三重県四日市市には、フォトジェニックな場所が多数あります。有名なエリアはもちろんのこと、まだ一部の人たちにしか知られていない場所や、地元の人が集う場所まで、思わず写真を撮りたくなってしまう観光スポットを5つご紹介。かつての日本の経済成長を支えた、有数の工業地帯である四日市で、観光するなら見逃せない場所ばかりです。歴史的な場所や新しいスポットの写真を撮って、友達とシェアしてみてください。
四日市の歴史にタイムスリップ!「四日市市立博物館」
近鉄四日市駅から徒歩3分の場所にある四日市市立博物館では、原始時代から現在までの四日市の歴史を知ることができます。各年代の代表的な生活様式や町並みが原寸大で展示されているため、まるでその時代を歩いているかのように感じられる施設です。
展示内容は実際の季節に合わせて変化し、夏に行けば夏の、冬には冬の服装の展示になる点も、楽しみの一つ。江戸時代までの歴史は3階にある「時空街道」、明治時代から現代までは2階の「四日市公害と環境未来館」で見ることができます。
ここでは英語や中国語に対応したタブレットを無料で貸し出してくれますので、展示内容についての解説を見ながら観覧できます。展示物の前に解説用の看板などが設置されていないので、タブレットを活用しながら回ってみてください。
昔の四日市市にタイムスリップしたような写真を撮ることができたら、次は世界で一番星の数が多いとしてギネスに認定されているプラネタリウムで宇宙を体験してみてください。投映できる星の数はなんと1億4,000万個以上!
さらに、肉眼で見ることができる約9500個の星については、実際の星と同じ色で再現されています。博物館前の公園では、月に1~2回程度、移動天文車「きらら号」による無料の天体観望会も開催されています。
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四日市市立博物館
- 住所 〒510-0075 三重県四日市市安島1-3-16
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最寄駅
近鉄四日市駅・あすなろう四日市駅から西へ徒歩3分
- 電話 059-355-2700
営業時間:9:30〜17:00(展覧会への入場は16:30まで,土曜日は1階、5階のみ19:30まで開館)
定休日:月曜(祝休日の場合は翌平日)、年末年始、館内整備のための臨時休業(6月、9月、12月、3月に各1週間程度)
料金:プラネタリウム/一般540円、高校生大学生380円、小学生中学生210円、幼児無料
1202年からの歴史ある神社「諏訪神社」
四日市の市街地で一番歴史を感じられる場所、「諏訪神社」。800年以上前の1202年、長野県の諏訪大社から分霊されて創祀されたといわれ、四日市の地名が登場する1400年代よりも昔からある神社です。江戸時代には伊勢神宮への旅の道中にある名所としても数えられて「伊勢参宮名所図会」「東海道名所図会」にも登場し、昔から旅人たちが参拝した場所とされています。
南側にある鳥居をくぐり、石橋を渡ると正面に大きな拝殿があります。訪問の際には拝殿の手前まで進み、「二礼二拍手一拝」の方法で参拝してください。また境内には、赤色の鳥居がズラリと並ぶ「政成稲荷社」が。第二次世界大戦の戦火の中でも、焼けずに残ったことから、「災難除けのまさなりさま」として信仰されています。
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諏訪神社
- 住所 〒510-0086 三重県四日市市諏訪栄町22−38
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最寄駅
近鉄四日市駅より東へ徒歩約7分
- 電話 059-352-2422
江戸時代の建物をそのまま活用した「四日市市楠歴史民俗資料館」
四日市市指定文化財(建造物)の指定をされた旧庄屋岡田邸をそのまま保存し、主要施設として活用している資料館です。昔の居住空間だった主屋があり、どこを見ても日本の歴史を感じられる写真スポットになっています。もちろん建物の中に入って、いろいろな部屋を見て回ることが出来ます。
資料館には昔の人たちが会議を行う場所として使っていた立会所や、当時のトイレなどが保存されています。昔の日本人が使っていたおもちゃで遊ぶこともでき、当時の生活の様子を垣間見ることができます。
少し珍しいものとして、敷地中央にある庭園の一番奥に「水琴窟(すいきんくつ)」という音を楽しむ装置があります。石の隙間に水を流して、その水滴が地中に作られた空洞の中に落ちる時に発生する音を反響させるものです。琴の音に似た美しい反響音を楽しむことができます。
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四日市市楠歴史民俗資料館
- 住所 〒510-0106 三重県四日市市楠町本郷1068
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最寄駅
近鉄名古屋線北楠駅から西へ徒歩約20分
- 電話 059-398-3636
営業時間:9:00〜17:00
定休日:月曜(祝休日の場合は翌平日)年末年始(12月29日〜1月3日)、臨時休館日
料金:無料
市を一望出来る、県内の最高所「四日市港ポートビル」
四日市を観光しているとひと際目立つ高い建物があります。四日市港にそびえる「四日市港ポートビル」です。1999年に四日市港の開港から100周年を記念して建てられました。高さは100周年に合わせて地上100m。そんな、三重県で一番高い建物としてランドマークともなっているビルの14階にある「展望展示室うみてらす14」が、四日市観光でおすすめの場所の1つです。県内で最も高い場所からの眺めを楽しんでください。
ビル最上階の14階では、四日市港を紹介する映像が1日数回上映され、四日市港の成り立ちや入港する船舶のことを知ることが出来ます。シアターで港のことを勉強したら、同じく14階・地上およそ90mから見る圧巻の360度パノラマの景色。四日市ならではの工場地帯と、遠くの山々までを一望出来る唯一の場所です。昼間は絶景を求めて来る観光客などで賑わっていますが、実は夕方以降がおすすめです。なぜなら……
実はこの四日市港ポートビルは、「日本夜景遺産」の 施設型夜景遺産部門に選ばれているほど、夜景がきれいなんです!展望展示室の営業は、平日は17時まで。しかし土日祝日は21時まで入場できます。フォトジェニックな夜景を楽しみたい人は、ぜひ土日祝日の夜に行ってみてください。
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四日市ポートビル 展望展示室うみてらす14
- 住所 〒510-0011 三重県四日市市霞2丁目1-1
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最寄駅
JR関西本線富田浜駅から東へ徒歩15分
- 電話 059-366-7022
営業時間:10:00〜17:00(土日祝は〜21:00、入館は終日閉館30分前まで)
定休日:水曜(祝日の場合は開館)、12月29日〜1月3日
料金:一般(高校生以上)300円
「四日市コンビナート夜景クルーズ」で日本有数の工場夜景を堪能
どこよりも近くで工場の迫力と夜景を楽しめるのは「四日市コンビナート夜景クルーズ」です。地元の人だけでなく、最近では多くのカップルや家族連れで賑わっているこのツアーは、日本最大級の工場夜景を船の上から眺められる観光プランとして人気を誇っています。最大35名までの小型船で有名夜景ポイントを回ってくれる60分プランと、最大125名の大型船でゆっくりと見られる90分プランがあります。
四日市市の塩浜地区、第一コンビナートの近くにある四日市港の旅客ターミナル(三重県四日市市千歳町37)を出港し、ぐるりと四日市港を海上散歩できるこの夜景クルーズは10年前に営業を開始。人気の90分プランでは、日本最大級の発電所「中部電力 川越発電所」に行き、最もきらびやかな第三コンビナート付近の工場群の望むことができます。海面に写った夜景などフォトジェニックな景色を堪能してください。
ツアーの集合場所へは、旅行者でも楽しめるように近鉄四日市駅またはJR四日市駅から出ている無料の送迎バスで行くことができます。ちなみに、宿泊とセットになったプランもあります。四日市市観光の最後は、どこで撮っても撮影スポットになるような、迫力満点の海上散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか?
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四日市コンビナート夜景クルーズ
- 住所 〒510-0051 三重県四日市市千歳町37
- 電話 059-327-5377
※予約・お問い合わせは、平日10時~17時のみの受付となります。緊急時は080-3638-8088へご連絡ください
※緊急時の連絡先へは、クルーズ開催日のみ繋がります
営業時間:18時40分集合、19時出港(時期により変更の可能性あり)
運航日:金(4~12月のみ)・土曜(その他特別運航日あり)
料金:一般/60分3,900円、90分4,900円(税込)
Text by:株式会社ゲイン
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。
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