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なんてミラクル!アメリカ人が日本の新幹線に乗って衝撃を受けたこと

なんてミラクル!アメリカ人が日本の新幹線に乗って衝撃を受けたこと

公開日: 2021/03/27

日本に来たらやるべきことにランクインされるのが「新幹線に乗ること」。新幹線は外国人にもShinkansenと呼ばれるほど、日本ならではの電車として親しまれています。新幹線が好きな外国人は多くいますが、一体どのようなところに惚れ込んだのでしょうか? そこで今回は日本に在住しているアメリカ出身のティモシーさんに、新幹線の魅力や驚いたことをお伺いしました! 今はまだ日本への旅行は難しいですが、今後の参考にしてくださいね。それではさっそく、根掘り葉掘り聞いてみましょう!
※以下はインタビュー回答者の個人の感想です。

TOP画像:Piti Sirisriro / Shutterstock.com

目次
  1. グランクラスは飛行機のファーストクラス !? こんな豪華な列車の旅があるなんて
  2. 日本だからできる「7分のミラクル」!掃除だけではない驚きの儀式とは
  3. 本当にこれ300km出てる?振動が全くなく乗り心地バッチリ
  4. 車内販売が席までやってくる!? サービスや設備の質がまるで飛行機のよう
  5. 喫煙スペースがあることにびっくり
  6. 新幹線は飲食OKであることに戸惑った

グランクラスは飛行機のファーストクラス !? こんな豪華な列車の旅があるなんて

グランクラスは飛行機のファーストクラス !? こんな豪華な列車の旅があるなんて
Piti Sirisriro / Shutterstock.com

青森への旅行で初めてグランクラスを利用したというティモシーさん。想像以上のサービスと乗り心地にびっくりしたそうです。

「飛行機のファーストクラスは乗ったことがないけど、グランクラスは同じくらいのレベルなんじゃないかと思うよ。完璧な乗り心地だった!」

初めて来日したときは、ジャパン・レール・パスでグリーン車を利用したというティモシーさん。グリーン車とグランクラスの差額は3,000~5,000円ほどですが、想像以上のサービスを受けることができたと言います。

「まずはドリンクが飲み放題で、僕は日本酒を堪能したよ。そして和食のお弁当も出たんだ。早朝に出たんだけど、青森に着く頃には酔っ払っていたよ(笑)」

フットレストがついていて最大45度までついているリクライニングするシートも、座り心地抜群。席の幅も広々としていて、ゆったり座れるとのこと。横列の席数はグリーン車でも4席ありますが、グランクラスは3席のみなので、隣の人をそこまで気にすることなく過ごせたそうです。

「アメリカの観光電車を利用したことはあまりないけれど、グランクラスのような座席はないんじゃないかな。景色は楽しめるけどサービスが充実しているイメージはない。日本の新幹線は、サービスも景色も楽しめるから良いね!」

飛行機でのファーストクラスには金額的になかなか手が出せませんが、新幹線のグランクラスでなら普通席の値段にプラス、約11,000~16,000円ほどで素晴らしいサービスを受けることができます。電車でこのようなサービスを受けられるのはとても驚きだったとのこと。ぜひ最高級の電車旅を試してみたいですね。

日本だからできる「7分のミラクル」!掃除だけではない驚きの儀式とは

日本だからできる「7分のミラクル」!掃除だけではない驚きの儀式とは
画像はイメージです

街ナカも電車内もとても清潔だと言われる日本。新幹線も例外ではなく、常に清潔さが保たれるように清掃をしてくれています。その清掃があまりにも早く、そしてとてもきれいになるため、外国人の間ではかなり話題だそう。

「セブン・ミニッツ・ミラクルと呼ばれていて、新幹線が終電についたら清掃係の人が掃除をするんだけど、7分間できれいに清掃をしなければならないんだ。それが本当に魔法のようなんだよ。他の国では1時間かかるレベルの清掃を、たった7分で終えてしまうんだよ」

さらにティモシーさんが驚いたのは、清掃終了後に新幹線に向かってお辞儀をすることだそう。

「まるで清掃係の人たちから新幹線へとバトンタッチしているように見えるんだ。新幹線に対してもちゃんと敬意を払っている。だからこそ僕たちも、乗る前になんだか特別感を抱くことができるのかもしれない」

アメリカでは新幹線という「物」に敬意を払うという感覚はないようなので、日本人らしいかもしれませんね。こんなに短時間できれいにしてくれるので、コロナ禍でも安心して乗れそうだ、とティモシーさん。短時間できれいにする技術と温かい心が備わっている新幹線の清掃は、一種のパフォーマンスを見ているかのよう。清掃係の方がいるおかげで、新幹線の旅がより楽しく快適に過ごせますね。

本当にこれ300km出てる?振動が全くなく乗り心地バッチリ

本当にこれ300km出てる?振動が全くなく乗り心地バッチリ
SiraFilm / Shutterstock.com

最高速度は320kmにもなる新幹線。まるでジェットコースターのような感覚が楽しめるのかと思いきや、乗った時の感覚は予想外のものだったそうです。

「新幹線に乗車していてもスピードを全く感じないんだ。飛行機は上昇する時に加速度重力を感じるけど、そういう感覚もない。もっとアトラクション的な感覚になるかなと思っていたよ」

外の風景がどんどんと流れていく一方で、新幹線の中では揺れも少なくとても快適な時間を過ごせたティモシーさん。ただ、ジェットコースターのようなスリル感も味わいたかったようで、少し残念だったそうです。

「次回は新幹線がどのくらい速いのか感じたいから、やまびこを使って通過駅に行ってみたいんだ。そしたらはやぶさがその駅を通り過ぎる時に、新幹線の速さを肌で感じることができるでしょ?」

なんとも通な楽しみ方。たしかにホームにいれば、通過する新幹線の速さを体験することができますね。ぜひ皆さんも新幹線の魅力を感じてみてください。

車内販売が席までやってくる!? サービスや設備の質がまるで飛行機のよう

車内販売が席までやってくる!? サービスや設備の質がまるで飛行機のよう
Vassamon Anansukkasem / Shutterstock.com

グランクラスのみならず、ティモシーさんにとって新幹線とは列車というよりも、飛行機に近い感覚だそう。その理由の一つとして、車内販売がわざわざ席まで来てくれることをあげていました。

「フライトアテンダントのような人が、席までお弁当や飲み物を販売しにきてくれるのには驚いたよ。アメリカの列車にはそんなサービスないはず」

日本語が話せない人でも欲しいものを指しながらオーダーできるのが、スムーズでとても良かったというティモシーさん。さらにICカード乗車券のSuicaで支払いができるので、キャッシュが必要ないところがとても便利で良いとのことです。また車内の設備もクオリティが高く驚いたそう。

「アメリカでは列車のトイレって汚いイメージがあるんだ。でも新幹線はきれいだし、手洗い場のシンクには石鹸が自動で出てきたりなど多機能でとてもハイテク。このクオリティも飛行機のようだね」

アメリカで経験する列車旅とは全く違う経験を新幹線ではできたというティモシーさん。海外ではないクオリティの列車旅だからこそ、新幹線に乗りたいという気持ちになるのかもしれません。

喫煙スペースがあることにびっくり

喫煙スペースがあることにびっくり
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新幹線にポジティブなイメージが多い中、少しネガティブなイメージもあったそうです。それは、喫煙スペースがあることでした。

「アメリカでは公共の場でたばこは吸えないんだ。昔の新幹線は喫煙席があってびっくりしたよ。今は喫煙席がなくなって喫煙スペースになっていたけど、それでも匂いはあるからタバコが苦手な人にとってはちょっと気になるかもしれない」

たしかに昔の新幹線では、禁煙席を選んでも隣の車両からタバコの匂いがするということがありましたね。最近では喫煙スペースがしっかりと作られていて、禁煙者でもそこまで気にならないですが、アメリカ人としては公共の場で吸えるスペースがあることに驚いたとのこと。

日本でも近年飲食店の店内での喫煙が原則禁止になったものの、街ナカでは喫煙スペースを設けていることが多くあります。欧米では公共の場では禁止されている国がほとんどです。そういう面ではアメリカから見ると時代にそぐわない印象を受けたとティモシーさん。日本も喫煙に関しては厳しくなってきているものの、禁煙が当たり前の外国人にとってはびっくりするかもしれませんね。

新幹線は飲食OKであることに戸惑った

新幹線は飲食OKであることに戸惑った
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飲食の可否について、最初は戸惑ったというティモシーさん。東京の山手線や中央線などの在来線では飲食をしている人がほとんどいない一方で、新幹線など長距離電車では飲食をする日本人が多くびっくりしたそうです。

「新幹線から風景を楽しみながら食事ができたり、お酒が飲めるのはうれしいんだけど、なんで在来線では飲食している人がいなんだろう」

新幹線などの長距離用の電車や観光列車にはテーブルが設置されていて、飲食しやすいように作られています。そのため多くの人がご当地のお弁当などを楽しみます。たしかに在来線では飲食NGで新幹線はOKという明確なルールはなく、どちらかというとマナーの問題。欧米では在来線でも飲食をする人はいるため、その違いがよくわからないとのことです。

「あとはアルコールを新幹線の中で飲んで良いのには驚いたよ。アメリカでは長距離列車でもアルコールの摂取はだめだからね」

車内販売でもコロナ禍でなければ普通に販売されていたアルコール類。公共の場ではあるものの、新幹線内での飲酒に対してはとても寛容ですよね。日本人としてはそれが当たり前でいましたが、車内での飲酒を禁止されている国もあるため、外国人にとっては確かに分かりづらいかもしれません。

日本でもコロナ禍のため、車内での酒類販売を一時休止している場合もありますが、ぜひアメリカでは体験できない新幹線の楽しみ方を味わっていただきたいですね。

普通に利用していた新幹線でも、海外の方からしてみたらとてもサービスのクオリティが高く、早くてかっこいい乗り物だということが再確認できました。車窓から日本の美しい風景を観ながら、おいしいお酒やご飯を食べるひとときを、また体験できる日を心待ちにしています。

Written by:

Fujico

Fujico

東京都生まれ。2015年にフリーライターとして独立。北米での留学・就労経験もあり、英日の翻訳・通訳も行う。東京の島・伊豆諸島をこよなく愛し、月に1度はどこかの島にいます!

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