HOTEL MASTAY 神宮道（じんぐうみち）は、京都・東山に位置するラグジュアリーホテル。京都の中でも歴史ある町並みが残る三条通に面しており、京都らしい風情が感じられる街並みの中にあります。
客室はすべてアパートメントタイプで、ゆったりと過ごせる広さがあります。キッチンや洗濯機が完備されており、連泊やワーケーションにも最適。館内はモダンなデザインと和の意匠が調和しており、まるで京都で暮らすかのように滞在できるのが魅力です。

かつて1000年にわたり日本の中心だった京都は、今も豊かな伝統と歴史が感じられる、世界的に人気の観光地です。
なかでも東山地区は、京都の文化が色濃く残るエリア。伝統的な京町屋が並ぶ街並みや、歴史的な寺社など、京都を代表する観光スポットが集まっています。桜や紅葉の名所も多く、京都の四季の景色も楽しめます。
HOTEL MASTAY 神宮道は、その東山地区の中でも静かなエリアに建つホテル。観光客で混みすぎない落ち着いた環境で、すぐ近くには京都を代表する神社のひとつ「平安神宮」の大鳥居も望めます。

さあ、HOTEL MASTAY 神宮道へチェックインしましょう！
フロントでは日・英対応が可能（スタッフによっては翻訳機使用）で、スタッフの対応時間はa.m.8:00～p.m.10:00。22時以降に到着する場合は、セルフチェックインとなります。
また、フロントロビーは、シンプルながら京都の特徴が感じられる空間。どうぞ周りを見渡して、その雰囲気も楽しんでみてください。
床は、石畳をイメージしたデザイン。通路には、角形の照明「露地行灯（ろじあんどん）」が置かれています。路地の多い京都の街で、通路を照らすために使われてきた伝統的な灯りです。
フロントデスクは、伝統工芸「組子細工（くみこざいく）」をイメージしたデザイン。組子細工とは、接着剤や釘などを使わずに、細い木を組み合わせて幾何学模様を生み出す、日本独自の技法です。

ロビーの天井には、京都を代表する伝統工芸「西陣織」の布が使われています。西陣織は、京都の北西部・西陣地区で生産される高級絹織物。多彩な色糸と繊細な柄、上品な光沢が特徴です。
ロビーの正面の障子越しには、京都らしい小さな日本庭園「坪庭」を眺められます。坪庭とは垣根や塀の囲いの中に設えた庭園で、京町屋に光と風を取り入れるために作られたのが始まりとされています。
また、ロビーでは無料でコーヒーをいただけます。コーヒーは、1952年創業の京都のコーヒー店「小川珈琲」のものです。（コーヒーサービスはa.m.8:30～p.m.5:00）

ロビーから客室へと続く廊下には、京都を中心に国内外で活躍する壁画絵師・木村英輝（きむらひでき）氏（通称 Ki-Yan）による壁画『波と雲錦』が描かれています。
波は「四海」（世界中）を、おしどりやつばめは「平安」を象徴しています。また、桜を雲に・紅葉を錦（にしき／美しい織物）に見立てた「雲錦」は、四季を通じて心穏やかに過ごせることを表現しています。「いつでも平安に滞在してほしい」という願いが込められた、優雅で力強い壁画です。

エレベーターの中でも、木村英輝氏（Ki-Yan）の壁画が楽しめます！
描かれているのは、京都の四季を象徴する桜と紅葉。
壁に直接描かれているため、間近で見ると筆の勢いまで感じられますよ。

HOTEL MASTAY 神宮道の客室は、全部で15部屋。部屋タイプは大きく分けて「朱 -アカ -」「滄 -アオ -」「煌 -キラメキ -／耀 -カガヤキ -」の3タイプがあります。
どの部屋タイプも、部屋の鍵はナンバーロック式。前述の通り、キッチンと洗濯機が設置されています。6歳未満の子どもは、ベッドでの添い寝が可能です。
客室清掃は、特別な希望がない限り3日に1度。アメニティやタオル類は泊数用意されるため、滞在中はスタッフの訪問を気にせずゆっくり過ごせます。

キャプション：朱（ ４ベッドルーム）
「朱（あか）」タイプは、平安神宮の大鳥居をモチーフにした和モダンな空間です。2ベッドルーム（約40平米）、4ベッドルーム（約45平米）の2タイプがあります。
部屋の名前でありインテリアのテーマカラーである「朱」は、日本では古代から魔除けの力を持つと信じられてきた色。神社の鳥居や本殿、祭りの衣装など、さまざまな場面で魔除けや聖域の象徴として使われてきました。
客室では、その朱色をテーマに、白や木目調を基調とした明るく落ち着いた空間が広がります。
​テレビは、2ベッドルームではNetflix・YouTubeに対応、4ベッドルームではYouTubeのみ視聴可能です。

ベッド奥の壁紙には、朱色の和紙が使われています。描かれているのは、菊の花をモチーフとした日本の伝統的な紋様。菊は、邪気を払う・長寿をもたらすとされる縁起の良い花で、古くから幸運や繁栄などの願いを込めた「吉祥紋様」として親しまれてきました。

キッチンは木目調で、明るいデザインが特徴。なお、部屋の設備は「滄」タイプと共通です。
IHクッキングヒーターを備えた調理スペースには、冷蔵庫、電子レンジ、電気ケトルが揃っています。さらに、包丁、まな板、フライパン、鍋、ボウルなどの調理器具に加え、基本的な調味料、お皿、グラス、カトラリー類も完備。快適に料理ができる設備が整っています。

バスルームは、湯船・シャワー・洗い場がある個室タイプ。シャンプー・コンディショナー・ボディーソープなどのバスアメニティも備えつけられています。

洗面所には洗濯機があり、洗剤や洗濯ハンガーも揃っています。歯ブラシやヘアブラシなどのアメニティやタオル類は、泊数分ずつ用意されています。パジャマはワンピースタイプです。

「滄（あお）」タイプの客室は、広く穏やかな海をイメージしたデザイン。すべての部屋が45平米以上あり、3パターンのレイアウトがあります。中でもハンギングチェアのある部屋（3室のみ）はとくに人気です。
「滄」という漢字は、広く静かな海の青さを意味するもの。その名の通り、リラックスした時間を過ごせる客室です。

ベッドの奥の壁紙には、水の流れをイメージした曲線模様の和紙が使われています。
穏やかな波が繰り返されるこのデザインは、日本の伝統柄「青海波（せいがいは）」にも見られる表現。青海波は、「永遠に続く平和や幸せ」の願いが込められている縁起の良い紋様です。

キッチンは穏やかなグレー調の空間。広さや設備は「朱」と共通です。

バスルーム・洗面台の設備も「朱」と共通。広さもほぼ同じです。（部屋のレイアウトによって若干異なる場合があります）

「煌（きらめき）」と「耀（かがやき）」は、それぞれ水が放つ繊細な光をイメージしたスイートルーム。間取りはどちらも同じで、広さは90平米。広々とした空間でゆったりと滞在できます。
2つの部屋の違いは、インテリアのテーマカラーです。煌は落ち着いた光沢のある黒やグレー、耀は柔らかなイメージの白やシルバー。どちらの客室も、華やかさの中に日本らしい繊細な光の表現が感じられます。

「朱」「滄」と比べて、設備は全体的にアップグレードされています。キッチンはアイランドキッチン仕様、ベッドはダブルベッドが4台、バスルームにはテレビを見ながら入浴できるジャグジーが備わっています。
パジャマは上下セパレートタイプで、バスローブも用意されています。
テレビはNetflix・YouTubeに対応しています。

キッチンには、オーブン機能付きの電子レンジのほか、炊飯器・トースター・コーヒーメーカーが備え付けられています。本格的な料理を楽しみたいときや、部屋で軽くパーティをしたいときにも便利です。

「煌」と「耀」の客室のテラスからは、京都の伝統行事「時代祭」の名物「市内行列」を楽しめます。
時代祭は京都三大祭のひとつで、毎年10月22日（雨天順延）に平安神宮で行われます。なかでも見どころとなるのが市内行列。平安時代から明治時代までの各時代の衣装をまとった約2,000人が、京都市中を練り歩く壮大なパレードです。有料観覧席が設置されるほどの人気イベントを、テラスからゆったりと眺められるのは、HOTEL MASTAY 神宮道のスイートルームならではの魅力です。

客室では、希望に応じて無料のデコレーションサービスを提供しています。具体的な内容はホテルのセレクトとなりますが、たとえばタオルで作った白鳥のアートや花びら、バルーンなどが飾られることがあります。
誕生日や記念日など、特別な日の滞在にもおすすめですよ。

記念日の滞在におすすめなのが、提携サロン「リラクゼーションサロンやさしい部屋atte（アッテ）」による、オイルトリートメントやもみほぐしなどのボディケア。宿泊者限定メニューが用意されており、客室で施術が受けられます。
施術はフロントで予約可能で、女性または女性と男性のペアのみ受付けています。

HOTEL MASTAY 神宮道は、自由度の高い滞在ができるのが魅力のアパートメントホテル。スタッフによる過度な干渉はなく、自宅のようにリラックスして過ごせます。
一方で、希望すれば丁寧なサービスを依頼できるのも嬉しい特徴。たとえば、近隣のおすすめスポットの案内や、イベント・アクティビティの予約代行など、アパートメントホテルでは珍しいサービスにも対応してもらえます。
また、荷物の発送・受け取り・預かりも可能。チェックインの前日からは無料で、それ以前は1日500円で荷物を預けることができます。また、チェックアウト後もp.m.10:00まで無料で預かり可能です。

HOTEL MASTAY 神宮道のある東山エリアは、伝統ある観光スポットがたくさん。歩いていけるおすすめ観光スポットをご紹介します。

HOTEL MASTAY 神宮道は、日本の美意識を感じながら、自分らしく滞在できるアパートメントホテル。スタッフによる過度な干渉はなく、必要なときには丁寧なサービスが受けられる、心地よい距離感が大きな魅力です。また、京都観光に便利な立地や、長期滞在のしやすい設備も高く評価されており、海外から毎年訪れるリピーターもいるのだそう。

ぜひHOTEL MASTAY 神宮道で、暮らすように過ごす京都滞在を楽しんでくださいね。

※この情報は2025年4月の記事執筆時のものです。最新の情報は公式サイト等をご確認ください。