HOME 関西 京都 嵐山・太秦 まさかの光景に…外国人観光客が「京都」でビックリした5つのこと
まさかの光景に…外国人観光客が「京都」でビックリした5つのこと

まさかの光景に…外国人観光客が「京都」でビックリした5つのこと

更新日: 2023/08/25

日本を代表する観光地のひとつ、京都。神社仏閣や風情豊かな街並みなど見どころが多数あり、日々多くの外国人が訪れています。ただ、実際に訪れてみると「思っていたのと違った…!」「想像以上に感動した!」と思うことはあるはず。今回は実際に訪れた外国人が感じた「京都で衝撃を受けたこと」についてご紹介していきます。

※以下はインタビューに応じてくださった方の個人的な意見です。
※写真はイメージです。

TOP画像:Kristi Blokhin / Shutterstock.com

1.有名な観光地は外国人ばかりだった

Kekyalyaynen / Shutterstock.com
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日本の中でも特に和風の情緒溢れる京都。竹林や昔ながらの石畳、路地裏までびっしり並んだ小さなお店など、自国ではなかなか体験できない雰囲気を味わえます。中国人女性もそんな京都での特別な体験を楽しみに訪れたひとりでした。

ワクワクしながら京都・嵐山に着いた中国人女性は、電車を降りてしばらく歩いていたときに、あることに気付きました。「周りにいる人がみんな日本人ではなかったんです」。

有名な観光地だからこそ、外国人観光客は多いもの。街並みは日本的で素敵だったのですが、そこにいる人たちから聞こえてくる言葉は、慣れ親しんだ言語が多かったのだとか。

「仕方のないことではありますが、異国感たっぷりというわけではなかったですね。でも、一緒に訪れた友人は『知ってる言語が溢れてて安心する』って言ってたし、感じ方は人それぞれかもしれません」。

日本人の筆者としては、多くの外国人観光客が京都に訪れてくれるのはうれしい限りですが…! もし外国人があまりいない場所を探しているのなら、美しい景色が堪能できて、かつ人も少なめな、京都の北部がおすすめです。

2.路線バスを乗りこなすのが難しい

2.路線バスを乗りこなすのが難しい

京都の主な公共交通機関は、JR、阪急、京阪、地下鉄、そして路線バスです。さまざまな観光地へはそれらを駆使して行く必要がありますが、乗り換え方法がわかりやすい電車や地下鉄の駅が、主要な神社仏閣等から離れている場合も。その場合は路線バスを使う必要があります。

どの都市でもそうですが、路線バスはとても複雑。京都もやはり難しく、慣れるまでは乗り間違えてしまうこともしばしばです。中国人女性は「何度も何度も乗り間違ってしまって、本来なら15分ほどで着くところ、2時間近くかかってしまいました…。帰りは路線バスを諦めてタクシーを選択しました」とのこと。

とくに間違えやすいのは、JR京都駅前から嵐山方面へ行く京都バス「73号」系統。このバスの隣に同じく「73号」系統のバスが発着するのですが、こちらは市バスとなり、主に地元住民が使う路線となります。JR京都駅前から嵐山方面行きのバスに乗る際には行先を確かめるなど注意が必要ですね。

3.外食時の価格が高いと感じた

3.外食時の価格が高いと感じた

安くておいしい食べ物が溢れている日本ですが、京都での外食はその前提から少し外れるようです。

タイ人女性は、京都の中心地・祇園で街歩きや神社仏閣を巡るなど存分に観光を楽しんだ後、近くでランチを食べることにしました。日本で食べるランチは1,000円以下でもお腹いっぱい食べられると認識しており、同程度の価格帯でランチを探すことにしました。けれど…。

「何軒かメニューを見せてもらったのですが、和食のお店でボリューム満点かつ1,000円以下のランチを探すことはできませんでした」。

たしかに京都・祇園は人気の観光地ということもあって、価格帯は少し高めに設定されているかも。とくに刺身天ぷらなどを提供する和食店に絞れば、1,000円以下で探すのはより一層困難かもしれません。ただ安く食べられるお店も確かにあり、チェーンの牛丼屋やラーメン屋などで、リーズナブルに済ませることも可能ですので、安心して観光に訪れてほしいものです。

4.道がキレイすぎる!そしてみんなマナーがいい!

4.道がキレイすぎる!そしてみんなマナーがいい!

京都は大きな道はもちろん小さな路地も風情があり、歩いているだけでも楽しいものです。京都の路地を歩いていたインドネシア人男性は、ふとあることに気付きました。

「大きな道も小さな道も、どこを見てもゴミひとつ落ちてないんです。どこもキレイに掃除されていて感心しましたね。それに、人気のお店に行列ができていたらきちんと並んで待っていたり、大きな声で話す人があまりいなかったりと、どの人もマナーがよくて驚きました。逆に外国人が京都に来るときにはマナーに配慮しないといけないなって思いました」。

京都は街の風情を守るために「京都府景観条例」が定められており、景観を乱すような大きな建物を建ててはいけなかったり、店舗の外観も京都らしい色合いが推奨されていたりと、さまざまな規定があります。京都の人もそのことを十分理解しているので、自然と「京都らしく、キレイに保とう」という意識が働いているのかもしれません。

5.真夏の暑さが強烈だった!

5.真夏の暑さが強烈だった!

日本の真夏は湿度がかなり高く、じっとしていたら汗がダラダラと出て不快感を抱いてしまうもの。日本全国総じて8月は気温も湿度も高くなるのですが、とりわけ京都は盆地地形であることから、かなり湿度が高くなり、日本人ですらまいってしまうほどです。

タイ人女性はそんな真夏の京都を訪れた際、驚異的な暑さと湿度を体感。「暑さには慣れていましたが、京都の真夏の不快感に比べたら、タイはそれほどでもないかも(笑)」とのこと。

神社仏閣散策などで歩く機会も多い京都。真夏に訪れた際には脱水症状に陥らないように、くれぐれも水分補給をたっぷり行って安全に観光を楽しんでほしいです。

カルチャーショックも楽しみながら観光を満喫して

京都は日本の中でも伝統的な背景を持つ場所ゆえ独自の文化が形成されており、外国人にとってはカルチャーショックを受けることも多いかも…!? とはいえ外国人観光客は毎日たくさん訪れているので、インバウンド対策はばっちり取られています。主要な観光地にはほとんど英語・中国語・韓国語の併記がなされ、観光する際にもわかりやすいです。

インドネシア人男性も「外国人観光客は、京都を旅する際にちょっとだけマナーに気を配ってほしいですね」とコメントしていますので、道を独占しない、路地に座りこまないなどは意識し、カルチャーショックを楽しみつつ、存分に観光してほしいですね!

Text by:株式会社ウエストプラン

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