HOME 東京・東京周辺 その他の県 岡山 【2024年最新版】桜の名所・岡山県津山市は秋にも花見が楽しめる! 注目のナイトイルミネーション「TSUYAMAGIC」徹底ガイド
【2024年最新版】桜の名所・岡山県津山市は秋にも花見が楽しめる!
注目のナイトイルミネーション「TSUYAMAGIC」徹底ガイド

【2024年最新版】桜の名所・岡山県津山市は秋にも花見が楽しめる!
注目のナイトイルミネーション「TSUYAMAGIC」徹底ガイド

更新日: 2024/09/26

岡山県北地域の中心都市・津山市は、「津山城」をはじめとする歴史スポットと、豊かな自然に恵まれた町。岡山県下で唯一「日本さくら名所100選」にも選ばれ、春は桜の名所として知られています。そんな津山では、なんと秋にも桜が見られるという情報を入手。この記事では、注目のイベント「TSUYAMAGIC」について詳しく紹介するとともに、イベントと一緒に行くのにおすすめしたい津山市内の観光スポットについても紹介します。

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中国地方の人気観光地、岡山県津山市ってどんなところ?

岡山県北部に位置する津山市。北は中国山地、南は吉備高原に接し、山に囲まれた盆地にあります。713年、美作国の国府が置かれて以来、この地域の政治や経済、文化の中心として栄えてきました。

江戸時代から明治時代にかけては、優秀な洋学(蘭学)者を多数輩出したことでも知られています。西洋の内科医学を日本に初めて紹介した宇田川玄随(うだがわげんすい)や、藩の医師でありながら日本の外交にも尽力した箕作阮甫(みつくりげんぽ)など、郷土の偉人たちの業績は今も語り継がれています。

津山市へは、岡山県の空の玄関口である岡山空港から車で約1時間。山陽新幹線が停まるJR岡山駅からも、快速列車で約1時間です。市内には中国自動車道のインターがあり、大阪へは約2時間、広島へも約3時間と、東西にアクセスしやすい場所にあります。

桜の町・津山で2024年秋に開催。話題の「TSUYAMAGIC」とは?

そんな歴史豊かな町・津山は、西日本有数の桜の名所。東京の上野公園や奈良の吉野山などとともに、岡山県内では唯一「日本さくら名所100選」に選ばれています。1616年に築城された「津山城」の跡地「鶴山公園(かくざんこうえん)」には、約1000本もの桜の木が植えられ、例年4月上旬から中旬にかけて開花。ピンクの花で埋め尽くされた園内では「津山さくらまつり」が開催され、多くの人で賑わいます。

春の「鶴山公園」。櫓や石垣を背景に桜が咲き誇る風景は、津山の春の風物詩です
春の「鶴山公園」。櫓や石垣を背景に桜が咲き誇る風景は、津山の春の風物詩です

桜の季節は春というのは言わずもがな。ところがここ津山では、秋にも満開の桜が楽しめるイベントがあります。その名も「津山城ナイトイルミネーション TSUYAMAGIC」。復元された備中櫓(びっちゅうやぐら)や、45mもの高さを誇る石垣、城内の木々をピンク色のLED照明でライトアップし、幻想的な夜桜の風景を浮かび上がらせます。

城内入口の冠木門跡では、イベントの仕掛け人とされる津山城の桜神さまがお出迎え。「桜×森」がテーマの今年は、桜神さまの弟である「森神さま」も登場するようです。
城内入口の冠木門跡では、イベントの仕掛け人とされる津山城の桜神さまがお出迎え。「桜×森」がテーマの今年は、桜神さまの弟である「森神さま」も登場するようです。

音響やプロジェクションマッピングを駆使した演出にも注目。石垣や石段には、桜吹雪や水面を流れ下る花びらを再現したアニメーションが投影されます。ムード満点の演出に導かれるように城内を巡れば、“光で創造する秋のお花見”を体感できるはずです。また、イベント期間中には、岡山県北部が舞台の国際芸術祭「森の芸術祭 晴れの国・岡山」も開催され、TSUYAMAGICはそのPICKUPPROGRAMにも登録されています。昼夜2つのイベントで、贅沢なアート体験ができる津山市観光を存分にお楽しみください。

備中櫓には、餅つきをするかわいいウサギのアニメーションを投影
備中櫓には、餅つきをするかわいいウサギのアニメーションを投影

イベント開催期間中には、津山市内外からキッチンカーが集まり、城内の広場に出店。イルミネーションとともに、おいしい地元グルメも楽しみましょう。

  • 【イベント概要】
    開催期間/2024年10月25日(金)~11月10日(日)
    開催時間/18:00~21:00(入園は20:30まで)
    開催場所/津山城(鶴山公園) 〒708-0022岡山県津山市山下135
    問合せ/0868-32-2082(津山観光キャンペーン推進会議)
    料金/大人1,000円、高校生500円、中学生以下無料

桜だけじゃない!城下町・津山をぶらり探訪

津山市には、江戸時代に建てられた町家が並ぶ通りなど、古き良き日本の雰囲気を感じることができる風景があちらこちらに。のんびりとした時間が流れる町を散策してみましょう。

津山市を代表する名所「衆楽園」は、江戸時代初期に津山藩主・森家によって築造された回遊式庭園。1698年に松平家が藩主となって以来幕末まで、家臣や他藩・他家からの使者を謁見するための「御対面所」や、藩主の隠居所として使われました。現在では一般開放され、四季折々の美しさで市民や観光客に親しまれています。

京都の作庭師の手による「衆楽園」は、京都御苑内にある仙洞御所(せんとうごしょ)を模したと言われています
京都の作庭師の手による「衆楽園」は、京都御苑内にある仙洞御所(せんとうごしょ)を模したと言われています

津山城の商家町として発展した城東地区には、江戸時代に形成された町並みが残っています。かつて出雲街道の宿場町だった頃の面影が感じられる一帯は、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

約300年前に建てられた「城東むかし町家」。明治時代には藩の銀行としての役割を担っていました。
約300年前に建てられた「城東むかし町家」。明治時代には藩の銀行としての役割を担っていました。

町歩きの途中に立ち寄りたいのが、城東観光案内所「和蘭堂(おらんだどう)」。パンフレットの配布や観光案内を行うほか、津山の名産品やハンドメイド家具なども取り揃えています。館内のカフェでは、自家焙煎コーヒーとオランダワッフルでひと休みできます。

津山ゆかりの蘭学者らの資料を展示した「津山洋学資料館」に併設する「和蘭堂」
津山ゆかりの蘭学者らの資料を展示した「津山洋学資料館」に併設する「和蘭堂」

春も秋も、どの季節も魅力あふれる、岡山県津山市へ

旅心をくすぐる見どころいっぱいの岡山県津山市。現地を訪れてこそ、その魅力を体感できます。春の桜はもちろん、秋のお花見「津山城ナイトイルミネーション TSUYAMAGIC」も楽しみに、自然と歴史の町・津山を訪れてみませんか。

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