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【京都観光の目玉】一見さんも外国人もOK! 舞妓さんの魅力を体感

【京都観光の目玉】一見さんも外国人もOK! 舞妓さんの魅力を体感

公開日: 2019/09/16

京都にやって来た外国人旅行者の楽しみの一つが、華やかでかわいらしい舞妓(まいこ)さんとの出会い。その独特の文化を身近で感じたいという外国人旅行者の皆さんにぜひ足を運んでほしいスポットを紹介します。本物の舞妓さんからお点前(お茶の作法)を教えてもらったり、京舞を鑑賞したりすることができますよ。一見さん(初めてそこを訪れる人)でもOKで、英語での説明が受けられるところも。舞妓さんに詳しくなれること間違いありません!

舞妓文化を気軽に楽しめる「甚松庵」に行ってきました

舞妓文化を気軽に楽しめる「甚松庵」に行ってきました

一般的に「お座敷遊び」(舞妓さんらとの宴を楽しむこと)は「一見さんお断り」ではありますが、京都を訪れた外国人にも気軽にその文化を楽しんでもらいたいと、さまざまなプログラムを用意しているのが「甚松庵(じんまつあん)」です。

今回は、そんな甚松庵のプログラムをアメリカ人のジェニファー・ティーターさんが体験しました。その様子を紹介します。

舞妓さんと〝お点前〟を楽しめるプログラムに参加

舞妓さんと〝お点前〟を楽しめるプログラムに参加

この日参加したのは、「舞妓さんと一緒にお点前体験プレミアムコース」(60分)。ジェニファーさんを含む、14人がそろいました。椅子席なので、正座は苦手という外国人もリラックスして楽しめそうです。

お菓子とドリンクを選び、席に着いたらいよいよ舞妓さんの登場! 鮮やかな色の着物とあでやかな花かんざしが美しい市紘(いちひろ)さんです。写真撮影も自由なので、さっそくカメラを構える人も。ジェニファーさんは市紘さんの横の席を確保できたため、一層間近でその魅力を感じることができました。

舞妓さんのお手本を見て、いざお点前に挑戦!

舞妓さんのお手本を見て、いざお点前に挑戦!

市紘さんの挨拶の後は、早速お点前体験。まずは市紘さんがお手本を見せてくれます。抹茶を多めに入れる、泡が立つまでよく混ぜる、そして飲み終わるときには「ずずっ」と音を立ててすする……。そんな作法の説明にも皆さん、しっかり耳を傾けています。もちろん、こういった説明も英語に訳してくれるので、分からずに戸惑うということはありません。それにしても、音を立てて飲むのがマナーとは、外国人にとっては驚きですよね。

説明の後は茶筅(ちゃせん/抹茶をかき混ぜる道具)を持って参加者もチャレンジ。市紘さんが席を回り、丁寧にコツを教えてくれていました。「泡立てるのが難しい。茶碗の底まで混ぜてもいいのかな」というジェニファーさんには、市紘さんが手を取って教えてくれています。こうして自分で点てたお茶に、皆さん、大満足の表情でした。

記念撮影タイムには、舞妓さんから嬉しいプレゼントも

記念撮影タイムには、舞妓さんから嬉しいプレゼントも

続いては、市紘さんとの記念撮影タイム! 希望者は自分の携帯電話やスマートフォンで2ショット撮影ができるんです。これはすてきな思い出になりますね。「舞妓さんと一緒に写真を撮れるなんて! SNSにアップしようかな」(ジェニファーさん)。

さらにもう一つ、うれしいプレゼントが。それは千社札(せんじゃふだ)を市紘さんが「おたの申します(よろしくお願いしますの意味)」というやわらかい京言葉とともに手渡してくれました(参加人数によって異なる場合があります)。千社札とは、舞妓さんの名前が書かれた名刺のようなもの。「舞妓の札」ということで、これを財布に入れておくと、お金が「舞い込む」と言われている縁起物です。

目の前で見る京舞にうっとり

目の前で見る京舞にうっとり

楽しいプログラムが続きますが、次は市紘さんの京舞。「六段くずし」と「祇園小唄」という2曲で披露されました。音楽が流れると、それまでのにこやかな表情からキリッとした表情に変わった市紘さん。くるりと回ったり、腕を上げたりするたびに、袖や帯、かんざしが揺れ、舞の美しさとともに着物の良さも伝わってきます。「指の先まで動きが一つ一つ丁寧で驚きました」(ジェニファーさん)。

その舞を見たこともあり、次の質問コーナーでは、「稽古はどのくらいしますか」という質問が飛び出しました。毎日ではないようですが、午前中は稽古、午後からは自主練習をするそうですよ。

最後は、歌に合わせて「花街遊び」

最後は、歌に合わせて「花街遊び」

とうとうプログラムも終盤で、最後は市紘さんと「花街遊び」をします。花街遊びとは、舞妓さんたちがお座敷でお客さんと一緒にする遊びのこと。この日体験したのは、「金毘羅船船(こんぴらふねふね)」です。ルールは簡単。2人の間にある酒のはかま(受け皿)などの上に交互に手を乗せるのですが、はかまがあればパーを、もし相手がはかまを取っていて台になければグーを出します。

最初の挑戦者はジェニファーさん。最初はゆっくりなので難なくクリアしていきますが、徐々にリズムが早くなると、「あ、間違った!」。残念ながらジェニファーさんの負けです。負けた人はお酒を飲み干すというルールがあるのが、酒席の遊びである花街遊びらしいところです(このプログラムではお水も用意されています)。

「舞妓さんへの尊敬の気持ちが強まりました」

「舞妓さんへの尊敬の気持ちが強まりました」

これで60分のプログラムは終了。ジェニファーさんは、「お点前も詳しく教えてくれるので緊張しませんでした。花街遊びも楽しかったので、またやってみたい。今日の体験を通して、一生懸命、日本や京都の文化を残そうとする舞妓さんへの尊敬の気持ちがますます強くなりました。みんなが楽しめるように心を配る舞妓さんはすてきです」と話してくれました。

今回参加していた人達を見ると、カジュアルな服装が多い印象でした。マナーなどはないのでしょうか。「お茶屋さん(本来のお座敷遊びができる場所)ではフォーマルな服を着用することが必要で、裸足はNGですが、甚松庵ではそういったルールはありません。気軽に舞妓さんとの時間を楽しんでいただけます」と甚松庵のスタッフ・木村さん。

料金は通常のお茶屋さんでは1人5万円ほど必要とのことですが、今回のコースは3800円~(税込/席によって異なります)。1人でも申し込めるという点も気軽で嬉しいですね。

その他、京都らしい食事を楽しめるコースも用意

その他、京都らしい食事を楽しめるコースも用意
「舞妓さんと一緒にお座敷ランチ体験コース」(4800円~・税込/席によって異なります)でいただけるランチメニュー。京都の老舗料亭の味を楽しめます
こちらは、「舞妓さんと一緒にお座敷ディナー体験コース」(5800円~・税込/席によって異なります)のディナーメニューです

甚松庵では、このほか京都らしい食事も楽しめる「舞妓さんと一緒にお座敷ランチ体験コース」「舞妓さんと一緒にお座敷ディナー体験コース」など、さまざまなプログラムを取り揃えています。詳しくは、ホームページで確認してみてくださいね。甚松庵では舞妓さんとの記念撮影はOKですが、街中で舞妓さんに出あったときは注意が必要です。舞妓さんへの強引な撮影はしないよう、マナーを守って京都の花街文化をお楽しみください!

  • 甚松庵
    • 住所 〒600-8104 京都市下京区万寿寺町135 ベルク烏丸2階
    • 電話 080-9307-1873

    営業時間:9:00~21:00 
    予約受付時間:10:00~17:00
    料金:「舞妓さんと一緒にお点前体験プレミアムコース」(フリースナックとドリンク付き)3800円~(税込)
    定休日:不定休

Text by:株式会社ワード

※記事掲載時の情報です。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。

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