
センタラグランドホテル大阪は、大阪観光に便利な難波エリアにあるラグジュアリーホテル。ホテルはタイと日本の美意識が調和した空間で、上質なおもてなしが受けられます。
滞在中は、国際的にも評価の高い「スパ・センバリー」でリラックスするもよし、家族や友人とにぎやかに滞在するのもよし。人気の朝食や気軽に立ち寄れるセルフバーもおすすめです。ラグジュアリーホテル愛好家の旅ライター・陽月よつかが、センタラグランドホテル大阪の魅力をご案内します。
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日本とタイの美と文化を感じられるCentara Grand Hotel Osak

Centara Grand Hotel Osaka(以下、センタラグランドホテル大阪)は、大阪・難波に位置するラグジュアリーホテルです。
大阪の中でも難波の街は、ショッピングや劇場などで華やかに賑わうエリア。各線「なんば駅」から徒歩圏内にあり、観光の拠点にも最適なホテルです。
客室数は全515室。館内には、クラブラウンジをはじめ、8つのレストラン&バー、ホテル独自のラグジュアリースパブランド「スパ・センバリー」など、滞在をより快適にする施設が充実しています。
ホテルの魅力は美しいデザインとフレンドリーなおもてなし

センタラグランドホテル大阪は、タイの有名ホテルチェーン「センタラ ホテルズ&リゾーツ」による、日本初のホテルです。
ホテルのコンセプトは、“日本とタイの美と文化の融合”。館内には、タイの文化と日本の伝統が調和する美しい空間が広がっています。
たとえば、エレベーターホールのデザインテーマは、タイのランタンフェスティバル「コムローイ祭り」。奥には日本の伝統的な建具「障子」があり、時間帯によって青空のようなブルーから温かな夕焼け色に変化します。
これらの美しいデザインが評価され、国際的なデザイン賞「SKY DESIGN AWARDS 2024」を受賞しています。

タイと日本の良さが融合しているのは、インテリアだけではありません。
センタラグランドホテル大阪では、細やかな気配りで知られる日本のおもてなしと、タイのフレンドリーな気質が組み合わさった、心地良いホスピタリティを体験できます。
ラグジュアリーな非日常感と、笑顔や親切に込められた真心あふれる温かなサービス。この2つを同時に楽しめるのが大きな魅力です。
センタラグランドホテル大阪のアクセス方法
ホテルが位置する難波エリアは、複数の鉄道が利用可能です。
南海線「南海なんば駅」、JR線「JR難波駅」、近鉄線「大阪難波駅」、地下鉄御堂筋線・四つ橋線・千日前線「なんば駅」など、利用する路線によって駅名や場所が少しずつ異なります。
とくにホテルから近くて便利なのが、南海線「南海なんば駅」と地下鉄御堂筋線「なんば駅」です。
- ・関西国際空港から:南海電鉄特急ラピートでなんば駅まで約40分
・大阪国際空港(伊丹空港)から:空港リムジンバスでなんば駅前まで約35分
- ・新大阪駅から大阪メトロ御堂筋線でなんば駅まで約15分
- ・南海電鉄「南海なんば駅」南口から徒歩6分
・大阪メトロ御堂筋線「なんば駅」4番出口から徒歩9分
目印:「南海なんば駅」直結のビル「なんばパークス」2Fデッキから、ホテル2F入口にアクセス可能
センタラグランドホテル大阪へチェックイン!

センタラグランドホテル大阪のロビーは、タイで「富と成功」を象徴する縁起の良い色とされる金色をふんだんに取り入れた空間。ラグジュアリーで温かみのある輝きが、訪れるゲストを迎えてくれます。

ロビーは、タイの路地をイメージしたデザイン。ソファーのほか、靴を脱いで上がれる板の間もあり、小さな子どもが遊ぶスペースとしてもぴったりです。
フロントやレセプションのデスクは、日本の伝統文化である茶道で使用される茶器をモチーフにデザインされています。一つひとつに存在感のあるフォルムが印象的です。

チェックイン時には、温かみのある木製のカードキーが手渡されます。
なお、スタッフは日本語・英語・タイ語での対応が可能。状況により、中国語・韓国語・ベトナム語の対応が可能な場合もあるのだそうです。館内の案内表示は基本的に2~3カ国語で表記されています。
客室は明るい雰囲気のモダン・エレガント
センタラグランドホテル大阪の客室は、6~31階にあります。客室は3つのフロアに分かれており、6~15階が「優(ゆう)スタンダードフロア」、16~25階が「麗(れい)プレミアムフロア」、26~31階が「雅(みやび)クラブフロア」となっています。

すべての客室は、白を基調としたモダンなデザイン。ベッド側の壁面には松の木をモチーフにしたアートが描かれています(スイートルーム以外)。このアートは、日本の伝統芸能「能」の舞台からインスピレーションを受けたものです。
松の木は、日本では長寿や不老不死、家内円満を象徴する縁起の良いモチーフ。常に緑を保つことから、「変わらないもの」の象徴としても親しまれています。
気持ちよく滞在できる「優スタンダードフロア」「麗プレミアムフロア」
まずは、優スタンダードフロア・麗プレミアムフロアからご紹介。
この2つのフロアには、客室タイプが3種類あります。27~30平米の「デラックスルーム(キング・ツイン)」、40平米の「コーナールーム」、40平米の「ファミリールーム」です。
フロアによる違いは階層のみで、アメニティや設備は共通です。

客室タイプごとの大きな違いは、窓の数とベッドの種類です。
デラックスルームは窓が1面、コーナールームは窓が2面。ファミリールームは窓が2面の上に、キングベッドと2段ベッドを備えています。ベッドのマットレスはすべて、世界的に評価の高い「Simmons(シモンズ)」です。
どの部屋も、床から天井まで広がる大きな窓が採用されているのが特徴。昼は自然光が差し込み、夜には大阪の美しい夜景を楽しめます。

室内には、バスアメニティ、ナイトウェア、バスローブを完備。アメニティの歯ブラシ、綿棒、くしなどには、環境への配慮から木材の柄が使われています。広々としたバスルームには、バスタブとレインシャワーを設置。
無料のドリンクも充実しており、世界的に人気の紅茶ブランド「スティーブンスミスティーメーカー(Steven Smith Teamaker)」の紅茶、ネスプレッソマシーンによるコーヒー、煎茶・日本茶などを、部屋で自由に味わえます。
特別なサービスが受けられる「雅クラブフロア」
雅クラブフロアの客室タイプは、全4種類。
優スタンダードフロア・麗プレミアムフロアと共通の「デラックスルーム(キング・ツイン)」「コーナールーム」「ファミリールーム」に加え、「スイートルーム」が用意されています。

センタラグランドホテル大阪のスイートルームは、2部屋限定。広さは56平米です。
ほかの客室では、ベッド側の壁面に松の木のアートが描かれていますが、こちらの客室で描かれているのは黄金の月。華やかさの中に繊細でロマンチックな雰囲気が漂います。
リビングスペースとベッドルームは独立しており、どちらも大きな窓から景色を一望できるのが魅力。さらに、ウォークインクローゼットやガラス張りのバスルームも備わっており、優雅な滞在を楽しめます。

雅クラブフロアの全客室では、アメニティや設備がアップグレードされています。
バスアメニティに用意されているのは、タイ発のオーガニックスキンケアブランド「PANPURI(パンピューリ)」。バスソルトやミニバーも追加されており、より快適に滞在できますよ。

雅クラブフロアの最大の特典は、専用クラブラウンジ「The Club」を利用できること。
ラウンジ内には、専用チェックインカウンター、ブッフェエリア、ソファー席、PC作業のできるカウンター席などがあり、コンシェルジュサービスも提供されています。(営業時間:6:30~22:00)
The Clubのデザインテーマは、“日本の伝統的な着物とタイアートの調和”。インテリアには、タイの伝統柄や、日本とタイに共通する扇子のモチーフなどが取り入れられており、独特の優雅さが感じられます。

ラウンジのビュッフェエリアでは、朝食・アフタヌーンティー・イブニングカクテルの3つの時間帯に合わせてさまざまなメニューが楽しめます。手軽につまめるスイーツや季節の軽食、タイ料理などがとくに人気。ジュースやコーヒー、紅茶、タイビールなどのドリンクも用意されています。
朝食からお酒まで楽しみたい!おすすめレストラン&バー
センタラグランドホテル大阪のレストラン&バーは全部で8つ。今回は外国人に人気の店舗を紹介します。
バラエティ豊かな和食やタイ料理が魅力の朝食ブッフ

朝食は、2階にあるタイ料理レストラン「スアンブア」でいただけます。
入口に飾られているのは、タイの象徴的な乗り物「トゥクトゥク」。店内のインテリアは、タイの伝統柄を現代風にアレンジしています。
(朝食営業時間:6:30~10:30(最終入店10:00)/料金:大人 5,220円、6~12歳 2,610円、5歳以下無料)

スアンブアの朝食は、ブッフェスタイル。タイの屋台をイメージしたブッフェ台が並び、ドリンクカウンターやパン・スイーツコーナーも充実しています。
ラインナップは、タイ料理・和食・洋食などバラエティ豊かです。

とくにおすすめなのが、本格的なタイ料理! タイ人シェフによる、本場の味が楽しめます。
タイ料理と言えば辛さが特徴ですが、スアンブアでは現地の味を忠実に再現しつつ、辛いメニューと辛くないメニューのどちらも用意されています。子どもと一緒に楽しみたい方にも安心です。

もちろん、和食のメニューも豊富にあります。
その中でもぜひチェックしたいのが、大阪の台所と呼ばれる「黒門市場」にある1897年創業の老舗漬物店「伊勢屋」の漬物です。漬物とは、野菜や果物を塩・酢・醤油などで漬け込んだ、日本の伝統的な保存食。種類が豊富で、さまざまな味や食感を楽しめるのが魅力です。

ブッフェのメニューは40種類以上! 卵料理やタイヌードルは、オーダーごとに作ってくれます。
さらに、ひとつのメニュー中にもトッピングやドレッシングなどのオプションが豊富にあり、自分好みにカスタマイズ可能。朝から大満足間違いなしです。
気軽にお酒を楽しめるセルフバー「オートマタ」

セルフバー「オートマタ」は、セルフサービススタイルでお酒が飲めるバー。
ランチ(11:30~14:00)・ディナー1(17:30~22:00)・ディナー2(20:00~22:00)の3つの時間帯があり、時間内はセルフスタイルで好きなだけ楽しめます。大阪の街に出かける前や夕食前にさっと立ち寄って、気軽にお酒を飲みたい方にはぴったりです。

オートマタは32階にあり、窓からは大阪の街を一望できます。
また、ランチの時間帯にのみ「センタラオリジナルバーガー」がオーダーできます。ラインナップは「ビーフバーガー」「タイ風チキンバーガー」「和風フィッシュバーガー」の3種類。どれもここでしか味わえない特製メニューです。
「スパ・センバリー」のトリートメントでリラックス

「スパ・センバリー」は、センタラ ホテル&リゾーツのオリジナルスパブランド。西洋と東洋の伝統を取り入れたトリートメントが特徴で、世界的に権威のある「ワールド・ラグジュアリー・スパ・アワード」など、数々の賞を受賞しています。
スパの内装は、和菓子の丸みややさしい色合いから着想を得たデザイン。穏やかな色合いが心を落ち着け、リラックスさせてくれます。
(営業時間:10:00~22:00)

トリートメントに用いるオイルは、タイ発のブランド「Arodia(アローディア)」のもので、99.7%が天然成分の高品質なオイルです。さらに、スパ・センバリー専用に特別に調合されたオイルが使用されます。
また、トリートメントで使用したオイルは購入も可能。雅クラブフロアのバスアメニティ「PANPURI(パンピューリ)」や、ホテルオリジナルの香りを楽しめる「センタラアロマディフューザー」、客室で使われているパジャマやバスタオルなども購入できます。
フィットネスは24時間利用可能

フィットネスルームは、宿泊者は24時間いつでも自由に利用できます。トレッドミルやクロストレーナーなどの有酸素マシンや、ダンベルを使ったエクササイズやストレッチができるエリアも完備。
大きな窓から広がる難波の街を眺めながら運動できるのが魅力です。ウェアやシューズは有料でレンタル(10:00~22:00)もできます。
(利用は16歳以上/トレーニングウェアの着用が必要)
チェックアウト後はトゥクトゥクでお出かけ!

チェックアウト後にぜひ利用したいのが、無料の「トゥクトゥク乗車サービス」。ホテルの玄関前から南海線「南海なんば駅」近くまで、トゥクトゥクで送ってくれる、宿泊者限定のサービスです(9:00~18:00)
乗車時間は約5分。ゆっくりとしたペースで難波の街を楽しめる、センタラグランドホテル大阪ならではのサービスです。(予約不可)
センタラグランドホテル大阪で難波を満喫
センタラグランドホテル大阪は、心地よく滞在できるラグジュアリーホテル。タイと日本それぞれの良さが調和するホスピタリティは、このホテルならではのおもてなしです。両国の文化が感じられる美しいインテリアも大きな魅力。難波の駅から近く、観光にも便利です。
スパでリラックスするもよし、家族で大阪の街を楽しむもよし。タイの味も日本の味も味わえるブッフェや、オリジナルグルメもぜひ味わってみてください。
どうぞセンタラグランドホテル大阪で、大阪での滞在を贅沢に楽しんでくださいね。
※この情報は2025年4月の記事執筆時のものです。最新の情報は公式サイト等をご確認ください。
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住所
556-0011 大阪府 大阪市浪速区難波中2-11-50
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最寄駅
なんば 駅 (南海空港線 / 南海高野線 / 南海本線)
徒歩6分
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住所
556-0011 大阪府 大阪市浪速区難波中2-11-50

ライター
旅ライター・ブックライター。10以上の媒体の雑誌・書籍・WEBメディアに旅行やお出かけ系記事を掲載。Radio出演や、TV番組や書籍への写真提供も行う。「女性一人旅は楽しい!」をコンセプトに、奈良を中心に北海道から沖縄まで全国の魅力的なスポットをご紹介。得意分野は、鉄道や夜行バスなどの乗り物旅、旅館・ホテルなどの宿泊体験、寺社仏閣の楽しみ方など。日本の古い歴史や伝統文化を好み、趣味の華道・香道・詩歌・古典文学・日本神話ではオタクぶりを発揮する。
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