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【動画あり】通天閣・全長60mの新アトラクション「TOWER SLIDER」を体験レポ

【動画あり】通天閣・全長60mの新アトラクション「TOWER SLIDER」を体験レポ

公開日: 2022/06/23

大阪・新世界と呼ばれる、ディープな大阪が楽しめるエリアにある展望台「通天閣」。その真横に、蛇がとぐろを巻いたような巨大スライダー「TOWER SLIDER」が、2022年5月に誕生しました。地上22mから地下1階まで、全長60mを約10秒でいっきに滑り降りる体験型アトラクションになっていて、今までにないスリルが体感できると早くも話題になっています。SNSでも話題のアトラクションを実際に体験して、その魅力や楽しみ方をご紹介します。

通天閣とは?

大阪メトロ恵美須町駅から徒歩3分の場所にある展望タワー
大阪メトロ恵美須町駅から徒歩3分の場所にある展望タワー

外国人観光客からも人気を集めるエリア・新世界。1912年に凱旋門をモチーフとするビルディングの上にエッフェル塔風の鉄塔が建てられました。高さ64mという、当時東洋一の高さを誇ったこの鉄塔は、「天に通じる高い建物」との意味を込めて「通天閣」と命名。一度火災で焼失し、1956年に市民の願いを受けて再建され、大阪のシンボルとして現在まで愛され続けています。2代目の通天閣は103mで、初代より39m高くなっています。

アクセスは大阪メトロ恵美須町駅から徒歩3分。3番出口を出ると眼前にその姿が見えるので、迷わずに到着できます。

通天閣は地下1階から地上5階(跳ね出し展望台は屋外)まで楽しめます。5階には大阪を一望できる展望台や、足の裏をなでると幸運が訪れるという神・ビリケン像などがあり、ほかのフロアには各種ショップも充実しています。大阪でも屈指の観光スポットとなっていて、夜間営業ではライトアップされ、展望台からは大阪の夜景が見渡せます。頂上の丸いネオンは、色の組み合わせで明日の天気を知らせる「光」の天気予報装置にもなっています。

新アトラクション「TOWER SLIDER」とは

エレベーター塔の外周を1回転半するチューブ形
エレベーター塔の外周を1回転半するチューブ形

通天閣3階の中間展望台から地下1階まで、東側エレベーター塔をスパイラル状に滑り降りる全長60mの「TOWER SLIDER」。これまでの景色を見るだけの観光施設ではなく、アトラクション的要素が導入されたことで、通天閣をより楽しく、刺激的に体感できる施設になりました。

最上部の乗り口は支柱が上下に配されているため、地震等の災害時でも避難経路として安全に利用できる、世界でも珍しいはね出し構造の免震型滑り台でもあります。

料金は高校生〜65歳が1,000円、小学生〜中学生が500円。利用可能な年齢は小学生から65歳までで、中学生以下は保護者の承諾署名が必要です。また、利用できない人として、身長120cm以下、体重100kg以上、酒気を帯びている場合などがあります。

スリル満点のアトラクションを体験!

入口から地下1階へ
入口から地下1階へ
受付は通天閣チケット売場で
受付は通天閣チケット売場で

まずは通天閣地下1階で、「TOWER SLIDER」のチケットを購入します。同フロアには、入場無料の「通天閣 わくわくランド」という関西にゆかりのある食品メーカーのアンテナショップもあります。アトラクションを楽しんだあと、ゆっくりとおみやげ選びも楽しめますよ。「TOWER SLIDER」チケットの購入も、わくわくランドでの会計にも、現金のほか、クレジットカードや電子マネー「iD」「PiTaPa」「WAON」および「銀聯」での決済が可能。

また、B1Fの受付や2Fのエレベーター近くにパンフレットが置いてあり、日本語の他に、タイ語、英語、中国語、台湾語、韓国語が用意されています。英語や中国語に対応できるスタッフも、少数ですが在籍。さらに各フロアに翻訳機「ポケトーク」を完備しているので、外国語でも不自由なくコミュニケーションがとれそうです。

利用規約などが書かれた誓約書にサイン
利用規約などが書かれた誓約書にサイン
ロッカーに手荷物を預けます
ロッカーに手荷物を預けます

英語、中国語などにも対応した誓約書にサインをし、チケットを購入したら、専用ロッカーに荷物を預けます。安全のためカメラやスマートフォンなども入れていきましょう。ちなみにこのロッカーは無料で利用できます。

滑り袋は再生ポリエステル製
滑り袋は再生ポリエステル製

荷物をすべて預けたら、スタッフがヘルメットと専用の滑り袋を貸してくれます。これを持ってエレベーターで2階へと上がります。

螺旋階段を登って3階へ
螺旋階段を登って3階へ
滑る際の姿勢を示す貼紙
滑る際の姿勢を示す貼紙

エレベーターで2階へ上がり、専用の螺旋階段で3階に向かいます。螺旋階段の横には、滑る時の姿勢が描かれた張り紙があり、手は胸の上で組む、足を広げる、頭はつま先を見る感じでとのこと。緊張感が高まってきます!

これがスライダーの入り口
これがスライダーの入り口
3階から下を見下ろすと、結構高くて恐怖心が増します
3階から下を見下ろすと、結構高くて恐怖心が増します

いよいよスライダーのスタートラインに到着。滑る順番を待つ間にヘルメットを装着しておきます。前の人が滑ると、スライダー内から聞こえてくる悲鳴や歓声に、恐怖とワクワクが入り混じった不思議な感情に!

スタッフの誘導に従って、スタートポジションへ
スタッフの誘導に従って、スタートポジションへ
急勾配を見て怖くなりますが、勇気を出してスタート
急勾配を見て怖くなりますが、勇気を出してスタート

いよいよ順番が回ってきました! スタート地点に寝そべり、滑り袋のポケットに足を入れ、体をまっすぐにして、少し首を上げれば準備完了。上部に設置されたカメラに「行ってきまーす」と手を振ったら、スタートです!

想像以上の急降下に絶叫間違いなし!
想像以上の急降下に絶叫間違いなし!
スライダー終盤は、未来感あふれる景色に!
スライダー終盤は、未来感あふれる景色に!

地上22mから滑ること約10秒。スキージャンプのノーマルヒルとほぼ同じ30度という急勾配の超高速! チューブ型スライダーの中に入ると、そこはまさに「新世界」。下から上から横から、あらゆる方向から通天閣を見たと思えば、ピンクや黄色のド派手なLEDライトで照らされた暗闇ゾーンにびっくり。通天閣がこだわるド派手な「大阪らしさ」は、10秒間の中に見事に再現されていました。

無事にゴールにたどり着けてひと安心!
無事にゴールにたどり着けてひと安心!

風のないジェットコースターのような、今まで味わったことのないスリルを楽しんでいたら、あっという間にスタッフさんが迎えてくれるゴールに到着。ちなみにこのカラフルなゴール地点は、「任天堂」の某世界的ゲームをイメージしているそうです。

「TOWER SLIDER」体験動画をダウンロードしよう

このスライダーのもう一つの特徴が、自身の体験動画をスマートフォンなどにダウンロードできること。チケット売場横にある二次元バーコードで手に入れることができ、SNSなどにアップすることが可能。大阪観光の思い出になること間違いなし!

大阪の新名物「TOWER SLIDER」は、その速さとカーブで感じる横Gがスリル満点! ただ、このスライダーからしか見られない通天閣の姿や、未来感ある光が楽しく、ずっと目を開けたまま滑りたくなります。“アトラクションとして楽しめる展望台”に進化した通天閣。行ったことがある人もぜひ再度訪れてみてくださいね。

実施中の新型コロナ感染症対策
施設内や設備等の消毒・除菌・洗浄/除菌・消毒液の設置/お客様の入れ替わり都度の消毒/施設内換気の実施
/スタッフのマスク着用・手洗い・消毒・うがい・検温の実施/体調不良のお客様の入店お断り/お客様へのマスク着用のお願い

  • 通天閣
    • 住所 〒556-0002 大阪市浪速区恵美須東1-18-6
    • 電話 06-6641-9555
    • 営業時間:10:00〜20:00
      料金:一般展望台高校生以上900円、5歳〜中学生400円、特別屋外展望台「天望パラダイス」・ 跳ね出し展望台「TIP THE TSUTENKAKU」高校生以上+300円、5歳〜中学生+200円
      定休日:なし

Text by:株式会社エフィール

※本記事の情報は2022年6月時点のものです。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。

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