東京駅から東海道新幹線で約30分。神奈川県の小田原駅から箱根登山鉄道とケーブルカーに乗って箱根の景色を楽しみながら、1時間20分ほど行ったところにある「箱根強羅温泉　ゆとりろ庵」（はこねごうらおんせん　ゆとりろあん）。静かな箱根強羅の奥座敷で自然が溢れ、風情たっぷりの温泉旅館です。

徒歩5分のところある歴史的文化遺産の日本庭園『神仙郷』（しんせんきょう）内には、13000年前から250年前までの日本の「やきもの」を中心に展示した「箱根美術館」があり、素晴らしい景色を望むことができます。なかでも苔庭に植えられた200本のもみじの紅葉は圧巻の美しさです。

「ゆとりろ庵」は、源泉掛け流し(塩化物泉)の貸切露天温泉が自慢で温泉に入りながらでも紅葉を眺めることができます。貸切露天温泉は4種類あり、すべて違うデザインのお風呂になっています。プライベートな空間でゆったりと温泉と紅葉を満喫できます。

そのほか源泉と強羅の自然が楽しめる足湯テラスがあり、無料で利用できます。

館内は全館全室禁煙。客室は和室と洋室、特別室がありその中でもさまざまに8タイプあります。露天風呂付きのキングサイズベッドのお部屋や、最大6名で宿泊できる露天風呂付き和洋室も人気です。

浴衣も数タイプから選ぶことができ、お好みの浴衣を着て館内でくつろぐことができます。マッサージチェアやオリジナルコーヒーが無料で利用できるのも嬉しいですね。

旬の食材を使ったお料理は、目でも舌でも楽しめる日本料理ならではの美しさが堪能できます。アメニティも充実しており、英語対応可能なスタッフも在籍しています。日本のホスピタリティを存分に感じることができるでしょう。
※メニューやスタッフの対応は現状英語のみです。

■実施中の新型コロナ感染症対策
アルコール消毒液の設置／接客時のマスク着用／定期消毒の強化／従業員の体温チェック／アクリルパネルの設置／換気の強化／お客様へのチェックイン時の検温／本人確認、ご滞在中のマスク着用、パブリックスペースの混雑緩和

相模灘と箱根山に囲まれた地、湯河原。そのまた奥にある奥湯河原温泉にひっそりと静かに佇む温泉宿「湯河原 結唯 -YUI-」（ゆがわら　ゆい）があります。

東京駅から東海道新幹線で神奈川県の小田原駅へ行き、JRとバスを乗り継いで奥湯河原駅から徒歩7分という、東京から2時間もかからないところで、都会の喧騒を離れて自然溢れる優雅な紅葉を眺めることができます。

1日2組限定の隠れた離れで、自然に包まれた露天風呂と庭園を満喫しながら和室で過ごす。そんな落ち着いた大人のプライベート時間が流れるのが「離れ　秀邑」（はなれ　ほむら）です。

そして日本邸宅の風情ある四棟のコンドミニアムタイプで、快適で贅沢な極上の時間が堪能できるのが「離れ　紫葉」（はなれ　しよう）。

それぞれのスタイルの宿泊タイプがあり、思い思いの極上の時間が楽しめます。

プライベート空間を重視し、お客同士が接する機会を最小限に抑えられる環境となっており、心身ともにリラックスした滞在となるよう工夫がされています。

奥湯河原の名湯は、7世紀後半から8世紀後半ごろに成立したとされる日本最古の和歌集「万葉集」にも唄われ、化粧水のように柔らかく潤いのある水は、傷の治癒や疲労回復の効果があるといわれています。

「離れ　秀邑」には、露天風呂と内湯、「離れ　紫葉」には、ガラス扉を開くと内湯が風を感じる露天風呂にもなるお風呂が各部屋にあり、好きなときに好きなだけ癒やすことができる最高の贅沢なひとときが過ごせます。

夕食は和懐石コースを、朝食は和朝食膳または、洋朝食より選ぶことができます。料理長の目利きによる季節の食材を、心を込めて調理し、目にも舌にもおいしく楽しませてくれます。

お食事処への案内は、最大３組のみで、十分なソーシャルディスタンスが確保されており安心して利用できます。

予約からご滞在まで、英語での対応が可能。
※メニューやスタッフの対応は現状英語のみです。

公式HPの英語サイトのほか、外国人観光客向けのオリジナル情報誌の作成もしています。

情報誌は客室やお食事処に置かれており、自由に持ち帰ることができます。また、ご希望に応じて郵送のサービスもあります。

■実施中の新型コロナ感染症対策
お食事処のソーシャルディスタンス・最大３組までの利用／アルコール消毒液の設置／接客時のマスク着用／定期消毒の強化／従業員の体温チェック／アクリルパネルの設置／定期的な換気の強化／お客様へのチェックイン時の検温／ご滞在中のマスク着用

湖沼や大小の滝、川、湿原などが標高約900～2,500ｍの間に点在する栃木県の奥日光。大自然の魅力に溢れていて、明治時代には国際的避暑地として賑わっていました。

奥日光の紅葉は、日本のメディアではよく取り上げられ、湯ノ湖や中禅寺湖、西ノ湖の湖面に映る赤く色づいた木々の神秘的な風景は心が洗われる美しさです。

「奥日光ホテル　四季彩」（おくにっこうほてる　しきさい）は、日本で最も高所にある湖の中禅寺湖の湖畔に位置する日光のヒーリングリゾートです。

東京駅から東北新幹線で宇都宮駅まで行き、JR日光線で日光駅まで行くと、無料のバスでホテルまで送迎してくれます。所要時間は3時間弱。日本の美を堪能でき心も身体も癒してくれるホテルです。

客室は、すべて中禅寺湖に面しており、部屋から周辺の美しい紅葉を楽しむことができます。

まるで森に包まれている気分になれる露天風呂や全面ガラス張りの半露天風呂、窓から紅葉を眺められるビューバス付きなどのお部屋があり、景色を眺めながら好きなときにお風呂に浸かることができるという至福の時間が過ごせます。色鮮やかな紅葉を前にゆったりとした時間が満喫できますね。

大浴場では湯元からひいた天然硫黄の温泉が楽しめます。奥日光の温泉は、薬師の湯といわれ、温泉で病気や傷を治す「湯治」場としても親しまれてきました。

「奥日光ホテル　四季彩」の温泉は、源泉が空気に触れることで乳化現象が起こり、肌をツルツルにする美肌効果があるとされています。赤く色づいた木々に囲まれた露天風呂は、夜にはライトアップされ幻想的な雰囲気に。心も身体も芯から温まることでしょう。

食事は日光の名産である湯波（ゆば）やメインには霜降高原牛を使った日本ならではの会席料理が堪能できます。自然豊かな日光の地の食材を活かした風情溢れる和食の美しさを感じてみてはいかがでしょうか。

かつて各国の大使館や外交官の別荘が立ち並んでいた中禅寺湖畔。今でも記念公園としてその名残が残り、奥日光は外国人観光客にも人気の観光スポットです。

■実施中の新型コロナ感染症対策
アルコール消毒液の設置／接客時のマスク着用／定期消毒の強化／従業員の体温チェック／アクリルパネルの設置／換気の強化／お客様へのチェックイン時の検温／本人確認、ご滞在中のマスク着用、パブリックスペースの混雑緩和

今回ご紹介したホテルは、東京からのアクセスもよく、日本の紅葉を満喫するのにおすすめの施設です。紅葉シーズンに合わせて、温泉や和食など、日本の風情豊かな哀愁と豊かな美を心ゆくまで堪能してください。

Written by:
株式会社ダリコーポレーション　奥村陽子（おくむらようこ）
小学生と中学生の3人の子育てをするママライター。お喋りと食べること、知的好奇心がくすぐられることが大好き。見たい、知りたい、行ってみたいと思える文章を心がけています。