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青森県は穴場のラーメンスポット!? 3種のご当地ラーメンの名店を紹介

青森県は穴場のラーメンスポット!? 3種のご当地ラーメンの名店を紹介

公開日: 2020/07/31
更新日: 2020/10/09

青森県はカップ麺の消費量が全国一位になるほどラーメン好きが多く、県内の商業施設や都市部を中心にラーメン店が立ち並ぶ穴場のラーメンスポット。特に三大都市である弘前青森八戸には昔ながらの老舗や個性派のラーメン店が多く、エリアごとに異なる青森県ならでのラーメン文化が存在します。そこで今回は、青森県に訪れたらまずは食べてほしい代表的な3種類のラーメンを厳選してご紹介します。

目次
  1. 青森県の三大都市ラーメンとは?
  2. 1.津軽ラーメンの聖地【たかはし中華そば店】
  3. 2.あっさりスープが優しい八戸らーめん【味のめん匠】
  4. 3.味噌カレー牛乳ラーメンの元祖 【味の札幌 大西】

青森県の三大都市ラーメンとは?

青森県には多種多様なラーメンが点在していますが、その中でも代表的なのは「ラーメン」、「八戸らーめん」、「味噌カレー牛乳ラーメン」の3種類。

ラーメン弘前市を中心とした軽地方で広まった煮干しラーメン。すっきりとした醤油ベースの味わいのものと、豚骨と鶏ガラなどを煮干しと合わせた濃厚なタイプのものの2つがあるといわれています。八戸らーめんは醤油ベースのあっさりスープとちぢれ細麺が特徴で、南部地方の八戸市で親しまれる昔ながらの味。

そして味噌カレー牛乳ラーメン青森市のソウルフードで、その名の通り味噌・牛乳・カレーを混ぜた異色のラーメン。一言では表現できない個性派揃いのラーメンですので、それぞれの名店をご紹介しながら説明していきます。

「朝ラー」と呼ばれる、早朝にラーメンを食べる文化も青森にある

1.津軽ラーメンの聖地【たかはし中華そば店】

1.津軽ラーメンの聖地【たかはし中華そば店】
JR 撫牛子(ないじょうし)駅より徒歩5分ほどのところにある「たかはし中華そば店」

まずご紹介したいのは、青森県の南西部に位置する弘前市の「たかはし中華そば店」。1982年に創業したこのお店はラーメンの聖地とも称される、地元客はもちろん全国からもファンが駆けつける人気店です。お昼時になると行列が絶えず、お店の前からは煮干しの香ばしい香りが漂っています。

広々とした内観。現在はアルコール消毒を常置、カウンターを一席ずつ空けるなどコロナウィルス対策も実施している

同店の最大の特徴は麺が見えないほど濁っている独特のスープ。最高級の煮干しをふんだんに使い、豚骨や鶏ガラ、昆布などで4〜5時間煮込んだスープは、口にいれた瞬間煮干しの濃厚なコクが広がり、それでいて後味はすっきりしている、クセになる味わいです。

中華そば800円(税込)
煮干しの粉末が浮かぶスープ

自家製の麺は中太のちぢれ麺で、コシがあり食べ応え抜群。スープとよく絡めて食べれば煮干しの香りが口いっぱいに広がります。メンマとチャーシューも濃厚な味わいで、さっぱりしたネギのシャキシャキ感がアクセントになっています。

中太のちぢれ麺

濃厚でガツンとくる味わいながら後味がすっきりの不思議なスープは、味噌汁のように思いっきり煮立てて濁らせる火加減がポイント。今の味になるまでに20年以上かかったという努力の結晶は、遠方から訪れるラーメン通をも唸らせています。

  • たかはし中華そば店
    • 住所 〒036-8075 青森県弘前市撫牛子1-3-6
    • 最寄駅 JR 「撫牛子」駅から徒歩5分
    • 電話 0172-34-8348
    • 営業時間:11:00~16:00(ラストオーダー15:45)
      定休日: 水曜日

2.あっさりスープが優しい八戸らーめん【味のめん匠】

2.あっさりスープが優しい八戸らーめん【味のめん匠】
みろく横丁にある「味のめん匠」。赤い看板が目印

続いてご紹介するのは、県の東部に位置する八戸市にある八戸らーめんの名店。屋台村・みろく横丁の中にある「味のめん匠」は八戸らーめん専門屋台で、懐かしの味を求めて多くの地元民や観光客が訪れます。また、英語や中国語などのメニュー表も用意してあるため、外国の方でも安心してオーダーできるのもポイント。

店内は換気が常に行われ、カウンター席を間引くなどコロナウィルス対策を実施している

看板メニューの「八戸らーめん」は煮干しと鶏ガラをメインにしたあっさり醤油味のスープが特徴で、煮干しは八戸産、鶏は県産地鶏である「青森シャモロック」を使用するなど素材にもこだわりを見せています。シンプルであっさりした醤油スープは優しい味わいで飲みやすく、煮干しや鶏の風味もしっかり楽しめます。

一番人気の「八戸らーめん」650円(税込)
淡い褐色のスープは優しい味わい

麺はスープと相性抜群の細ちぢれ麺で、ツルツルとした食感が食べやすく箸が進みます。それでいてコシもあり、八戸らーめんを語る上で欠かせない昔ながらの麺です。

昔ながらの細ちぢれ麺

八戸らーめんの始まりは、昭和3(1928)年ごろに東京から持ち込まれた支那そばだったそうです。長い間八戸市民に親しまれてきて、今では飲み会帰りに立ち寄るお客さんも多いのだとか。ランチも〆のラーメンとしても人気の「味のめん匠」。地元で愛される昔ながらの味をぜひ味わってください。

  • 味のめん匠
    • 住所 〒031-0033 青森県八戸市大字六日町10-1
    • 最寄駅 JR 「本八戸」駅から徒歩10分
    • 電話 080-6011-8866
    • 営業時間:11:00~21:00
      定休日: なし

3.味噌カレー牛乳ラーメンの元祖 【味の札幌 大西】

3.味噌カレー牛乳ラーメンの元祖 【味の札幌 大西】
全国メディアでも度々登場する同店。「大西」はオーナーの名字

最後にご紹介するのは、青森駅から徒歩8分のところにある「味の札幌 大西」。青森のソウルフード・味噌カレー牛乳ラーメンの元祖とも呼ばれていて、お客さんの8割は同メニューをオーダーするという人気ぶりです。ちなみに店名に「札幌」がついているのは、創業が北海道の札幌ラーメン横丁であり、全国に名物の味噌ラーメンを広めようとした際に青森に降り立ち、そのままお店の開業に至った経緯からです。

店内は小上がりの座敷とテーブル席、カウンター席。換気や加湿、アルコール消毒などコロナウィルス対策もしっかり行われている

ラーメンを待っている間に、オーナーの大西さんが味噌カレー牛乳ラーメンができるまでのエピソードを話してくれました。開業から数年後の1970年代、当時の高校生たちはお腹を少しでもいっぱいにしようと、ラーメンにケチャップやマヨネーズなど、とにかく色々なものを混ぜて食べていました。その中で味噌とカレー、牛乳を入れたラーメンがとても美味しいと評判になり、正式メニューとして提供されるようになったそうです。

青森のソウルフードは偶然が生み出したことに驚きを感じながら、一体どんな味なのだろうと期待感が募ります。

厨房には自家製の味噌や牛乳、カレー粉などが並んでいる

面白いエピソードを聞いたところで、いよいよ味噌カレー牛乳ラーメンの登場。具材はメンマ、ワカメ、チャーシュー、もやし、そしてバターがトッピングされ、スープは普通の味噌ラーメンよりも少しクリーム色に見えます。

「味噌カレー牛乳ラーメン(バター入り)」880円(税込)

まずはスープを飲んでみると、これが驚くほどマイルド。豚骨と鶏ガラをメインにしたスープに、味噌のあっさりした味わいとカレーの風味、そして青森県産の牛乳が味をしっかり引き立てます。想像していたような牛乳のクセも一切なく、それぞれの素材の味がスープに見事に調和しています。

味噌・カレー・牛乳のコクが凝縮されたスープ

麺は青森市内の製麺所より仕入れた卵色の中太ちぢれ麺で、コシの強い食感が食欲をそそります。スープとよく絡み、食べ応えがあるのに食べやすい絶妙な麺の太さとちぢれ具合がクセになります。

スープを引き立てる中太ちぢれ麺

ある程度食べ進めたら、バターをスープに溶かして食べるのがおすすめ。スープにほんのりとした塩気と更なるコクが生まれ、具材や麺に絡めて食べるとまた異なる味わいを楽しめます。

名前のインパクトが先行していましたが、実際に食べてみると驚くほど完成された味わいの味噌カレー牛乳ラーメン。英語表記のメニュー表もあるので、安心して「味噌カレー牛乳ラーメン!」とオーダーして食べてみてくださいね。

  • 味の札幌 大西
    • 住所 〒030-0862 青森県青森市古川1-15-6 大西クリエイトビル1F
    • 最寄駅 JR 「青森」駅から徒歩8分
    • 電話 017-723-1036
    • 営業時間:11:00~21:30(ラストオーダー21:00)
      定休日: 不定休(年末年始と9月上旬)

青森県を代表するグルメ、ラーメン八戸らーめん・味噌カレー牛乳ラーメン。それぞれ異なる特徴を持つラーメンだからこそ現地でしっかり味わっていただき、青森県ならではの食べ歩きを楽しんでくださいね。

Text by:下田 翼
※本記事の情報は2020年7月時点のものです。

※記事掲載時の情報です。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。

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