沖縄本島の玄関口として、アジアからの国際クルーズ船が多く寄港する那覇クルーズターミナル。異国情緒あふれる豪華客船から降り立ち、手軽に那覇市街地へアクセスできるのは大きな魅力です。本記事では、那覇クルーズターミナルの現状と、入港後のスムーズな那覇市街地への移動方法、そして沖縄旅行を計画する上で欠かせないベストシーズンと混雑情報について、詳しくご紹介します。
Main image: PIXTA

沖縄の海上玄関口:那覇クルーズターミナルについて
那覇クルーズターミナルは、国際クルーズ船の寄港を受け入れる重要な海上玄関口です。この港の最大の魅力は、那覇市街地へのアクセスの良さにあります。ショッピングの中心地である国際通りや、世界遺産の首里城など、主要な観光地へ手軽に向かうことができます。
一方で、那覇クルーズターミナルは、中国、香港、台湾、欧米などからの豪華クルーズ船が頻繁に寄港し、一度に数千人もの観光客が一斉に上陸する環境にあり、混雑や交通空白が発生しやすい環境にあります。
クルーズ船入港時の混雑
大規模な国際クルーズ船が接岸する岸壁周辺には、入国審査施設はありますが、大規模な旅客ターミナルビルや待合施設がありません。そのため、特にクルーズ船が寄港する日は、以下の問題が発生しやすくなります。
・タクシー待ちの長蛇の列
・貸切バスによる周辺道路の交通渋滞
入港後の混雑を回避するためにも、事前に移動手段を確保しておくことが非常に重要です。
ターミナル内のサービス
那覇クルーズターミナル内には、観光客をサポートするためのサービスも用意されており、観光案内所では、中国語での案内が可能がです。また観光を楽しむために必要な両替などのサービスも行っています。

国際通りへの移動はシャトルバスが「お得で確実」
那覇クルーズターミナルから那覇市の中心地である国際通りまでは、歩いて約20分で移動が可能です。徒歩で散策するのも良いですが、荷物が多い方や時間を節約したい方には、タクシーやシャトルバスの利用がおすすめです。
一方で、タクシーはクルーズ船の寄港に合わせて待機しているものの、一斉に利用者が集中するため、長蛇の列ができることが多いのが実情です。
【要注目】那覇クルーズターミナルシャトルバス実証運行
この二次交通の課題を解決するため、現在、那覇クルーズターミナルと那覇市街地を結ぶシャトルバスの「実証運行」が行われています。
このシャトルバスは、クルーズ船の乗客・乗組員の利便性向上を目的に、クルーズ船入港日に限って運行される特別なバスです。現在、実証運行中で2026年3月31日まで運行が確定しています。クルーズ船入港日を中心に、那覇クルーズターミナルと国際通り入口(沖縄銀行本店側/県庁前)をシャトルバス形式で約30分に1本の頻度で、ピストン運行しています。片道料金は大人240円、小人120円でバスの乗車時に支払います。

なぜシャトルバスがおすすめか
クルーズターミナルから国際通り周辺へ直接向かう場合、このシャトルバスは、タクシーを待つよりもお得に、確実で簡単な方法です。最大70名以上が乗れる大型バスが運行しており、短時間で那覇の中心地へ向かうことができます。
ただし、この運行は船会社からの要請に基づく不定期な「実証運行」であるため、ご利用になるクルーズ船の船会社に確認してください。
沖縄旅行のベストシーズンと混雑を避けるヒント
那覇市街地へのアクセスを確保したら、次に知っておきたいのが沖縄旅行のベストシーズンです。時期によって旅費や混雑具合、楽しめるアクティビティが大きく変わります。
観光客が知っておくべきイベントと混雑時期
マリンアクティビティが最も賑わう7月・8月の夏休み期間、そして日本の大型連休であるゴールデンウィーク(GW)や年末年始は、沖縄旅行の料金が最も高騰し、観光地や道路は大変混雑します。
特にお盆期間は、家族連れの観光客が集中し、レンタカーの不足や深刻な渋滞が予想されます。この時期に旅行を計画する場合は、航空券、宿泊、レンタカーの早期予約が必須です。また、7月〜9月は台風の発生・接近リスクも高まるため、台風情報にも注意が必要です。

混雑のピーク:8月(お盆)と台風シーズン
沖縄の8月は、青い海と白い砂浜を満喫できる最も賑わうベストシーズンであり、特にお盆期間はレンタカー不足が予想されるほど混み合います。
また沖縄は7月~9月いかけて台風シーズンになります。そして台風の発生数、沖縄への接近数ともに、8月が最も多くなります。例年2〜3回ほど台風が接近し、飛行機などの交通機関に影響が出る場合があるため、最新の気象情報をチェックすることが重要です。
地域最大の伝統行事:那覇大綱挽(10月)
毎年10月には、沖縄最大の伝統行事の一つである「那覇大綱挽(なは おおつなひき)」が開催されます。ギネスブックにも認定された巨大な綱を引き合うこのイベントは、地元住民と観光客が一体となり、開催日には多くの人出で賑わい、周辺道路が混雑することがあります。また日本の連休にあたる日程で大綱挽を含む「那覇まつり」が開催され、土曜日、日曜日の夜には花火大会が行われるなど、イベントが集中するため、観光客と地元住民が一斉に集まり、那覇市街地は大変混雑します。

混雑を避け、リーズナブルに沖縄を楽しむなら、ハイシーズンを外した「穴場シーズン」を狙いましょう。
5月中旬〜7月初旬:GW後から梅雨明け直後にかけては、比較的観光客が落ち着きます。梅雨明け後の7月初旬は、本格的な混雑前で海も楽しめる狙い目です。
10月〜11月(特に10月):台風の心配が少なくなり、降水量もぐっと減るため、最も過ごしやすい気候になります。日差しが落ち着くため観光がしやすく、観光やグルメをメインに楽しむならベストシーズンの一つです。
1月〜4月中旬(年末年始を除く):比較的旅費が安くなる時期で、特に3月より前の期間は混雑が落ち着いています。

クルーズと陸の旅、最高の沖縄体験を
那覇クルーズターミナルは、沖縄の魅力を満喫するための最高のスタート地点です。入港時の混雑を予測し、便利なシャトルバスなどの情報を活用すれば、限られた時間の中で国際通りや首里城へのスムーズな移動が可能です。
そして、旅行の計画に沖縄の混雑時期の情報を加えれば、費用を抑えたり、より快適な旅を実現したりすることもできるでしょう。ぜひこれらの情報を活用し、あなたの沖縄クルーズ旅を最高の体験にしてください。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。
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