ここ数年、海外観光客からの人気が急上昇している大阪。日本を代表する大都市で、実は京都や東京にも負けないくらい魅力的な観光スポットが集まっています。そんな大阪を、1泊2日で満喫できる弾丸旅行プランをご紹介。関西国際空港を起点に、大阪城、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、道頓堀といった人気エリア&スポットもバッチリ押さえました。次の週末は、気軽に行ける大阪旅に出かけてみませんか?
f11photo / Shutterstock.com
【1日目10:00】大阪城で歴史ロマンを満喫
まずは有名な大阪城を見学しましょう。1585年に、日本の有名な戦国武将・豊臣秀吉が最初の天守閣を築城。当時としては最大級の5層8階建てで、日本中に豊臣家の権威を誇示するものでした。天守閣は戦や落雷によって2度焼失したため、現在建っているのは1931年にできた3代目。築城当時を再現した姿で、大阪のシンボルとして市民のほか観光客にも広く親しまれています。
歴史資料館として公開されている天守閣の内部にも立ち寄りを。大阪城が舞台の有名な戦「大坂の陣」をはじめ、大阪城がたどった歴史を詳しく学ぶことができます。戦国武将たちが身に着けた、兜や陣羽織のレプリカを試着できるコーナーも人気ですよ。
-
大阪城天守閣
- 住所 〒540-0002 大阪府大阪市中央区大阪城1-1
- 電話 06-6941-3044
営業時間:9:00~17:00 ※季節により開館時間延長あり(入館は閉館の30分前まで)
料金:天守閣入館600円
定休日:12月28日~1月1日
【1日目11:30】ランチは大阪城下町でラーメン!
大阪城天守閣のそばに立つ「JO-TERRACE OSAKA」に移動して、ランチタイムに。2019年5月にオープンした和の風情あふれるフロア「大阪城下町」で、日本らしいラーメンをいただきます。日本各地から選りすぐった7店舗が集結しているので、お気に入りの一杯を見つけましょう。
イチオシは地元大阪の名店「麺道 而今(めんどう じこん)」。丸鶏と豚骨のスープに、天然塩とアサリをブレンドした「特製天然塩の極上あさりそば」1,100円は、上品な味わいが好評です。
「大阪城下町」には和牛鉄板焼や、日本酒の利き酒ができる店も営業中。ゆっくりとランチタイムを過ごすのもおすすめです。
-
大阪城下町
- 住所 〒540-0002 大阪府大阪市中央区大阪城3-1 (JO-TERRACE OSAKA E TERRACE 2F)
電話番号:080-3756-3948(受付10:00~17:00)
営業時間:11:00~21:00
料金:入場無料
定休日:無休
【1日目13:00】ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを夜まで遊び尽くす!
昼からは日本を代表するテーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへ! 世界最大規模の「ミニオン・パーク」に、人気の「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」、開業時からの定番「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」など。様々なエリアやライドで、心ゆくまで遊びましょう。パーク内にはレストランも充実しているので、雰囲気たっぷりのディナーメニューを味わうのもおすすめです。
夜のパークで繰り広げられる、「ユニバーサル・スペクタクル・ナイトパレード」も必見! フロートやプロジェクション・マッピングで再現された物語の世界に引き込まれます。
-
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
- 住所 〒554-0031 大阪府大阪市此花区桜島2-1-33
電話番号:0570-20-0606(インフォメーションセンター)
営業時間:曜日・時期により異なる
料金:曜日・時期により異なる
定休日:無休
※詳細は公式WEBサイトでご確認ください。https://www.usj.co.jp/
【1日目22:00】梅田のホテルにチェックイン。都会の夜景を鑑賞
パークの余韻に浸りながら、梅田エリアまで移動。宿泊先のホテルでチェックインを済ませましょう。都会ならではの美しい夜景もお楽しみ。ホテル上層階の客室から眺めるなら、高層ホテルがひしめくJR大阪駅周辺で宿泊先を探すのがおすすめです。
梅田は大阪の中心地。繁華街エリアまで足を運んで、賑やかな夜の街を散策してみるのも楽しいですよ。夜の街を満喫したら、2日目に備えてゆっくりと休みましょう。
1日目の行程、アクセス方法をおさらい
◇8:30 関西国際空港
↓JR「関西空港駅」から関空快速に乗車、「天王寺駅」で大阪環状線内回り(鶴橋・京橋方面)に乗り換え、「大阪城公園駅」下車
◇10:00 大阪城
↓徒歩5分
◇11:30 大阪城下町
↓JR「大阪城公園駅」から大阪環状線内回り(鶴橋・京橋方面)に乗車、「西九条駅」でゆめ咲線に乗り換え、「ユニバーサルシティ駅」下車
◇13:00 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
↓JR「ユニバーサルシティ駅」からゆめ咲線に乗車、「西九条駅」で大阪環状線外回り(大阪・京橋方面)に乗り換え、「大阪駅」下車
◇22:00 梅田のホテル
【2日目10:00】 梅田スカイビルから大阪市街を一望
2日目の朝は、大阪キタエリアのランドマーク・梅田スカイビルからスタート。地上173mのビルは、39・40階と屋上の3フロアが「空中庭園展望台」に。特に回廊状の屋上は屋根がなく開放的で、周辺360度のパノラマを楽しむことができます。展望フロアからの眺望はもちろん、35~39階までを結ぶ「シースルーエスカレーター」も、まるで天空につながっているかのような雰囲気だと好評です。
ビルの外観も要チェック。2棟の高層ビルを連結させたユニークな構造も、世界的な評価を受けています。
-
梅田スカイビル
- 住所 〒531-6023 大阪府大阪市北区大淀中1-1-88
電話番号:06-6440-3855(空中庭園展望台)
営業時間:9:30~22:30(最終入場22:00、特別営業日あり)
料金:入館1500円
定休日:無休
【2日目12:00】 なんばで大阪の定番グルメ・お好み焼を実食!
お昼はおいしいお好み焼を求めて、ミナミエリアの中心地・なんばへ移動。千日前商店街の近辺に、行列ができるほど人気の有名店が多数集まっています。ひと足でも店の中に入れば、鉄板で焼かれる音やソースの香ばしい匂いが食欲を刺激。
ほとんどの店でスタッフが丁寧に焼いてくれるので、焼きあがるのをゆっくり待ちましょう。焼いている途中のお好み焼は、スタッフの合図があるまで絶対に触らないようにしてくださいね!
具材は豚肉が入る「豚玉」がスタンダード。ほかにイカやタコといったシーフード中心のものやチーズをたっぷり入れるものなど、多彩に揃います。気になった一枚にチャレンジしてみるのも楽しいですよ。
【2日目14:00】 船の上からのんびり道頓堀見物
食後は“ザ・大阪”な雰囲気が楽しめる観光スポット・道頓堀へ。東西に流れる道頓堀川沿いに巨大な看板が並ぶ、オンリーワンの景観はインパクト抜群。そんな街並みをじっくり眺めるなら、道頓堀川を周遊する「とんぼりリバークルーズ」に乗るのがおすすめです。船の上から見上げるグリコ看板の大きさにびっくり!
ほかにも道頓堀の歴史や小ネタなどをガイドクルーが英語を交えながら紹介してくれるので、約20分の充実したひと時を過ごせます。
-
とんぼりリバークルーズ
- 住所 〒542-0084 大阪府大阪市中央区宗右衛門町7-13(太左衛門橋船着場)
電話番号:06-6441-0532(一本松海運) ※予約不可
営業時間:13:00~21:00(土・日曜、祝日、繁忙期は11:00~)の毎時00分・30分に出航
料金:1人1000円(2020年4月より変更)
定休日:年により異なる。2020年は7月13・24・25日、8月8日
【2日目14:30】 道頓堀商店街で散策&ショッピング
最後は道頓堀商店街を歩き、大阪らしい賑やかな風景を目に焼き付けましょう。道頓堀川沿いと同じく、こちらの商店街もずらりと並ぶ派手な看板がトレードマーク。カニにタコ、龍など、個性的な看板たちと記念撮影しながら歩くのが醍醐味です。店頭でたこ焼を焼いている店もあるので、アツアツをおやつにぜひ。
商店街には土産店も多数。道頓堀の看板キャラクターをモチーフにしたものをはじめ、ユニークな菓子や小物が並びます。帰ってからも大阪のおもしろい空気感を楽しんでください。
2日目の行程、アクセス方法をおさらい
◇10:00 梅田スカイビル
↓大阪メトロ「梅田駅」から御堂筋線に乗車、「なんば駅」下車
◇12:00 お好み焼店(なんば)
↓徒歩約5分
◇14:00 とんぼりリバークルーズ(道頓堀)
↓徒歩すぐ
◇14:30 道頓堀商店街
↓南海「難波駅」から南海線空港急行に乗車、「関西空港駅」下車
◇16:00 関西国際空港
Text by:株式会社 美巧工房
- エリア
- カテゴリ
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。