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大阪の夏(6月・7月・8月)の気温・天気と服装【旅行前に知っておきたい】

大阪の夏(6月・7月・8月)の気温・天気と服装【旅行前に知っておきたい】

更新日: 2021/01/22

夏休み、家族や友人たちと大阪旅行を考えている方も多いのではないでしょうか。旅行や観光に行く前に、大阪の夏の気温・天気を知っておきたいもの。大阪の中心部は緑が少なくビルが多いため、強い日差しに加えて、アスファルト舗装された道路で輻射熱が増加してヒートアイランド現象が起こります。その暑さは亜熱帯の国から来た人が驚くほど。強い日差しに備えた服装や小物を準備して大阪の夏を楽しみましょう。

目次
  1. ■大阪ってどんな地域?年間を通してどんな気候?
  2. ■大阪市内の6月の気温・天気
  3. ■大阪の6月の服装は?
  4. ■6月の大阪のおすすめ観光スポット&プラン
  5. ■大阪市内の7月の気温・天気
  6. ■大阪の7月の服装は?
  7. ■7月の大阪のおすすめ観光スポット&プラン
  8. ■大阪市内の8月の気温・天気
  9. ■大阪の8月の服装は?
  10. ■8月の大阪のおすすめ観光スポット&プラン

■大阪ってどんな地域?年間を通してどんな気候?

■大阪ってどんな地域?年間を通してどんな気候?

大阪は近畿地方の中央部にあり、北は丹波高地、東は生駒山地・金剛山地、南は和泉山脈と三方を山に囲まれています。西側は大阪湾に面しており、比較的温暖な瀬戸内式気候に分類されます。

しかし都心部はビルが多く緑が少ないため、夏の暑さは強烈です。近年は日射病や熱射病で緊急搬送される人が増えており、厳しい暑さへの対策が必須です。日傘や帽子で直射日光を遮ったり、サングラスや日焼け止めを塗ったりするなど、紫外線に対して自衛しましょう。

■大阪市内の6月の気温・天気

■大阪市内の6月の気温・天気

大阪の6月は梅雨の季節。雨の日が続くため、じめじめと蒸し暑い毎日です。平均気温は23.5℃。6月の平均最低気温は20℃、平均最高気温は27.8℃です。梅雨の合間の晴れの日は、日差しが強く、気温がぐんと上がります。

大阪の6月の平均(気象庁発表:1981~2010年の平年値)
気温(℃)
23.5
最高気温(℃)
27.8
最低気温(℃)
20.0
降水量(mm)
184.5
湿度(%)
68

■大阪の6月の服装は?

■大阪の6月の服装は?
モデル:坂井勇貴
モデル:坂井勇貴

日本では昔から6月1日は衣替え(ころもがえ)といって、夏服に変わるときですが、近年は気候変動のため気温が不安定なことが多いようです。そのため、長袖・長ズボンを準備しておくのをおすすめします。

また、雨の日が多いので、足元は濡れても大丈夫な防水対策がある靴やレインシューズを用意しておくといいでしょう。また、施設や乗り物で冷房を入れるところが出てくるので、温度差に備えて羽織るものがあると安心です。

●着用アイテム
トップス:(男女)Tシャツ、ポロシャツ
ボトムス:(男女)ジーンズ、(女)スカート
靴:(男女)スニーカー、サンダル、レインシューズ
小物:(男女)折りたたみ傘

■6月の大阪のおすすめ観光スポット&プラン

梅雨時にキレイな花を咲かせるアジサイ。長居植物園(東住吉区)にあるアジサイ園は、5月下旬から6月下旬が見頃で、30種類・約6,200株の花を見ることができます。・緑のミュージアム ハーベストの丘(市)には、あじさいロードと呼ばれる歩道があり、6月中旬頃からが見頃です。

■大阪市内の7月の気温・天気

■大阪市内の7月の気温・天気

梅雨明けまでは湿度が高いため蒸し暑く、不快指数も上がりますが、梅雨が明けると本格的な夏。平均最低気温は24.3℃、平均最高気温は31.6℃です。平均気温は27.4℃ですが、最高気温が30℃を超える真夏日が増えてきます。日中の強い陽射しには要注意です。

大阪の7月の平均(気象庁発表:1981~2010年の平年値)
気温(℃)
27.4
最高気温(℃)
31.6
最低気温(℃)
24.3
降水量(mm)
157
湿度(%)
70

■大阪の7月の服装は?

■大阪の7月の服装は?
モデル:有田空
モデル:有田空

とにかく暑いので、トップスは半そでやノースリーブ、素材は綿や麻混などを選ぶと見た目も着心地も涼し気です。強い日差しを避けるため、また室内のエアコンの冷気対策としてパーカーを着るのもおすすめです。足元は素足にサンダルが快適です。屋外では帽子や日傘を使うことをおすすめします。

●着用アイテム
トップス:(男女)Tシャツ、ポロシャツ
ボトムス:(男女)コットンパンツ、(女)スカート
靴:(男女)サンダル
小物:(男女)帽子、サングラス、日傘

■7月の大阪のおすすめ観光スポット&プラン

毎年7月25日に日本三大祭りの一つ「天神祭(てんじんまつり)」が行われます。これは天満にある大阪天満宮を中心に、24日が宵宮、25日に本宮として、様々な行事が行われるものです。

本宮の日には、神輿(みこし)の行列「陸渡御(りくとぎょ)」、日暮れと共に100隻もの仕立て船が大川を行く「船渡御(ふなとぎょ)」があり、約5,000発の奉納花火も見ものです。夏祭りといえば浴衣で参加するのが粋なスタイル。レンタルで着付けをしてくれるところもあるので、ぜひ体験してみましょう。

■大阪市内の8月の気温・天気

WYtop / Shutterstock.com
WYtop / Shutterstock.com

近年大阪では8月になると連日35℃を超える猛暑日が続きます。じりじりと照り付ける強い陽射しは熱中症を引き起こし、場合によっては命が危険にさらされることも。朝晩も気温が下がらず熱帯夜になることも多いので、夜でもエアコンは欠かせません。

また急に強い雨が降るゲリラ豪雨が起こりがちなので、雨具を持ち歩きましょう。雷を伴うことがあるので、ゲリラ豪雨に遭遇したら、すぐに建物の中に入ってください。台風のシーズンでもあるので、天気予報や台風情報を確認して、無茶な移動や観光をしないようにしましょう。

大阪の8月の平均(気象庁発表:1981~2010年の平年値)
気温(℃)
28.8
最高気温(℃)
33.4
最低気温(℃)
25.4
降水量(mm)
90.9
湿度(%)
66

■大阪の8月の服装は?

■大阪の8月の服装は?
モデル:廣田昇平
モデル:廣田昇平

7月同様、トップスは半そでやノースリーブ、足元は素足にサンダルが快適ですが、外を歩くときに日傘がない場合は、薄いパーカーやジャケットを羽織って陽射しから地肌を守りましょう。ゆったりめのワンピースもいいでしょう。

●着用アイテム
トップス:(男女)Tシャツ、(女)ワンピース
ボトムス:(男女)コットンパンツ、(女)スカート
靴:(男女)サンダル
小物:(男女)帽子、サングラス、日傘

■8月の大阪のおすすめ観光スポット&プラン

天神祭り奉納花火の他に、なにわ淀川花火大会、りんくうタウンなどの花火大会が開催されます。夜の野外でも暑さはおさまらず、風がない日はまるでサウナのようになります。団扇や扇子を持参し、こまめな水分補給を忘れずに。

とにかく暑い大阪ですが、建物や電車の中は空調がきいています。外では日差しを上手に避ける工夫をし、室内ではエアコンの冷気で体が冷えすぎないように羽織るものを用意して、体調を崩さないようにしましょう。祭りや花火大会など、大阪らしいイベントがたくさんあるこの季節、暑さに負けないで楽しんでください。

参考:国土交通省 気象庁ホームページ
Text by:株式会社ウエストプラン

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