鉄道旅をよりおトクに楽しめるフリーパス。東日本エリアを縦断するなら、訪日・在留外国人向け鉄道パス「JR EAST PASS」が断然おすすめです。新幹線をはじめ、在来線も5日間乗り降りし放題、使い方によっては5万円以上お得になります!訪日旅行者だけではなく、在留外国人の方も使えるので、家族や友人との国内観光に大活躍間違いなし。さらに使いやすくなった「JR EAST PASS」の利用エリアと購入方法を説明します。
東日本の旅がおトクで便利に!「JR EAST PASS」徹底解説
「JR EAST PASS」は東日本エリアを走るJR東日本の鉄道で使えるフリーパスです。「Tohoku area」と「Nagano, Niigata area」の2種類があり、利用範囲が異なります。
いずれのパスも、在留外国人でも使用可能なところがうれしいポイント!訪日する家族や友達とはもちろん、日本に住む家族や友達との旅行にも使えます。
JR EAST PASS (Tohoku area)
■料金
・大人(12歳以上)20,000円
・子ども(6~11歳)10,000円
・5歳以下は無料
■利用期間
連続5日間
■利用範囲
JR EAST PASS (Nagano, Niigata area)
■料金
・大人(12歳以上)18,000円
・子ども(6~11歳)9,000円
・5歳以下は無料
■利用期間
連続5日間
■利用範囲
JR EAST PASSをファミリーで使う場合の注意点
JR EAST PASSは、子ども(6~11歳)の場合は小児料金、5歳以下は無料です。子ども(6~11歳)も指定座席を1名分として利用できます。
ただし、5歳以下の子どもが1人で指定座席を利用する場合、子ども(6~11歳)運賃および指定席料金を払って指定席を確保する必要があります。
JR EAST PASSはどれくらいおトク?パスを使わない場合の料金と比較
大人2名、子ども2名(6~11歳)のファミリー層で移動する場合で比較してみましょう。
※すべて通常期で新幹線普通車指定席を前提とした参考価格。また、時期によって指定席料金は異なります。具体的な価格は、予約サイト等でご確認ください。
※料金等は変更となる可能性があります。
■JR EAST PASS (Tohoku area)の場合
・パスを使うと…
合計60,000円(大人2名40,000円+子ども2名20,000円)
・パスを使わないと…
①新幹線で東京~仙台を往復
合計約68,500円
(大人2名約45,500円+子ども2名約23,000円)
②新幹線で東京→仙台→秋田→東京を周遊
合計約120,000円
東京→仙台:合計約34,500円(大人2名約23,000円+子ども2名約11,500円)
仙台→秋田:合計約31,500円(大人2名約21,000円+子ども2名約10,500円)
秋田→東京:合計約54,000円(大人2名約36,000円+子ども2名約18,000円)
■JR EAST PASS (Nagano, Niigata area)の場合
・パスを使うと…
合計54,000円(大人2名36,000円+子ども2名18,000円)
・パスを使わないと…
①東京~新潟を往復
合計約64,500円
(大人2名約43,000円+子ども2名約21,500円)
②東京→長野→新潟→東京を周遊
合計:約97,000円
東京→長野:合計約25,000円(大人約16,500円+子ども約8,500円)
長野→新潟:合計約39,500円(大人約26,500円+子ども約13,000円)
新潟→東京:合計約32,500円(大人約21,500円+子ども約11,000円)
どちらのパスも、使い方によっては1カ所を往復するだけで十分に元を取れるほどおトク。2か所以上回ればどんどん安くなり、JR EAST PASS (Nagano, Niigata area)は4万円ほど、JR EAST PASS (Tohoku area)ならなんと上記例だと6万円ほどおトクになります。5日間のうちにさらに乗り降りをしたり在来線を使ったりすれば、おトク度はアップ。こんなに便利なパスで5日間も乗り降りし放題なんて、使わない手はありません。
「JR-EAST Train Reservation」でインターネットからJR EAST PASSを簡単便利に購入
JR東日本の海外向け予約サイト「JR-EAST Train Reservation」は、より使いやすく生まれ変わりました。
一番の変化は、JR EAST PASSなど訪日・在留外国人向け鉄道パスのインターネット購入が可能になったこと。さらに、9言語対応もスタート。従来の英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語に加え、タイ語・インドネシア語・フランス語・ドイツ語・スペイン語をサポートすることで、より多くの方が母国語で不安なく購入できるようになりました。
旅行当日もストレスフリーでJR EAST PASSを入手可能に!
JR EAST PASSの発券も、よりスムーズにできるようになりました。具体的には、日本国発行以外のパスポートのスキャンにより、JR-EAST Train Reservationで事前購入したJR EAST PASSといったパスの受取が可能となり、また事前購入が無くてもその場で購入できるようになりました。パスポートリーダー搭載の指定席券売機にかざして画面の案内に従えば、その場で発券されます。このパスポートリーダー付指定席券売機は、新幹線の停まる東京駅と上野駅のほか、新宿、渋谷、池袋など主要駅に設置されています。使い方、設置箇所はこちらをご覧ください。
さらに、これまではどの改札でも駅員さんへのパス提示をしなくては通り抜けできませんでしたが、今は自動改札機にパスを通せるようになりました。出発時や到着時も、ストレスなく次の目的地へ向かえます。
東日本エリアは県が大きくて山に囲まれているため、鉄道への移動が便利です。東日本を縦断するのに在留外国人も使える「JR EAST PASS」を使えば、多くの県に訪れられます。5日間まるまる、家族や友達と東日本エリアを遊び尽くしてくださいね!
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。