大阪観光の定番といえば、ド派手なネオンが軒を連ねる新世界! 大阪らしい賑わいのある光景を求めて、世界各国からたくさんの旅行客が訪れる場所です。そんな新世界にある「ジャンジャン横丁」は、大阪グルメがずらりと並ぶワクワク感たっぷりの商店街。串カツにお寿司に喫茶店にと魅力的なお店ばかりで、何軒もハシゴしたくなります。
今回はそんなジャンジャン横丁でおすすめのグルメ店を4店舗厳選してご紹介。ローカルな雰囲気に満ちたお店で、地元民に混じって大阪グルメを楽しんで!
ジャンジャン横丁ってどんな場所?
大阪の観光地の代表格・新世界。そのシンボルともいえるタワー・通天閣の下に広がる商店街を「南陽通商店街」といい、親しみを込めて「ジャンジャン横丁」と呼んでいます。なぜ“ジャンジャン”かというと、かつては通りに並ぶ店から三味線や太鼓の呼び込みの音がジャンジャンと響いていたから。
今はもう呼び込みの音は聞こえてきませんが、その賑わいは健在。地元の人たちと観光客が混じり合い、いつも活気のある商店街です。
ジャンジャン横丁には、大阪グルメが楽しめるお店がずらり! 昼からお酒を飲んでいる人も多く、お店を何軒か巡りながら、ほろ酔い気分で街を楽しむのにぴったりです。ジャンジャン横丁でぜひ行っておきたい人気のお店を4店舗ご紹介。
1.なんと3貫150円〜!「大興寿司」
ジャンジャン横丁で人気の寿司屋といえば、ここ「大興寿司」。寿司職人を象った大きな看板が目印です。
カウンターで提供する寿司屋ながら、まぐろをはじめ、いわしやこはだなど人気のネタが3貫150円という、とってもリーズナブルな価格が魅力。回転寿司にも引けを取らない安さで、平日でもお昼時には満席になります。
オーダーすると目の前でさっと握って、素早く提供されます。醤油とタレはテーブルに備え付けてあるツボからハケで取ってネタに塗るスタイル。シャリとネタのバランスもよく、ぱくぱく食べ進んでしまうおいしさ!
150円のネタはまぐろ、さば、いわし、こはだ、穴子、たこ、玉子。150円以外は200円、300円、400円、500円という価格帯でいずれもリーズナブル。特別枠として、うに600円、本まぐろの大トロ1,000円もあります。
英語メニューはとくに用意されていないので、オーダーしたいネタの単語は事前に覚えておいたり、紙に書いておいたりすると注文時に便利です。
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大興寿司 本店
- 住所 〒556-0002 大阪府大阪市浪速区恵美須東3-2-18
- 電話 06-6641-4278
営業時間:11:00〜21:00(L.O.)
定休日:木曜
2.サクサクの串かつを堪能「串かつじゃんじゃん」
串かつは大阪グルメの代表格。大阪市内にはさまざまな串かつ屋があり、地元の人にも観光客にも人気です。串カツは、じつは新世界が発祥の地。現在でも70店舗以上の串かつ屋があるといわれています。
「串かつじゃんじゃん」は、ジャンジャン横丁をはじめ日本橋や梅田など大阪市内で多数展開する人気の串かつ店。ジャンジャン横丁店は、新世界の守り神として親しまれるビリケンさんの像が目印です。
串かつは1本50円(税抜)からあり、牛肉、豚ロース、鶏ささみをはじめ、魚介類や野菜など60種類以上をラインナップ。
揚げたてで提供される串かつは、どれもこれもサクサク&アツアツ! 秘伝のソースに一度だけつけて、アツアツのまま頬張りましょう。メニューには英語表記もあり、指差し注文もOK。どれを食べるか迷ったら、おすすめ10本がセットになった「串かつ盛り合わせ 1,450円(税抜)」を!
満席だった場合は、北へ徒歩5分ほどのところにある系列店「串かつじゃんじゃん 本店」へ。通天閣に近く、より一層賑やかな雰囲気が楽しめます。本店限定でカエルやカンガルー、コオロギなどちょっと変わった具材もあり、ワイワイ盛り上がりながら食事が楽しめます。目の前で揚げられる串かつをつまみに、大阪の下町をとことん楽しみましょう。
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串かつじゃんじゃん ジャンジャン横丁店
- 住所 〒556-0002 大阪府大阪市浪速区恵美須東3-3-12
- 電話 06-6643-0840
営業時間:月〜木曜12:00〜22:00、金曜12:00〜23:00、土曜11:30〜23:00、日・祝11:30〜22:00
定休日:無休
3.ミックスジュース発祥の店!大阪ならではの甘味「千成屋珈琲」
串カツと同じく大阪発祥のグルメのひとつにミックスジュースがあります。ミックスジュースとは、さまざまなフルーツをミキサーでつぶしてミルクと混ぜたまろやかなドリンクのこと。「千成屋珈琲」は、そんなミックスジュースが誕生した歴史ある喫茶店です。
現代の人の口に合うよう、誕生当時のレシピからアップグレードした「ミックスジュース」。完熟したフルーツの甘味と旨味をぐっと引き出し、たっぷりのミルクと混ぜてやさしい味わいに仕上げています。クリーミーな口当たりに癒やされる、忘れがたいおいしさです。
そのミックスジュースをシロップとしてかけた「ミックスジュースフラッペ」も美味! キンと冷たいかき氷とフルーツ感たっぷりのミックスジュースは相性抜群で、上にのったふわふわのミルクエスプーマとも相まって飽きのこない味わいです。
新世界観光の合間のちょっとひと息にぴったりな「千成屋珈琲」。メニューには英語の表記もあり、観光客にも立ち寄りやすいのがうれしいところ。大阪発の甘味をぜひ堪能して!
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千成屋珈琲
- 住所 〒556-0002 大阪府大阪市浪速区恵美須東3-4-15
- 電話 06-6645-1303
営業時間:9:00~21:00((フードL.O.20:00、ドリンクL.O.20:30)
定休日:無休
4.絶品ヘレカツサンド「肉のさかもと」
ジャンジャン横丁から少し離れますが、お肉屋さん「肉のさかもと」の「ヘレカツサンド」はぜひ食べていただきたいところ。ジャンジャン横丁から北に徒歩約5分の場所に「新世界市場」という商店街があり、この北側に「肉のさかもと」はあります。ヘレカツサンドのほか、コロッケや串カツの食べ歩きグルメも購入可能。
筋切りした分厚い牛ヒレ肉にパン粉をつけ、じっくり揚げたボリュームたっぷりの牛ヒレカツを、軽くトーストしてカラシとソースを塗ったパンで挟みます。分厚い牛ヒレカツがとっても贅沢!
店内のイートインスペースで食べられ、缶ビールも購入可能。もちろんテイクアウトもできます。牛ヒレカツは驚くほどやわらかく、カラシの利いたパンとの相性も抜群。赤身ならではのうまみが感じられ、噛むほどにおいしさが押し寄せます。
英語メニューはとくにありませんので、こちらの写真を見せてオーダーすべし!
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肉のさかもと
- 住所 〒556-0002 大阪府大阪市浪速区恵美須東1-22-6
- 電話 06-6641-0508
営業時間:8:30〜17:00頃
定休日:木曜
新世界・ジャンジャン横丁でグルメを満喫しよう
世界各国から多くの人が訪れる観光地でありながら、リーズナブルな価格帯のお店が多く、地元の人にも愛されるジャンジャン横丁とその周辺。いろんなお店が連なっているので、何軒かハシゴして楽しむのがおすすめです。
今回ご紹介したお店以外にも、行列のできる串カツ店や、新世界らしいローカルなグルメ店がたくさん。ぜひ大阪らしい雰囲気に浸りつつ、ほろ酔い気分で満喫してください!
Text by:株式会社ウエストプラン
松田きこ、木村桂子、都志リサほか、関西に精通した女性ライターチーム。食べること、飲むこと、旅することが大好き! 自ら体験した楽しい情報を発信しています
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