東京から電車でおよそ1時間半ほどの三浦半島は、海と山に囲まれた自然豊かなリゾート地です。なかでも葉山は、西洋風の建造物や別荘が多く閑静な住宅街が広がるエリア。おしゃれなカフェもたくさんあるので、ゆったりと時間を過ごすにはもってこいの場所なんです。
今回は、写真映えも抜群のおしゃれカフェを、5つピックアップしてご紹介します。
■新鮮野菜たっぷりのメニューで菜食健美を追求する「H and Cafe(アッシュアンドカフェ)」
葉山御用邸のほど近くに位置する「H and Cafe(アッシュアンドカフェ)」は、新鮮野菜を中心とした多国籍創作料理が食べられるお店です。近隣を歩いていると磯の香りが漂い、海からもすぐそばにあることが感じられます。
店内は木造りのテーブルや観葉植物に囲まれ、のんびりと落ち着ける雰囲気。ランチタイムはとくに主婦層に人気が高く、近隣に住んでいる人はもちろん、都内や横浜、横須賀からも多くのお客さんが訪れるそうです。オープンの11時を狙って来て、15時のランチ閉店ぎりぎりまでゆっくりと過ごす人も多いのだとか。
人気の理由は、なんといっても新鮮野菜を使用した美味しい料理。「菜食健美」をテーマにしているお店ならではの、野菜を食べて体のなかから綺麗に健康になれるメニューが豊富にそろっています。
野菜の効果効能などにも詳しいオーナーが身体のことを考えて作る料理は、すべてが手作りかつ無添加。出来合いのものや化学調味料を一切使わないのが、基本的なスタイルなんだそうです。
お店の看板メニューでもあり、とくにオススメなのが「彩りHAYAMAブランチ」。焼き物や煮物、グラタンなど野菜たっぷりの小皿料理と、季節の野菜を使ったスムージーとサラダがセットになっています。さらに、雑穀ごはんか自家製のオーガニックパンのどちらかを選ぶことができます。
他にも、野菜たっぷりのタコライスや、旬の焼き野菜をてんこ盛りにしたカレーのプレート、その日に入荷した野菜を使ったパスタなど、野菜を活かしたメニューが盛りだくさん。どのメニューにも贅沢に盛りつけられたサラダがつくので、野菜をたっぷり摂取できること間違いなし! 身体に嬉しい料理に舌鼓を打ちながら、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
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H and Cafe(アッシュアンドカフェ)
- 住所 神奈川県三浦郡葉山町下山口1494
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最寄駅
JR逗子駅/京浜急行電鉄・新逗子駅、そこからバスで「葉山公園前」下車、徒歩2分
- 電話 046-884-9702
営業時間:LunchTime 11:00~15:00(L.O14:00)、BarTime 18:30~22:00(L.O 21:00)
※ランチタイムは混み合うため、事前の予約をおすすめします。
定休日:毎週月曜日および第二火曜日(定休日が祝日の場合は翌日)
■葉山の町角に佇むカフェ&ダイナー「DAYS386」
森戸海岸まで徒歩2分ほどの場所に位置する「DAY386」は、自家製パンや手作りのフードメニューが人気のカフェ&ダイナーです。葉山の町角に佇むこちらのお店には、平日は近隣に住む人が多く訪れるそう。週末になると家族連れやカップルも来店する、地元民に愛されているお店です。
自然光が差し込む店内には長閑な雰囲気が漂い、ゆったりと落ち着いて過ごせます。ビンテージ風の家具や雑貨に囲まれて、まさにおしゃれなカフェといった装い。横浜出身のオーナーが物件を気に入ってお店を始めて丸7年。少しずつ増えていっているという家具を眺めるのも楽しみのひとつです。
日本語がわからない外国人のお客さんにも、すべてのメニューを見たうえで注文を決めてほしいという思いから、メニューには英語表記も載せられています。バラエティー豊富なラインナップから、じっくり選ぶことができます。
人気メニューは、お店で焼く自家製のパンで作ったサンドイッチやハンバーガー。さらに、カレーやケーキ、アイスなども、ひととおり「手作り」で提供しているのがオススメのポイントです。
今回は、常連客や近所の人に人気が高いという「ハラルカート」を注文してみました。オーブンで焼いたオレガノチキンとターメリックライス、サラダが一皿に盛り付けられた、ボリューム満点のデリプレートです。さらに「自家製ジンジャエール」も注文。ジンジャーの刺激と甘さの相性が抜群の逸品です。
また、訪れた際にはぜひ、逗子のクラフトビール「ヨロッコビール」も試してみてほしいところ。湘南界隈でしか卸していないローカルビアーながら、わざわざ遠方から飲みに訪れる人もいる人気の逸品は、外国人にも評判なんだそうです。
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DAYS386
- 住所 神奈川県三浦郡葉山町堀内 377
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最寄駅
JR逗子駅/京浜急行電鉄・新逗子駅、そこからバスで「元町」下車、徒歩1分
- 電話 046-876-5750
営業時間:11:00~20:00(L.O 19:00)、土日祝11:00~21:00(L.O 20:00)
※ランチタイム~14:00
定休日:木曜日
■知る人ぞ知る老舗のお茶屋さん「日の出園」
お店が始まってからおよそ45年が経つという「日の出園」は、葉山出身のオーナーが展開する老舗のお茶屋さん。茶葉や茶菓子の販売店と、喫茶が併設されているお店です。
普段は茶葉の購入を目的に訪れる人が多く、夏になると「かき氷」を目当てに遠方からも足を運ぶお客さんが増えるそう。
入り口にほうじ茶の機械があり店頭で煎るためか、お店に入った瞬間に漂うお茶の香りが素敵! 「ほうじ茶」や「葉山しょうがの紅茶」、「深むし茶」などティーバッグで売られている茶葉もあるので、手軽に本格的なお茶を楽しめる商品もGETできます。
古民家風の一軒家の一角が喫茶になっています。一面の窓の外には新緑が眺められ、和の雰囲気を存分に堪能できる空間が広がっています。喫茶メニューは、「あんみつ」や「おしるこ」、「ぜんざい」といった甘味が中心です。
すべてのメニューに、ほうじ茶がついてくるのも嬉しいポイント。ほうじ茶は緑茶に比べてカフェインも控えめなので、水代わりにも飲みやすいのだそうです。お茶の香りを楽しみながら、ほっと一息、至高の時間が過ごせます。
メニューは日本語表記のみですが、お茶や甘味とともに日本の文化や、日本だからこそできる現地でのコミュニケーションも楽しんでみてほしいところ!
今回は「クリームあんみつ」を注文してみました。季節によって変わるフルーツと自家製白みつ、餡子、バニラアイスクリームの甘みと、寒天の食感が相性ばっちり! 寒天は、地元漁師が葉山・名島の周辺に採りに行き、洗って干してを繰り返して手間暇かけた天草を使用しているそう。お店で寒天に仕上げるため、形が大きめで不揃いなのも雰囲気抜群です。
「日の出園」では、夏の時期(6~9月)に登場する「かき氷」も大人気。フレーバーは、ほうじ茶、宇治金時(抹茶)、玄米茶、国産紅茶、葉山でとれた地場の赤紫蘇シロップなど、お茶屋さんならではのテイストが味わえるそうなので、期間中に訪れる際はぜひ試してみてくださいね。
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日の出園
- 住所 神奈川県三浦郡葉山町長柄1413-212
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最寄駅
JR逗子駅/京浜急行電鉄・新逗子駅、そこからバスで「イトーピア」下車、徒歩9分
- 電話 046-875-5134
営業時間:10:00~19:00(喫茶は11:00~18:00, L.O.17:30)
定休日:無休(喫茶は毎週月曜日、ただし祭日の場合は営業)、水曜日
■海を眺めるテラス席で地の魚介や旬の野菜を堪能できる「LA MARĒE」
葉山の海に浮かぶようにして建てられた「LA MARĒE(ラ・マーレ)」は、1977年に創業されたレストラン。“潮騒”という名の通り、海を眺めながらテラスで食事をすることができるお店です。1階はカジュアルなカフェ・ブラッセリーで、テラス席ではビール片手にカジュアルな雰囲気を楽しめます。
シックな雰囲気でワインとフランス風創作海辺料理を楽しみたい時には、2階がオススメです。また、3階のバンケットルームは貸し切りにできるので、食事会やパーティーなども行われているそうです。
テラス席からは、逗子海岸の全容を見渡すことができます。江ノ島越しには茅ヶ崎のほうまでの海岸も見られ、晴れた日には大山、箱根、伊豆半島、富士山を一望できることもあるそう。とくに雪を被った富士山の冬の時期の眺めは素晴らしいのだとか!
「ラ・マーレ」では、採れたての地の魚介類や旬の三浦野菜などをふんだんに取り入れた、葉山を感じることのできるフランス風創作海辺料理が楽しめます。
また、アラカルトを中心にお酒と一緒に楽しめる料理を提供するカフェ・ブラッセリーでは、日々入荷する新鮮な魚介類や野菜の素材を活かしたメニューがいただけます。
写真は一番人気の「ラ・マーレ特製 ハヤシライス」。他にも、ハンバーガーやパスタ、自社農園「ラ・マーレ・ファーム」のハーブや旬のフルーツを使ったオリジナルカクテルなどが楽しめます。海を間近に眺めるテラス席で、旅の合間のひと時をゆったり堪能してみてはいかがでしょうか?
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LA MARĒE
- 住所 神奈川県三浦郡葉山町堀内24-2
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最寄駅
JR逗子駅/京浜急行電鉄・新逗子駅、そこからバスで「鐙摺」下車、徒歩1分
- 電話 046-875-6683
TEL:046-875-6683
定休日:月曜日(祝日の場合は翌平日が休業)
1F「Cafe&Brasserie HARRY'S」
営業時間
[ 平日 ]
ランチ 11:30~14:30
ティー 14:30~17:00
ディナー 17:00~21:00(フードラストオーダー)
[ 土・日・祝日 ]
ランチ 11:30~14:30
ティー 14:30~16:00
ディナー 16:00~21:00(フードラストオーダー)
2F・3F「RESTAURANT LA MARÉE」
営業時間
ランチ 11:30~14:30(フードラストオーダー)
ディナー 17:30~21:00(フードラストオーダー)
■最高のロケーションでゆったりくつろげる「オランジュ ブルー」
「オランジュ ブルー」は、神奈川県立近代美術館の中にあるレストラン&カフェ。お店が始まった当初は、美術館に来るお客さんが多く訪れるお店でしたが、ロケーションの良さや美味しい食事が口コミで広がり、15年経った今では色々な人たちが訪れるようになったそうです。
テーブル席とテラス席があり、どの席からも景観が抜群! 日常から離れた時間を過ごせるので、非日常を味わいつつ、ゆったりと食事を楽しめます。
とくに、カフェメニューはテラス席で楽しみたいところ。自家製シフォンケーキとダージリンティーの「シフォンケーキセット」とともに、ゆったりと至福のひと時を過ごす人が多いそうです。
料理にもお店のこだわりが溢れています。人気No.1の「贅沢シーフードカレーセット」は、海の幸と新鮮な三浦野菜をふんだんに使った、その名のとおり、とても贅沢な逸品。スープ、デザート、コーヒーor紅茶がセットになっています。シーフードの旨みを活かして味わうカレーは、日本人にも外国人にも大人気だそうです。
お肉、お魚をメインとした「ゆったり味わうランチコース」もオススメのメニュー。アミューズ、デザート、コーヒーor紅茶がセットになっており、こちらもその名のとおり、目前に広がる葉山の海を眺めながら、ゆっくりと楽しむのに至高の逸品です。
三浦野菜をふんだんに使用したメニューの数々を、最高のロケーションで楽しめる「オランジュ ブルー」。サイドにポテトが添えてある、ボリューム満点のハンバーガーも、外国人のお客さんには人気が高い様子。訪れた際は景観とともに、ゆっくりと食事を楽しんでみてくださいね。
※本記事は2019年4月公開時の情報を一部再編集して公開したものです
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オランジュ ブルー
- 住所 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
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最寄駅
JR逗子駅/京急電鉄・新逗子駅、そこからバスで「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前停留所」下車、徒歩1分
- 電話 046-875-0919
営業時間:火~日・祝日 ティー 10:00~17:00(L.O.16:30)、ランチ 11:00~15:00
定休日:月曜日 ※月曜日が祝日の場合は営業、年末年始(12月29日~1月3日)
編集・ライター歴トータル17年以上。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWEB戦略コンサルティングも行う。そのため、日本グルメの新商品やトレンドのキャッチアップが早く、LIVE JAPANでは幅広い年齢層や国籍の方にわかりやすく伝えている。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。
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