日本を代表する観光街の大阪。グルメなど多数のエンターテインメント性を有した街であり、国内外を問わず人気です。しかし、外国人が、大阪をはじめて訪れたとき「当初の予想とは違った!」という体験をしたという声も聞きます。そこで今回、外国人が実際にはじめて大阪に行ったとき、ビックリ!したことについて紹介していきます。
※以下はインタビューに答えていただいた方が、過去に大阪旅行をした中で抱いた個人的な意見・感想です。
フレンドリーでおしゃべり好きな人が多い
「大阪には、神戸出身の日本人の友達に会いに行ったときに寄りました。大阪、京都、特に大阪ではなんばを旅行しました。関西の人はフレンドリーでおしゃべり好きですね。大阪に行ってすごく驚いたのが、街にいる人がみんな陽気だということです。話す時の声も大きいし、大きな声で笑っている人が多くて驚きました。そこは東京と違うなと思いました。」(インドネシア人男性)
外国人のなかには「日本人はシャイ」という印象を抱いている人も少なくありません。しかし、日本人の全員がシャイなのではありません。表情が豊かで、おしゃべりな人もおり、そのなかでも大阪人は、外国人旅行客も驚くくらいフレンドリーでおしゃべり好き。「本当にあなたは日本人なの?」「私が知っている日本人と全然、違いますね!」と言われることもあるほどとか。
実際に多くの外国人が「道に迷って困っていたら、大阪のおばちゃんが助けてくれたよ!」「東京よりも大阪人の方が、積極的に話してくれる印象があるね!」などと大阪人のフレンドリーさについて話しています。
英語ができる人が意外と多い
「商店街の人が、たぶん日本語で話しかけてくれていたと思うのですが、私は内容がわからなくて残念でした。『ありがとう』だけはわかりましたが、イントネーションがみんな変わっていて独特な印象を受けました。でも商店街のお店の人は英語ができる人が結構いましたね。意外と安心して買い物ができましたよ。
大阪駅で見つけたのですが、構内に祈祷室があるのですね。大阪は、まだ英語などの外国語が浸透していないイメージだったので、このような配慮があるとは驚きでした。」(インドネシア人男性)
外国人旅行者が、はじめての大阪旅行で驚くことの一つに「大阪弁」があります。大阪弁は、独特な言葉やイントネーションがあり、なかには同じ日本人ですら理解できないものも。
今回、インタビューに答えてくれたインドネシア人男性は訪日前は、「日本人は英語ができない」と思っていたそうです。しかし、実際に大阪の商店街で買い物をしたときには英語を話せる人がおり、コミュニケーションに事欠くことはなかったと話しています。きっと商店街の人たちは、日常的に外国人旅行客を相手に商売をするなかで、英語のやり取りができるようになったのでしょう。
大阪駅にある祈祷室は、全国に先駆けた設備であり当時、話題になりました。祈祷室以外にも「観光スポットのウェブサイトの多言語対応」や「無料Wi-Fiスポットの設置」など、外国人旅行客がストレスなく大阪を観光できる環境が整備されています。
ファッションが派手
「東京ではなかなか見ないファッションをしている人がいたのが印象に残っています。東京に比べると明るくて派手な服の人が多いですよね。」(インドネシア人男性)
大阪の代表的なファッションといえば「ヒョウ柄や派手な色をした服装」ではないでしょうか。大阪のおばちゃんは、とにかく派手な服装が大好きです。
実際に大阪のおばちゃんは、日常的にトラの顔が描かれた黄色のTシャツに紫のズボン、赤いスカートを身に着けており、同じ日本人からも驚きの目で見られています。そのため、外国人旅行者が大阪のファッションにショックを受けるというのも頷けますね。
派手なファッションをしている人の多さでは、大阪が日本一といっても過言ではないでしょう。これから大阪を訪れる外国人旅行者は、そんな独特な文化もぜひ堪能してみてはいかがでしょうか。
観光スポットへのアクセスが便利
「大阪から日帰りでいろんなスポットに行けるのがとてもよかったですね。京都や奈良にもすぐ行けて近かったです。関西のいろんな場所に行ってみたい人は、大阪のホテルに泊まっておけば、移動が便利だと思いましたよ。私は大阪のホテルに泊まったあと、移動して京都のホテルに泊まったのですが、大阪のホテルにずっと泊まっていてもよかったかもって後悔しました。」(インドネシア人男性)
大阪は、京都や奈良などの日本を代表する歴史的観光名所に近い街です。また関西国際空港に就航するLCCの数が多く、外国人観光客にとても便利。関西国際空港から大阪までは、電車やバスなど多様なアクセス手段が整備されており、JR関空快速なら約65分で大阪駅に到着します。大阪は、ホテルや宿泊施設も充実しており、外国人観光客が関西周辺の観光名所巡りをするための拠点とするには、最適な街だといえるでしょう。
立ち食いできるものがたくさんある
「大阪の商店街では、焼きホタテや、メンチカツなど立ち食いできるものが、たくさん売っていて驚きました。東京だとあんまり立ち食いしてはいけないのかなと思ってしまうけど、大阪は立ち食いwelcomeの雰囲気で楽しかったです。外国人もたくさんいたし、英語表記が普通にありました。」(インドネシア人男性)
大阪といえば、たこ焼きやお好み焼き、串カツなどたくさんの名物料理で、国内外を問わず人気です。そんな大阪では、料理の味や種類だけでなく、気軽に立ち食いできるところも好評です。リラックスして立ち食いできる雰囲気が大阪の魅力です。
まとめ
いかがだったでしょうか。大阪は特徴的な街であり、訪日前にイメージしていた日本を、いい意味で裏切ってくれるのではないでしょうか。また大阪人は、フレンドリーでおしゃべりなので、話しやすいところも魅力の一つです。
ライター
株式会社ダリコーポレーション
人事・労務・法務・キャリアジャンルなどの硬めのジャンルを中心に手がけているライター。コラム記事をメインに作成している。
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