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前代未聞の空中歩行が怖すぎる!「富士急ハイランド」最新アトラクション体験レポート

前代未聞の空中歩行が怖すぎる!「富士急ハイランド」最新アトラクション体験レポート

公開日: 2021/07/29

富士山近くに位置する「富士急ハイランド」は、世界レベルの絶叫コースターやお化け屋敷で有名な遊園地です。驚きの新施設を生み続ける富士急ハイランドで、2021年夏、待望の新施設がオープン!富士山一望の「FUJIYAMAタワー」、監獄に見立てた「お仕おき観覧車」など、スリルと爽快感を味わえるアトラクションが目白押し。お出かけを控えている方のために、一足早く体験した様子をお届けします!

「富士急ハイランド」ってどんな遊園地?歴史と魅力を紹介

「富士急ハイランド」ってどんな遊園地?歴史と魅力を紹介

1969年にグランドオープンした富士急ハイランド。富士山から目と鼻の先の場所に位置し、周辺には富士五湖や御殿場プレミアム・アウトレットなどの観光スポットがあります。

富士急ハイランドの魅力のひとつは、“世界一”にこだわった数々のアトラクション。高さ79m、巻き上げ高さ71.5m、落差70m、最高速度130km / hと、あらゆる面で世界一のジェットコースター「FUJIYAMA」、歩行距離700mで世界一長いお化け屋敷「超・戦慄迷宮」などが代表的。

日本では「絶叫マシンを体験したいなら富士急ハイランド!」というイメージを持つ人も少なくありません。また、アミューズメントパークとしては珍しい「入園無料化」したことで、レストランやショップ目的で立ち寄りやすいのも特徴です。

解放感ハンパない!富士山一望の絶景展望台「FUJIYAMAスカイデッキ」

解放感ハンパない!富士山一望の絶景展望台「FUJIYAMAスカイデッキ」

最初にご紹介するのが、「FUJIYAMAタワー」。富士急ハイランドを代表するジェットコースター「FUJIYAMA」が2021年で誕生25周年を迎えるにあたりオープンした新アトラクションです。

高さ約55mのタワー頂上には、展望フロア「FUJIYAMAスカイデッキ」を常設。これまでFUJIYAMAの乗客と点検スタッフしか見ることができなかった、富士山と青木ヶ原樹海の絶景を一望できます。

高いガラス張り、広い展望台を備えているため、高いところがちょっと苦手な人でもチャレンジしやすいのがうれしい!

FUJIYAMAスカイデッキを沿うように、4分に1回ペースでコースターのアトラクションFUJIYAMAが通過。乗客と手を振ってコミュニケーションもできます。

FUJIYAMAタワーを登るには、事前にチケット購入が必要。立ち寄り用に、3つのシーズナリティ料金を設定しています。

安全を考慮して、スマートフォン以外の手荷物は持ち込み不可(眼鏡や時計、障がい者用の補装具は可)。1階のロッカーで預けましょう。
■前景展望フロア「FUJIYAMAスカイデッキ」
・利用料金:
ハイシーズン/大人1,400円、中高生1,200円、小学生1,000円、幼児(1~5歳)900円
レギュラー/大人1,200円、中高生1,000円、小学生800円、幼児(1~5歳)700円
オフシーズン/大人1,000円、中高生800円、小学生1600円、幼児(1~5歳)500円

前代未聞の空中歩行「FUJIYAMAウォーク」で度胸試し!

前代未聞の空中歩行「FUJIYAMAウォーク」で度胸試し!

FUJIYAMAタワーのもうひとつの目玉が、「FUJIYAMAウォーク」。展望台直下に設けられた通路を、安全綱につながれた状態のみで周回するという前代未聞のアトラクションです。

スカイデッキからFUJIYAMAウォークを見下ろすと、どれだけ高いところを歩いているか分かります。地上にいる人が、豆粒のような小ささ!

体験前に、世界的に評価の高いオーストラリア製のハーネスを装着。「世界基準の安全設計」を信じましょう。

START地点を踏み出したら、後戻りはできません。心の準備は万全に!

さあ、いよいよ恐怖のウォーキングが始まります。最初の直線は手すりがありますが、少し歩くと手すりはなくなり、ハーネスを頼りにするしかありません。少しでも風が吹くと、思わず身震いしてしまいます。

カーブを曲がると見えるのは、長い道のり。無事にゴールまでたどり着けるのか、不安でいっぱいです。

頭上をFUJIYAYAが疾走!あっという間に駆け抜けていくので、足下に気を取られて見逃さないようにご注意を。

歩みを進めると、足下のスペースの空いたエリアが登場。すり足でゆっくり歩くのはここまで。覗き込むと失神しそうです……。

ゆるやかな上り下りの坂道もバランスを取りながら進むと、カメラが登場。スタート前に巻かれたリストバンドのバーコードをかざすと、3回シャッターが切られます。日本語と英語でアナウンスが流れるので、タイミングを逃さずポーズを決められるはず。

カメラ撮影が終わると、ゴールは目前!……と思いきや、最後の難関、片足幅しかない極狭な通路が待ち受けています。最後の勇気を振り絞って、歩ききりましょう!

撮影した写真は1階のチケット売り場で販売しています。決死の表情は、一生モノの思い出になるかも!?
■スカイウォーク型アクティビティ「FUJIYAMAウォーク」
・利用料金:ハイシーズン1,400円/レギュラー1.200円/オフシーズン1,000円
※フリーパスをお持ちのお客様は半額
・利用制限:身長140cm以上200cm未満
・オープン日:未定

空飛ぶ牢屋にドキドキ!「お仕おき檻覧車『監ごくん 牢ごくん』」

空飛ぶ牢屋にドキドキ!「お仕おき檻覧車『監ごくん 牢ごくん』」

のんびり空の旅を体験する富士急ハイランドの大観覧車「シャイニング・フラワー」に、新顔が誕生。その名も、「お仕おき檻覧車(かんらんしゃ)『監ごくん 牢ごくん』」。

観覧車の全32基のゴンドラ2基を、ステンレス網の“牢屋”にチェンジ。投獄された気分を味わいながら、50mの高さまでつるし上げられます。

すべての壁面が檻のように組まれているだけなので風通しばつぐん。というより、吹きさらし状態!

視線の先には、富士山周辺の街並みと豊かな自然が広がります。安心安全な観覧車ならまだしも、鉄格子だけで囲われた牢屋で、景色を眺める余裕はあるでしょうか?

ご覧のとおり足下もスケスケ。高所恐怖症の方は、目をつぶって無事に帰還できることを祈るしかありません。

牢屋の中にいる間、遠くに見える富士山に、過去の罪を懺悔してもよし。雄大な富士山は、あなたの罪を認めてくれる……はず。
■お仕おき檻覧車
・導入数:2基
・定員:2名
・利用制限:未就学のお子様は中学生以上の付添い者の同伴が必要
・利用料金:800円 ※フリーパス利用可
・所要時間:約11分

あざやかな青と白が印象的!「FUJIYAMAタワースイーツ」が新登場

あざやかな青と白が印象的!「FUJIYAMAタワースイーツ」が新登場

スリル満点のアトラクションを満喫したら、カフェで一息を。FUJIYAMAタワーの開業に合わせて、オリジナルスイーツを園内のカフェで堪能できます。

FUJIYAMAタワーから見える空と富士山の「青」、雲と山頂の雪の「白」をイメージ。あざやかな青と白のコントラストは、どの角度から眺めても美しい!

富士山ゼリー、青空クリームソーダなどのほか、最近話題のスイーツ・カヌレを富士山に見立てた「富士山カヌレ」も販売します。

■販売店舗

〇「レ レーヴ サロン・ド・テ」(リサとガスパール タウン内)
 ・富士山ゼリー:350円
 ・SORAスカッシュ:700円
〇「カフェ ブリオッシュ」(リサとガスパール タウン内)
 ・富士山カヌレ:300円
 ・青空クリームソーダ:500円
〇「マカロニクラブ」(ハイランドリゾートホテル&スパ内)
 ・スカイカフェラテ:700円

富士急ハイランドで実施中の新型コロナ感染症対策

施設内や設備等の消毒・除菌・洗浄/除菌・消毒液の設置/施設内換気の実施/仕切り板の設置/スタッフのマスク着用・手洗い・消毒・うがい・検温の実施/入店人数や席間隔の調整/入場制限、予約制の実施/体調不良のお客様の入店お断り/お客様へのマスク着用のお願い・検温の実施/チェックイン自動化、非対面対応

数々の世界一記録を持つ、日本を代表する遊園地、富士急ハイランド。富士山観光を兼ねて、スリルと爽快感を味わいに行ってみてくださいね!

Written by:
田中ラン
田中ラン

旅行会社に勤める現役会社員の日本人ライター。大手ウェブサイトで編集者として従事した後、旅行会社に転職。そのため、旅行系・グルメ系のジャンルを得意とし、日本全国47都道府県で取材実績あり。旅行会社勤務だからこそ知れる秘境や絶景、旅の裏ワザを伝えながら日々取材に奔走している。

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