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江ノ電散歩4『スラムダンク』の踏切がある湘南の海岸へ ~七里ヶ浜駅・鎌倉高校前駅~

江ノ電散歩4『スラムダンク』の踏切がある湘南の海岸へ ~七里ヶ浜駅・鎌倉高校前駅~

更新日: 2020/07/17

東京から電車に乗って1時間ほどでアクセスできる鎌倉&湘南。古都の風情やオーシャンビュー、多彩なグルメなど魅力に富み、東京からの日帰り観光エリアとして根強い人気を誇っている。その鎌倉・湘南エリアを抜け、約10㎞の区間を走る列車が「江ノ島電鉄(通称:江ノ電)」だ。

2~4両編成のレトロな列車が、数々の映画やドラマのロケに使われたおしゃれな海岸エリアを通り、寺社の門前や住宅街を走り抜ける姿はとてもフォトジェニックで、江ノ電を目当てに訪れる旅行者も多い。

七里ヶ浜駅から鎌倉高校前駅の周辺には、『スラムダンク』に登場する「踏切」をはじめ、海と江ノ電が一緒に見られるスポットがいっぱい。ハワイ料理イタリア料理と絶景が楽しめるレストラン&カフェでゆっくり過ごすのもおすすめだ。

SPOT1)『スラムダンク』ファンが集まる「鎌倉高校前 踏切」

海をバックに江ノ電が通過する鎌倉高校前踏切
海をバックに江ノ電が通過する鎌倉高校前踏切

日本国内はもちろん世界中に熱狂的なファンを生み、今なお高い人気を誇るバスケットボール漫画『SLAM DUNK』(原作:井上雄彦)。そのアニメ版のオープニングに登場する「踏切」が鎌倉の江ノ電に実在し、訪れるファンが後を絶たない。場所は江ノ電「鎌倉高校前駅」の改札を出てすぐのところ。日中、江ノ電は上り・下りともに12分に1本の間隔で運行している。見学・撮影をする際には車道、線路内には絶対に入らないように。

1坂の途中から見下ろす踏切 2国道134号の信号に設置された地名看板 3踏切の近くには複数の言語で注意書き看板あり 4江ノ電が通過するシャッターチャンスを狙う旅行者
1坂の途中から見下ろす踏切 2国道134号の信号に設置された地名看板 3踏切の近くには複数の言語で注意書き看板あり 4江ノ電が通過するシャッターチャンスを狙う旅行者
  • 鎌倉高校前 踏切
    • 住所 3-11-2 Koshigoe,Kamakura, Kanagawa Prefecture, 248-0033

SPOT2)「七高通り」から望む江ノ電とオーシャンビュー

七高通りの踏切と江ノ電
七高通りの踏切と江ノ電

七里ヶ浜エリアで「スラムダンクの踏切」と並んで人気が高いスポットが「七高通り」。七里ガ浜高校と鎌倉プリンスホテルの間を、海に向かって真っすぐ抜ける坂道で、映画やドラマのロケ地としてたびたび登場する。振り返ったときの眺めがよいことから「美人坂」の別名も。坂を下り切った海岸通り沿いには江ノ電の踏切があり、海をバックに走り抜ける江ノ電の姿を見ることができる。

1七里ガ浜高校の校門付近から見下ろす踏切 2バス停看板 3踏切側から見上げる七高通り 4踏切を通過する江ノ電
1七里ガ浜高校の校門付近から見下ろす踏切 2バス停看板 3踏切側から見上げる七高通り 4踏切を通過する江ノ電
  • 七高通り
    • 住所 2-3-1 Shichirigahamahigashi, Kamakura, Kanagawa Prefecture, 248-0025

SPOT3)海辺の「パシフィックドライブイン」で味わう
ハワイ気分の朝食&ランチ

クラシックな雰囲気の看板が目印
クラシックな雰囲気の看板が目印

国道134号沿いに立つ絶景ドライブイン・カフェ。七里ヶ浜海岸駐車場の中央に位置しており、広いテラス席や窓際席からは江ノ島や七里ヶ浜を一望。料理はハワイのプレートランチをテーマにしており、看板メニューの「ガーリックシュリンププレート」をはじめ15種類のプレートランチが揃う。豚肉を蒸し焼きにしてキャベツと炒めたハワイ料理、カルアピッグを使ったプレートランチやサンドイッチ、季節のフルーツを使ったパンケーキなどもおすすめ。また店内ではトートバッグやタンブラーなどオリジナルグッズを販売している。

1オリジナルのマグカップ(左2500円、右3000円)2店内 3ガーリックシュリンププレート1250円 4テラス席 5季節のパンケーキ1200円(写真はパイナップルとクリームチーズのパンケーキ)6サーフボードが飾られた店内
1オリジナルのマグカップ(左2500円、右3000円)2店内 3ガーリックシュリンププレート1250円 4テラス席 5季節のパンケーキ1200円(写真はパイナップルとクリームチーズのパンケーキ)6サーフボードが飾られた店内
  • パシフィックドライブイン
    • 住所 2-1-12 Shichirigahamahigashi, Kamakura, Kanagawa Prefecture, 248-0025
    • 営業:8:00~20:00(19:30LO)季節により変動あり
      休み:不定休
      アクセス:江ノ電七里ヶ浜駅から徒歩5分。

SPOT4)シドニー発のオールデイカジュアルダイニング「bills七里ヶ浜」

2015年のリニューアルで全席オーシャンビューになった店内 (c)Petrina Tinslay
2015年のリニューアルで全席オーシャンビューになった店内 (c)Petrina Tinslay

「シドニーの朝食文化が変わった」といわれるほどの影響力をもつシドニーのオールデイカジュアルダイニング「bills」。その海外1号店として2008年にオープンしたのが「bills 七里ケ浜」だ。
和牛やシュリンプを使ったハンバーガーをはじめ、サンドイッチ、パスタ、リゾット、カレーなどバラエティ豊かなフードメニューがいる。メレンゲを用いて焼き上げたフワフワの生地が魅力の「リコッタパンケーキ(w/ フレッシュバナナ、ハニーコームバター)」1620円も根強い人気。

1国道134号沿いの建物(c)Petrina Tinslay。 2レンズ豆とブッラータチーズのサラダ(c)Petrina Tinslay 3シュリンプバーガー(c)Anson Smart 4カウンター席もある(c)Petrina Tinslay
1国道134号沿いの建物(c)Petrina Tinslay。 2レンズ豆とブッラータチーズのサラダ(c)Petrina Tinslay 3シュリンプバーガー(c)Anson Smart 4カウンター席もある(c)Petrina Tinslay
  • bills 七里ヶ浜
    • 住所 WEEKEND HOUSE ALLEY 2F, 1-1-1 Shichirigahama, Kamakura, Kanagawa Prefecture, 248-0026
    • 営業:7:00~21:00(フード20:00LO、ドリンク20:30LO)、月曜は~17:00(フード16:00LO、ドリンク16:30LO)
      休み:不定休
      アクセス:江ノ電七里ヶ浜駅から徒歩2分

SPOT5)「アマルフィイ デラセーラ」のテラス席で
絶景&カジュアルイタリアンを堪能

夕焼けに染まる江ノ島や七里ヶ浜を一望
夕焼けに染まる江ノ島や七里ヶ浜を一望
1天気がよいと富士山も見える 2ランチセットの一例 3シラス入りのピッツァ七里ヶ浜1750円 4江の島方面の美しい夕景
1天気がよいと富士山も見える 2ランチセットの一例 3シラス入りのピッツァ七里ヶ浜1750円 4江の島方面の美しい夕景

180度のオーシャンビューと、サクサク生地のクリスピーピッツァで高い人気を誇る「アマルフィイ デラセーラ」。国道134号の一本裏手を通る細い道から江ノ電の線路を越え、約100段の石段を上った山の中腹に位置しており、客席は基本的にテラス席のみ(強風、雨など天候によっては屋内席)。最前列の席に座れば、視界には海だけが広がるという絶好のロケーションだ。料理はピッツェリア・スタイルで、パリパリ生地のピッツァ1330円~を中心に、生パスタ、前菜、スイーツなどが揃っている。ランチコース(11~15時)は1890円と2500円の種類。席の予約は受け付けておらず、週末には順番待ちになることも多い。

  • アマルフィイ デラセーラ
    • 住所 1-5-10 Shichirigahama, Kamakura, Kanagawa Prefecture, 248-0026
    • 営業:11:00~22:00(21:00LO)、土・日曜、祝日は10:30~ 
          ※天候・季節・混雑状況により変動あり
      休み:無休
      アクセス:江ノ電七里ヶ浜駅から徒歩5分

SPOT6)湘南みやげにおすすめ!
「アマルフィイ ドルチェ」のオリジナル洋菓子

Nagisaシュークリームや鎌倉ロールなど各種スイーツ
Nagisaシュークリームや鎌倉ロールなど各種スイーツ
1外観。1階がアマルフィイドルチェ、3階がアマルフィイ カフェ(2階は厨房) 2アマルフィイドルチェの店内でイートイン可能 3七里サブレ 4し~らす 5アマルフィイカフェはオーシャンビュー
1外観。1階がアマルフィイドルチェ、3階がアマルフィイ カフェ(2階は厨房) 2アマルフィイドルチェの店内でイートイン可能 3七里サブレ 4し~らす 5アマルフィイカフェはオーシャンビュー

七里ヶ浜エリアで人気のレストラン アマルフィイやアマルフィイ デラセーラと同系列の洋菓子店。神奈川県産の地鶏の卵や鎌倉の塩など厳選素材で作った「七里サブレ(10枚入り1280円)」は、表面に七里ヶ浜らしい波模様をあしらっており、おみやげにピッタリ! 湘南・鎌倉の特産品である「しらす」と「あおさ海苔」をブレンドしたメレンゲクッキーの「し~らす(Sea lasu)」も人気があり、プレーン・バジル・トマトの3種類あり各390円。同じ建物の3階には、「アマルフィイ カフェ」があり、ロールケーキの「鎌倉Honey」300円や「NAGISAシュークリーム」250円といった自慢のスイーツが味わえる。

  • アマルフィイ ドルチェ/アマルフィイ カフェ
    • 住所 1-3-14 Shichirigahama, Kamakura, Kanagawa Prefecture, 248-0026
    • 営業:10:00~19:00、アマルフィイ カフェは11:00~18:00 
          ※季節により変動あり
      休み:無休
      アクセス:江ノ電七里ヶ浜駅から徒歩5分

街歩きルートガイド1:鎌倉高校前駅→鎌倉高校前踏切

1~3江ノ電の鎌倉高校前駅 4江ノ島 5ビーチの「ポイ捨て禁止」看板 6鎌倉高校前踏切
1~3江ノ電の鎌倉高校前駅 4江ノ島 5ビーチの「ポイ捨て禁止」看板 6鎌倉高校前踏切

鎌倉駅から江ノ電に乗って18分、7駅目の鎌倉高校前駅で下車しよう。鎌倉高校前駅は、海岸の国道134号沿いに立っており、ホームからは海と江ノ島を一望できる絶好のロケーション。改札を出て線路沿いの道を50mほど進めば「スラムダンク」のオープニングに登場した「鎌倉高校前 踏切」に到着。思い出のアニメに思いを馳せながら、見学や記念撮影を楽しもう。

街歩きルートガイド2:七里ヶ浜駅→七高通り→パシフィックドライブイン

1江ノ電の七里ヶ浜駅 2パシフィックドライブインのスムージー 3七里ヶ浜駅の隣を流れる行合川と江ノ電 4パシフィックドライブインのテラス席 5同じく外観 6七里ヶ浜から見る江の島の夕景
1江ノ電の七里ヶ浜駅 2パシフィックドライブインのスムージー 3七里ヶ浜駅の隣を流れる行合川と江ノ電 4パシフィックドライブインのテラス席 5同じく外観 6七里ヶ浜から見る江の島の夕景

鎌倉高校前駅に戻ったら、再び江ノ電に乗って鎌倉駅方面へ1駅だけ戻り七里ヶ浜駅へ。改札を出て左方向へ進み、すぐ右へ曲がると海岸沿いの国道134号に出る。海に向かって左方向(東)へ進むと、200mほどで七高通りに到着。踏切の近くにある地下道を抜ければ、海辺の駐車場に立つ「パシフィックドライブイン」へ。ハワイアンスタイルのプレートランチやスムージーが人気のカフェ・ドライブインだ。また七里ヶ浜駅の周辺には、bills七里ヶ浜、アマルフィイデラセーラなど、オーシャンビューのレストランが多い。

まとめ

海沿いを走る江ノ電や、夕日に色づく江の島の眺めを楽しみながら、ゆっくり過ごすのが楽しいエリア。時間に余裕があれば、江ノ電に乗って江の島まで足を延ばしてみるのもよいだろう。
また鎌倉駅周辺の小町通りで食べ歩きをしたい人は江ノ電散歩1、長谷駅周辺の散策を楽しみたい人は江ノ電散歩2・江ノ電散策3をチェックしよう。

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