湯あたりもよく、浸かるだけでスベスベの足元に。
▲美又温泉の入口にある足湯。湯あたりもよく、浸かるだけでスベスベの足元に。
▲美人の湯。まるで化粧水のようなトロっとした感覚をお楽しみください。
▲美人の湯。まるで化粧水のようなトロっとした感覚をお楽しみください。
▲こぢんまりとした温泉街なので、あっという間にぐるりと1周できちゃいます。
▲こぢんまりとした温泉街なので、あっという間にぐるりと1周できちゃいます。

一度入ると驚くのはその泉質。源泉そのまま無濾過、無調整のため、体感は少し熱めに感じます。地元の方はもちろん、県内外からもファンが多数訪れ、泉質№1との声も。誰でも無料で入れるので、地元の人たちにとっても憩いの場になっています。声をかけて交流してみると、とっておきの地域情報が入手できるかも!足を拭くためのタオルがあると便利なのでお忘れなく。

  • 美又温泉 足湯
    • 住所 〒697-0301 島根県浜田市金城町追原30
    • [営業時間] 10:00~20:00
      [定休日]年中無休
      [駐車場] 美又温泉国民保養センターをご利用ください

<12:30>水産都市浜田に来たらやっぱりここ!「はまだお魚市場」で海鮮ざんまい

美又温泉から車で約30分。お楽しみのランチタイムに「はまだお魚市場」へやってきました。ここでは、島根県唯一の特定第3種漁港・浜田漁港で水揚げされた旬の鮮魚、水産加工品から地元農産品、特産品等が豊富に取り揃えられています。
とにかく水揚げされたばかりの新鮮な鮮魚を堪能したい!のどぐろ、厚めに切ったお刺身が大人気のお食事処が2店舗あり、どちらに入るか悩んでしまいそうです…。

▲2021年3月21日リニューアル!しまねお魚センターからはまだお魚市場へと名称も変更した浜田屈指の観光スポット!
▲2021年3月21日リニューアル!しまねお魚センターからはまだお魚市場へと名称も変更した浜田屈指の観光スポット!
▲山陰と言えばのどぐろ!浜田と言えばのどぐろ!サッと炙って香ばしく、脂がのって最高に美味です。
▲山陰と言えばのどぐろ!浜田と言えばのどぐろ!サッと炙って香ばしく、脂がのって最高に美味です。
▲1階のお土産コーナーで大人気の、のどぐろの干物。日持ちするのでお土産にもオススメです!
▲1階のお土産コーナーで大人気の、のどぐろの干物。日持ちするのでお土産にもオススメです!
▲お土産コーナーの奥にある「HONAMI」。オリジナルの鯖ドッグやオリジナルのクラフトビールが味わえます!
▲お土産コーナーの奥にある「HONAMI」。オリジナルの鯖ドッグやオリジナルのクラフトビールが味わえます!
  • はまだお魚市場
    • 住所 〒697-0017 島根県浜田市原井町3050-46
    • 電話 0855-23-7111
    • [営業時間]
      仲買棟 /8:00 - 15:00
      ※仲買棟は仕入状況により営業時間が変更になる場合がありますので、事前にお問い合わせください。
      商業棟1F/9:00 - 17:00
      商業棟2Fフードコート/
       10:00~17:00(LO 15:00)
      [定休日]
      仲買棟 / 毎週土曜日 + 市場公休日  ※一部店舗にて営業あり
      商業棟 / 毎週火曜日、1月1~2日
      ※火曜が祝の場合は営業、翌平日休み

<14:00>お腹がいっぱいの後は天然記念物の観光スポットを散歩

次に向かったのは、約1600万年前の海底が地上で観察できる珍しいスポット「石見畳ヶ浦(いわみたたみがうら)」。
ここは、1872年に発生した浜田地震によって海底が約30cm隆起したことでできた自然の石畳です。地質学的に大変貴重であり、1932年に国の天然記念物に指定されています。

▲東京ドームよりも少し広い面積の広大な石畳。潮が引いたタイミングで散歩が可能。季節や時間帯によって常に表情を変える景色が人気!
▲東京ドームよりも少し広い面積の広大な石畳。潮が引いたタイミングで散歩が可能。季節や時間帯によって常に表情を変える景色が人気!
▲日本海の雄大さや歴史を間近に感じられる浜田市のパワースポット!神秘的な雰囲気に心も身体も浄化されていきます。
▲日本海の雄大さや歴史を間近に感じられる浜田市のパワースポット!神秘的な雰囲気に心も身体も浄化されていきます。
▲運よく畳ヶ浦の一番奥に辿り着くと、こんな絶景の日本海ブルーにも出会えます。
▲運よく畳ヶ浦の一番奥に辿り着くと、こんな絶景の日本海ブルーにも出会えます。
  • 石見畳ヶ浦
    • 住所 〒697-0003 島根県浜田市国分町2210‐1
    • [駐車場] あり

<16:00>缶コーヒーの歴史は浜田市から始まった?築100年の古民家を改装したカフェで日本海を眺める

目の前に日本海が広がるカフェ「Gallery&Cafe FUN」。ロケーションもさることながら、ここには日本のコーヒー文化に多大な影響を与えた、特別な飲み物があるんです。今では気軽に買える缶コーヒーですが、実はその歴史は浜田市から始まった、と言われています。その生みの親でもある「ヨシタケコーヒー」。製法は今も受け継がれており、「Gallery&Cafe FUN」では、当時の製法そのまま味わえる、貴重なスポットなのです!

▲2階のお席は目の前に雄大な日本海が!ゆったりと流れる時間を過ごしましょう。
▲2階のお席は目の前に雄大な日本海が!ゆったりと流れる時間を過ごしましょう。
▲ヨシタケコーヒーの歴史と共に味わう当時のコーヒー。マスターが色々とお話を教えてくれます。ヨシタケコーヒーは昔ながらの製法の為、時間が掛かるので前日までの要予約が必須です。
▲ヨシタケコーヒーの歴史と共に味わう当時のコーヒー。マスターが色々とお話を教えてくれます。ヨシタケコーヒーは昔ながらの製法の為、時間が掛かるので前日までの要予約が必須です。
▲カフェの隣にはJR折居駅。こちらもフォトスポットなので記念撮影もお忘れなく。
▲カフェの隣にはJR折居駅。こちらもフォトスポットなので記念撮影もお忘れなく。
  • Gallery&Cafe FUN
    • 住所 〒697-1337 島根県浜田市西村町1069-1
    • 電話 0855-32-1532
    • [営業時間]
      10:00~18:00(ランチ11:30~14:30)
      ※ヨシタケコーヒーは前日までの予約必須
      [定休日]
      月曜・火曜

<17:30>絶景の夕日が目前に!日本海に沈む夕日を楽しむ絶景道の駅「ゆうひパーク浜田」

夕暮れ時におすすめの場所「ゆうひパーク浜田」。その名の通り、海沿いの街並みと日本海に浮かぶ夕日が眺望できる、原井町の道の駅です。お土産の品揃えも浜田随一のラインナップ!絶景とお買い物をダブルで満喫して帰りましょう。

▲国道9号のバイパス沿いにある道の駅「ゆうひパーク浜田」。街並み、港、日本海、夕日全てを一望できるロケーション!年間30万人程が訪れるスポット。
▲国道9号のバイパス沿いにある道の駅「ゆうひパーク浜田」。街並み、港、日本海、夕日全てを一望できるロケーション!年間30万人程が訪れるスポット。
▲地元浜田市のお土産はもちろん、石見地方や、島根県のお土産も多数!なんとその数1500種類以上あるのだそう。すっきりとしたコクと甘さの生乳ソフトクリームも大人気。
▲地元浜田市のお土産はもちろん、石見地方や、島根県のお土産も多数!なんとその数1500種類以上あるのだそう。すっきりとしたコクと甘さの生乳ソフトクリームも大人気。
▲水平線に沈む夕日。フォトジェニックな瞬間を旅の思い出に。
▲水平線に沈む夕日。フォトジェニックな瞬間を旅の思い出に。
  • 道の駅 ゆうひパーク浜田
    • 住所 〒697-0017 島根県浜田市原井町1203‐1
    • [営業時間]
      お土産 10:00~18:00
      フードコート8:00~18:00 一部店舗10:00~20:00
      お手洗い 24時間
      [定休日]年中無休
      [駐車場] 普通車157台、大型車20台

<19:00>浜田の魅力は海鮮だけじゃない!ここでしか味わえない“芙蓉ポーク”はぜひ食べてほしい一品

最後にご紹介する「プロフェッショナルポーク レストラン ケンボロー」は旅の締めに是非味わってほしいお店のひとつ。浜田は水産都市ですが、もちろん農業や畜産も盛ん。その中でも限られた豚のみを芙蓉(ふよう)ポークとして提供しています。

自社養豚場で育てられた栄養たっぷりの豚肉、毎朝自社農場から届けられる新鮮な野菜。生産から調理まで一貫して行うことで、美味しい芙蓉ポークを提供することができるのだそう。
地元民に愛されているのはもちろんのこと、県外からも浜田と言えば「ケンボロー」と言われる、人気のレストランです。

▲お洒落な外観のレストラン。店内も仕切りがたくさんありプライベート空間となっています。
▲お洒落な外観のレストラン。店内も仕切りがたくさんありプライベート空間となっています。
▲脂を少なく赤身の旨味を最大限に引き出せるように育てた豚。昼も夜も大人気の「Tスペシャル」は絶対に食べるべき逸品!T-ボーンステーキに使用されるお肉を贅沢にトンカツにしています。お肉を切った断面がロゼ色なのが、この豚の特徴
▲脂を少なく赤身の旨味を最大限に引き出せるように育てた豚。昼も夜も大人気の「Tスペシャル」は絶対に食べるべき逸品!T-ボーンステーキに使用されるお肉を贅沢にトンカツにしています。お肉を切った断面がロゼ色なのが、この豚の特徴
▲熱々の鉄板で提供されるポークステーキ。硬くなりがちな豚がしっとりと柔らかく食べられます。衣がない分ダイレクトに豚の旨味を感じられます。トンカツとの食べ比べもオススメ。
▲熱々の鉄板で提供されるポークステーキ。硬くなりがちな豚がしっとりと柔らかく食べられます。衣がない分ダイレクトに豚の旨味を感じられます。トンカツとの食べ比べもオススメ。
  • プロフェッショナルポーク レストラン ケンボロー
    • 住所 〒697-0024 島根県浜田市黒川町4191末広ビル1F
    • 電話 0855-24-9909
    • [営業時間]
      《ランチタイム》11:00 〜 15:00(L.O.14:00)
      《ディナータイム》17:00 〜 22:00(L.O.21:00)
      《チャイルドタイム》11:00 〜 19:00
      ※未就学のお子様は19時まで
      [定休日]
      火曜日(年2回/2月・9月 第1月・火・水)
      ※火曜祝日の場合は営業、翌日水曜日が定休日

山陰有数の漁港としても知られ、海山がもたらす美味しい食材、天然記念物、美肌の湯などの観光資源も豊富な浜田市。そんな浜田市の魅力を、1日にギュッと詰め込んだ日帰りプランはいかがだったでしょうか?
ここで紹介できるのはほんの一部。素敵なスポットや食材が盛りだくさんなので、旬の食材や絶景を目的に、季節ごとに訪れてみてください。

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