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こんなに楽しい!札幌の中心地「大通公園&さっぽろテレビ塔」の魅力を徹底紹介

こんなに楽しい!札幌の中心地「大通公園&さっぽろテレビ塔」の魅力を徹底紹介

更新日: 2024/11/26

札幌の中心部に位置する「大通公園」は、東西に約1.5キロメートル延びるとても広い公園です。公園内で、雪まつりやイルミネーション、ビアガーデンなどのさまざまなイベントが行われたり、札幌観光の定番スポット「さっぽろテレビ塔」が隣接していたりと、年中、多くの観光客や地元民で賑わうエリアです。そんな見どころ満載の大通公園の魅力を徹底ガイド。また、さっぽろテレビ塔の魅力も紹介します。

目次
  1. 大通公園へのアクセス
  2. 大通公園の見どころ
  3. さっぽろテレビ塔の見どころ
  4. 大通公園で開かれる季節イベント

大通公園へのアクセス

大通公園は、地下鉄「大通駅」「西11丁目駅」直結です。JR札幌駅・地下鉄「さっぽろ駅」からは徒歩10分ほどで到着でき、地下道を利用することで、雨や雪の日でも濡れることなく移動可能です。

公園はとても広いので、目的のエリアに近い出口を利用すると便利です。

【大通駅】
・1丁目/27番出口
・3丁目/6番出口、8番出口(エレベーターがあります)
・4丁目/5番出口
・5丁目/2番出口
【西11丁目駅】
・10丁目/4番出口
・11丁目/1番出口

大通公園の見どころ

大通公園の見どころ

グリーンシーズンは公園を彩る華やかな花壇が人気です。花壇は、4月下旬〜10月中旬にかけて、市民ボランティアやスポンサー企業によって造られます。7月上旬〜8月下旬には、約40社の企業が参加する花壇コンクールも開かれ、各企業自慢の美しい花壇を見ることができます。

西2〜7丁目の「コンクール花壇」
西2〜7丁目の「コンクール花壇」

大通公園は5つのエリアに分かれており、それぞれのエリアごとに噴水や子供が遊べるコンビネーション遊具などさまざまな見どころがあります。

■西1・2丁目 「交流(国際交流ゾーン)」
大通公園の一番東側で、さっぽろテレビ塔があるこのエリアには、札幌市の姉妹都市・ポートランドから寄贈された「ベンソンの水飲み」という水飲み場があり、国際親善の場となっています。

■西3・4・5丁目 「オアシス(水と光のゾーン)」ト
西3丁目と西4丁目に大きな噴水があり、夏は水遊びをする子どもたちで賑わうエリアです。夜にはライトアップされ、ロマンチックな雰囲気に。噴水の通水期間は、4月下旬〜10月31日の7:00〜21:00です。

このエリアで人気なのが、大通公園名物のとうもろこし販売ワゴン「とうきびワゴン」です。北海道産のとうもろこしを使用した、焼きとうきびや、茹でとうきびなどが販売されています。春〜夏の限定販売ですので、ワゴンを見つけたらぜひ味わってみてください。

とうきびワゴン
とうきびワゴン

■西6・7・8・9丁目 「つどい(遊び・イベントゾーン)」
このエリアには、彫刻家イサム・ノグチの作品「ブラック・スライドマントラ」という滑り台や、「プレイスロープ」と呼ばれる子ども達の遊び場があります。また、6丁目には野外ステージも設置されており、さまざまなコンサートが開かれます。

ブラック・スライドマントラ
ブラック・スライドマントラ

西7丁目には、観光案内やオリジナルグッズなどの販売をしているインフォメーションセンター&オフィシャルショップがあります。常駐するスタッフが翻訳機(英語・中国語・韓国語など)で対応してくれるので、安心して観光を楽しみましょう。

インフォメーションセンター&オフィシャルショップ
インフォメーションセンター&オフィシャルショップ

■西10・11丁目 「フロンティア(歴史・文化ゾーン)」
北海道の開拓に大きく関わりのある黒田清隆とホーレス・ケプロンの像があります。また、高さ23メートルある、姉妹都市・ミュンヘンからの寄贈品「マイバウム」も印象的です。このエリアにも大きな噴水があり、6月〜9月下旬の10:00〜19:00まで稼動しています。

■西12丁目 「花(サンクガーデンゾーン)」
西12丁目は、中央にカナール(水路)がある西洋庭園で、バラを中心としたさまざまな花が咲いている華やかなエリアです。ここからは西13丁目にある石造りの外観が特徴の「札幌市資料館」も眺めることができます。札幌市資料館は、1926年に札幌控訴院(のちの札幌高等裁判所)として建てられ、現在は重要文化財に指定されています。

奥に見えるのが「札幌市資料館」です
奥に見えるのが「札幌市資料館」です

さっぽろテレビ塔の見どころ

さっぽろテレビ塔の見どころ
展望台からの景色
展望台からの景色

大通公園の東側にある「さっぽろテレビ塔」は、札幌市のランドマークとして市民に親しまれています。高さは地上144メートルあり、最上階の90.38メートルの位置にある展望台からは札幌市内を一望できます。
お土産ショップも充実しており、1階・3階・展望台フロアでショッピングをすることができます。各ショップには、オリジナルキャラクター「テレビ父さん」のグッズや北海道土産の定番お菓子、旅の記念になる個性的なグッズなど、バラエティに富んだ品が揃っています。3階にはほかにも、さっぽろテレビ塔の歴史がわかるコーナーやテレビ父さんをモチーフにしたユニークな休憩スペースがあるので、ぜひ立ち寄ってみましょう。
地下と3階にはレストランやカフェもあるので、ゆっくり食事をしながら休憩することもできます。

展望台フロアにある「怖窓(こわそ〜)」という天井から足元までの一枚ガラスの窓からは、テレビ塔の下を見下ろすことができるので、ぜひ覗いてみましょう。まるで窓から身を乗り出しているような感覚になり、名前の通りスリリングな体験ができます。

「怖窓(こわそ〜)」
「怖窓(こわそ〜)」

屋外ではさまざまなイベントが開かれます。2020年は、ロープがついたハーネスを装着して、トランポリンで高さ約7メートルまでジャンプする「テレビ塔バンジートランポリン」が開かれました。※このイベントは不定期開催です。

バンジートランポリン
バンジートランポリン

また、普段は利用できない外階段を開放するイベントも年に数回行っており、展望台とは違う角度で景色を楽しむことができます。階段は全部で453段あり、片道約10〜15分です。

外階段の様子
外階段の様子

大通公園で開かれる季節イベント

大通公園では、時期によってさまざまなイベントが開催されます。

<春>さっぽろライラックまつり
大通公園に約400本植えられている、札幌市のシンボルの木“ライラック”。そのライラックが咲く季節(例年5月中旬〜下旬頃)に行われるのが「さっぽろライラックまつり」で、大通公園のほか札幌市白石区にある川下公園が会場となります。大通公園会場では、日本伝統のお茶を屋外で楽しむ“野だて”や、地元の学生やミュージシャンによる音楽ステージなどのイベントが行われます。北海道産の食材を使った料理やワインなどが味わえるフードコーナーも人気です。

大通公園に咲くライラック
大通公園に咲くライラック
「野だて」の様子
「野だて」の様子

<夏>YOSAKOIソーラン祭り
YOSAKOIソーラン祭りは、音が鳴る「鳴子」を手に持ち、北海道の民謡「ソーラン節」のフレーズが入った曲に合わせて、チームごとにオリジナルの演舞を披露するお祭りです。毎年6月初旬に開催され、日本全国や海外から約2万8000人が参加します。カラフルな衣装やメイクを施した演者たちが披露する、一糸乱れぬ演舞は迫力満点。

例年は大通公園のほかにも、道庁赤れんが庁舎前やサッポロファクトリーなど、札幌市内のさまざまな場所で演舞が行われているので、観光と合わせて会場を巡るのもおすすめです。

「YOSAKOIソーラン祭り」に関するお問い合わせ:011-231-4351(YOSAKOIソーラン祭り組織委員会)

写真提供:YOSAKOIソーラン祭り組織委員会
写真提供:YOSAKOIソーラン祭り組織委員会

<夏>さっぽろ大通ビアガーデン
盆踊りや花火大会などが行われる「さっぽろ夏まつり」の一環として、毎年7月中旬〜8月中旬に大通公園で行われる国内最大級のビアガーデンです。会場には約13,000席が用意され、昼も夜もたくさんの人で賑わいます。各エリアに提供されるビールは異なり、市内や近郊の工場から直送される生ビールや、世界のビールなどさまざまな種類が味わえるので、飲み歩きもおすすめです。

昼も夜も多くの人がビールを楽しみます
昼も夜も多くの人がビールを楽しみます

<秋>さっぽろオータムフェスト
北海道各地のグルメが集まるビッグイベントで、9月中旬に約3週間に渡って行われます。北海道以外からもたくさんの人が訪れるほど人気のあるイベントです。各市町村自慢のご当地グルメや特産品、札幌市内の人気店、世界各国の料理など、幅広いジャンルの絶品グルメが楽しめます。どれを食べようか迷うほどたくさんのお店が並ぶので、当日はお腹を空かせて行くことをおすすめします。

<冬>さっぽろホワイトイルミネーション
11月中旬〜3月中旬に、札幌駅〜大通公園周辺で行われるイルミネーションです。大通公園は、11月中旬から12月25日までと期間は他の会場より短めですが、クリスマスにちなんだオブジェなど、さまざまなイルミネーションを見ることができます。1丁目〜6丁目まで、エリアごとに異なるテーマのイルミネーションが見られるので、暖かい服装で散策しながら楽しみましょう。

<冬>さっぽろ雪まつり
国内外から人気の高い札幌の冬のイベント「さっぽろ雪まつり」は、例年は2月初旬に開催され、札幌市内の3会場にさまざまな雪像や氷像が展示されます。大通公園では、1丁目〜12丁目にかけて、個性豊かな市民雪像の展示や世界各国の人々が雪像の製作を行う「国際雪像コンクール」などが行われます。また、スキーやスノーボードのジャンプ台が設置され、パフォーマンスを競う大会が開かれたり、巨大な雪像に映像を映し出す、大迫力のプロジェクションマッピングが行われたりと、エキサイティングな催しも人気です。

「さっぽろライラックまつり」「さっぽろ大通ビアガーデン」「さっぽろオータムフェスト」「さっぽろホワイトイルミネーション」「さっぽろ雪まつり」に関するお問い合わせ:011-281-6400(一般社団法人 札幌観光協会)

Text by:みんなのことば舎

※本記事の情報は2021年1月掲出の内容を2024年11月に更新したものです。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。

Written by:
株式会社みんなのことば舎
株式会社みんなのことば舎

札幌の地元タウン誌の編集に長年携わった編集者が設立。設立以降、20年以上にわたり、札幌を中心に北海道全域での取材・記事執筆を行い、観光ガイドや情報誌、北海道の景色を収めた写真集など多様な本も制作。スタッフは全員女性で、旅好き、スイーツ好き、お酒好きと趣向は様々。飲食店紹介からイベントレポート、レジャー体験記まで、発信の守備範囲は広い。

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