5月から6月の北海道は、春旅にいちばんおすすめしたい季節。
札幌ではライラックが咲き、郊外に足をのばせば芝桜やチューリップ、新緑の景色も楽しめます。気温も比較的過ごしやすく、家族旅行やシニア同行の旅にもぴったりです。
ただし、この時期の北海道旅行で意外に負担になりやすいのが移動です。レンタカーは時期によって在庫不足になりやすく、右ハンドル・左側通行に不安を感じる人も少なくありません。さらに、雪解け後の路面は場所によって走りにくく、慣れない土地ではそれだけで疲れやすくなります。
そこでおすすめなのが、貸切チャーター車(包車)という選択肢。移動の不安を減らしながら限られた旅行時間をしっかり観光に使えるので、快適な時間を手にいれる「最高の投資」になりやすいのが魅力です。
この記事では、北海道在住のトラベルライターの私が、実際に体験した北海道旅行のアクセスの落とし穴や、チャーター車を利用した旅行プランで得られるメリット、チャーター車で行く札幌発の日帰りおすすめモデルコースなどを紹介します。
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チャーター車でゆったり巡る!北海道の春旅の魅力とは?

5月・6月の北海道は、海外からの家族旅行にもぴったりの季節です。札幌市内ではライラックが咲き、街歩きだけでも初夏らしい景色を楽しめます。少し足をのばせば、芝ざくらやチューリップが見頃を迎え、山あいではやわらかな新緑が広がります。
気温はおおむね15〜22度前後で、真夏のような暑さになりにくく、屋外観光でも過ごしやすい時期です。
風が心地よく、湿気も比較的少ないため、長時間の移動や散策でも疲れにくいのが魅力。日本の本州でみられる梅雨がなく、観光しやすいのも春の北海道が選ばれる理由のひとつでしょう。
晴れた日の湖や山の景色はとても美しく、写真が撮りやすい季節でもあります。
景色を楽しみながら、温泉やグルメもあわせて満喫しやすいため、台湾・香港をはじめとする海外旅行者からも根強い人気があります。
海外旅行客が感じやすい3つの不安

一方で、人気の観光地や自然スポットは札幌から距離がある場所も多く、旅行シーズンは交通手段の確保や移動計画が難しくなりやすいのも実情です。
北海道に住むトラベルライターの立場で、もし海外から来る友人に5月の北海道旅行について相談されたら、私なら移動手段を真っ先に考えるようにアドバイスします!
なぜなら、とくに家族旅行や親を連れて行く旅では、観光地そのもの以上に移動の負担が満足度を左右しやすいからです。
私が実際に感じた、旅行中に負担を感じやすい代表的なポイントは、次の3つです。
「バスが満席?」予約難と混雑への不安

札幌から定山渓方面に向かう人気シャトルバス「かっぱライナー号」などは予約制で、人気の旅行シーズンだと数週間前から満席になることも。2025年12月に増便で1日8往復となりアクセスが便利になったものの、人数が多い家族旅行では依然として希望の便を取りにくいため、予定どおりに動けない場面を多く見てきました。
実際に友人の家族旅行の予約を手伝ったときも、当日に窓口で定山渓行きの便がすでに満席だと分かり、札幌駅で立ち尽くしてしまったことがあります。
ベビーカーや大きなスーツケースを持っての移動は、待ち時間や乗り換えそのものが負担になりやすく、移動だけでも疲れてしまうもの。
また、公共交通は便利な一方で、時刻表に合わせて動く必要があります。北海道のように観光地同士の距離があるエリアでは、1本逃すだけで滞在時間が大きく変わることもあり、天候や体調に合わせて柔軟に予定を調整しにくい点がデメリットです。
- 「かっぱライナー号」は、2026年4月1日改正の現行ダイヤでは予約受付が乗車日の1ヵ月前から前日17:00まで可能。日程が決まったらなるべく早めに確保するのがおすすめです。
「車がない&運転が怖い」レンタカーの壁

5月の北海道は、日本の大型連休(ゴールデンウィーク)の影響でレンタカー需要が一気に高まり、その流れが6月ごろまで続くことがあります。時期によっては、希望の車種が取れない、空港で受け取りまで時間がかかるといったケースもあり、家族旅行では人数や荷物量に合う車を確保しにくいこともあります。
さらに、日本は右ハンドル・左側通行のため、海外からの旅行者にとっては運転そのものが大きな負担になりやすいです。北海道は道幅が広く走りやすい反面、速度が出やすく、慣れない土地では緊張が続きやすい面もあります。
加えて、雪解け後は路面に凹凸が残っている場所もあり、長時間の運転では想像以上に疲れやすくなります。
北海道に長く住んでいる私でさえ、雪解け時期の道ではハンドルを取られそうになってヒヤッとしたことがあり、慣れていない旅行者ならなおさら負担を感じるでしょう。
「増えた大荷物、どう運ぶ?」移動の苦労

狸小路や札幌駅周辺でのショッピングは楽しい反面、買い物袋が増えるほど移動が現実的ではなくなります。爆買い後に電車やバスで郊外へ移動するのは、想像以上に体力を消耗します。
札幌駅周辺は駅ビルや商業施設が充実していて、旅行中の買い物を一度に済ませやすい人気エリア。少し足をのばせば、アーケードが続く狸小路商店街もあり、おみやげ店やドラッグストアをまとめて回りやすいのも魅力です。
一方で、買い物が増えるほど、その後の移動は一気に大変になります。家族旅行では人数が多いほど荷物が増えやすく、電車やバスで郊外へ向かうだけでも一苦労。乗り換えや待ち時間が大きな負担になります。
実際に札幌市内で買い物を済ませてから温泉地へ向かう行程では、観光前に疲れてしまい、予定をキャンセルしたという声もよく聞きます。とくに親連れの旅では、誰かに荷物の負担が偏りやすいため、移動のしやすさを一番に考えておくことが大切です。
チャーター車なら「時間効率」と「安心」を買える

長年北海道の旅に携わってきた私が実感しているのは、「観光地そのもの」よりも「移動が楽だったかどうか」で、旅の満足度が大きく変わるということ。
そこで、北海道在住の立場からおすすめしたいのが、貸切チャーター車(包車)という選択肢です。
チャーター車は高いイメージを持たれがちですが、実際には10時間利用で約6〜12万円ほどが目安で、6名で利用すれば1人あたり約1.3万円前後になります。車種・人数・時期・追加料金の有無によっても金額は変わりますが、時間や体力の消耗を抑えられることまで含めて考えると、十分にコスパのよい価格帯になります。
チャーター車ならホテルからそのまま出発でき、荷物も積んだまま移動できるのがうれしいところ!買い物のあとも荷物を持って移動し続ける必要がなく、子どもが車内で寝てしまっても起こさずに次の場所へ向かえるのは、家族旅行ではかなり助かるポイントです。
そのほか、チャーター車ならではのメリットは次のような点です。
・直行しやすく、乗り換えや待ち時間の負担を減らせる
・家族の体調や天候に合わせて、予定を調整しやすい
・荷物が増えても移動しやすく、観光に集中しやすい
・親連れの旅行でも、立ち時間や徒歩移動を減らしやすい
時間効率のよさと安心感の両方を確保しやすいため、5〜6月の道央エリアを家族で無理なく回りたい旅行には、個人的にもかなり相性のよい移動手段だと思っています。
【比較表】移動手段別のメリット・デメリット
北海道旅行で代表的な移動手段として、貸切チャーター車(包車)、路線・シャトルバス、レンタカーの3つを比較してみました。
どれが正解というより、人数や旅行スタイルによって向き不向きがはっきり分かれるので、最初に全体像をざっくりチェックしておくのがおすすめです。
| 項目 | 貸切チャーター車 | 路線・シャトルバス | レンタカー |
|---|---|---|---|
| 自由度 | 〇 柔軟に変更可能 | △ 時刻表が固定 | ◎ 自由に行程を組める |
| 予約の確実性 | ◎ 事前確保しやすい | △ 人気路線は満席 | △ 繁忙期は不足しやすい |
| 荷物対応 | ◎ トランクを使用可能 | △ 持ち込み制限あり | ◎ トランクを使用可能 |
| 体力負担 | ◎ 最小 | × 待ち時間が多い | △ 運転手に負担が集中 |
| 言語ストレス | ◎ 翻訳アプリ併用可 | △ 乗り場の確認が必要 | × 運転ルール理解が必要 |
| 総合満足度 | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ |
3つの中で、チャーター車は料金だけを見るといちばん高く見えます。
ただし、家族旅行や親連れの旅では、移動にかかる時間・体力・荷物の負担まで含めて考えると、結果的に満足度が上がりやすく、コスパのよい選択肢になります。
私個人の感覚では、路線バスやシャトルバス、レンタカーは、予算は抑えやすいものの、北海道旅行に何度も来ていて慣れている人向き。日本の交通ルールや乗り換えを熟知していて、1人旅や少人数で動く場合には相性のいい場面もあります。
一方で、初めての北海道を訪れる方や家族連れの旅行では、アクセスや旅程管理の負担が想像以上に大きいので、料金だけで決めるより、安心して移動できるかどうかを重視して選ぶのがおすすめです。
貸切チャーターを予約する場合の簡単なガイド
貸切チャーター車を予約する場合は、OTA(オンライン旅行予約サイト)を使うのが手軽です。
北海道のチャータープランは、出発地・対応エリア・利用時間・車種などで内容がかなり変わるため、複数のプランを比較しながら選べるサイトを使うと失敗しにくくなります。
とくに利用者が多く、比較しやすいのが「Klook」と「KKday」。どちらも日本語・繁体字で情報を確認しやすく、料金や利用条件が見やすいので、初めて北海道でチャーター車を使う人でも検討しやすいのがメリットです。
まずはこの2つを見比べて、旅程に合うプランを探すのがおすすめです。
Klook|チャーター車が多くプラン比較もしやすい
Klookは、北海道のチャータープラン数が比較的多く、車両情報・利用時間・料金などの基本情報を確認しやすいのが強みです。はじめて予約する人にとっては、どこまで含まれるプランなのかを事前に把握しやすく、比較検討がしやすいのは大きな安心材料になるでしょう。
旅行中のトラブル時にサポートを受けやすい点も、海外旅行では心強いポイントです。
札幌発で定山渓・小樽・洞爺湖などを回るプランのほか、富良野やニセコ方面まで対応した商品も豊富。まずは候補を広めに見たい人に向いています。
KKday|体験付き・周遊型のプランも探しやすい
KKdayは、チャーター移動そのものに加えて、観光や食事などを組み合わせて検討しやすいのが魅力です。台湾ユーザーの利用も多く、繁体字で比較しやすい点も人気の理由。北海道旅行に慣れていない方でも、行き先のイメージをつかみながらプランを選びやすいのは使いやすいですね。
また、札幌市内・近郊を中心にした10時間前後のチャータープランなど、家族旅行でも使いやすい商品が探しやすいのもポイントです。
移動だけでなく、旅の体験全体を意識して選びたい人は、KlookとあわせてKKdayも見比べておくと選択肢が広がります。
予約前にチェックすべきポイントは?
チャーター車の予約は難しそうに感じますが、北海道の家族旅行でよくあるケースに絞れば、見るべきポイントはそこまで多くありません。
北海道のトラベルライター視点でアドバイスするなら、とくに「人数」と「荷物量」は車種選びを左右する重要な要素なので、最初に決めておくのがおすすめです。
車種選び(アルファード or ハイエース)
北海道のチャーター車でよく使われる車種は、大きく分けてアルファード系ミニバンとハイエース系ワゴンの2タイプです。人数だけでなく「荷物量」によって快適さが大きく変わるため、次の目安を参考に選ぶと失敗しにくくなります。
| 車種 | 推奨人数 | 荷物の目安 | 特徴 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| アルファード (高級ミニバン) |
2〜4名 | スーツケース2〜3個 | 乗り心地がよく、車内も静か。カップルや少人数の家族旅行に人気。 | 4名以上で最後列まで使うと、荷物スペースがほぼなくなることが多い |
| ハイエース (大型ワゴン) |
5〜9名 | スーツケース4〜8個 | 車内が広く荷物スペースも十分。家族旅行や三世代旅行に向いている | ミニバンより車高が高く、乗り降りが少し大変 |
とくに家族旅行では、人数だけで車種を決めると荷物が載りきらないケースが意外と多いので注意が必要です。
たとえば、アルファードは一見大きく見えますが、4名以上で最後列まで使用すると、スーツケースを置くスペースがかなり限られてしまいます。
そのため、大きめのスーツケースが複数ある場合や、5名以上の家族旅行、三世代旅行といった場合は、最初からハイエース系を選ぶほうが安心できます。逆に、2〜3名の旅行で快適さを重視するなら、アルファードのゆったりしたシートはとても快適ですよ。
失敗しない予約のコツ
車種選び以外では、次の4つのポイントを押さえることで、予約時の失敗は格段に減らせます。
- 人数と荷物のバランス
- スーツケースの個数・サイズまで確認しておくのが大事です。人数に余裕があっても、荷物が載りきらないケースがあります。
- チャイルドシート
- 小さなお子さんがいる場合は、予約時の事前申請が基本です。年齢・人数の申告が必要なことが多く、シート追加で座席数や荷物容量に影響する場合もあります。
- 言語対応
- 日本語ドライバーでも、予約時に行き先を整理しておけば問題ないことが多いです。翻訳アプリ併用を前提にしておくと、初めてでもかなり安心して使えます。
- 料金の見方
- 10時間チャーターは、目安として約6〜12万円前後のプランが多め。一見高く見えても、人数割+移動負担の少なさまで含めて考えると納得しやすい金額です。
また、予約時は料金だけでなく、利用条件の細かい違いも確認しておきましょう。
プランによっては10時間利用でも走行距離の上限があるケースや、時間超過料金が別途かかることもあります。
チャイルドシートが追加料金制になっている場合や、1台を1名分の座席として数える場合もあるため、家族旅行では人数と荷物のバランスを見ながら確認しておくと安心です。
【札幌発】定山渓&洞爺湖をチャーター車で1日観光|19時帰着のモデルコース
今回紹介するルートは、温泉×山の景色×湖の風景という北海道らしさを1日に詰め込んだ王道コース。滞在時間も含めて約9.5〜10時間を想定しているので、初めての北海道でも現実的に回りやすいプランです。
ただし、このモデルコースは数ある人気ルートのひとつ。チャーター車の一番の魅力は、当日の状況や家族の体調に合わせて、柔軟に予定を調整できることです。
たとえば、「定山渓が気に入ったからもう少し散策したい」「移動に疲れたから途中の立ち寄りを減らして温泉でゆっくりしたい」、そんなちょっとしたわがままをその場で反映できるのが、チャーター旅行の大きなメリットです。
北海道は観光地同士の距離が長いため、予定を詰め込みすぎると移動だけで疲れてしまうこともあります。無理なく移動して、気に入った場所を見つけたらゆっくり過ごす。そんな自由な調整ができると、家族旅行はぐっと快適になります。
ここからは、初めて北海道を訪れる方でも回りやすい「定山渓→真狩→洞爺湖」の王道ルートを紹介します。実際の旅ではその日の気分や天候に合わせて、自由に観光を楽しんでみてください。
8:30 札幌市内ホテル出発
朝は少し余裕を持って出発します。
荷物は車に積んだままでOK。移動のたびにスーツケースを持って動かなくていいだけで、旅行中の体力をかなり温存できるのがうれしいところ。
親連れや子ども連れなら、ここだけでもチャーター車の価値を実感しやすいはずです。
9:30〜10:30 定山渓温泉エリア散策(滞在約60分)

札幌から車で約1時間。定山渓は渓谷沿いに温泉街が広がり、5〜6月は新緑がいちばん気持ちいい時期です。午前中は比較的静かで、渓谷の空気も澄んでいるので、最初の立ち寄りにちょうどいい場所です。
散策の定番は二見吊橋周辺。吊橋から見下ろす渓谷の新緑はもちろん、背景に奥行きが出るので家族写真も撮りやすいスポットです。

温泉好きなら滞在時間を少し長めにとって、午前中から日帰り入浴を受け付けている施設を1つ入れてみるのもあり。
個性豊かな湯とこだわりのサウナを楽しめる休日湯(10:00〜翌9:00)や、迫力の大露天風呂で自然に包まれる豊平峡温泉(10:00〜22:30)など、日帰りでも楽しみやすい選択肢があります。
時間が限られる場合は、足湯だけでも十分に温泉気分を味わえます。とくに2024年12月20日に新しくオープンした「二見の足湯」は、豊平川を一望できる絶景が魅力。車椅子での利用も可能なので、三世代の旅行でも立ち寄りやすいスポットです。

もう少し体験寄りにしたい人は、早朝カヌーのようなアクティビティを組み込む方法もあります。
こちらは事前予約が前提なので、予定に余裕がある場合だけ検討すると安心。移動がスムーズだと、朝から焦らず動けて、こういう寄り道まで選べるのがチャーター車の良さだと感じます。
10:30 出発 → 真狩・ニセコ方面へのドライブ(約1時間40分)

ここからは、北海道らしい景色がぐっと増えてくる区間。天気がよければ、羊蹄山がくっきりと見えて、車内から「わあ」と声が上がる瞬間です。車窓に広がる牧草地や白樺の並木を眺めながら走るだけでも、北海道らしさを感じられます。
チャーター車なら寄り道が可能な点もうれしいポイントです。
おすすめ寄り道スポット:中山峠の道の駅

中山峠の途中にある「道の駅 望羊中山」で、トイレ休憩を兼ねてひと息。休憩スペースからは、天気がよければ羊蹄山が見えることもあります。
名物の「あげいも」は、外カリッと、中はホクホクで、景色を眺めながら食べるのにぴったりです。1つが大きめなので、家族ならシェアして食べるとちょうどいいですよ。
おすすめ寄り道スポット:京極の名水スポットふきだし公園

京極町の「ふきだし公園」は、羊蹄山の雪解け水が湧き出る名水スポット。森に囲まれた園内は空気がひんやりしていて、車移動の合間に立ち寄ると気分がリセットされます。春は水芭蕉が見頃になることもあり、短い散策でも季節感を感じやすい場所です。
ニセコ方面へ向かう途中に組み込みやすく、親はベンチでひと休み、子どもは湧き水に興味津々になりやすいのもこの公園らしさ。
甘味処では日本の名水100選にも選ばれたこのお水を使った「水まんじゅう」もいただけますよ。ツルルンとした喉越しのよさと優しい味わい。私のおすすめです。
もし立ち寄るなら、空のペットボトルを1本持って行くのがおすすめ。湧き水を汲んで持ち帰れます。
12:10〜13:30 ニセコ・真狩ランチ&散策(約80分)

ニセコ・真狩エリアは、羊蹄山の景色を眺めながら食事を楽しめる店が多く、ランチの満足度が上がりやすいエリアです。地元野菜を使ったカフェや、チーズ・じゃがいもなど北海道らしいメニュー、名水仕込みのそば、牧場ソフトクリームなど、選択肢も幅広いのが魅力。
チャーター車なら人気店にも寄りやすく、公共交通だと難しい立地のお店も選択肢に入れられます。
季節限定おすすめスポット

5月下旬〜6月上旬に北海道を旅するなら、ぜひ候補に入れてほしいのが、倶知安町の「三島さんの芝ざくら庭園」です。
残雪が残る羊蹄山を背景に、約4,000平方メートルの敷地いっぱいに芝ざくらが広がる、季節限定の絶景スポット。ピンクのグラデーションが波のように続いていて、写真を撮る手が止まらなくなります!
畑は三島さん個人の所有地で、周辺は住宅街です。見学時は庭園前への無理な乗り入れや路上駐車を避け、倶知安町が案内する「くとさんパーク駐車場」を利用しましょう。
移動の途中で立ち寄る場合は、現地の案内や周辺環境に配慮しながら短時間の見学を心がけると安心です。
タイミングが合えばぜひ立ち寄ってみてください。手前に芝ざくら、奥に羊蹄山の構図で撮ると、北海道の美しさが一枚で伝わる写真になります。
13:30 出発 → 14:10〜16:00 洞爺湖散策

洞爺湖に着いたら、まずは湖畔の散策から。湖と空が溶け合うような青さに加えて、有珠山や昭和新山の力強い景色が一望でき、道央らしいスケールを感じられるエリアです。
湖畔は歩きやすい場所が多く、親連れでも無理なく景色を楽しめます。
写真を撮るなら、湖の手前に家族を入れて、奥に山並みと湖面が入る構図がおすすめ。
三世代で並ぶ写真も撮りやすく、この旅の「一番残したい一枚」になりやすいスポットだと思います。少し場所を変えるだけで背景がガラッと変わるので、同じ湖畔でも何パターンか撮っておくと後から見返したときに楽しいですよ。

季節が合えば、洞爺湖を望む壮瞥公園の梅も寄り道候補になります。5月上旬ごろは梅の香りがふわっと漂い、湖と花を一緒に収めると春らしい写真が撮れます。
時間に余裕があれば、洞爺湖畔の散策とあわせて、景色の雰囲気を変えるアクセントとして組み込むのもおすすめです。
もし洞爺湖に泊まるならどこがおすすめ?

今回のモデルコースでは日帰り前提としましたが、洞爺湖の雄大さと美しさを肌で感じると、宿泊したくなるのも無理はありません。
洞爺湖の絶景を約束してくれる宿は、高台から湖を見下ろす「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」。この地域の最上級クラスのホテルです。とくにロビーから見える洞爺湖の絶景は圧巻。
JR洞爺駅から予約制シャトルバス(※前日18:00迄の予約制)を利用できるのもうれしいポイントです。
館内は落ち着いた雰囲気もあって、旅の終盤を少し特別にしたいときに向いています。朝は雲海が見えることもあり、贅沢な景色を一目見るだけでも泊まる価値があるホテルです。
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ザ・ウィンザーホテル洞爺 リゾート&スパ by IHGザ・ウィンザーホテル洞爺 リゾート&スパ by IHG- 住所 北海道 虻田郡洞爺湖町清水 地図をみる
- データ提供: Rakuten Travel
※重要:2026年4月以降の税金について
北海道では2026年4月1日から宿泊税が導入されており、とくに洞爺湖町では町独自の宿泊税も上乗せされます。また、洞爺湖温泉の温泉宿では入湯税も現地で別途支払う必要があります。予約時の表示金額に含まれていないケースが多いため、以下の表を目安に予算を組んでおきましょう。
2026年4月以降:1人1泊あたりの税額目安(大人)
| 宿泊エリア | 北海道宿泊税 | 市町村独自の宿泊税 | 入湯税 |
|---|---|---|---|
| 登別温泉 | 100〜500円 | なし | 300円 |
| 洞爺湖温泉 | 100〜500円 | 200〜1,000円 | 100円 |
16:00 出発 → 19:00頃 札幌着

洞爺湖から札幌へは、定山渓方面を経由して約2時間30分が目安です。帰り道は疲れが出やすいので、途中でトイレ休憩を挟みながら、無理のないペースで戻るのがおすすめです。
札幌に19時頃に到着できれば、19:30頃には夜ごはんも楽しめます。夜はジンギスカンやスープカレー、海鮮居酒屋など、札幌らしい定番グルメを堪能しましょう。
お腹に余裕があれば、食後にパフェを楽しむ「締めパフェ」も札幌ならではの名物です。
現地ライター推奨!混雑を避けて快適に過ごすアドバイス

道央エリアの観光は、同じスポットでも「行く時間」で快適さが大きく変わります。今回のルートも、混雑の波をできるだけ避けて回れるように組みました。
洞爺湖は15時〜16時ごろに湖面の青さがきれいに見えやすいと言われていて、写真を撮るならこの時間帯を意識すると満足度が上がります。
中山峠は午後になるほど駐車場が混みやすいので、時間に余裕を持って立ち寄るのがおすすめです。
もう1つ、細かいですが注意点もあります。北海道の観光地ではクレジットカードが使える場所が増えていますが、農家レストランや直売所では現金のみの場合もあります。
念の為に、少額の現金は手元に用意しておくと安心です。なお、ドライバーへのチップは基本的に不要です。
チャーター車は贅沢ではなく合理的な選択肢
貸切チャーター車は、単に贅沢をするためではなく、北海道旅行で起きやすい「移動の不安」と「時間のロス」を減らすための合理的な選択肢です。
北海道は観光地同士の距離が長く、公共交通は本数や満席の影響を受けやすい一方、レンタカーは繁忙期の確保や慣れない運転の負担が出やすくなります。
家族旅行や親連れの旅ほど、移動の差が満足度に直結しやすいのが現実です。
チャーター車ならホテルからそのまま出発でき、荷物を積んだまま移動できます。乗り換えや待ち時間を減らしやすく、当日の体調や混雑に合わせて行程を調整できるのも大きなメリットです。
決められたコースをこなすのではなく、自分たちのペースで旅を整え直せる。その自由さこそが、チャーター車の一番の価値なのです。
週末の旅人。平日はOL、週末は旅人として国内・国外を旅するかたわら、その経験をトラベル&グルメライターとして、10年以上活動を続けている。得意分野はグルメと地元である北海道の観光・ホテル情報。旅先での思い出の食事を家庭料理として再現するのが趣味。個人名で寄稿している「トラベルjp」では、特にホテル・グルメ記事、動画で評価を受け、TVや雑誌媒体に写真・動画などを提供。学芸員資格、教員資格保有。
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