温暖な気候に恵まれた香川県の小豆島は、瀬戸内海に浮かぶ島々の中でも二番目に大きな島です。古くからオリーブや醤油の産地として知られ、美しい棚田や海岸線が織りなす景観は「瀬戸内の楽園」とも称されます。近年では、島全体に点在するアート作品が国内外の注目を集め、世界的イベントの舞台としても重要な役割を担っています。
本稿では、小豆島の観光拠点である土庄港(とのしょうこう)を起点に、島の魅力的なスポット、そして快適な島旅を実現するための混雑時期の情報や、訪日外国人旅行者向けの便利な交通サービスについて詳しくご紹介します。
main写真提供:(公社)香川県観光協会
旅の玄関口:土庄港観光センター
小豆島の玄関口である土庄港は、香川県の高松や岡山など本州の主要都市を結ぶフェリーや高速艇が発着する、島内で最も船の便数が多いターミナルです。島への到着と出発の拠点として、非常に高い利便性を誇っています。

観光の総合ハブとしての機能
土庄港の船着場からすぐの場所に位置する土庄港観光センター内には、観光案内所が併設されています。ここでは、単なる観光情報の提供に留まらない、旅をサポートする多様なサービスが充実しています。レンタルサイクルの貸し出しや手荷物預かりサービスを提供しており、到着後すぐに身軽になって観光をスタートできます。
また各観光施設やホテルのパンフレットが揃い、情報収集に便利です。また、ホテルの送迎バス、定期観光バス、路線バス、タクシー乗り場も目の前にあるため、スムーズに次の目的地へ移動できます。そして観光センター内の売店には、島内のお土産品がずらりと並び、その品ぞろえは島内トップクラスと言われています。

小豆島観光のハイライト
小豆島は広大なため、全ての観光地を効率よく巡るには計画が必要ですが、土庄港周辺にも魅力的なスポットがあります。
エンジェルロード:土庄港からほど近い場所にある「エンジェルロード」は、潮の満ち引きによって出現する砂の道で、干潮時に渡ると願いが叶うと言われるロマンチックな場所です。
迷路のまち:港近くに広がる「迷路のまち」は、海賊対策として複雑に入り組んだ古い街並みが特徴で、ノスタルジックな散策を楽しめます。
島内の移動の工夫
小豆島は、瀬戸内海の島々の中で二番目に大きな島であり、車で島内を一周するのにも約3時間かかります。土庄港周辺の観光地であればレンタサイクルでの移動も可能ですが、離れた観光地へはアクセスが難しいため、バスや車などの移動手段が必要です。
世界的アートの祭典と島の混雑時期
小豆島の年間を通じて最も賑わい、混雑する時期は、「瀬戸内国際芸術祭」の開催期間中です。
瀬戸内国際芸術祭の熱狂
「瀬戸内国際芸術祭」は、瀬戸内海の島々を舞台に3年に一度開催される世界的な現代アートの祭典であり、直近では2025年に開催されました。小豆島は、オリーブ畑や棚田、醤油蔵などが会場となる、歴史、文化、自然に富んだ重要な拠点となっています。
芸術祭の会期は通常、春・夏・秋の3シーズンに分かれており、この期間中は国内外から多くの観光客が訪れるため、小豆島は非常に混雑します。特に、土・日・祝日、ゴールデンウィーク、夏休み(お盆)は混雑のピークとなります。

交通機関の混雑対策
混雑時には、島間の移動手段である船が非常に混み合い、特に朝夕は乗船待ちの行列ができることがあります。また、島内の路線バスも混雑するため、増便される対策が取られますが、それでも待ち時間が発生しやすくなります。
芸術祭期間中に小豆島を訪れる際は、船の乗船券をできるだけ早く購入するか、早朝など混雑時間を避けた移動を強くおすすめします。島内の移動についても、公共交通機関やレンタサイクルの利用に加え、移動時間の余裕を持ったスケジュールを立てることが、ストレスなくアートと自然を楽しむ鍵となります。

訪日外国人向けの便利な交通サービス
広範囲にわたる小豆島を効率よく周遊するため、訪日外国人旅行者向けに便利な交通チケットが提供されています。
小豆島オリーブバス「1日乗車券」の活用
島内の路線バスで効率よく、かつお得に周遊したい訪日外国人観光客に最もおすすめのチケットが、小豆島オリーブバスが提供する「1日乗車券」です。島内全体を網羅する小豆島オリーブバスの全路線が乗り放題になるチケットで、都度運賃を支払う手間がなく、運賃を気にせず観光地を巡れるため、移動が非常にスムーズになります。大人 1,600円 、小人 800円で、土庄港にある小豆島オリーブバスの営業所やバス車内、または土庄港観光センターで購入することができます。
またこのパスを利用することで、オリーブ公園や醤油の郷など、島内に点在する観光スポットを経済的かつ便利に巡ることができます。島内移動の際は、バスの運行状況を確認しつつ、各ポイントでレンタルサイクルなどとうまく組み合わせることで、ストレスなく島内を移動することができます。

結び:アートと自然が調和する島へ
小豆島は、オリーブの緑、醤油蔵の歴史、そして瀬戸内の自然美が調和した、唯一無二の魅力を持つ島です。3年に一度開催される瀬戸内国際芸術祭の時期には、島全体が現代アートのキャンバスとなり、熱気に包まれます。土庄港を拠点に、外国人向けの1日乗車券を活用し、喧騒を避けた早めの行動を心がけることで、この美しい「瀬戸内の楽園」での旅は、忘れられない特別な体験となるでしょう。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。
-
PR
常夏の楽園を巡る:那覇空港を起点とする沖縄本島観光ガイド
by: LIVE JAPAN編集部
-
PR
雄大な富士山を仰ぎ見る旅の拠点「新富士駅」:静岡からの登山と観光ガイド
by: LIVE JAPAN編集部
-
PR
徳島阿波おどり空港から世界三大潮流へ!歴史と情熱の街、徳島市を巡る周遊ガイド
by: LIVE JAPAN編集部
-
PR
世界が注目する「西の京都」:歴史と温泉が薫る山口市を巡る旅
by: LIVE JAPAN編集部
-
PR
時を超えて旅するノスタルジー:SLが息づく若桜駅と鳥取東部を巡る旅
by: LIVE JAPAN編集部
-
PR
大自然のパノラマと活火山:阿蘇地域を巡る旅の完全ガイド
by: LIVE JAPAN編集部
宿のテーマから探す
-
PR
定番だけでなく、通な場所も教えます! レトロな「OLD新宿」&モダンな「NEW 新宿」徹底紹介
-
「LIVE JAPAN Awards 2017」各部門の受賞店舗が決定!2016年に訪日外国人から人気を集めた店舗はコレだ
-
世界が認める日本のおにぎりだけど、外国人に嫌われているNo.1は?来日半年以内の外国人に聞いてみた!
by: ポメラニアン高橋(ポメ橋)
-
渋谷でおすすめの無料スポット5選!大人から子供まで楽しめる0円観光スポット
by: 海東りか
-
蒙古タンメン中本の「北極ラーメン」は辛くない? 激辛好き女子が試してみたら…
by: もちづき千代子
-
浅草寺観光に行く前に知っておきたい7つのこと












