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身近なあのアイテムでOK!自宅で簡単「流しそうめん」を楽しむ方法

身近なあのアイテムでOK!自宅で簡単「流しそうめん」を楽しむ方法

更新日: 2020/09/29

夏らしいことをしたい!そんな時は手軽にお家で涼しげな「流しそうめん」に挑戦してみませんか?
今回は楽しくみんなで食べる「流しそうめん」を、自宅で簡単に体験できる方法を紹介します!

流しそうめんってなに?

竹を縦半分に割ったものを利用して水とそうめんを一緒に流し、流れてきたそうめんをすくいながら食べるのが「流しそうめん」です。夏の暑い日に食べる流しそうめんは、食感だけでなく見た目も非常に涼しげで、日本では夏の風物詩として多くの人に親しまれています。
京都の貴船では、夏に川の上に設置された床の上に座敷が設けられる「川床」が名物。そこで味わう流しそうめんは風情たっぷりで、日本人はもちろん、外国人からもとても人気を集めています。

まずは麺とつけ汁を用意!

そうめんや、つゆが手元にないという方も、身近にあるものを代用すれば大丈夫! 冷たいトマトソースをつゆにし、ゆでたカッペリーニなどのパスタを流してお皿に取る前に水を切れば、冷製スープパスタのできあがり。同じように様々な味の冷たいスープでつけ汁を作れば、蕎麦や中華麺など、世界中の麺で楽しむことができるので、ぜひいろいろチャレンジしみてください。

ペットボトルでできる! 流しそうめんの材料を準備

ペットボトルでできる! 流しそうめんの材料を準備

流しそうめん台は、本格的に竹を使って作る場合もありますが、竹が手に入らなくても、自宅で簡単にペットボトルをつなぐだけで流しそうめん台が作れちゃうんです! 用意するものは2リットルペットボトル、カッター、ハサミ、セロハンテープ(太いものと細いもの2種)、台の長さに合わせた木の板や棒だけ。約1メートル長さの台を作るのに2リットルペットボトルが3本必要です。

さっそく流しそうめん台を作ってみよう

手作り流しそうめん台の達人が教えてくれました!
手作り流しそうめん台の達人が教えてくれました!

今回作り方を教えてくれるのは、大阪・堀江にある「萬福寺」の3女で、イベントプランナーの石田めぐみさん。萬福寺では毎年7月に行われる七夕まつりのイベントとして流しそうめんを実施しています。また、萬福寺の一角には「茶庭」という寺カフェもあり、お茶を中心としたメニューは外国人にも評判を呼んでいるそうです。

石田さんによると、「ペットボトルは固めのものがたわまないのでおすすめです。側面に溝や凹凸があるものの方が、そうめんがゆっくり流れるのでキャッチしやすくなりますよ」とのこと。

まずはペットボトルの上下を切り落とす

まずはペットボトルの上下を切り落とす

まずは用意したペットボトルの上下を切り落としていきます。最初にカッターで切り目を入れて、その切り目からハサミを入れて切っていくのがコツです。
「手を切らないように十分注意してください。小さなお子さんと一緒に作る場合は、この作業は保護者がやってあげてくださいね」

ペットボトルを縦半分にカット

ペットボトルを縦半分にカット

上下を切り落としたペットボトルを、カッターやハサミで縦半分に切ります。2箇所切ることになるので、あらかじめ切るラインをマジックで塗っておくとキレイに半分に切ることができます。この作業も保護者がやってあげるようにしましょう。

縦半分の切り口にセロハンテープを貼る

縦半分の切り口にセロハンテープを貼る

縦半分に切った切り口に細いセロハンテープを貼っていきます。これは切り口で手を切らないようにするための作業なので、大人だけで流しそうめんを楽しむ場合は省略しても大丈夫だそうです。
テープをゆるく貼ってしまうとそうめんが引っかかってしまうため、剥がれないようにしっかりと貼っておくようにしましょう。

ペットボトルを重ねてテーブを貼り、1本につなげる

ペットボトルを重ねてテーブを貼り、1本につなげる

セロハンテープで切り口をカバーしたら、ペットボトルを重ねて1本に繋いでいきます。繋げる際、水が流れる方向に下へ下へと重ねることで、そうめんが段差に引っかからずに流れます。重ねる幅は約2cmで、太いセロハンテープで頑丈に固定しましょう。

木の板をペットボトルにはわせて固定すれば完成!

木の板をペットボトルにはわせて固定すれば完成!

最後に1本につなげたペットボトルを、太いセロハンテープで木の板に固定すれば完成です! 長さに合わせて数カ所テープで固定した方が、強度が増します。

「ペットボトルだけでは水やそうめんの重さで曲がってしまうのを防ぐためですので、決して木材でなければいけないということはありません。身近にあるものを上手に代用してもらえれば大丈夫です」

高さのある台に設置して、いざ流しそうめん!

高さのある台に設置して、いざ流しそうめん!

台やテーブルなど適当な高さの台に設置し、台から流れてくる麺を受けるザルとバケツを置きましょう。あとは上からペットボトルやヤカンを使って水を流し、そうめんを流して楽しみましょう!
「流しそうめん台が長い場合は、途中で支えとして椅子などを使うと便利です。水道からホースを使って水を流す場合は、衛生面を考慮してホースは新品を使うようにしてくださいね」

結び

集まったみんなで楽しめる、ユニークな日本の食文化の一つである「流しそうめん」。しかもそうめんでなくとも、どんな麺でもおいしく味わうことができます。家族や友人と簡単、手軽に台を作って、日本の風流を体験する時間を自宅で楽しんでみてくださいね。

Text by:株式会社エフィール

※本記事の情報は2020年6月時点のものです。

※記事掲載時の情報です。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。

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